日頃より立教大学陸上競技部男子駅伝チームを応援していただき、誠にありがとうございます。こちらのページでは皆様に直接選手の声をお伝えするための”選手ブログ"を更新させていただきます。”選手ブログ”は毎週月曜日の更新を予定しております。
2023/09/25
今回は、富田翔選手(現代心理・3年)のブログです。日々の練習に貪欲に取り組む反面、晴れやかな笑顔が印象的な選手です。夏の練習を経た富田選手の走りに注目です。
こんにちは。3年の富田翔です。
3年連続3度目のブログ更新ができて大変嬉しく思います。昨年半世紀ぶりの箱根駅伝出場という快挙で世間を揺るがし、今夏慶應義塾による1世紀ぶりの甲子園優勝という更なる快挙があり、激動の歴史の中でスポーツができる喜びを実感しています。今年は不帯同の北海道選抜合宿でのレクリエーションであるゴルフ大会。来年は選抜合宿に選ばれると共に、ゴルフ大会1年振り3度目の優勝という歴史的快挙を成し遂げたいと思っています。
さて、一昨年は「コミュニケーション」、昨年は「人間関係」をテーマにしました。
今年は「ターニングポイント」について綴っていきます。
先日のミーティングで人生は選択の連続というお話がありました。そのお話を聴いて自分の人生も大きな選択がいくつもあり、その選択が人生のターニングポイントとなり、今があると考えています。それらが悔いのない選択であったかどうか、そうであったものもあれば今後の生き方によって悔いのない選択だったと思える日が来ることもあるでしょう。一つ一つの自分の選択が間違ってなかった・あの時こうしてよかったと胸張って言えるように今後も一生懸命生きていきたい所存であります。
ここからは私のターニングポイントを少し紹介しつつ、自分の人生観を少しお見せしようと思います。まず初めに、最初の大きなターニングポイントは小学生の頃です。当時少年野球をしていました。軟式野球から硬式野球に転向する際に二つのチームで迷いました。どちらも友達が一人ずついて迷いました。結果的に所属したチームは環境と怪我で辞めてしまい、中学から陸上を始めましたが、もう一方のチームにいた友達とは現在も年2回ほどのペースで会う仲で、そちらのチームを選んでいたらきっと未だに野球をしていたと思います。しかし、これらを経て現在陸上をし、出会うべくして出会った仲間がいて、その仲間と出会えてなかったと思うと陸上をしていてよかったと思う時もあります。また、野球ではできなかった努力が、陸上では中々結果には結ばれなくとも継続してここまで頑張れているという点で、陸上という自分に向き合う競技を選んでよかったと感じています。
次なるポイントは高校選択でしょうか。ここでは二択ではなく、いくつか選択肢がある中で非常に難しい判断でした。結果的に監督の人柄や現在の仲間でもある茅野らと共に久我山進学を決めました。席替えも三年間ない男子だけのクラスで、淡々と勉学と部活をこなす生活でキラキラした楽しみは特になく、ただただ都大路を目指すものでした。故障で陸上を辞めようか迷う時期がありながらも三年次には副キャプテンに就任したことで、人間性や一人のアスリートとしての部分を成長させてくれたのも陸上であり、久我山を選んだからこそだと今では思います。
一つの選択でその後に人生が大きく変わっていきます。その選択を後悔するものにするのか、成長・成功のもとにするのかはその後の行動や考え方で変えていくことができることをこれまでの人生で学ぶことができたのは非常に大きいです。大学進学含め、この三年間でも数多くの選択や局面、悩むことがあり、それらすべてはやるまで結果はわかりません。自身の決断や信頼できる人の助言を信じても結果はわかりません。大学4年間での自分の選んだ道を後悔なく胸を張れるものにするために、残りの1.5年間を大切に過ごしていきます。
最後になりますが、このブログが掲載される日の9月25日が足利義満のお誕生日ということで、ここで祝わせていただきます。また彼のように、金閣寺のような黄金たる実績や勘合貿易のように交流や人との繋がりを大切にしていこうと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございます。今後とも立教大学駅伝部へのご支援、よろしくお願い致します。
次回は服部凱杏選手(経営・4年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/09/18
今回は、山口史朗選手(コミュニティ福祉・3年)のブログです。去年は全日本大学駅伝予選会出場や第99回箱根駅伝本選のエントリーメンバーにも選ばれ、着実に実力を伸ばしている選手です。入学当初からの目標である箱根駅伝出走に向け、ひたむきに練習に取り組んでいる様子が印象的です。3年目となる山口選手はどんな走りを見せてくれるのでしょうか。是非ご注目ください。
こんにちは。コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科3年の山口史朗です。私は今、北海道の弟子屈町で合宿をしています。北海道はやっぱりいい意味で何もなく、空気が澄んでいてランニングに集中できます。さすがは都道府県魅力度ランキング1位です。いつかは旅行で来てみたいですね。
さて、今回、ブログを書くのは3回目となります。前回と同じく、合宿中に書かなければならないため、モチベーションが上がらずに苦しんでいます。ダラダラとした文章になってしまっていると思いますが、大目に見てください。今回は最近起きた奇跡の話をしようと思います。
先月、UFOキャッチャーをやりました。私はおそらく中学生ぶりの経験だったので、取れるか取れないかのギリギリの緊張感が新鮮で非常に楽しかったです。しかし、一緒に来ていた同期のD君は違いました。サングラスをかけたピカチュウのぬいぐるみに手こずり、怒りをあらわにしていました。一度やると決めたら引かない頑固なD君は、所持金をすべて使い切りましたがゲットできませんでした。(金額の詳細はリアルすぎて、D君が親御さんに怒られてしまいそうなので伏せておきます。)結局、私だけがフィギュアをゲットしたので、気まずいまま帰り、安い味噌ラーメンをすすりました。
皆さんもD君のようにUFOキャッチャーにお金を吸い取られた経験はあると思います。期待させといて落としてくるのって、なんかムカつきますよね。それでも、無意識にお金をついつい入れてしまう。怖いですね。そんなUFOキャッチャーは「確率機」とも言われており、ある一定の金額を入れると、アームの強さが増し、ゲットしやすくなります。一般的に3000円前後で取れるように設定されているそうです。今回のD君の結果の要因として、お店の設定が厳しかったのか、D君の技量がなかったのか、真相は誰にもわかりませんが、かなりの低確率を引いたことは間違いないでしょう。
そんな不運だったD君に奇跡が訪れます。私たちが今いる弟子屈町のドラッグストアで一番くじを引き、最高賞であるA賞を一発で引き当てたのです。しかも、そのA賞はピカチュウのぬいぐるみだったのです。D君は数週間前の絶望から一変し、満面の笑みを浮かべ喜んでいました。過去の事象にとらわれることなく、一歩を踏み出したD君だからこそ、ピカチュウはD君の元にやってきたのです。私はD君から、「試行回数を増やすこと、つまりチャレンジすること」の大切さを改めて学びました。
D君のように悪いこともあれば、良いこともあるのが人生です。確率はあくまでも予測値なので、数回程度では確率に反して下振れることはよくあります。しかし、試行回数を何百回、何千回と増やしていくことで確率は収束していきます。陸上競技においても、ただ何となくいつも通りの練習をしているだけでは、タイムが上振れることは滅多にありません。上振れたとしても続きません。挑戦、失敗を繰り返し、試行回数を増やすことで、上振れる確率が上がります。そして奇跡は必然となるのです。
最後になりますが、私たちが今、夢であった箱根駅伝を現実にし、陸上競技に打ち込めているのも、様々な確率を乗り越えた奇跡だと思います。そんな奇跡である1日1日を噛み締め、個人としてもチームとしても良い結果が出せるよう精一杯励んでいきます。今後ともご支援、ご声援の程よろしくお願いいたします。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
次回は富田翔選手(現代心理・3年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/09/11
今回は、権守遼大選手(理・4年)のブログです。権守選手はゴンさんの愛称でチームのみんなから愛される選手です。また、安定感が魅力でストイックに練習に取り組み、着実に力をつけてきました。ゴンさんのラストイヤーの走りに注目です。
こんにちは。 理学部物理学科4年の権守遼大です。 今回で最後のブログになります。書くことがないのでこの4年間の振り返りをします。今回も拙い文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただけると幸いです。
私は立教の箱根駅伝出場事業に惹かれ、一般受験を経て駅伝チームに加入しました。しかし、入部が決まった時期が遅く、コロナウイルスの流行もあって入寮したのが6月でした。チームメイトや監督とは一度も顔を合わたことがなく不安でいっぱいのなか入寮初日を迎え、大学初の練習でなぜか5000mのタイムトライアルに挑みました。この日の記録を下回ることなく4年間走りきることをひとまずの目標に決めました。
1年目は怪我無く順調に練習をこなし、着々と力をつけることができました。その結果、箱根駅伝予選会に出走することができました。スタート前の雰囲気は緊張感のある個人の試合と違って、何百人もの選手たちが声を掛け合っていて、すさまじい熱気を放っていた様子が鮮烈で強く印象に残っています。そして初めての大舞台に臨んだわけですが、目標には遠く、ただただ悔しい結果になりました。正直もう少しうまくやれると思っていましたが、力不足を実感しました。この予選会をきっかけに私が箱根に出て活躍するんだと強く思うようになりました。
しかし、そこから調子の上げ下げを中途半端に繰り返し、練習に気持ちが入らないことが増えました。思ったように練習ができず記録も伸び悩みました。そんな中で、昨年チームが箱根駅伝出場を決めました。予選会を出走した選手たちが歓喜する様子を寮の食堂のテレビ越しに見て感動すると同時に、自分もあの場にいたかったと感じました。上手くいかない日々が続く中で、箱根を走りたいという想いと裏腹に、もともと力のない私が箱根を走ることができるのかと心のどこかでずっと感じていました。しかし、チームメイトが歴史を動かす瞬間を目の当たりにして、悩んでいても仕方がないしこの1年はやれることをやってみようと考えを改めることができました。
そこから本当に少しづつですが練習に対する向き合い方を変えることができました。jogを丁寧にやるとか動きづくりをちょっと増やすとか周りから見て分からない程度の微々たる変化だったかもしれませんが、気持ちの面で迷うことはなくなりました。そして冬のオフシーズンは久しぶりに充実した練習を積むことができ、今年の春は自己ベストを大きく塗り替えることができました。迷いが消え、記録が伸びてからは練習や試合に自信を持って臨めるようになりました。
記録が伸びた理由の1つは、調子の良いときと悪いときの差を埋めることで調子の安定につながり、確実に練習をこなせるようになったことだと思います。私が練習をこなせない時期が続いたときに監督が、苦しんだ経験が絶対にのちに生きてくるとおっしゃっていました。以前はうまくできなかった練習にあまり意味はないと考えていましたが、苦しんだ経験を生かせたから調子の波を抑えることができたと思えば無駄な練習ではなかったと今では感じています。
ここまで長々と振り返らせていただきましたが、この4年間で学んだ一番の教訓は結局のところ、継続は力なりです。無理せず必要最低限でいいからコツコツと積み重ねていくことが大切だと思います。継続さえできていればいつかチャンスは巡ってくるもので、そのチャンスを掴む準備が心身ともにできているかどうかが問題です。大事な場面で力を発揮するには俯瞰して自分の状態を冷静に把握できるかが大事だと思います。また、長距離走という精神力が問われる競技と向き合ってきて、気持ちの持ちよう次第で自分のパフォーマンスや物事の捉え方が全く変わってくるということを感じました。
最後に、この4年間は私の人生において本当に貴重な経験になりました。こんなに夢中になれることは今後見つかる気がしません。予選会を走らせていただいたことや箱根出場を成し遂げた喜びをチームメイトと共有した瞬間は特別なものです。そして、最終学年としてこのチームに何かを残せるよう引退まで練習に励んでいきたいです。また、残り僅かな競技生活を楽しみながら悔いのないよう最後まで走り抜けたいです。
まとまりのない文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は山口史朗選手(コミュニティ福祉・3年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/09/04
今回は、木島陸選手(経営・1年)のブログです。全日本大学駅伝予選会エントリー選手に唯一1年生から選ばれた木島選手は、普段の練習から集中力が高く、これからの成長が非常に楽しみな選手です。
こんにちは。経営学部経営学科の一年の木島です。
最初のブログは何を書けばいいか分からず悩んだ結果、中学校から大学入学に至るまでの私の人生をかかせて頂くことにしました。拙い文ではあると思いますが、最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
南毛利中学校に入学した私は、陸上部に入部します。これが私の陸上人生の始まりです。これといった陸上を始める大きなきっかけはなかったのですがほかに得意なスポーツもなかったので陸上部に入ろうと決めていました。
入部した当初は、力もなく同い年の長距離の女子に負けてしまうほどでした。それに加え膝の手術によって1ヶ月走ることが出来ず周りとの差が広がって行くことに焦りを感じていました。しかしそれ以降は特に怪我もすることなく順調に練習を積み地道に力をつけて3年生になることが出来ました。←特に大きな出来事もなかったので省略させてもらいます(笑)
3年生の夏全国大会に繋がる最後の県大会、ここで大きな事件が起こります。
試合で使うスパイクを家に忘れてきてしまい大焦りです。普通は怒られてしまうような事なのですが、顧問の坂井先生は仏のようなお方で私が取りに行ってくるから落ち着きなさいと言って下さり、自身のスパイクを中学校まで取りに帰り、私に貸してくださいました。そのおかげで予選に間に合うことができ、先生のスパイクを履いて無事に決勝に進むことができました。決勝では3位入賞を果たすことができました。本当に坂井先生様々の県大会でした。坂井先生、あの時のことは今でも本当に感謝しています。(笑)
次に高校時代についてです。私が高校に入学した時期は、コロナウイルスが発生した当初だったためしばらく学校のない日が続き自主練習をする日々が続きました。コロナウイルスが落ち着き、学校が始まるといよいよ高校の練習が始まりました。中学時代の明るくわいわいした雰囲気とは全く異なり、ぴりっと緊張感のある練習の雰囲気に私は最初圧倒されてしまいました。練習の内容もとてもハードなもので最初の頃は練習にくらいつくので精一杯でした。しかし練習を続けていくうちに力をつけていくことができ、1年生の冬に県駅伝メンバーとして相洋高校初の県駅伝優勝にほんの少しですが貢献することが出来ました。
私がキャプテンを務めた代では、優勝には届きませんでしたが、そこまでに個性的な仲間達と共に同じ目標に向かって切磋琢磨した日々は私にとってかけがえのない思い出になりました。
最後に大学入学後についてです。
高校時代実家暮らしだった私は、寮生活を体験したことがなかったので最初は不安でいっぱいでした。しかしそんな不安も一、二週間たつと全く無くなり、無事に寮生活に馴染むことが出来ました。大学での練習は自主性が求められることが多く、自分で練習を行う機会が増えました。高校で自主性を持って練習に取り組みなさいと指導を受けていたので、それが今にとても活きているなと実感しています。
高校での教えを忘れずに、自主性を持って練習に取り組んでいき自分の目標である箱根駅伝出場、を達成できるように頑張りたいと思います。
まあ、ざっと私の大学までの人生はこんな感じでした。あまり面白くない文章になってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は権守遼大選手(理・4年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/08/28
今回は、野口颯汰選手(経営・1年)のブログです。1年生が担当するブログのトップバッターを務めてくれるのは野口選手。礼儀正しく、どこか穏やかそうな見た目とは裏腹に、レースや練習では前に食らいつき、その目つきが変わります。今年から新たにチームに加わった野口選手の今後にも是非ご注目ください。
こんにちは。経営学部経営学科1年の野口颯汰です。今回は長距離を始めたきっかけと自己紹介をしたいと思います。初めてのブログで拙い文章になるとは思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
私は、幼稚園の年長の時に陸上を始めました。母の知り合いが陸上クラブのコーチをしていて、今までは小学3年生からしか陸上クラブに入れなかったのですが、新しく年長から入れる幼児の部を立ち上げることになり、誘われて陸上クラブに入ったのが陸上を始めるきっかけとなりました。私は不器用であった為、真っ直ぐ走ることや鉄棒や動きづくりなど、達成するまで時間がかなりかかりました。100m走のレースで真っ直ぐに走ることができた時は、母は泣いて喜んだそうです。クラブでは、長距離に限らず、短距離から跳躍、投擲に至るまで、様々な陸上競技に触れましたが、長距離以外は人並み以下でした。小学1年生の時に校内マラソン大会で1位になり、陸上の楽しさを知りました。それから、陸上クラブのコーチから長距離に向いていると言われて、私自身も長距離が楽しく、そこから長距離への道に進むことになりました。これが、長距離を始めたきっかけだと思います。
次に自己紹介をしたいと思います。
私の出身は千葉県の北東部に位置する東庄町です。チーバくんで言うと耳の辺りです。畑や田んぼが多い田舎町であり、自然豊かで、ほのぼのとした雰囲気で過ごしやすい町です。私は小学生の時に、箱根駅伝の舞台で走りたいと思っていました。私が長距離をやっていたこともありましたが、テレビで箱根駅伝を見て、あの舞台で走る人がカッコいいと思ったからです。小学3年の時に現地に応援に行った時は、途切れない沿道の大観衆と各校の応援合戦がもの凄く印象的でした。また、5つ上に富士通の飯田貴之さんが東庄町出身であり、同じ小学校、中学校でした。飯田貴之さんは大学時に青山学院の主将も務めて、箱根駅伝では4回も走りました。同じ町から有名な選手が出て、自分もそんな選手になりたいと思い、箱根駅伝の舞台で走りたい思いがより強くなりました。中学では、県大会の予選までの選手でしたが、2年の新人戦で入賞すると3年時には1500mと3000mで全中に出場するまでになりました。初めて出場する全国大会のレベルは高く2種目とも予選落ちし、悔しい思いをしたので、高校ではもっと強いレベルで練習をやっていきたいと思い、陸上の強豪校である福島県の学法石川高校に進学し、親元を離れ3年間寮生活をしました。学法石川高校は陸上に対する意識が高く、心身ともに成長することが出来ました。同級生には、中学時代に全国大会に出場した者が多数おり、部内での競争が激しかったです。私は、貧血が多く、伸び悩む時期があり、苦しかったことが多々ありました。しかし、最後は高校での大きい舞台である都大路に出場することが出来ました。現在は、立教大学に入学して半年くらいが経ち、新しい環境にも慣れてきました。大学での目標は箱根駅伝区間賞です。また、駅伝だけではなく、トラックやロードでも活躍できるように頑張ります。そして、チームに貢献できるように日々成長して参ります。
拙い文章となりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。今後とも立教大学陸上部競技部男子駅伝の応援をよろしくお願い致します。
次回は木島陸選手(経営・1年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/08/22
今回は、加藤駆選手(コミュニティ福祉・4年)のブログです。明るくユニークで唯一無二の選手です。憎めないその存在はみんなから愛され、応援されています。
こんにちは。
スポーツウエルネス学科の加藤駆です。やっと私の出番が回ってきました。たくさんの人が喜んでいると思います。書く内容はなんでもいいということなので、今日は皆さんが気になっているであろう、紫聖寮から私の実家までの行き方を紹介していきたいと思います。
では、早速紹介していきます。まずは、寮から最寄駅の新座駅まで徒歩で移動します。だいたい1.5kmくらいなので、電車が出発する20分前に寮を出ると、駅内でモンスターエナジーを1缶飲むことができるくらい余裕を持つことができます。ちなみに私はいつもモンスターエナジーのパイプライン(ピンク)が好物です。
一服した後、電車に乗り込んでいきます。武蔵野線に乗り、まずは武蔵浦和駅を目指していきます。駅までは10分くらいですが、私は意地でも座りたいので、席を探して車内を歩き回ります。席についた後はTikTokを見てパトロールを忘れずに行います。そんなことをしているとあっという間に武蔵浦和に着いてしまいます。駅を降りて埼京線に乗り換えていきます。武蔵浦和駅から大宮駅に向かいます。ここでも、席に座ることとTikTokのパトロールを妥協をせずに到着まで過ごします。
10分くらい電車に揺られていると大宮駅が見えてきます。ここでは、東北新幹線に乗り換えます。私は常時金欠なので、みどりの窓口に行き、学割を使って少しでも安くなるようにチケットを購入します。本当に新幹線って高いと思います。大宮から福島を往復するだけで¥16080も払わなくてはいけません。学割を使って¥12864になりますがそれでも高すぎます。何度も言いますが、私は常時金欠なので新幹線に乗るたびに涙が出ます。それでも、実家では、私の帰りを待ってる猫がいるので、私は帰ります。今夏は、ねこにLE SSERAFIMを見せつけてFCに入ってもらおうと思います。みなさんの加入もお待ちしております。
話が脱線してしまいましたが、ここから学割チケットを使って東北新幹線に乗り込んでいきます。福島駅を目指すのですが、到着まで、約70分くらいあります。もちろん車内では、TikTokのパトロールを行います。みなさんのTikTokもLE SSERAFIMの動画がたくさん流れてくるとおもいます。みなさんも流れてきたら必ずいいねを押してください。私とLE SSERAFIMの養分になります。
LE SSERAFIMのUNFORGIVENのアルバムを2周すると福島駅が見えてきます。大都会の福島駅を降りていきます。ここまできたらあと少しです。ここから、JR東北本線に乗り換えていきます。大都会福島なので電車は約30分に1本きます。それまで、名物のままどおるを食べながらホームで福島を感じます。電車がきたら私の実家の最寄駅である松川駅を目指して15分間電車に揺られます。松川駅までの道のりは大都会すぎて瞬きひとつ許されません。
ツムツムを2〜3回やると松川駅が見えてきます。松川駅で降車します。松川駅の紹介をしますが、この駅はあいさつ駅なので挨拶が飛び交うにぎやかな駅になります。そんな明るい松川駅をでるのですが、私の実家から駅まで約3kmあります。そのため、車かタクシーを召喚します。その際は、南町のセブンイレブンというとだいたい近くまで連れて行ってくれます。
お待たせしました。移動時間、約4時間実家に到着します。とても長い道のりです。実家の周りは都会すぎて迷うと思いますが、純粋で澄んだ目を見れば私の実家は見えてくるでしょう。
本当に長い道のりでした。ここまで、読んでくださりありがとうございました。ちなみにですが、もし松川駅に迷い込んだ際は、オムレッタという美味しいオムライスメインの店があるので、寄ってから帰るようにしてください。私も幼稚園児の時に親にに連れていってもらいました。とても美味しかった思い出があります。安い舌の私がいっているので確定です。後悔はさせません。
以上になります。4年目にして最高傑作のブログが完成いたしました。私も嬉しい気持ちでいっぱいです。最後のブログは華のある内容になったと思います。学生最後も華のある結果を残せるように頑張ります。これからも私と松川町とLE SSERAFIMの応援をよろしくお願い致します。さようなら。
次回は野口颯汰選手(経営・1年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/08/14
今回は、中村大毅選手(コミュ福・4年)のブログです。同期からも後輩からも頼られる存在の中村選手。チーム全体に目を配り、同期の幹部を陰で支えています。日々真剣に陸上に向き合う中村選手のラストイヤーに期待が高まります。
こんにちは。最後の蔵王合宿中に何者かに踝を刺され、足がパンパンに腫れ上がってしまった中村大毅です。
4回目のブログということで何を書くべきなのかとても悩みますが、最後は陸上競技を通して学んだことについて2つ書こうと思います。拙い文章になりますが、最後まで読んで頂けると幸いです。
1.選択から学ぶ、新たな価値観や思考
陸上競技を通して多くの選択に迫られました。1年目のブログで書いたように、私の陸上人生は選択の連続だったように思えます。中学校の部活で、初めは嫌だった陸上部に決めたこと、高校で陸上を続ける選択をしたこと、大学を立教大学に決め、体育会の駅伝部に所属したこと。正直、この選択の先には嫌なこと、辛いことの方が多かったです。しかし、私にとって大きな成長の機会を与えてくれました。
挫折や困難が立ちはだかることもありました。大学で大きな大会に出たわけでもない。凄い記録をもっている訳でもない。そんな私でも失敗から学び、自分を超える力を身に付けることで、自信を持って次のステップに進むことが出来ています。陸上は嬉しいことだけでなく、苦しい時期、辛い瞬間の方が圧倒的に多いスポーツです。しかし、今までの経験全てが私の人間性を豊かにしてくれました。失敗し、挫けそうになっても、常に上昇志向を持つことで成長できることを学びました。陸上を引退しても、今までの選択の先で培った精神力と意欲、価値観や思考を元に、新たな分野で新たな目標に向かって努力していこうと思います。
2.出会いの大切さを心得る機会
人生において、出会いは非常に重要な要素だと学びました。出会いがなければ、新たな経験や成長の機会を得ることができません。蔵王合宿の最終日、上野監督と一緒の席でご飯を食べていた時、監督は当たり前のように言っていました。
「出会いは大切にね」と。
本当にその通りだと思いました。ここまでの選択や、陸上競技を続けるにあたり、自分一人では何も出来ないことを知りました。陸上は様々な困難や挫折があります。しかし、出会いの中には励ましや支えを受けることができる人々が存在します。時には、自分自身では見つけることが難しい希望や、勇気を与えてくれる人との出会いが、人生を変えるきっかけとなることがあります。私にとって難しい希望や、勇気を与えてくれたのは間違いなく同期や、慕ってくれる後輩、尊敬できる先輩方です。そんな人達と力を合わせることで、不可能なことでも可能にし、夢が現実になっていく。だから、出会いを大切にしなければならないのだと思います。
ここまで陸上競技を通して学んだことを書いてきました。生きていく上での選択や出会いは、人生において非常に重要な要素であり、その影響力は計り知れません。新たな視点や知識を得る機会を提供し、励ましや支えを受けることができるだけでなく、自己成長の機会を提供してくれます。自分の選択に責任を持ち、自分の選択に納得のいく結果になるよう、人生の選択や出会いを大切にすること。積極的に新たな人との交流を求めること。そして、出会った人、関わってくれた人、その周りの環境に感謝することの重要性を学びました。
人生は一度きり。
引退後も人生の選択、これからの出会い、今までの出会いを大切にし生きていこうと思います。
最後に、一緒に練習し、競い合い、支え合ったチームメイトや同期、どんな時でも見捨てないで指導してくださる監督、満足して競技に撃ち込める環境があることに感謝しています。
同期の皆さん。特に白瀬・峯本・市川・中山・内田には今以上にお世話になると思います。ならせてください。これから先、辛くなったら相談させてください。捌け口にさせてください。信用してます。もちろん、相談にも乗ります。
これからもよろしくお願いします。
長くまとまりのない文になってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
4年生にとって、競技生活も長くてあと5ヶ月。最後の年、最後の時間を死ぬ気で駆け抜けたいと思っております。今後とも立教大学のご支援、ご声援の程宜しく御願い致します。
次回は加藤駆選手(コミュニティ福祉・4年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/08/07
今回は、内田賢利選手(コミュニティ福祉・4年)のブログです。内田選手は、箱根駅伝6区を走ったスピードランナーで3000mSCでは立教記録も持つ3000mSCのスペシャリストです。春シーズンは怪我で走れない状況が続きましたが、そんな内田選手が怪我から復帰し、2年連続で箱根路を走る姿に期待がかかります!
こんにちは。
コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科4年の内田賢利と申します。
いつの間にか最後のブログとなってしまいました。本当は、4年間のまとめのような内容を書くつもりでしたが、春に大きな怪我をしてしまい、4年間をまとめている場合ではなくなってしまいました(笑) なので今回は、大怪我をして得たものと失ったものについて書きたいと思います。
まずは、怪我をした概要について書かせてください。
今年の関東インカレ3000mSCの予選で私は最後のハードルを超え、着地をした際に左足アキレス腱を断裂しました。先頭で脚にも呼吸にも余裕があり、ハードルに足を引っ掛けるような跳び方はしていないのに気がつくと転倒していました。何が起きたのかわからない状態でしたが、左足のアキレス腱付近にとても大きな衝撃があり、初めはハードルの角にでもぶつけて皮膚が裂けたのかと思いました(笑) 3位までは着順で決勝に進めるため、すぐに立ち上がり、走り始めましたが、左足に力が入らなかったのと足首が勝手に背屈してしまい、うまく走ることができませんでした。しかし、私の頭の中には「3位以内で決勝!」ということしかなく、ゴールして一番最初に思ったことは、「危ねーギリギリ3位、決勝行けてよかったー」でした。その後は皮膚が裂けていないか確認をし、無事だったので腓腹筋かヒラメ筋が攣ったのだと思っていました。念の為医務室に行き、トンプソンテストをしたところ左足に反応がなく、医師に「これ多分アキレス腱断裂してるね」と軽く言われ、大学ラストイヤーでゴールデングランプリと日本選手権が控えていたため、もう頭の中は真っ白です。
私は物事を楽観的に捉える性格でいつもなんとかなるかと思って生きてきましたが、この時だけは考えれば考えるほど喪失感に襲われ、辛くなるだけだったので考えることを辞めました。それから、次の日の決勝をLIVE配信で観た時に人生最後のトラックシーズンが終わってしまったことを実感しました。高校3年のインターハイ後監督に「今日負けた選手たちに大学で絶対に勝とう」と言っていただき、私にとっては箱根駅伝と同等かそれ以上の目標として立教大学に進学したということもあり、やり切って終わりたかったという後悔の気持ちでいっぱいでした。
監督やチームメイトは優しく、箱根駅伝本選があるからと励ましてくれましたが、大好きだった春シーズンを全て無くしたというショックから、「よし!箱根駅伝頑張ろう」と切り替えられるわけもなく、辛い気持ちが大きいことで陸上が嫌いになりそうだったので、その日から陸上競技から離れるようになりました。
TwitterやInstagram、LINEグループなどの大会の結果はもちろん、大会のLIVE配信も一切見ないようにしましたし、トラックにも6月に開催された全日本大学駅伝予選会以外は2ヶ月間一度も行きませんでした。ただ歩けなかったということもありますが(笑)
全日本大学駅伝予選会は、関東インカレと同じ会場だったため、あの時ここで断裂してなければなぁとどうしても考えてしまい、正直来ない方が気持ち的に楽だったなと少し後悔してました。とは言っても寮生活をしているため、完全に陸上競技から離れることなんて不可能です。これはまだ誰にも言ったことはありませんが、本当は辛さを誤魔化すため、そしてチームメイトや監督、マネージャーに気を遣わせないためにアキレス腱を断裂し、医務室から監督におぶってもらい陣地に戻り、心配して待ってくれていたチームメイトを見た時から上辺だけは全力で楽しそうに、何ともないかのように繕って生活していました(笑)
なんだか(笑)を定期的に入れないと暗い話になってしまうので定期的に入れますね(笑)
けれどそんな必要はありませんでした。
陸上競技から離れてからチーム内で孤立し、腐ってしまう
なんてことは一切なく、毎日明るく話しかけてくださる監督や帰ってくるのを待ってますと言ってくれるマネージャー、今までと変わりなく接してくれるチームメイト特に白瀬、市川、中山、峯本、中村、中西、馬場はよく部屋に来てくれてたくさん助けられました。ありがとうございました(笑)→これは紛らわすための(笑)ではないですからね。
そして、7月上旬に開催された明立戦で少し嫌でしたが久しぶりにトラックに行きました。そこでPBを更新するチームメイトを観て、これまで走っている選手を観ても辛さしか感じなかったものが刺激に変わっていることに気がつきました。私も頑張らなくては、と。その日からポイント練習のある日は、ちょっとだけ無理をして歩いてトラックに行き、みんなの練習を観るようにしました。夏合宿前で練習量が増え、思うように走れていない者や逆に調子が上がっていく者、貧血だと騒いで結局なんともなかった者もいましたが(笑)
それでも努力している選手たちを見て刺激を貰いましたし、応援する側になって応援することの楽しさや応援した選手が結果を出した時の喜びを知りました。
そのため、大会で選ばれなかった選手、応援にまわった選手たちの分まで走るという言葉をよく耳にしますが、今の私はその言葉を一番理解している自信があります。
私はアキレス腱断裂という大怪我をして、多くのものを失いました。私にとって箱根駅伝と同等かそれ以上の目標であった日本選手権、国際大会であるゴールデングランプリ、多くの方々に応援してもらえる機会、両親に恩返しできる機会、夏合宿、陸上競技へのモチベーション、達成感など挙げ出したらキリがありません。しかし、得たものもあります。一つは信頼です。この怪我を通じて、監督、マネージャー、チームメイトとの信頼が深まったと思います。全く走れない私が、今このチームでストレスなく、活動できているのは、紛れもなく周りの人たちのお陰です。前述したように毎日明るく話しかけてくださる監督や帰ってくるのを待ってますと言ってくれるマネージャー、今までと変わりなく接してくれるチームメイトが私を信頼して接してくれたからです。この怪我で信頼してもらえていることを実感し、私も今まで以上に信頼するようになりました。
もう一つは、時間です。4年になり、進路を考えた時にもし自分から陸上をとったら何が残るんだろうと考えることもありました。特に春シーズンは、陸上競技のことを考える時間が多く、そんな時に陸上がなくなってしまい、それまで陸上競技以外ほとんど手をつけて来なかったため、他に逃げ道がなく、ショックが大きかったのだと思います。怪我をして、今まで陸上競技に費やしていた時間を別のことに費やすことが増えました。もちろん、陸上競技を放ったらかしにしたということではなく、やるべきことをやった上でですよ。言い方を変えると色々なことに興味を持ち、活動的になったということです。普段ならしないこと、する機会がないこともするようになりました。例えば、怪我をしてから色々な人と会話をすることが増え、今までなら部屋で寝ていた時間も朝から中西の部屋にみんなで集まり、談笑するようになりましたし、その時間が私にとってはとても楽しくて日々の活力になってました。今はみんな合宿に行ってしまっていないので退屈です(笑)そのため、他学年とも仲良くなり、昨年まで後輩から「初見怖い」と言われるのがコンプレックスだったのですが、今年は一度も言われてません!陰では言われているかもしれませんが。
また、走っている時は自分のことでいっぱいで周りのことはあまり見れていなかったですし、他人への興味が薄いこともあったので周囲のことを気にしていませんでしたが、今は周りの人の話を聴くのが楽しくて、他人に興味を持って接する時間も増えました。それと、イメチェンもしてみたくなり、パーマをかけました(笑)
アキレス腱を断裂し、監督、チームメイト、マネージャーと多くの人に気を遣わせましたし、迷惑をかけました。私に残っているのはもう箱根駅伝本戦しかありません。そこで恩返しをすることが今の私の原動力であり、これを果たすために現在リハビリとトレーニングに励んでいます。けれど多分辛いのはここからです。今は、人並みに歩くのが精一杯で正直走れるイメージが全くできないですし、チームメイトの助けを借りて刺激を貰い、陸上競技に向き合っているだけです。ここからは自分自身で陸上競技に向き合っていかなくてはいけません。チームメイトが箱根駅伝本戦を勝ち取って来てくれることを信じて、私は精一杯陸上競技に向き合おうと思います。そして、必ず秋に戻ってきます。その時は応援の程よろしくお願い致します!
今回は、大怪我をして得たものと失ったものについて書かせてもらいました。失ったもののほうが大きいことは確かですが、怪我をしなければ得られなかったものがあったのは確かです。個人的な内容を長々と書いてしまい、還元できることも少なかったとは思いますが、このブログが読んでくださった皆さん、怪我や不調で思うように走れず苦しんでいる選手の些細な手助けになってくれると嬉しいです。
最後に、「苦しい時は、迷わず周りの人に頼ってみてください。必ず助けてくれる人がいるはずです。そして、苦しい時に助けてもらうために信頼される選手、人になってください。」
あと、関東インカレのLIVE中継で断裂する瞬間がばっちり映っていて、断裂する瞬間を映像で見れることもあまりないと思うので、お勧めはしませんが、時間があれば見てみてください。なんだか、映像にも残っているともはや一生の思い出になりそうです(笑)
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。4年間のまとめは箱根駅伝の後に書かせてください(笑)
次回は中村大毅選手(コミュニティ福祉・4年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/07/31
今回は、丸山龍之介選手(理・4年)のブログです。丸山選手はチーム1の努力家です。体のケアや食事、補強など陸上競技を行う上で何が大切なのかを常に考えて行動しています。昨年度大幅に自己ベストを更新した丸山選手のラストイヤーに注目です。
こんにちは。理学部生命理学科4年の丸山龍之介です。ブログをご覧いただき、ありがとうございます。このブログが更新されるのは7月31日です。私たちはテストやレポートが終わり、無事夏合宿がスタートできている頃だと思います。私にとっては最後の夏合宿。故障に苦しんだ春シーズンに溜め込んだエネルギーを秋シーズンに繋げられるように日々全力で取り組んでいきたいと思います。
さて4回目のブログです。この4年間を振り返ると、故障によって満足に走れない期間が多くありました。特に2年生の時に発症した腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛では、1ヶ月以上走り出せず、復帰して全体練習に合流するまで半年近くかかりました。ここまで長く走れないことは初めてでしたので、日々どのように練習し復帰を目指していくか、大変苦労しました。今回のブログではこの故障期間の取り組みについて書いていくことで、あの苦しい日々を供養すると共に、このブログを読んでくださっている故障に苦しんでいる方々に少しでも力になれればと願っています。かなり長々と書いてしまいましたのでお時間よろしい時にお読みいだければ幸いです。
「故障」と一括りに言っても、症状は人それぞれであり、また日によって少しずつ変化します。痛みの大きさやどの動作で痛みが出るかなど。できることが限られる中で、故障の原因を乗り越え、復帰後により強くなるために練習を組み立てる必要があります。私は腰から臀部、太腿にかけて痛みがあり、できることが限られていましたが、日々色々と調べ、何ができて何が効果的か試して自分に合った練習を模索していました。ここではそのいくつかを、故障してから復帰までの流れで紹介していきます。
①補強トレーニング
走れない分の時間や体力の余裕がありますので、いつもは意識できない部分の強化を行います。私は臀部の筋力がうまく使えていないことからフォームが崩れ、痛みが出ていました。そのため、臀部周りの補強を入念に行っていました。また上半身の補強にも意識を向けるようになりました。元々私は筋力があまりなく、補強は苦手でしたが、下半身をしっかり動かせる上半身にしようと意識的に取り組みました。復帰して腕を振ったときに推進力が段違いに変化しており、それから上半身の補強をずっと続けています。
②水泳
走れない時は有酸素運動として水泳を活用していました。水中は想像以上に体力を使います。体幹を意識して長い時間泳いだり、息継ぎを減らしてインターバルのように泳いだりと、補強だけだと弱っていく体力を維持していくことができます。足に痛みがある時は浮きを挟んで腕だけで泳いでいたので上半身の筋力強化にもつながりました。脹脛周りが痛む時は水中で自然と蹴ってしまったりするので他のバイクやウォーキングを活用していました。
③バイク
水泳の他に有酸素運動としてバイクも活用していました。太腿まわりが痛む時は軽く、痛みの出ない範囲で行っていましたが、痛みがなくなってきてからは走る代わりとして、jogのような使い方からインターバルのような使い方まで、復帰に向かう第一段階として活躍していました。足の負担が少なく呼吸を追い込めますし、漕ぐ時にハムストリングスや臀部を意識することで走る時にも臀部周りを意識して走れるようになりました。走れるようになってからも、流しなどの速い動きを出したいけどまだ足に不安がある時には、ジョグの後にバイクで回転を速くして漕いだりしています。
④ウォーキング
歩きで痛みが出ない時は有酸素運動としてウォーキングも活用しました。痛みの出ない範囲で大股で歩いたり、腕振りに意識を向けたりして、走り出しに近づけるように体力や筋力を戻していきます。歩きでも痛む期間が長く続き、ウォーキングも中々できなかった時は、ウォーキングを増やすだけでも筋力的に疲労を感じることがありました。自身の体力低下にショックを受けつつ、地道に続ける大切さを再認識しました。
⑤動き作り、走り出し
ウォーキングを継続していくと、ペースを上げても痛みが出なくなり、体が走り出したくなってきます。走り出す前に動き作りやドリルなどを行い、痛みの程度を確認しながら少しずつ走っていきます。無理せずに少しずつ走れる時間とペースを上げていきます。ここまできたら復帰まであと少しですが、走れない期間が長いほどここが難しいです。筋力が落ちている分、少し走っただけでも足にダメージがきます。痛みの原因が解消できていなかったことや筋力不足、一気に増やしすぎるなど、何度もウォーキングとジョグをいったりきたりして苦しい時期でした。
⑥全体に合流、復帰
ジョグができるようになってきたら、流しを入れて快調走を始め、ポイント練習を行っていきます。ポイント練習は復帰中の選手の復帰目処や復帰戦の目標に向けて、監督と相談しながらメニューを決めていきます。この時の監督と相談してメニュー決めていく過程は、全体に合流した後でも練習量と体の状態の調整に役立っています。
ここまで故障をして走れなくなってから全体に合流するまでに取り組んだ練習をいくつか書いてきました。こうやって書き出してみると、走るといういつもの練習ができなくなる代わりに多くのできることが存在しているとわかります。痛みをなくして故障を治すことを最優先にしながら、強くなるために必要な練習を考え組み立てることは大変でしたが、大きく成長できたと感じています。
故障はスポーツを行う上でついてまわるものだと思います。今までできていたことができなくなりますが、自身の体を見つめ直す良いきっかけにもなります。体は一人一人異なります。私の場合はここまで書いてきたことがうまく当てはまり、復帰に向かうことができました。しかし他の人では全く効果がないかもしれません。自分に最も効果的なことは何かを見つけることが、故障を乗り越える上で一番重要だと思います。故障に苦しむ方々が復帰に向けて自身と向き合い、良い練習を見つける力にほんの少しでもなることが出来ていれば幸いです。
最後に、故障期間でも諦めずに復帰に向けて取り組み続けられたのは、気にかけて指導してくださる監督やトレーナーさん、治療院の先生、そして共に故障と向き合ってきた選手のおかげだと思います。私の大学での陸上競技生活もあと半年ほどとなりました。これまでの故障期間含めた陸上競技生活で学んできたことを最大限活かして全力で取り組んでいきたいと思います。また、故障が多かったことで親にも多く心配をかけました。新型コロナウイルスの影響もあり中々試合で走っている姿を見せることができませんでした。秋シーズンに10年間陸上競技に取り組んできた成果を見せることができればと思います。
とても長く、拙い文章となってしまいましたがここまでお読みいただきありがとうございました。今後とも立教大学体育会陸上競技部男子駅伝チームの応援をよろしくお願いします。
次回は内田賢利選手(コミュニティ福祉・4年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/07/24
今回は、新井悠悟選手(経営・3年)のブログです。優しい人柄でみんなから信頼される新井選手。怪我により思うように走れない中でも自分のやるべきことに向き合い、今できることを積み重ねていける真面目な選手です。
こんにちは。経営学部3年の新井悠悟です。今回は人との会話の大切さと私の好きなゲームであるペルソナシリーズについて書きたいと思います。
最近授業の内容から人と接することが自身の可能性を広げるのだということを突き付けられています。授業内容でAIの発達で得られる情報が均一化するためその情報から何かを生み出す企画力が大事になるという話を聞きました。それはデジタルが成熟するほどよりアナログな力が求められるからということでした。ではその企画力を鍛えるには何をすればいいのかというと経験しかないということでその経験とは人との会話が基本になるということでした。自分自身と全く同じ人なんて存在しないためその人から得られることは無限大だということだと思います。私は人と会話することが苦手なので耳が痛い話でしたが自分で何かを得るよりも他人から経験をもとにした話を聞く方が理解できますし何より誰かから聞いた話は頭に残るなと感じるので大事なのだろうなと思います。じゃあこれからいきなりたくさん人と話そうというのは私にとってハードルが高いので頭の片隅に留めておくくらいで生きていこうと思います。
次に私の好きな「ペルソナ」というゲームの魅力について書きたいと思います。私のペルソナシリーズとの出会いはブックオフです。買った理由は安価だったからです。安ければ途中でやめてしまったときに後悔が少なく済むというネガティブな感情を持ちながら買ったわけですが結果として大満足でした。ゲーム内容のすべてが私にとって驚きの体験で終始圧倒されていました。ストーリーはもちろんのこと魅力的な部分はたくさんありますが特に音楽が魅力的だと思います。RPGなのでレベル上げを行うためにたくさんの敵を倒すことや難解なダンジョンを攻略するときなどゲームが億劫に感じてしまう部分をペルソナシリーズでは戦闘BGMの効果で解決していると思います。大抵のゲームで感じる上記の作業感がペルソナではBGMの効果だけでまるでライブ会場にいるような感覚でのめりこんでしまうのです。気づいたら頭を振って口ずさんでしまうほど病みつきになるBGMが私にとって衝撃的なことでした。スタイリッシュな音楽に乗りながらいつのまにかレベルは上がっていてゲームクリアまで駆け抜けていく爽快感があり、終わるころにはすっかりペルソナファンになっていました。こうなると中古で買ったことが恥ずかしいのですがこれからは是非新品で買いたいと思います。みなさんもBGMだけでも聞いてみてください。私のおすすめは「Burn my dread」と「Life Will Change」です。
まとまりがない文章ですみませんでした。ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回は丸山龍之介選手(理・4年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/07/17
今回は、峯本幸樹選手(コミュニティ福祉・4年)のブログです。明るく真面目で何事に対しても真摯に向き合って行動する峯本選手。監督や後輩、同期からも信頼が厚く、大学ラストイヤーになる峯本選手の走りに注目です。
こんにちは。4年の峯本幸樹です。4年目ということで、ブログを書くのも最後の機会となりました。今年で人生22年目を迎え、(無事大学を卒業することができれば)来年から、社会人として自立する身となります。これを読まれている方々からすると比べ物にならないくらい若造かもしれませんが、これまでの人生やこの大学4年間で感じ、最近私の中で結論に至った1つの話をさせていただきたいと思います。
今回のテーマは、「応援される人」です。先述した通り、これは私のたった22年間の(私からすれば充分濃い22年間でしたが…)統計上の話なため、1つの意見として読んでいただけると嬉しいです。
皆さん、この立教大学駅伝部に「白瀬賢也」という男がいることをご存知でしょうか。彼は、高校時代素晴らしいタイムを持ち期待のルーキーとして入学しました。しかし、3年間思うような結果を残せず、苦しみながらもひたむきに競技と向き合い、今シーズン3種目でベストを更新している期待の絶好調男です。詳細を知りたい方は、是非昨年の私と、先日岸本(4年)が書いた同級生の他己紹介の白瀬君の欄を読んでみてください。なぜ、峯本幸樹のブログに白瀬賢也が出てくるのか…真相までもう少しだけ、お付き合いください。あとちょっとです。
白瀬君は今年のある試合で、高校3年生ぶりに5000mのベストを更新しました。その結果を知った瞬間の部員の盛り上がりは、昨年箱根駅伝予選会を通過した瞬間には劣りますが、その次くらいに盛り上がった気がします。「気」がします。(笑)実際は本当にかなり盛り上がり、皆が白瀬君のベストを喜んでいるなと感じたのを覚えています。人生において、なぜかこの人って沢山の人から応援されているなと感じることが度々ありましたが、改めて白瀬君がベストを更新した瞬間に、「白瀬って沢山周りから応援されているな」と感じました。そこで、沢山応援される人の共通点を考えると、
普段から身近な人をよく「応援している人」でした。
白瀬君を例として挙げますが、彼は自分が出場する、しないに関わらずどんな試合の見送りも玄関まで来て「頑張れ。」と一声掛けてくれます。また、普段の練習や何気ない会話でも、どんなにふざけていても最後は応援してくれる存在です。白瀬君を褒めすぎて天狗になられると困るのでこの辺にしときますが、他の応援される人の共通点も、常に身近な人を応援している人だなと感じました。
長々と語りましたが、何を言いたいかというと、普段から誰かのことを応援できる人は、いざ自分が頑張る番がくると皆から応援されるということです。
「応援」だけを切り取ると、たかが応援、されど応援かもしれませんが、応援の持つ力は計り知れないものだと思っています。もちろん、スポーツは勝負の世界。同じチームのメンバーをライバルとして応援したくない時もあるかもしれません。しかし、仲間への自分の応援が、自分がきつい時の応援として背中を押す力になって返ってくると思うと、皆ハッピーだなとつくづく感じます。それが最終的には、自分が応援されたいから人を応援するというような傲慢な気持ちではなく、心の底から応援してその結果、自分が応援される。そんな関係性って凄く素敵だなと思います。
私自身これまで、本当に多くの方々から応援の言葉を貰ってきたと思っています。この応援を力にラストイヤー残りの日数を全力で駆け抜けたいと思っています。そして、自分が応援された分、私も誰かを全力で応援したいと思います。私の22年間をかけて出た答えを記した文章は以上になります。この文章が読んでいただいた皆さんの心や頭の片隅にでも残っていてくれると嬉しいです。
最後に、これからも立教大学駅伝部の応援宜しくお願い致します。
長くなって申し訳ありません。ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回は新井悠悟選手(経営・3年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/07/10
今回は、忠内侑士選手(経営・4年)です。忠内選手はその優しさと親しみやすさから選手、マネージャー、学年問わず愛される選手です。また、練習時にはチームに声をかけ、引っ張る姿がラストイヤーへの思いを感じさせてくれます。
お久しぶりです、僕です。早いもので私が執筆するブログも4年目になりました。時間の経つ早さを実感しながらも相変わらず日々奮闘をしながら走っておりますが皆様はいかがお過ごしでしょうか。部員のみんなが自分の思うようにブログを書いているのを見ていてふと、人生で不特定多数の方々に自分の思いを見てもらえる機会は中々ないなと思いました。もうちょっと文章らしくしなさいだとか、かしこまった文章にしなさいだとか思う方もいらっしゃるかと思います。頑張りましたが、どうやら拙くなってしまいました。かなり話し言葉な文章になると思いますが、飽きずに最後までお読みいただけると幸いです。
さて、学生生活最後のブログなので私のモットーについて書かせていただきます。
それは「何事にも期待をしない」ことです。なんてマイナス思考なんだ!と思われるかもしれませんが、意外にもこの考え方に救われることがあります。例えば、自分がどうしても行きたかったイベントの前売り券の抽選販売に応募したとします。どうしても行きたい、そう願いながらも「どうせ、外れるし…。」とマイナスな思いで抽選結果を見ると…なんと!当選しているではないですか!やったー!…と、このようにマイナスからゼロを通り越してプラスになると、何とも言えない高揚感が自分を迎えてくれます。
陸上競技を続けていると沢山プレッシャーが襲い掛かる瞬間はあります。それでも、「どうせ…。」と思いながらも勝負に挑むと意外にも自分を客観的に見て冷静に走ることができるのです。私は走っている時は恐ろしいくらいに闘志に燃えています、ですが走るまでは結果や周りの選手含めてすべてに「期待をせず」自分だけの世界に入り込むようにしています。
期待が大きいと、結果的に自分が思っていたものとかけ離れていた分だけ人はがっかりしてしまうものです。私はできるだけ、このがっかりする気持ちを減らしていくことでなんとか元気に生きています。
皆さんは、どんな気持ちで物事に取り組んでいますか。自分が努力したから報われてほしい、それでも全ては結果です。しかし、結果までの過程で結果の受け止め方は絶対に違います。今の私は、「箱根駅伝を選手として走りたいから、期待せずに練習をする。」という矛盾しかない思いを持ちながら生活をしています。つくづく自分は面倒くさいなと思いながら、ブログを終わらせていただきます。
最後にここまで読んでくださった方、応援をしてくださる方、尊敬する先輩同期後輩の皆様方、監督、マネージャーの方々のおかげで日々成長して走れています。結果で恩返しができるように頑張っていきますので、大変厚かましいですがまだまだご助力の程よろしくお願いします。
それでは。
次回は峯本幸樹選手(コミュニティ福祉・4年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/07/03
今回は、小池耀大選手(経営・4年)のブログです。天真爛漫で飾らない性格の小池選手。博識もあり、部の人気者です。そんな彼も大学最後の年になりました。そんな彼の走りにも目が離せません。
こんにちは。経営学部経営学科4年の小池耀大です。
年1で回ってくるこのブログを書くのも今回が最後。思えば4年間で4回しか書かないのに、2 年目で早くもネタ切れを起こすアイデア貧者ぶりを遺憾なく発揮し、何の中身もない前置きで軽く半分はお茶を濁した出がらし野郎の私ですが、今年は違います。なんてったって4年生、らすといやー。そんな年のテーマなんて振り返りに決まっています。
ということで今回は、ちょっと気が早いですが私の競技生活をゆるく振り返りたいと思います。
1年目のブログにも書いた気がしますが、小学校の持久走という小さな井戸で思い上がったのが、私が陸上を始めたきっかけです。その後は中学高校と海を知らない両生類、海水で涙の味を知るってな具合のストーリーを辿って大学に入学した訳ですが、その後もこの生き物はやれイップスだの疲労骨折だのと惰眠をむさぼり、自己ベストすら更新することなく、冬眠のような大学生活を送ってしまいました。
かなり抽象的でボヤっとした描写かと思いますが、悲しきかな、これ以上解像度を上げてもさほど内容が変わらないのが、陸上に費やした私の10年です。
いろいろ後悔もありますが、中でも個人としての目標を一度として達成できなかったことは、もはや後悔というよりトラウマと呼んで差し支えないレベルで、一時期はこれまでの全てが間違っていて、自分は生涯何も達成できないのだと考えていたこともありました。
しかし、昨年の秋にチームが箱根駅伝の予選会を突破したことで、私は大きく勇気づけられ、少し考え方を変えることができました。
具体的に言うと「同じ大学生が、それも寝食を共にする身近な人たちが、半世紀以上ぶりに出場するという前例のない目標を達成した。なら数年空いている程度の自己ベストくらい更新できるだろう。よしんばできなかったとして、偉大な彼らのそばで終わる前から諦観にどっぷり浸かって匙投げお手上げでは、あまりに情けなくない?」くらいにモチベーションが回復しました。
月並みな感想ではありますが、このような経験をしこのように思えるようになったのは、このチームだからこそだと思います。箱根の常連校に進学して今と似たような状況にあれば、このように前向きにはなれなかったでしょう。
だから私は他で腐るほど後悔はしても、立教大学を選んだという自分の選択は後悔していません。唯一無二の経験をさせていただき、結果どころか試合に出ることすらできないのに競技を継続させていただいている、この環境と関係する全ての方々に感謝しています。
だからあと少しくらい頑張って、最後は笑って競技を終えたい。というのが今現在の個人的な目標です。
後半何だか遺書じみてきて縁起でもないので、これくらいにしとこうと思います。
ここまでのお付き合いありがとうございました。
次回は忠内侑士選手(経営・4年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/06/26
今回は関口絢太選手(経営・4年)のブログです。チームのエースとして安定した結果を残し、箱根駅伝やアメリカ合宿の経験を経てさらに力強さを増している関口選手。エースとして走りで牽引するのはもちろん、周りへの気遣いや声掛けでチームを様々な方向から支えてくれる存在です。
こんにちは。4年の関口絢太です。
ブログを書くのも4回目ということで題材がなく、書いては消し、書いては消しを繰り返しております。題材探しに苦戦しているため今まで何を書いてきたのかを振り返りたいと思います。1回目は中学で学んだことを書き、2回目は高校で学んだことを書き、3回目はちょうど箱根駅伝予選会の直後だったため1年間で変わったことを書きました。前回のブログの時期を見てみると箱根駅伝予選会の前に締め切りがあり、投稿される日が予選会の後という最も難しい時期でした。そして4回目となる今回は全日本大学駅伝予選会の前に提出を行い、予選会後に投稿されるという何とも難しい時期に回ってきました。このブログの時期はマネージャーが決めてくれるのですが、こんな難しい時期に2度も書かせるのは信頼してくれているのか、いじめられているのか私にはわかりません。おそらく偶然ですね(笑)
雑な前置きとなりましたが、今回は「運」について書きたいと思います。本題に入る前に、、、
皆さんは自分自身の運が良いほうだと思いますか? 悪いほうだと思いますか?
本日の私の運はめちゃくちゃ良いです。なぜならブログを書いている6月14日のいて座はめざましテレビの星座占いで一位だったからです!ちなみに本日のラッキーポイントはビックサイズのデザートらしいので今からスーパーに行って、寮でゲテモノと呼ばれているミルクレープが大量に入ったボックスを買ってこようと思います(笑)
冗談はさておき、そんなことがなくても私は運が良いほうだと思います。なぜなら現在21歳と6か月なのですが、今までしてきたことは結局うまくいっているからです。私の人生の9割を占めているといってもいい陸上競技を始めたこと、始めるにあたって陸上クラブに入ったこと、国学院久我山高校に入学し、そして立教大学に入学できたこと。今までしてきた選択はラッキーなことにすべて正解でした。そして良い仲間や恩師にも巡り合うことができ、同部屋の忠内君と自分たちがどれだけ幸せなのかについて語るくらい幸せを感じています。
ですがその一方で本当に運が良かったから今までの人生が幸せだったのか、とも思うのです。ここで少し大学に入学した経緯を話したいと思います。私はもともと立教大学ではなく、箱根駅伝常連校の他大学を志望していました。しかしそことは別の立教大学に進学することに決めました。その一番の要因は立教大学でも箱根駅伝に出れる!と思えたからです。
上野監督とちゃんと話したのは4月に熊谷で行われるチャレンジミートゥという大会の後でした。その日の最後のレースに出場したため夜遅く、選手や観客もいなくなった1500mスタート付近の二階スタンドで座りながら話をしました。その時なんて言うか、直感的に「この人についていけば大丈夫」って思えたんですよね。あと、「服部凱杏が立教大学に来る」という噂があったことも決め手の一つでした。この噂があったから立教大学に決めたという同期は自分だけではないはずです。
そんなこんなで立教大学に入学したのですが、1年生の頃は「箱根駅伝は4年目に出れればいいや」という気持ちでだらけながら生活していました。遅刻はするし、お菓子はいっぱい食べるし、オフの日は毎週のように夜更かしをしていました。しかし(中山)凛斗が1年時に箱根駅伝に出場し、そんな姿を見て頑張ろうと思えました。そこから怪我をしたり気胸になったりしましたが、それでも諦めず努力した結果、箱根駅伝に出場できました。箱根駅伝に出場するためには自分だけの力では不可能であるため一緒に頑張ってくれるチームメイトがいたことも恵まれていたことの一つだと思います。
結局のところ何が言いたいかというと、、、
「運がいいかどうかはその後の行動次第で決まる」
ということです。1年時の気持ちを持ったまま陸上競技を続けていたら、箱根駅伝には出ることができず、怪我ばっかりしていたと思います。そうなったら私は「こんな大学に入学して失敗した、運がなかった」と思っていたでしょう。ですが心を入れ替え、箱根駅伝出場という結果を勝ち取ることができました。今がどれだけつらくてもこれからの行動次第で運命というものは変えることができると信じているので、私はとりあえず大学生活が最高の形で終われるよう、立教大学を選んでよかったと思えるように文字通り「死ぬ気」で陸上競技に取り組みたいと思います。
今回はこのような形でブログを終えたいと思います。もう大学4年生となり、本当に多くの人に支えられてここまで競技を続けられていると実感しています。立教大学はまだまだ快進撃を続けますのでこれからも温かい目で見守っていただけると幸いです。
次回は小池耀大選手(経営・4年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/06/19
今回は、マッキャーン将人選手(コミュニティ福祉・2年)のブログです。誰にでも朗らかに接してくれる気さくなマッキャーン選手。昨年は怪我に苦しんだ時期もありましたが、最近の調子は右肩上がりで、入学後すぐに出したベスト記録をあと少しで塗り替えるというところまできました。後輩が入学し、2年生となった彼の今年の活躍に是非ご期待ください!
こんにちは、コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科2年のマッキャーン将人です。今回でブログを書くことは2度目になるのですが、前回は自分の学部すら正しく書けなかったり、文字数が短すぎていろんな人に「短すぎるだろ!」とつっこまれる始末でした。今回はせめて読める内容にしていきたいと心がけていきます。
また、いよいよ、前期シーズンでチームが1番の目標にしている全日本大学駅伝予選会が今週に迫ってきました。(掲載される頃にはすぎていますが)先日も朝走っていた時に「立教、全日本ファイト」と声をかけていただき、応援されるありがたみを感じました。皆様の応援に応える為にも、自分は全日本予選会で気合を入れて選手1人1人を応援したいと思います。
さて、前置きはこれくらいにして、今回のテーマは自分の失敗から振り返り、後輩に同じ轍を踏ませない為にも、ブログとはなんぞやということについて書いていこうと思います。
まず、普通に生きている中でブログを書いたことがあるという人はどれくらいいるでしょうか。趣味でブログを書かれている方もいると思いますが、私の周りでは書いたことあるよという人はそうそういませんでした。私も実際のところ、ブログがなんなのかよくわかっていません。
そこで今回は、
①初心者がブログを書く上で知っておいた方がいいこと
② 書きやすいジャンル
③ ブログでお金が稼げる理由
の3つのテーマに沿ってブログについて説明していきたいと思います。
(1年生は①だけでも十分かも)
1つ目のテーマは初心者がブログを書く上で知っておいた方がいいことです。まず最も大切になってくるのは読者目線であることでしょう。ブログは読んでもらう人がいて成り立つものです。なので、誰に向けて自分が書いているかを意識することが重要になってくるでしょう。今回の私で言えば、これからブログを書き始めようと思っている方や、1年生にあたります。誰の何の悩みを解決したいかを意識して書くのがポイントです。また、自分が書くテーマが好きかどうか、調べて苦ではないかというのも重要になってきます。
2つ目のテーマはブログの書きやすいジャンルです。もし仮にブログを通じてお小遣い程度のお金を稼ごうという方は、趣味範囲のブログならどんなジャンルを選んでもいいと思います。一方、ブログで安定した収益化を目指している方は、競合の少なさや案件のつきやすさやマーケットの伸び率を考えた時に、動画配信サービス、仮想通貨、転職・お仕事などのジャンルがおすすめできます。
3つ目にブログでお金が稼げる理由です。正直私は、なぜ文章を書くだけでお金が発生するのかわかりませんでしたが、調べてみて納得しました。
結論、大きな理由の1つは「広告収入」です。広告収入はブログ内に広告を設置して、その広告がクリックされたり、商品が売れたら報酬がもらえるという仕組みです。たくさんの人が読むブログは広告主にとって立派なメディアの一つと言えます。また、狙ったターゲット層に商品を売り込むことも可能です。例えば、化粧品を売りたい場合、化粧品に特化したブログに広告を出すとします。化粧品に特化したブログを見に来ている人は化粧品に興味があるはずなので結果、広告主は利益を期待することができます。
ここまで、長々と書きましたが、最後に、これを読んだ1年生諸君が初めてブログを書く際に役に立ててくれれば幸いです。
次回は関口絢太選手(経営・4年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/06/12
今回は、岸本健太郎選手(経営・4年)のブログです。情熱を持って陸上と向き合う岸本選手の力強さはチームいつも良い刺激を与えてくれています。大学最後の一年、活躍が楽しみです。
え。もう4年目ですか?ん~、ちょっと受け入れられないですね。いや、別に時間を無駄にして過ごしてたわけじゃぁないんですよ。なんていうんですかね。あの~あれです。歳を重ねるごとに時間が経つのが早く感じて、まだやりたいことが沢山あるのに!みたいな感じになるあれです。まぁ、実際にコロナが流行り出した頃の入学でしたからキャンパスライフという意味では本当に短かったわけですが。それにしても中学・高校と比べて時間が短すぎません?絶対誰か時空を歪めてるでしょ!
と、駄々をこねるのもこの辺にして。申し遅れました。このチームの中でいっちばん最初に歳を取っていく者であります、岸本健太郎です。なんか小っちゃくて、眼鏡をしてる爺くらいに覚えておいて貰えたらありがたいです。このブログを書くのも勿論最後になるわけですが、何を書こうかとずっと思案しておりまして、しまいには提出日を1週間も過ぎ、残り3日でこのブログが掲載されるというところまできてしまいました(絶対マネージャーに「早よ出せよ!」って思われていることでしょう)。4年間の総括をするにはまだ早すぎるし、かといって書きたいことも何もないというような状況なわけです。それでですね。なにか文字数をうま~いこと稼げる題材なんて無ぇかな~…なんて過去みんなのブログを読み漁ってたらですね。あったんですよ!いい題材が!昨年度のいつ頃だかに峯本君が書いていた同学年選手たちの他己紹介ってやつですね。何でこれが良いのかですって?そりゃあ私たちの学年は16人いますからね。15人の紹介を100文字ずつしていくだけで、もうそりゃあえらいこっちゃですよ。と、ここまでだいたい700文字ほど稼いだところで始めていきましょうか。他己紹介!
<市川大輝>
われらが寮長。私と同じくというかそれ以上に故障に悩まされていた選手です。なっかなか継続した練習を経て試合に臨むことが少ないんですが、継続でき始めたらそりゃあもう強いのなんの。ラストイヤー、彼と共に納得のいく走りがしたいですな。
彼の凄いところは真面目さやそれに似た何かを身に纏っているところなんですね。ザ好青年って感じの出で立ちなんですけど、放ってるんですよ!好青年にしか出せない特有のオーラを。そんなん普通できひんやん…ってね。
<内田賢利>
初見で賢利を「けんと」とは読めんでしょ。まぁあだ名は「けんり」なので覚えやすくて良いですが。ご存じのとおり、3000SC現立教記録ホルダーですな。彼の魅力はなんといっても、ワードセンス。精神年齢3歳だか5歳だかといじられている彼にしか繰り出せない絶妙な言葉のチョイスは妙にツボにはいって面白いんですよ。チームメイトとしても最高。友達としても最高。そんなやつです。
<加藤駆>
寮生活において一番相部屋期間が長かったのが彼です。彼と一緒の部屋になると、後輩たちが部屋にめちゃめちゃ来るんですよ。どんだけ後輩に好かれてんねん(笑)。基本的に彼はなんでも受け入れるので接しやすいんでしょうね。そういう私も一緒の部屋で喋って楽しんでますけども。
彼の弱点は大きい音とか突発的に起こる事象に対してこちらがビビるくらいビビるということです。たま~に驚かすと面白いですよ。
<小池耀大>
オタクです。風貌も中身も完全にオタクです。ミリタリーの。喋り出すとキリがない。そのモードに入ると基本誰も相手にしません(笑)。この間も戦闘機っぽいものが飛んでるのを見つけて興奮してました。そんな彼は大学に入って身長が7cmやそこら伸びたらしいです。もともと小さくないのに伸びるなんてね。少しくらい分けてくれてもええやんって思ってます。今は肉体改造に励んでいて、そろそろマッチョマンになる予定だとか…。
<白瀬賢也>
学年一のいじられキャラの白瀬くん。彼がどんな行動をとろうともすべてお笑いに見える。それがまたいい味を出して、和むんですよね。一家に一人白瀬賢也。それで世の中みんなハッピーです。先輩後輩同期監督みんなからいじられて愛されて。彼はこの先も愛され続けて幸せになることでしょう。知らんけど…。
<関口絢太>
われらの大エース。10000m現立教記録保持者ですな。何といっても高身長でモデルなんか?と思うくらいの美脚。美脚目指している人からしたらたまったもんじゃありませんな。そんな彼はいろいろなものの価値観が私と一番似ているので気もよく合います。そしてやはり陸上に対する姿勢はいうまでもなく素晴らしい。やはり結果を残しているだけあってそれに裏付けされた準備をコツコツとやっているんです。彼から学び得たことは数多くあります。これからも盗んでいく予定(笑)。
<忠内侑士>
私と並ぶ二大チビおじの片割れです。大学2年までは食堂の方々にほぼ毎回間違われておりました。近くで見るとまっっっったくもって似てないんですけど、なーぜかずっと間違われ続けてましたね~。不思議。
彼はアニオタです。彼がアニメに触れている時間は本当に幸せそうにしてますね。なんかキラキラしたものを体から放ってますもん。まぁ夢中になれることがあるというのは幸せってもんですね。あ、これ言っていいのか分からないけど…。彼、実はハーフです(知ってる人は知ってる)。昨年キャプテンのミラーさんや2つ下のマッキャーンの陰に隠れてもう一人いたんですねえ。
<中山凜斗>
もう兎に角ロードの鬼。彼のロードの強さは異常です。あと関節周りが非常に柔らかい。ほれぼれするような可動域ですよ。皆さんご存じのとおり唯一箱根駅伝を複数回経験する男です。このチームが箱根に行くぞ!という漠然とした夢ではなく、しっかりとした目標を立てることができたのも彼がこのチームに持ち帰ったものによるものが大きかったです。間違いなくこの学年の4年間のMVPですよ。何に対してもやりつくすことを徹底しているので彼の知識量はものすんごいんですよね。
もちろん陸上以外の趣味の部分でも徹底していますね。K-popという趣味を同じくしているんですけど大概のことは聞けば返ってきます(リサーチ力どないなってんねん)。こんなこと書いたら十中八九「俺の趣味バラすなや」って怒られるでしょうね。でも書きました。
<服部凱杏>
スーパースターですよね。というか名前かっこよすぎません?「かいしん」ですよ!彼の応援ソングは「会心の一撃」一択ですね。
彼とは一番最初に相部屋になりました。正直ビビってましたね。中学時代からの大スターですから。でもそんなことも杞憂に終わりました。オフ期間になれば毎回一緒に遊びに行ったりしますし、大学生っぽいことをしたのは凱杏との記憶が多いですね。
彼は他人とちょっと違うことをしたいという性格があるっぽいので、常に行動が予測不能で面白いんですよ。多分同期の中で凱杏のことをこんな性格ですと紹介できる人間はいないんじゃないでしょうか。それだけミステリーな人です。
<宮澤徹>
2024年度のキャップです。練習前に彼から発せられる言葉はすっと入ってきて、スピーチうめぇなあと毎回感心させらております。そんな彼の魅力は、はち切れんばかりに盛り上がったハムストリングスなんですね。隣で補強してたら思わず噛みつきたくなるような美味しそうなハムをしてます(私は変態ではありません)。1年の秋に1回相部屋になりましたが特にこれといった記憶がありません(笑)。ずいぶん前のことですからね。
あ、そうそう。これからチームのキャップとしてメディアに出る回数も増えることでしょうから皆さん、その時は徹ちゃんの笑顔をしっかり目に焼き付けといてください。きっとビリケンさんの足裏をスリスリするのと同じくらいのご利益があるでしょう。
<武田拓樹>
実は中学時代からの陸上仲間。唯一同郷の同期です。私がここまで関西弁を忘れずに生きてこられたのも、彼と定期的に喋っていたからでしょうな。なんせ彼は宝塚というところの出身で、そこはほぼ大阪ですから、まぁそれはそれは、こってこての関西弁なわけです。私は明石の出身でそこまで訛りはないので、それからしたら武田くんの関西弁はどぎついんですよね(笑)。入学当初は今のように関西圏メンバーが沢山いるわけでもなかったのでなんか心強かったですね。ありがとなTKD。
<権守遼大>
チーム一寡黙な男。彼から発せられる超低音ボイスはなっかなかにシビれますぞ。その声が聞きたくていつもどうでもいいことで喋りかけてます(迷惑でしかない笑)。
彼の魅力はのびのびとしたフォームですね。ストライドがものすんごく大きくて、調子がいい時のゴンさんはまぁえげつないですよ。もう宙に浮いてますもんね(笑)。
<丸山龍之介>
3年次に1年間相部屋でした。彼は欅坂46(櫻坂46)のオタクです。一緒にライブに行ったのもいい思い出。いつもは自分のやるべきことを淡々とこなして静かなんですけど、欅関連のことになるとマシンガンのように喋り出すんですよ!これぞギャップ萌えってか!
<中村大毅>
鳥取男児。彼はね、とにかく骨格がエロいんです。いい意味でですよ!顎のラインから体の骨格まですべてかっこよさとエロさを兼ね備えていて、男の私でさえもホレてしまいそうです。(きもっ)
彼はまだ鳥取の魅力をみんなに伝えきれていないので、ぜひ卒業前にプレゼンをしてほしいものです。
<峯本幸樹>
とにかくお肌がキレイ!正直ね、食べたくなっちゃいます。彼は包容力の権化みたいな人です。性格、声、顔すべてが仏に感じてくるんですよね。多分そのうち偉人か神に近い存在になってるんと違いますかね…………確証はないですけど。
あ、他己紹介パクらせてもらいました。あざした。
と、同期15人の紹介をこの3年間の感謝と愛をこめて精一杯自分なりに綴ってみました。まあいろいろと多方面からツッコミが飛んできそうな予感もしておりますが、堅苦しい文章を書くのがこの上なく嫌なので、何卒ご容赦を。
さて、これが掲載されるのは全日本大学駅伝関東地区予選直前です。エントリーメンバーもそうでないメンバーも自分のできる最善の準備はなにかと日々考えながら生活しております。
日頃よりご支援賜っております全ての方々に、立教大学体育会陸上競技部男子駅伝チームを応援していることを誇りに思っていただけるよう努めて参ります。
計4回に渡りご愛読いただきありがとうございました。では。
次回はマッキャーン将人(コミュニティ福祉・2年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/06/05
今回は、白瀬賢也選手(コミュニティ福祉・4年)のブログです。高いコミュニケーション能力を持つ白瀬選手は、各学年の橋渡し役となり、間違いなくチームの仲の良さを引き出してくれています。立教大学生としてラストイヤーを迎える今年度の走りにも期待が高まります。
こんにちは。スポーツウエルネス学科4年の白瀬賢也です。立教大学に入学してから気づけばもう、4年目になってしまいました。そして、このブログを書くのも4回目です。毎年ブログを書くたびに馬鹿にされていますが、それも今回が最後だと思うと気が楽です。最後は文章力が少しでも成長できたことをお見せできるような内容に仕上げる予定なので、最後までお付き合いください。
だいぶ早いかもしれませんが、4年間の振り返りをしていこうと思います。結果から言えば、自分が描いていた大学4年間とは大きく違いました。
入学する前は、自分がチームのエースとして立教大学を箱根路復活に貢献し、可愛い彼女を作る、そして卒業後は実業団に行くという、競技でも私生活でもウハウハな4年間を想像していました。しかし、実際に待ち受けていたのは真逆の世界でした。大学に入学するも、思うように練習ができず、ずっと自己ベストとは程遠いタイムで走り続けていました。チームメイトの話を聞いていると、考えて行動していて、練習や試合で自分の何が悪かったのか、よかったのかを上手く言葉にできていました。それに対して自分は言葉にするどころか反省をする時間すら作らず、「次がある次がある」と流していました。高校生までは、自分で考えずとも監督の指示に従えば結果が出てきていましたが、大学では自分で考えて行動しなければタイムが伸びないことに気づき、非常に苦労しました。そこからは、少しずつ「自分には何が足りないのか」、「なぜ走れないのか」など試合が終わるたびに自分自身を幾度となく見直す時間を作りました。また監督にご指摘を頂き、同期、先輩にもらったアドバイスを生かし徹底的に自分の課題を洗いだしました。その課題を細分化し次の試合までの練習期間で確実に解決していくことを意識しました。初めはうまくいかないことや変化を実感することができないことが多く、陸上を辞めようかと考えた時期もありました。しかし、怪我で長期離脱をしているにも関わらず必死に戻そうとしていたり、怪我をせずに練習を継続し結果出していく同期を見て、自分もまだまだ負けていられないと思うことができ、自分を信じて粘り強く地道な努力を続けました。更に、何をしても決して見捨てず一緒に悩んでくれた監督のおかげもあります。
その結果、大学4年からは徐々に走れるようになり3000m、5000mと立て続けに自己ベストを更新することができました。更に、1年生の箱根駅伝予選会以来、選抜メンバーから遠ざかっていましたが、今回の全日本大学駅伝予選会のメンバーに食い込むことができました。この結果に満足せず無駄にしていた3年間を取り戻すためにも、これからの練習やレースを大事にしていき、自分の陸上人生最大の目標である箱根駅伝出走に向けて努力し続けていきます。
このブログで何が言いたいかと聞かれたら、「立教大学男子長距離最高」ってことです!!!!!
長々と書いてしまいましたが。最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは…あせらず、けんのーんびりシラセ ケンヤでした!!
次回は岸本健太郎(経営・4年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/05/29
今回は、村上心優選手(文・3年)のブログです。村上選手は、練習でも勉学でも何に対しても真面目に打ち込みます。また、誰に対しても優しく接してくれるところが魅力的な選手です。3年生になった村上選手の今年一年の活躍に注目です!
こんにちは。文学部教育学科3年の村上心優です。本格的に暑さが厳しくなってきました。空調のリモコンに手を伸ばした方も多いのではないでしょうか。呉々も体調にはお気を付けください。
さて、早いもので私も大学生活の半分を終えました。先輩よりも後輩の人数の方が多くなり、もう少し大人らしい振る舞いを覚えなければと感じています。また、変化を感じるのは部活動だけではありません。大学では授業の難易度が上がり、ゼミも始まりました。これまでに比べて苦学する機会が格段に増えた訳ですが、直近で最も苦しめられたものが「サイゼリヤの間違い探し」です。この間違い探しは、子ども向けの絵で描かれた2つの絵から10個間違いを見つけるルールで、言わば子ども用の暇つぶしです。しかしながら、5つ目辺りから指で定規を作って計測する作業が始まります。ネタバレになって申し訳ないですが、絵の外側にある説明文に間違いを見つけた時は鳥肌が立ちました。結果、私は4人で挑戦して1時間半で終了しました。
このようにキッズメニュー裏面の間違い探しを満喫した私ですが、ある事に一抹の不安を抱いています。それは「就活」です。3年のこの時期から、周囲は動き始めます。私も先輩方からのアドバイスを参考に、インターンについて考えています。また、就活では今までの経験が重要になります。私は明確な将来のビジョンもなければ、満足な経験をしているという絶対的な自信もありません。しかしながら、まだ残された時間があります。トラックのレーン上やチームメイトとのたわいもない話の中でも、就活やその先の自分へのヒントがあると思います。陸上競技を通して、様々な経験を増やしていきたいです。
纏まりのない文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。これからも立教大学の応援よろしくお願いします。失礼します。
次回は、白瀬賢也(コミュニティ福祉・4年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/05/22
今回は、小倉史也選手(経営・2年)のブログです。粘り強い走りが印象的な小倉選手。小さな体から生み出されるそのパワーは底知れません。また謙虚で周りを見ることができる小倉選手はチームメイトから信頼され愛されています。2年目の活躍にぜひご注目ください。
こんにちは。経営学部経営学科2年の小倉史也です。いつも立教大学陸上競技部男子駅伝チームへのご支援、ご声援ありがとうございます。今回で2回目のブログとなります。拙い文章になると思いますが気軽に読んでいただけると幸いです。
今回のブログでは書く内容が全く思い浮かばず、悩みましたが実家で飼っている猫のことについて書こうと思います。
皆さんは、猫派ですか?犬派ですか?私は猫派です。犬が苦手というわけではなく、私が生まれたときから我が家には猫がいたので犬よりは猫の方が好きなだけです。今は、2匹の猫を飼っています。ベンガル猫のこたろう(普段「こた」と呼んでいるのでこのブログでも「こた」と言わせていただきます)と、保護猫の「いくら」です。2匹ともオスですが猫のCMも出られるのではないかというくらい可愛いです。あまり、猫種でベンガルという猫は聞いたことのない人が多いと思います。ベンガルの特徴は運動量がとても活発で野性的な猫で、一般の猫よりも体格がしっかりしていてひと回り大きい大型タイプです。また、よく鳴くおしゃべりが好きなタイプで大の遊び好きです。ですが、うちのこたはあまり動かない、歩くスピードも遅い、ずっと寝ている、びびり、本当にベンガルなのかと心配になるくらい運動しないベンガル猫です。なので、首輪をつけて一緒に散歩したりしています。散歩させていると道行く人が2度見します。散歩が毎日の日課になっていたので、犬を飼っている気分にもなります。
保護猫のいくらは最初、岐阜の人に保護され飼われていましたが先住猫と相性が合わず我が家にやってきました。我が家ではベンガルなのに優しい気性のこたと相性バッチリ、仲良しさんです。いくらはこたに比べて小さいですが気はいくらの方が強いので喧嘩ではいつもこたは負けています。
私は高校から親元を離れたので、2匹とも会う機会が減り、こたといくらの存在が帰省の楽しみになり、なによりの癒しになります。犬は飼い主、猫は家に懐くと言われているので大学生になり家に帰る回数も減り、私のことを忘れてしまうのではないかと心配しましたが、私のことを忘れることなく懐いてくれます。犬に負けないくらい賢い猫です。また次回会うのがとても楽しみです。猫動画で有名なもち様のように、いつかはこたといくらも稼ぐ猫になってもらいたいと思っています。その際は皆様、うちの2匹いや2人をよろしくお願いします。
拙い文章になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。これからも立教大学陸上競技部男子駅伝チームの応援をよろしくお願いします。
次回は、村上心優(文・3年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/05/15
今回は加藤広人選手(コミュニティ福祉・3年)のブログです。どんな人とも壁をつくらずフレンドリーに接してくれる彼の周りにはいつもたくさんの人が集まります。また、スピードを活かしたキレのある走りでもみんなを盛り上げてくれるチームに欠かせない選手です。
どうもこんにちは。長距離選手目的地までの距離何分で行けるか計算しがち。コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科3年の加藤広人です。
最近夜も暑くなってきたせいか深夜2時、3時頃に一度目が覚めてしまうということに悩まされています。もし良い睡眠グッズがあれば概要欄にインスタグラムを貼っておくので連絡お待ちしております。何を書こうかと思案しているうちに10分ほど経ってしまいました。拙い文章となっているかもしれませんが、気軽にコーヒーでも手に取りながら読んでいただけると幸いです。
先ほど夜目覚めてしまうという悩みを公表いたしましたが、もう一つの悩みについてお話していこうかと思います。それは腰が重くなってしまったということです。
「二十歳の若造が何を言っているんだ」と思われるかもしれませんが1年生の時はもっとフットワーク軽く出歩くことができていました。私たち立教大学駅伝部の拠点は新座市であるわけですが去年やおととしであればオフの日にフラット原宿に行ってみたり、はたまた下北沢に服を見に行ってみたり、アウトレットに行ってみたり、カラオケ・ボウリングを楽しんだりと非常にアクティブに過ごしていました。
では何が私をステイホームさせてしまったのか、考えられる要因は1つであり、それこそ「APEX」です。突然アルファベット4文字を並べられても何のことかわからない方の方が圧倒的であると思いますのでご説明いたします。「APEX」は主に3人一組でチームを組み、敵を倒して1位を目指すバトルロワイヤル系のゲームです。SwitchやPS4などで楽しむことができ、私はPS5でプレイしています。そんなゲームにおいて一日何時間も家にとどめてしまうほどの魅力とは何なのか、一言で言い表しますと快感です(危ない人だと思わないでいただけると幸いです笑)。自分よりも格上の敵に撃ち勝ったとき、遠距離からスナイパーで狙ってきたこすい敵を倒したとき、一度戦い終わった敵を漁夫に行ったときなど挙げればどんどんと出てきます。
特に日頃ストレスがたまりすぎているというわけではありませんが喜怒哀楽を前面に押し出しチャンピオンを獲得したときにはそんなストレスなどすべてどうでもよくなってしまうような状態となります。こうして私は部屋の座椅子にくっついたまま、気づいたときには外出するのに非常に腰が重くなってしまいました。
こんなにも「APEX」の魅力を話していれば腰が重いのは悩みではないのではないかと思われるかもしれませんが3年生の界隈ではこの問題を非常に重くとらえております。是非皆さんおすすめの楽しいスポットやおいしい食べ物があれば、教えていただきたいです。また是非皆さん「APEX」を一度プレイしてみてください。対戦楽しみにしております。
GG!
次回は、小倉史也(経営・2年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/05/08
今回は櫻井駿祐選手(異文化コミュニケーション・3年)です。櫻井選手は粘りの走りが特徴の選手で、練習でくらい着く姿が印象的です。今年度に入り怪我から明け、ここからの伸びがとても楽しみな選手です。
こんにちは。異文化コミュニケーション学部3年の櫻井駿祐と申します。今回のブログでは、昨年度の秋学期に参加した海外留学研修について述べていきます。
私が留学した場所はコロラド州のボルダーです。ロッキー山脈の麓に位置する自然豊かな都市で、私が通ったコロラド大学を中心としたカレッジタウンです。標高が1600m以上あることから、高地トレーニングの場所としても有名です。
当初の話では大学の部活動への参加ができるとのことでしたが、留学生は参加できなかったので、約2ヶ月半1人での練習が続きました。しかし、アメリカでの練習を経験したかったので、自分で様々なチームに連絡して、アメリカ陸上のエージェントとコンタクトを取りました。エージェントのお力添えもあり、Team Boulder Eliteというチームで練習できることとなりました。位置付けとしてはプロとしては活動しない、またはできない選手が集まっているチームですが、US Olympic Marathon Trialを目標にしている選手が多く、レベルの高さを体感しました。前回の東京オリンピックのマラソンのアメリカ代表(Jacob Riley)が在籍していて、セミプロのチームとしてとても話題性の高いチームでした。
練習方法や雰囲気は日本とは異なっていて興味深かったです。みんなで集まって練習する日は火曜日、金曜日にWorkout、日曜日にLong Runで、Mona FartlekやPyramid Fartlekといったペース変化の富んだ練習や、クロスカントリーやトレイルでのアップダウンの激しい練習も行いました。Long Runでは距離走のように構えずに、話しながら良いテンポで 15〜20マイル走る光景にショックを受けました。一方で練習が終わった後にお互いのハードワークを讃え合い、チームメイト同士でグータッチしている光景は、チームメイトがいるから良い充実した練習ができているのだという感謝が伝わり、チームとしての温かみも感じました。チームメイトに言われた言葉がとても印象に残っています。「あなたはいつかancestorになるのだから、Yesや頷いて従うのではなく、自分の言動に自信を持って振る舞いなさい。」実際に話された英語は忘れてしまいましたが、この言葉をきっかけに前向きな言動が増えたと感じています。
ホームステイ先での経験もとても印象的でした。とても大きな家に高齢の夫婦2人と男2人、ペット4匹とともに4ヶ月間ホームステイしました。ホストファミリーは色々なところに連れて行ってくれたり、ご馳走してくれたりしてとても温かく接してくれました。一方でホストファミリーは異なる背景を持っていました。ホストマザーはドイツ系アメリカ人として戦争の時代に生まれたそうで、沢山当時の話しを聞きましたし、文化や戦争についてお互いの視点で議論もしました。ホストファザーは元会社経営者で成功を収めたものの、NF2と呼ばれる先天的な病気に罹っていて、耳や足が不自由だったので、話す時にはiPadを使ったりアメリカの手話も用いることもありました。また男1人は退役軍人、もう1人はケニア人で、2人ともコロナ流行時にホームレスだったそうですが、ホストマザーが熱心なホームレスの支援者で、彼らを見つけて部屋を貸すことになったそうです。彼らと生活して、異なる文化や背景を尊重する重要性とディサビリティやホームレス、高齢者がもっと生活しやすいような社会が必要だと感じました。
留学で得た考え方や経験を活かすことで、留学後もこのチームで濃い時間を過ごすことができています。現在、チームとしては競争が活発になっており、とても調子が上向きなので、自分も調子を戻して、チームの上位層に絡んでいけるように、また主要な大会への出場を勝ち取れるように日々の練習に励もうと思います。
最後までお目通し頂きありがとうございました。今後ともご支援、ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
次回は、加藤広人(コミュニティ福祉・3年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/05/01
今回は武田拓樹選手(法・4年)のブログです。兵庫県出身の武田選手は関西人ならではの面白さや巧みな話し方から、人当たりの良さが滲み出ています。去年のブログでは重力と引力について書き、知的な一面も見られました。今回は何を題材としてくれているのでしょうか。是非お読みください。
お久しぶりです。法学部法学科 4 年生の武田です。
春の訪れを感じられる桜もすっかり若葉に変わり、初夏の陽気さえ感じられるような暖かな日々が続くこの頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私がこのブログを書くことも最後になり、あらためて時の流れの早さを感じております。拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
もう5 月になり、多くの人が就職、進学、進級など新たなステージに進み、早1 ヶ月が経とうとしています。私もご多分に漏れず無事4年生になり、最後の大学生活を謳歌してい ます。最近、私の周りは就活の話をすることが多く、否が応でも私も来年は新社会人として新たなスタートを切ることを実感させられます。(笑)
そこで、今回は進学、就職などの大きな人生の分岐点で私が大切にしていることを書きたいと思います。
それは、 「正解の道を選ぼうとするのではなく、 選んだ道を自分で正解にする」 ということです。
新たなステージに進む際は環境が大きく変わることも相まって、周囲の雑音に惑わされてしまい、周りが納得する一般解になびいてしまうことがあります。しかし、実際にそのステージに進むのは他の誰でもなく自分自身であるため、一般解が自分にとっての最適解とは限りません。
また、周囲に流されてとった行動は、失敗した際にどうしても他責思考になってしまいがちです。自らを成長させるには、自分の行動、言動にもって責任をもって行動すること、すなわち自責思考が必要不可欠だと私は思います。
たとえば、年間 300 日以上、距離にして 5000km 以上を走る私の生活は、一般受けはしないかもしれません。(笑)しかし、このステージに進むことを選んだからこそ、素晴らしい仲間とともに箱根駅伝の景色を見ることができました。この経験は、今後の私の人生において色褪せることなく、かけがえのないものになることでしょう。まだ、私には約 9 ヶ月程残されていますが、今すでにこの選択は私にとっての最適解だったと断言できます。これからも、自分の決断に自信をもって、ひたむきに努力をし続けます。
今シーズン、シーズン初戦から多くの選手が自己ベストを更新し、チーム状態は非常に良好です。
また、今年チームは箱根駅伝という新たなステージに辿り着きました。来年はシード権獲得という新たなステージに向かって、監督、選手、マネージャー一丸となって必死に取り組んでいます。1 月 2 日、3 日箱根での勇姿をお見せできるように一層精進していきます。 これからも立教大学陸上競技部男子駅伝チームへの温かい応援をよろしくお願いいたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は、櫻井駿祐(異文化コミュニケーション・3年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/04/24
今回は、林虎大朗(コミュ福・3年)のブログです。積極的な走りでチームを牽引する林選手。昨年度の箱根駅伝では1区を担い、55年ぶりのスタートラインに立ちました。3年生エースとして今年はどんな走りを見せてくれるのか、注目です。
コミュニティ福祉学部スポーツウェルネス学科3年になりました。林虎大朗です。ブログももう3回目とブログを書くたびに大学生活が終わっていくように感じています。拙い文章になると思いますが、気軽に読んでいただければ幸いです。
今回は自分の地元である福岡について書いてみたいと思います。
みなさんの福岡のイメージは博多ラーメンや美味しい食べものをイメージすると思います。イメージ通り美味しい食べ物はたくさんありますし、地元に帰ったらラーメンは必須で食べています。そんな自分が地元でよく食べたくなるものがあります。それはもつ鍋です。もつ鍋はしめまで美味しい最高の料理なので福岡に立ち寄った際にはぜひ食べてください。
福岡の魅力は食べ物だけではありません。関東に上京してきて感じることは交通の際の通勤ラッシュや電車の満員電車は想像を超えるものでした。福岡はそういったことは滅多にないので交通には便利な街だと思います。福岡を観光するときも不自由なく観光しやすいと思います。気軽に福岡に遊びにきてください。
最後に福岡は方言が魅力的であると思います。自分はあまり方言が出ないのですが、地元に帰るとやっぱり福岡の方言が愛嬌があっていいと思います。福岡の有名人に橋本環奈さんや今田美桜さんなど可愛い人たちもたくさんいるので博多美人は最強であると自分は勝手に思ってます。
ここまで福岡の魅力について書きましたが、どの県も魅力がたくさんあると思います。地元愛があるので福岡の魅力を発信させてもらっただけなので決して他の県が魅力がないなんてことはありません。最近名古屋旅行に行ったので名古屋も美味しい食べ物がたくさんあり魅力的でした。みなさんもいろんな県に行って気分転換してみてください。
拙い文章になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
これからも立教大学陸上競技部男子駅伝チームの応援をよろしくお願いします。
次回は、武田拓樹(法・4年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/04/17
今回は、中西洸貴選手(経営・3年)のブログです。メキメキと成長している中西選手。普段からみんなに優しく、練習でもリーダーシップを発揮しています。そんな中西選手も大学生活の半分を終え、チームを引っ張る存在となるでしょう。
こんにちは、経営学部経営学科3年になります、中西洸貴です。今回で3回目のブログになります。
今回は「思いやり」について記していきます。拙い文章になりますが最後まで読んで頂ければ幸いです。
私の恩師監督は、私が高校3年生の最後の全国高校駅伝が終わってすぐに亡くなりました。私はその当時、人の死に直面したことがなく驚きや悲しみよりも空虚感を感じました。しかしその後監督が残してくださった想いを知り、涙したことを今でも覚えています。恩師である監督が教えてくださったことを僭越ながら記させていただきます。
監督は、私たちが高校3年生になってからすぐの夏前に入院になりました。その後監督は月に1度ほどの頻度で部活に顔を出してくださり、全国高校駅伝まで普段と同じようにご指導くださいました。私たち高校のチームメイトはコーチに、亡くなられた後に全てを話してもらいました。
内容は、
夏の入院時点で全国高校駅伝に到底間に合わない余命宣告がされていたこと、またその余命宣告は私たちチームには伝えないこと
などでした。
理由としては、選手はメンタル面が大事。全国高校駅伝を目指す際に、また、走る際に不安要素にならないようにでした。
自身の体がきびしい状態なのにも関わらず、選手を支える。少しでも全国高校駅伝の結果のプラスになるようにする。そのような監督の行動や言動に、亡くなってから泣くことしかできませんでした。
自分の人生史上最大の「思いやり」でした。
相手の気持ちを考えることや、相手の立場になって物事を考えることは誰もが幼い頃から教わってくることです。私はこの事から、この先の人生で監督のような「思いやり」を持てる人間に近づきたいと感じました。人間は誰しも、主観で生きていて客観的に物事を見て考えることを苦手とします。
是非一度、自分の身の回りに対しての「思いやり」を改めて確認してみてください。その「思いやり」がきっと、皆さんの人生をより豊かにすると私は考えます。
次回は、林虎大朗(コミュニティ福祉・3年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/04/10
今回は、馬場賢人選手(コミュニティ福祉・2年)のブログです。昨年度一年生にしてハーフの立教記録を塗り替えた実力の持ち主です。普段の愛嬌たっぷりの笑顔と力強いパワフルな走りのギャップにやられます。この一年の大活躍も必至でしょう!
こんにちは。コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科2年の馬場賢人です。いつも立教大学陸上競技部男子駅伝チームへのご支援、ご声援ありがとうございます。ブログを書くのはこれで2回目になりますが、拙い文章になると思います。気軽に読んでいただければ幸いです。 さて今回のブログでは何を書こうか悩みましたが、日頃行っている掃除について書いてみようかと思います。 皆さん、掃除というものは誰もが行っていることだと思います。掃除は体と心の健康に直結する大切な習慣です。部屋や身を置く環境をきれいに保つことで、アレルギーや呼吸器系の疾患を引き起こす原因を減らしたり、生活するうえでストレスを感じずに過ごすことができたりします。しかし多くの人にとって掃除は面倒くさい作業であり、好んで掃除をするという人は少ないと思います。そこで気軽に掃除を楽しむ方法をいくつかご紹介します。 まずは、掃除をする前に音楽をかけてみましょう。音楽が流れる中で掃除をすることで、気分がリフレッシュされスムーズに進めることができます。また、音楽に合わせて掃除をすることで、リズム感を養うことができます。リズム感があると、身体の調子も整い、さらに掃除も楽しくなるでしょう。 次に、掃除する部屋を清潔に保つことが大切です。普段からちょっとした掃除をすることで、部屋に溜まる埃やゴミを少なくすることができます。掃除機をかけたり、ほうきで掃いたりするだけでも、部屋がキレイになります。掃除が苦手な人は、掃除をするタイミングを決めて、時間内に何をするかリストアップしてみると良いでしょう。リストアップすることで、掃除の手間を減らすことができます。 さらに、掃除はストレスを解消するための良い方法でもあります。心を整理するために、掃除をする時間を作ってみるのも良いでしょう。掃除をすることで、自分の中のモヤモヤした感情が解消され、リフレッシュされた気分で新しい一日を始めることができます。また、掃除をすることで、身体を動かすことができます。運動不足の人には、掃除をすることで身体を動かす習慣を身につけることをおすすめします。 ここまで掃除について語ってきましたが、私は毎朝寮の掃除をグループで行っています。気持ちがいい朝に仲間と全力で掃除をすることで、よりすがすがしい一日を送ることができます。掃除が苦手な人は参考にして掃除を取り組んでみてください。 拙い文章になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。これからも立教大学陸上競技部男子駅伝チームの応援をよろしくお願いします。
次回は、中西洸貴(経営・3年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/04/03
今年度最初のブログは、市川大輝選手(コミュニティ福祉・4年)です。市川選手は冬季練習で着実に練習をこなし、春のシーズンへと力をつけてきました。また、寮長として物事を冷静に判断し、チームをまとめる姿はみんなのお手本になります。最上級生となる市川選手の力強い走りに注目です。
コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科4年の市川大輝です。いつもご支援、ご声援ありがとうございます。
突然ですが、私には変化がありました。寮長への就任が決まったことです。正直、目立つような役職ではなく、いわゆる地味で面倒くさい事が主な仕事です。「誰もやりたがらないけど、誰かがやらなきゃいけない」そういうことって結構多いような気がしています。寮長としてそういったことに取り組むことで人としても成長できると思いますし、選手としても何かプラスになることがあれば良いなと思っています。
話は変わりますが、私の好きな考え方の中に銀魂の作者である空知英秋先生の「悲しいことが沢山起こって前向きになんてなれない時もあると思いますが、そんな時は気負わず横でも向いてくださいみんなついております。みんなで一歩ずつ、前に進んで行きましょう」というものがあります。私達、新4年生はコロナ世代とも呼ばれ、一風変わった学生生活を過ごしてきました。自分の力だけではどうしようもないことにも向き合いました。陸上でも同じで、怪我だったり上手くいかないことが多い選手だっています。前向きになれないような苦しい時間を過ごしている選手もいる中で、横を向くと箱根駅伝という同じ目標に向かってくれる仲間がいて改めて幸せだなと感じています。
学生生活もあと1年。箱根駅伝を走れるチャンスもあと1回。限られた時間の中でやれることはどんどん少なくなってきます。自分が後悔しないためにも、応援してくれる方々のためにも、仲間、監督との目標のためにも、来年のこの時期には笑っていられるように頑張りたいと思います。
拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。これからも立教大学の応援よろしくお願い致します。
次回は馬場賢人(コミュニティ福祉・1年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/03/27
今年度最後を締めくくるのは國安広人選手(経営・1年)です。國安選手は入学1ヶ月後の初10000mで28分台をマークし、予選会ではチームトップで走り歴史的瞬間に大きく貢献しました。今年1番ノリに乗ってきた選手と言っても過言ではありません。
こんにちは。経営学部経営学科1年の國安広人です。
私が入寮してから早くも1年が経ち、今月の初めには新入生が入寮しました。新入生を見ていると去年の自分のことを思い出して懐かしい気持ちになります。この一年はあっという間で歳を取ると時間が過ぎるのを早く感じるものですね。これからは先輩としてより一層頑張っていきたいと思います。
初めてのブログなのでまずは自己紹介をしたいと思います。私の出身高校は兵庫県の須磨学園高校ですが、実は生まれたのは神奈川県です。3歳の時に両親の地元である兵庫県に引っ越しました。物心ついた頃には、気付けば関西弁を喋っており、生粋の関西人になっていました。私が育った兵庫県明石市はご存知の通り魚で有名です。街には魚を扱う大きな商店街があります。明石の小学生は調理実習でタコの捌き方や茹で方を学習します。趣味は車が好きなのでよく動画を見たりゲームをしています。車好きを公言しているにも関わらず運転免許を持っていないのでよくイジられます。早く免許を取って車を運転したいと日々思っています。
さて、自己紹介はこれぐらいで本題に移りたいと思います。
本年度最後のブログを任されて何か面白い話題はないかと今年に入って考えていましたがあまり良い話題がありませんでした。そんな時にとてもいい機会がありました。なんとアメリカのPUMAのプロチームの練習に2週間参加させていただけることになったのです。とても貴重な経験なのでアメリカ合宿で感じたことを書きたいと思います。私が滞在しているのはノースカロライナ州のモリスビルです。日本との時差はマイナス13時間です。程よい田舎で空気も澄んでいてとても快適に過ごしています。スーパーに行くだけでも見たことのない飲み物や食材が並んでいてテンションが上がります。まずアメリカに来て感じたことは食事の量の多さです。アメリカには様々な地域の料理があり、毎回の食事が楽しみです。しかし、1人前でも日本の2.3人分の量があり、味も濃いので少し苦しいと感じる時がありました。そんな時に日本食レストランでうどんを食べるととても落ち着きました。やっぱり日本料理が1番ですね。また、慣れない英語にも少し苦戦しています。ホテルやレストランで現地の人と話す場面がありますが、とりあえずokとyesとnoでなんとなく返してしまいます。また来る機会に備えて英語の勉強も個人的に頑張ってみようと思いました。
練習していて感じることは施設が充実していて、運動している人が多いことです。陸上のトラックは街のあらゆる場所にあります。また湖や森には遊歩道があり、ランニングのほかにも犬の散歩やサイクリングをしている人がたくさんいました。日本と比べてすれ違うと挨拶をしてくれる人が多くて走っていて気持ちいいです。ポイント練習では、普段はできない質の高い練習ができました。設定ペースが速くてキツイ場面もありましたが楽しむ事ができました。23日には現地のレースに出場しました。海外のレースは応援の距離が近く、会場の雰囲気もとても良かったです。ペースの変化など日本のレースでは体験できない経験ができて本当に良かったです。
このブログを書いている時ははちょうど合宿の中盤です。アメリカでの練習や生活にも慣れて、少しずつですが英会話もできるようになった気がします。残りの日数も楽しんで過ごしたいと思います。本年度は私自身もチームも大きく飛躍した1年になったと思います。次の箱根駅伝は100回の記念大会です。アメリカ合宿での経験をチームに還元して、箱根駅伝でのシード権獲得を目指して頑張ります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。これからも立教大学の応援よろしくお願いします。
1年間ご愛読いただきありがとうございました。来年度は、4月3日からブログを開始いたします。来週からも是非お読みください。
2023/03/20
今回は、茅野友翔(経済・2年)のブログです。茅野選手は一見クールですが話してみるとフレンドリーで、みんなから愛されている、そんなキャラクターです。調子の良い時も調子が良くない時も、淡々と日々の練習に向き合う彼の今後の活躍にご注目ください。
こんにちは。経済学部経済学科2年の茅野友翔です。今回で二度目のブログとなります。どのようなことを書こうか悩みましたが、今回は3月13日~14日の一泊二日で行った大阪旅行のことについて書きたいと思います。拙い文章になりますが最後まで読んでいただけると幸いです。
今回のこの旅行は同期の富田と中西の3人で行って来ました。このふたりとは久我山の時からの同期で付き合いが長い分、特に仲が良かったので変に気を使うこともなく旅行を楽しめました。一日目は、昼はなんばでお好み焼きやたこ焼きを食べた後ユニバに行って、夜はちょっといいとこの焼肉に行ってお酒と色んな種類の肉を楽しみました。二日目は朝からずっとユニバで夜は有名なつけ麺を食べてこっちに帰ってきました。
今回の旅行を通して1番感じたのは、やっぱりどこ行くかより誰と行くかが大事だということ。恋人がいたことある人ならわかるでしょうが、恋人と一緒ならどこに行っても楽しい気持ちになると思うんです。それと同じで今回のこのメンツは特に気を使うことも無く楽しめたので、このふたりと行けて本当によかったなーと思いました。高校の卒業の際にコロナ等の影響で旅行には行けていなかったので、こうしてこのメンバーで旅行に行けたこと自体が嬉しかったですし、未だにこの仲が続いていることにも感謝です。
普段は寮生活をしながらほぼ毎日練習漬けで、今回の旅行のように大々的にリフレッシュする機会というのも少ないので、練習に集中すべき期間は目標を持ちながら練習に取り組み、息抜きする時はする、普段監督もおっしゃられているようにオンオフのスイッチの切り替えがしっかりできるような選手になりたいと僕は思うとともに今回のブログを締めさせていただきたいと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
次回は、國安広人(経営・1年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/03/13
今回は、相澤拓摩(コミュニティ福祉•1年)のブログです。相澤選手は気さくな性格でチームの交流を盛り上げてくれています。その一方、負けん気の強さで陸上に対しては真剣な眼差しを向けています。箱根駅伝を経験した、彼の今後の成長に期待です。
こんにちは、コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科の相澤拓摩です。
いつも立教大学陸上部競技部男子駅伝の応援をして下さりありがとうございます。
今回のブログは箱根駅伝について記していこうと思います。
私は中学からの憧れの舞台である箱根駅伝を走るために立教大学に入学しました。私の夢は箱根駅伝に出場することでした。しかしその夢は自分1人で叶えられる物ではありません。両親のサポートであったり、友達、63人の部員、中学から大学まで関わってくださった監督方のおかげだと思っています。駅伝は、本当に一瞬で通り過ぎてしまいますが、走りで感動を届けているんだと改めて感じました。実際、憧れの箱根路を走ってる中、自分が小さい頃ロードでジョギングをしている時に歩道で走るのではなく、車道を走って箱根駅伝のイメージトレーニングをしながら走ってた事を思い出しました。箱根路を走る事によって沢山の周りの視野が集まり、沢山の感謝の気持ちが分かるようになりました。55年振りという誇らしい箱根駅伝で出走出来たことが感謝でしかないです。
走った人にしか見えない景色、応援している人しか分からない景色、沢山の景色をこれから見たいと思っています。その景色を自分の人生の経験として人を助けられる様な事をしたいと思いました。箱根駅伝に出るまでに辛い事もありましたが、仲間が支えてくれたり、愛情があり、幸せな経験だったんだと感じることが出来ました。 立教大学に入学して良かったと感じました。主に私の感想になってしまいましたが、お読みくださりありがとうございます。
次回は、茅野友翔(経済・2年)のブログです。来週もぜひお読みください。
2023/03/06
今回は、後藤謙昌選手(経営・2年)のブログです。1500mからハーフマラソンまでどんな距離でも対応しチームに貢献してくれました。走りだけではなく、チームのムードメーカーな明るい性格が彼の持ち味です。後藤選手の今後の飛躍に注目です。
花粉飛散を僕の目鼻は敏感にキャッチし過剰反応しはじめました。幼い頃から花粉との辛い闘いをしているので春は嫌いです。
3月は花粉症に悩まされながらも毎年 別れ、旅立ちも重なり もう色々大変です。
2回目のブログは4年生の先輩へのメッセージを書こうとおもいます。
箱根駅伝が終わってから徐々に退寮していく人も増えていきましたが、退寮した4年生も練習には参加していたので引退の実感はあまりありませんでした。しかし、大阪で行われた男女混合駅伝に出場したミラーさんのレースが終了したことによって4年生全員のレースが終了しました。
一緒に出場したレース後、これにてもう一緒にレースや練習することはないんだ と、急に「別れ」を実感し、さみしさがこみ上げてきました。
今こうして書いている時も別れが近づいてきている。何とも表せない感情になっています。
「皆さんは別れの時どのようにしていますか?」
僕は先輩方との「別れ」について悔いのないよう行動に移しています。
ここぞとばかりに理由をつけて、今まで以上にご飯に付き合ってもらい、少しでも一緒の時間を共有してもらっています。時には一緒にはしゃいだりして、今まで見られなかった一面が垣間見られたりと、先輩がますます近く感じるようにもなりました。
その姿から今までは部の役職の仕事等各自の立場を背負い記録に挑戦することに全力を尽くし、考え、努力してきたんだろうなと改めて思うのです。
だからこそ、先輩! 今は次の日の朝練習を気にしなくていい幸せに気づいていますか? 特に「ダー黒さん」!初出社まであと数週間。余裕ある自分時間を持てるのは今しかないかも⁈ですよ!
4年生の今は 体育会所属の僕らがスポーツをしない学生生活を送ることが出来る貴重なとき。2年の僕ですがこのブログを書いて既に気づいてしまいました。
体育会の僕らは一般の学生では味わうことのできない経験をさせてもらっています。日々の練習が結果につながるため、学生生活での多少の犠牲は仕方ないと考えていますが、華やか?なキャンパスライフは はかない夢となり醍醐味である長期休みは合宿。友達との遠出や個人旅行は難しい生活です。
だからこそ、卒業する先輩方!今を思う存分味わって楽しんでください。
一緒に過ごした2年間。勉強を教えてもらったり、時には僕に合わせて調子に乗ってくれたり、たくさんの楽しい思い出を本当にありがとうございました。
4月からはそれぞれの道で活躍間違いないことでしょう。社会人として大きく羽ばたいて僕に美味しいご飯をごちそうしてください。連絡お待ちしています。僕からも連絡させていただきます。 最後に一言言わせてください。
みんな大好き!!
次回は、相澤拓摩(コミュニティ福祉・1年)のブログです。来週もぜひお読みください。
2023/02/27
今回は、稲塚大祐選手(経営・2年)のブログです。優しく、いじられキャラで部員全員から愛される稲塚選手。練習では黙々とメニューをこなし、誰よりも真面目に陸上と向き合っている姿がかっこいいです。4月からは3年生となりチームを引っ張る一員となるでしょう。
こんにちは。
経営学部経営学科2年の稲塚大祐です。
2回目のブログ執筆になりますが、まだまだ拙いところもあると思います。もし目に留まったなら、最後まで読んで頂けたら幸いです。
さて、何について書こうか悩んだのですが、執筆が春合宿の最中ということで、合宿をテーマにしたいと思います。また、合宿と一言に言っても内容は様々なので、自分が合宿できつかったことを取り上げたいと思います。
テーマのきつかったことにも何がきつかったのか様々ですので、身体的と精神的の2つの面に絞って取り上げたいと思います。まず、身体的にきつかったのは1年生の蔵王合宿の練習です。このときは、ポイント練習についていけないだけでなく、各自ジョグや集団走のときですら、コースのアップダウンに対応できず苦しみました。
次に精神的にきつかったことは食事です。食事といえば合宿の数少ない楽しみの1つと答える人もいるようなことであり、きついとは無縁のようにも見えます。しかし、食事もトレーニングの一貫という考えで食べると、量が増え練習とは別の意味できついです。その中でも、食後のバナナには苦戦しました。これの攻略法はミキサーでドリンクにすることですが、合宿先でつかえないのが難点です。
ここまできつかったことを取り上げてきたので、「合宿に行きたくない」と訴えているように見えるかもしれませが、決してそのような事はありません。このように断言してしまうと、進んできついことをしたい変な人に思われるかもしれないので、少しは行きたくないと思ってしまうこともあると付け加えておきます。
最後に、合宿のきついこととしてブログを書かせて頂いたので、合宿限定ではありませんが、きついことに取り組む意味を私なりに書いて締めたいと思います。私が考えるきついことに取り組む意味とは、きついと感じるのは何かしらの負荷がかかっているということであり、まだ成長しようとすることを諦めていない証拠なのではないかと考えています。
綺麗事みたいに聞こえるかもしれないですが、もし共感や参考になったならば、きついことを乗り越えるきっかけの1つにでもしてもらえたら幸いです。
拙い文章となりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回は、後藤謙昌(経営・2年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/02/20
静かに黙々と練習をこなす畠山選手。その姿からは陸上に対する強い思いが感じられます。同時に優しい雰囲気も持ち合わせる畠山選手のブログを是非ご一読ください。
こんにちは。経営学部経営学科1年の畠山永(はたけやまえい)です。2月も残すところわずかとなり、気づけば私が入寮してからはや1年が経とうとしています。「もう1年が経過してしまうのか…」その一言に尽きます。
今回は初のブログということでもあり、私のことをみなさんに知ってほしいという思いから、陸上を始めたきっかけと簡単な自己紹介的なものについて書こうと思います。まとまりのない文章になると思いますが、興味のある方はぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。
私が陸上競技を始めたのは中学1年生の時です。陸上部を選択したことも今思えば、兄の存在とサッカーが強く影響しているかと思われます。まず私には2人の兄がおり、三兄弟のうちの三男にあたるのが私であります。小学校の頃はサッカーをしていましたが、コーチから怒鳴られることばかりであまり良い思い出はありませんでした。サッカーが嫌いというわけではなく、学校の休み時間程度で行う、そこそこのサッカーで良かったのです。唯一の救いとしては、他の小学校の友達に会えること、ただそれくらいでした。そのおかげでサッカーも卒業まで辞めることなく続けることができたと思っています。その頃、私の兄はどちらも陸上部であったため、「陸上」という選択肢を私に示してくれました。そんなこんなで中学から陸上を始めました。無難に兄と同じ道を歩み、とりあえずの軽い気持ちで陸上部に入りました。
これが陸上を始めたきっかけだと思います。
次に、簡単な自己紹介をしたいと思います。
私の出身地は埼玉県の最北端に位置する上里町です。田舎でございます。畑や田んぼが多く、とても穏やかで住みよい町ですよ。ちょうど群馬との県境にあるため、私のことはギリ埼玉県民の人と思ってもらえれば良いです。しかし、映画「翔んで埼玉」によると、「熊谷までは群馬」らしいですね。対象の地域の人にしか通じないことだと思いますが、これに関しては何も文句はありません。その通りです。つまり、「ギリ埼玉県民の人ではあるが、ほぼ群馬の人」とも思ってください。そんな上里町の魅力的な点と致しましては、皆さんもご存知の通り、やはり上里サービスエリアですかね。そんなの知らないよ、という人は今日名前だけでも覚えてください。そして、もし何かの機会で上里SAを通りかかる際には、是非とも立ち寄っていただきたいです。ついでではありますが、「上里カンターレ」という、とてもゴージャスでオシャレなお店もすぐそばにあります。セットで立ち寄っていただけると嬉しいです。
簡単な自己紹介をするはずでしたが、ちょっとした埼玉いじりと完全な地元紹介になってしまいました。簡潔な文章ではありませんが、ここで締めようと思います。私は地元が大好きです。みなさんはどうでしょうか?好き、嫌いは人それぞれあるかと思いますが、私は実家を嫌いにならない限り、地元も嫌いにはならないでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。引き続き立教大学の応援よろしくお願いします。
次のブログでまたお会いしましょう。
次回は、稲塚大祐(経営・2年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/02/13
今回は、西田泰希選手(コミュニティ福祉・2年)のブログです。怪我に苦しんだ1年目、その悔しさを胸に今年度は自己ベストを更新しました。上級生となる来年度、走りだけでなくそのキャラクターでチームを盛り上げてくれるでしょう。西田選手の今後の活躍に期待です。
こんにちは。
コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科2年の西田泰希と申します。2度目の執筆となりますが、拙い文章になると思います。目に止まったら読んでください。
今週やっとレポートやテストが終了し、春休みを迎えることができました。これから成績発表がとても楽しみです。
今回のブログは何について書こうかとても悩みました。私が大学生活で大切にしていることを書きたいと思います。
この大学生活で「文武両道」ということを大切にしようと思い生活しています。ここにはいくつかの理由があります。一番は、私の夢です。その夢には、部活動での頑張り、学業の頑張りの両方が必要となってきます。部活では、身体的だけではなく、精神的にも鍛えることができ、チームとして活動することで協調性も身に付きます。他にもたくさんの能力が身につくと思います。また、たくさんの支えてくれている、支援してくれている人のいる中で自分が中途半端なことをするのはとても失礼で申し訳ないなと感じるためです。部活と将来の目標をいろいろな場面でサポートしてくれている両親や家族、チームメイトがいます。そんな中で自分は何かをするときには、こんな中途半端でいいのかと自分に言い聞かせて取り組むようにしています。どうせやるなら、どうせきついなら最大限努力して、将来のためになる選択をこれからしていきたいと考えています。今年、私は成人しました。大学生活も残り半分、何かに夢中になり、全力で取り組むことができるのもあと2年です。大学生活は人生の夏休みという言葉を聞いたことがあります。しかし、夏休みにはたくさんの課題があります。遊んでばかりではいられません。このたった4年しかない夏休み、自分の課題は山ほどあります。陸上も、学業もまだまだ課題だらけで何一つ終わらせることができていません。この課題を克服することができれば自分はもっともっと成長することができると思っています。残された2年で課題を終わらせる、克服するためにも自分を見つめ直し、自分の可能性を信じて休み明けの長い人生(夢)、のために頑張りたいと思います。
皆さんにも何かやりたいことや取り組んでいることがあると思います。どうせやるなら最高に楽しんで、苦しんだ方がきっと良い思い出になり、自分のためになると思います。一緒に頑張りましょう!
とても短い文章でしたが読んでいただきありがとうございました。
これからも立教大学の応援よろしくお願いいたします。
次回は、畠山永(経営・1年)のブログです。次回も是非お読みください。
2023/02/06
今回は、権守遼大(理・3年)のブログです。権守選手は1年目に箱根駅伝予選会に出走し、長い距離に定評のある選手です。3年間、怪我も少なく着実に力をつけてきました。安定感とたくましさを身につけた権守選手の走りに注目です。
こんにちは。
理学部物理学科3年の権守遼大です。
2月に入っても相変わらず厳しい寒さが続きますが、冬も終わりが近づいてきました。とは言ったものの、私がこの文章を書いているのはまだ1月です。午前中に期末テストを終え、午後になって授業のレポートを提出し、ようやくこのブログに手を付けたという状態です。時間には限りがあるということを、ブログを書くたびに実感させてもらいます。
さて、2月が終わり、3月に入るといよいよ新入生が入寮するわけですが、寮の定員を超えてしまうため、一般入部者は退寮することになります。私も一般入部者の一人ですので、約3年間生活した紫聖寮を後にしなければなりません。ということで、今回のブログでは、寮生活をして感じたことを書いていこうと思います。
最初に、苦労したことについて書こうと思います。まず、一番気になったことは、どこにいても何かしら音がするということです。集団生活なので仕方ないですし、みんな気配りをして生活をしていますが、生活音、廊下の足音、話し声、奇声、よくわからない音など様々な音が聞こえてきます。賑やかでいいときもありますが、基本的には静かなほうが良いですね。また、常に気を遣って生活をする必要がある点にも苦労しました。寮では2人部屋で生活しますが、相部屋の人とは、生活習慣やお互いに気になることが異なります。共有スペースは多くの人が使うので、自分の都合で好きに使うことはできす、みんなが快適に生活できるように心掛けなければなりません。
周りに気を遣うことは大変ではありますが、自分が持っていなかった価値観を知ることもできました。私は大雑把で何でも面倒くさがってしまう人間で、一人で生活していたら全く気にしないことで、他の誰かを不快にさせてしまうこともあります。逆に、自分にとっては嫌なことでも、他人からしてみればほんの些細なことだという場合もあります。寮での共同生活で、多様な価値観に触れ、自分を客観的に見る力を養えたと思います。みんなそれぞれ違う考え方を持っていて、ときに意見が分かれてぶつかることもありました。しかし、これだけ多くの人と関わり、生活を共にできる機会は今後もうないと思うので、貴重な経験ができたと感じています。
最後に、箱根予選会突破から本選出場まで、チームメイトから多くの刺激を貰って、私自身非常に良い状態で練習に取り組むことができています。また、普段見えないところから、多くの支援やサポートを頂いていることを改めて感じました。そして、4年生の先輩方が引退し、ついに私も最上級生になりました。退寮して住む場所は変わりますが、チームの一員としての自覚と感謝の気持ちを忘れず、ラスト1年が充実した年になるように、また、飛躍の年にできるように、より一層練習に励んでいきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は、西田泰希(コミュニティ福祉・2年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/01/30
今回は、富田翔選手(現代心理・2年)のブログです。自分を持っていてクールな印象の富田選手。誰にでも分け隔てなく接してくれ、チームみんなから信頼されている選手です。そんな富田選手の今後の活躍にもご注目ください。
こんにちは。2年の富田翔です。
今年は55年ぶりの箱根駅伝出場を果たした立教大学。RADWIMPSの言葉を借りると時の進む力はあまりにも強く、チームとしてもものすごい速さで進化し、急成長や着々と成長していくチームメイト、時間とともに成長速度も周りは速く、日々遅れないよう、遅れないよう必死にもがきながら生きています。是非最後まで読んでいただけると幸いです。
さて、導入もうまくいったことですし本題に入ります。昨年のテーマは「コミュニケーション」でしたが今回のテーマは「人間関係」と致します。前回と大して変わらないですが、人間これが最も大切だと思っていますので今回も主観のもと普段考えていることを述べていきます。大学に入学し早2年、成人式も終え、気づけば20年。この20年間数えきれないほどの人と出会い様々な関係性を築いてきました。知人、友人、チームメイト、友、親友と右に行くにつれ濃くなっていくのは当然であり、人生の充実感もこの人間関係で変わってきます。「どこに行くかよりも誰と行くか」という言葉があるように誰と一緒にいるかで人生を豊かにできます。少なくともこの2年寮で過ごしていると常に誰かといるという状況で、同じ志を持つ集団の中でもやはり差があり、いい影響を受けることも悪い影響を受けてしまうことも様々ありました。少し前のブログでもあったように時間は1日24時間しかないためその中でどのように人と関わっていくのかが重要であり、ポジティブになれたり学習できたり、励まし合い、信頼し合える人とより濃い関係になっていけるよう大学残り2年過ごしていこうと日々思います。自分自身、昨年は病気、故障で全く練習もできずだいぶ気持ちが落ちていましたがそんな時でも仲間に助けられました。このような関係を築けている者が数人いて、助けられているし、またこうして日々何があっても進んでいけているのだと思っています。同時にこうしたことを相手にも与えていられていたらいいなとつくづく思います。人間関係はgive&takeなのでまず先にgiveをしてあげられるような人間になっていきたいし、そのような関係が作れる人と今後も過ごしていきたいと思います。
最後に今後の目標を綴って終わろうと思います。先日成人式で友人たちやあまり話したこともなかった人たちからも応援や期待の声をたくさん頂き、箱根駅伝の凄さを実感するとともに応援してくれている人のためにこの1年頑張ろうと強く思いました。ということで今年の目標は地元の友人や応援してくれている人に成長した姿を見せることです。頑張ります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。また箱根駅伝の応援もありがとうございました。今後とも立教大学駅伝チームへのご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。
次回は、権守遼大(理・3年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/01/23
今回は、内田賢利選手(コミュニティ福祉・3年)のブログです。先日の箱根駅伝では山下りの6区を走った内田選手。今年度は3000㍍SCの立教記録を出しつつ、長い距離のレースでも粘りの姿勢を見せてくれました。記録だけでなく姿勢でこの部活を引っ張っていく内田選手の今後の活躍に期待です!
こんにちは。
コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科3年の内田賢利と申します。3度目の執筆となりますが、拙い文章になると思います。目にとまったら読んでみてください。
まずは、箱根駅伝でのたくさんの応援本当にありがとうございました。多くの応援を受け、率直にこの応援に応えたいと感じました。期待に応えられるよう尽力していきますのでこれからも立教大学の応援よろしくお願いします。
さて、今回のブログでは何を書こうかとても悩みました。誰かに自分を語れるような生き方はしていないので。(笑)なので私が生きてきて共感した「ことば」について書こうと思います。実は、昨年のブログでも言葉の話をしていますが、2023年版にグレードアップしてきたのでご安心ください。
皆さんにも好きな言葉や気に入っている言葉、強く共感した言葉があると思います。私には、そんな言葉があります。それは、
「チャンスのドアには、ドアノブがついていない。自分からは開けられない。誰かが開けてくれた時に、迷わず飛び込んでいけるかどうか。」という言葉です。
これは言葉の通り、自分からは開けられないドアを外側から誰かが開けてくれた時に迷わずに飛び込んでいけるかどうかがチャンスを掴めるか掴めないかを分けるという意味です。夢を叶えるチャンス、スポーツで好成績を残すチャンス、宝くじで一等が当たるチャンス、プロポーズをして成功するチャンスなど人生、誰もがチャンスを持ち歩いています。ただ、自分ではチャンスのドアを開けられないだけです。
いつの日か自分のチャンスのドアを開けてくれる誰か。それは、友人かもしれないし親または恋人かもしれない。もしかしたら全く知らない他人かもしれません。そんな人たちが、ドアノブをひねってドアを開けてくれる時、チャンスのドアの向こう側にいけるのです。いつの日か来るその瞬間のために私たちは準備をしなくてはいけません。ドアから出る準備です。「何かいいことないかな」と何もせずただ待っているだけならドアが開いた時に必ず今飛び込むべきなのか迷います。もっと良い状態、良い準備ができている時にドアから出た方が出てから苦労することがないのではないかと考えるからです。
でももし、ドアが開くのがその1回きりだったとしたら?その後いくら万全な準備をしてもドアを開けてくれる人がいなかったら?死が期限である人生において、その期限を正確に知っている人はいません。だからこそいつでも迷わず飛び込まなければいけないのです。思い通りになることなんかほとんどない人生で、思い通りになる数少ないチャンスを掴み取るために日々の準備が必要なのです。私は、最近何事においてもこの言葉を心に置き、迷わず飛び込んでいける準備はできているか考えています。皆さんも自分自身のために、迷わず飛び込んでいける準備をしてみてください。応援しています。
少し壮大な話になってしまったかもしれません。ふーんそうなんだと思っていただければいいです。(笑)私もあっさりとした内容を書くつもりでした。まとまりのない文章となりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
次回は、富田翔(現代心理・2年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/01/16
今回は、澤田将選手(経営・1年)のブログです。直向きに走りと向き合う選手である一方、普段の生活ではお茶目な一面も見せてくれます。力をつけ、どんどんと飛躍していくそんな彼のブログです。
はじめまして、経営学部経営学科1年の澤田将です。日頃から立教大学体育会陸上競技部男子駅伝チームへの熱いご支援、誠にありがとうございます。
新年を迎えて二週間が経ちました。皆さんは2022年どのような年でしたか。2022年はコロナ禍が続く中ではありましたが、北京五輪やサッカーW杯が行われるなど、日本中だけではなく、世界中が元気を貰った年になったのではないでしょうか。私の年越しは箱根駅伝直前ということで、久しぶりに寝て年を越しました。箱根駅伝を目指す上で、寝て年を越すことはとても幸せです。今年も寝て年を越えられるようにチーム一丸となって頑張っていきます。
今回のブログでは時間の使い方について綴ろうと思います。初めてのブログなので、拙い文章ではありますが、面白い内容なので最後まで読んでみてください。
まず、時間は全員に一日24時間と平等に与えられており、その時間の使い方、過ごし方で自分の人生に繋がっていきます。例えば、大学受験の場合だと、高校1、2年生の頃から一日1時間勉強の時間を作るだけで、高校3年生になる時には730時間の下準備ができていることになります。このように、一日の数分の使い方次第で人生が大きく左右する可能性も大きくあります。そのため、私はいかに上手く時間を使うかを意識しています。
次に、私が時間の使い方を意識するようになった経緯について書きます。私は陸上競技を11年間続けており、クラブチーム、中学、高校、大学とステップが上がるにつれて自分の中での熱量が高まっていき、徐々に陸上競技に対して費やす時間が長くなりました。好きな陸上競技に時間を費やすことができ、そこに加えて勉強をしたり、友達と遊んだりすることができていたので、私自身とても充実さを感じていました。しかし、大学生になった私は更に充実した日々を求めるようになりました。それは「陸上競技に対する熱量を変えずに、他のことに対する熱量をどれだけ注げるか」ということです。春学期は環境の変化に対応することで精一杯でしたが、秋学期からは授業に対する意欲を高めることや、授業外での取り組みにも積極的に参加するようになりました。その結果、春学期に比べて、友達もかなり増えて充実度も高まりました。この調子で彼女でも作っちゃいたいなと考えてしまっています。それでも、一日は24時間しかなく、全てが上手く行っている訳ではありません。例えば、最も重要である陸上競技が上手くいっていないのです。前半シーズンも満足はできる内容ではなかったものの、自己ベストを更新したり、選抜合宿に入ったりと最低限、前に進んでいました。しかし、選抜合宿後半から調子を落としてしまい、そこから現在に至るまでの間、思うように走れない日々が続いています。自分の中で試行錯誤を繰り返して、これまでよりも自分と向き合う時間を作るようにしています。まだまだ時間の使い方に工夫が必要ではありますが、陸上競技と同様に1秒を大切にして歩むことで、とても濃い人生になるはずです。だから、素晴らしい人生にするためにも限りある時間を最大限に上手く活用できるようになりたいです。
最後になりますが、人生の貴重な数分をこのブログにあててくださり、ありがとうございました。少しでも良い内容だと感じた方は「いいね」や「リツイート」、もしくはおすすめの時間の過ごし方がございましたら、是非「リプライ」で教えていただけたら幸いです。
ありがとうございました。
次回は、内田賢利(コミュニティ福祉・3年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/01/09
今回は、加藤駆選手(コミュニティ福祉・3年)のブログです。持ち前の明るい性格で、同期から後輩、マネージャーまでを笑顔にしてくれます。走るとみんなから応援されるそんな駆選手は、最高学年となり立教大学の「核」となるでしょう。
こんにちは。
コミュニティ福祉学部スポーツウェルネス学科加藤駆です。忙しい年末年始から少しずつ落ち着いてきている頃だと思いますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。私は素晴らしき日々を過ごしております。きっとみなさんは、私の素晴らしき日々を知りたいと思うので、私の優雅な時間を少し紹介したいと思います。
初めに、皆さんは素晴らしき日々を過ごしていますでしょうか?それと、皆さんの素晴らしき日々とはなんでしょうか?きっと色々な答えがあると思いますが、私は自分に時間を使うことができることが、ひとつの答えだと考えています。
そんな自分に使うことができる時間の中にポケモンがあります。ポケモン?となる人が多いと思いますが、私にとってポケモンは、魚と水のような関係です。魚は水がないと生きることができません。私も同じで、ポケモンがなければ消滅してしまうでしょう。現在は、昨年に発売されたばかりのポケットモンスターバイオレットとポケモンgoの二刀流で生活をしています。どちらも妥協せずにプレイをしており、そのくらい、ポケモンを心から愛しています。
思い返すと、初めてポケモンを手にしたのは、小学2年生の頃でした。そう考えると、約13年間ポケモンと過ごしており、とても古参だなと感じたりします。お父さんお母さん、私にポケモンを与えてくださりありがとうございます。心の底から感謝をしています。本当に頭が上がりません。小学校入学の時もポケモンを通じて、友達が増えたような気がします。また、ポケモンを見るために早起きをしていたことも覚えています。ポケモンが私を作り上げてくれました。今の私もポケモンが作り上げています。ポケモンは永遠ですね。
しかし、残念ながら自分の時間は無限ではありません。歳を重ねていくと自分に使える時間はかなり減ってしまい、気がついたら日が暮れてしまう、あっという間に1週間が過ぎてしまうという現象に襲われることが年々多くなってきました。毎日やりたいことは山ほどあるのに、やりたいことリストの半分もできずに終わってしまう。これからもっともっと減っていきますし、1日24時間では足りないと思ってしまいます。そう考えると、自分が自由に過ごせるような時間があることは幸せなんだなと感じます。
時間を大切にするということから、2023年は気分や直感だけではなく、少し計画的に過ごしてみようかと思います。計画通りに動くことは嫌いですし、計画を立てることは苦手ですが、嫌いなことをするのもひとつの成長だと思うので、頑張りたいと思います。今のところ、陸上競技の調子も少しずつですが上向きになってきていると思いますし、初日の出も見ましたし、ポケモンも順調に継続できています。きっと、2023年は順風満帆な年になると思いますし、立教大学の応援もお年玉もたくさんもらうことができ、ゴールドラッシュになるでしょう!
そろそろ、ネタ切れなので、2023年は絶対良き年にすることを宣言して、私のブログを終了したいと思います。ここまで目を通してくださり、ありがとうございました。ここまで読んだあなたはこの先、素晴らしき日々を送ることができると思います。ありがとうございました。これからも私と立教大学の応援をよろしくお願い致します。
次回は、澤田将(経営・1年)のブログです。来週も是非お読みください。
2023/01/04
今回は、吉屋佑晟(経営・1年)のブログです。周囲の人を和ませる朗らかな雰囲気を持つ吉屋選手。選手からもマネージャーからも愛される存在です。一方、その小さな体から生み出される力強い走りは、これからの立教大学の中心を担う選手へと飛躍させることでしょう。
こんにちは、経営学部経営学科1年の吉屋佑晟です。文章を書くことが苦手なので拙い文章になると思いますが、読んでいただけると幸いです。
このブログでは、私が大学に入学してからの陸上競技の感想と今年の抱負を書こうと思います。
私の大学陸上生活は、怪我から始まりました。同じ部分の怪我の再発を繰り返しなかなか思うように走れていませんでした。そこから1ヶ月経ち、4月の初めにやっと走れるようになりました。最初は大学の練習の質についていくことはできなかったですが、段々と慣れていくことができ成長を感じたのを覚えています。私がさらに成長できた点はやはりご飯を食べることです。ある日監督が「今度の明立戦で1500メートル勝負して負けたらご飯毎日400グラムね。」と言われ、絶対に負けないと意気込んだものの結果は当然完敗。そこから私のご飯との勝負は始まりました。夏合宿では、距離走で体や内臓が疲弊している中、死にそうになりながらご飯を口に運んでいました。私は、人よりも食べるのが遅く、食も細いためかなり苦労しました。みんなが食べ終わってからの居残りご飯は、日常茶飯事です。しかし、今思えばそのご飯が体のエネルギーになり夏合宿のハードな練習を支えてくれたのだとおもいます。夏合宿では、いままでに走ったことのないような距離を走り、とにかく上位層に喰らいつけるように頑張っていました。それが今回の箱根駅伝予選会出走に繋がりました。予選会では、チームに助けられたので今度はチームを助けるような走りをしたいです。トラックレースでは自分の満足いく結果を出すことができずに終わってしまいましたが、確実に練習の質も上がり前半シーズンではきつかった練習を余裕をもってこなすことができるようになりました。こんな感じであっという間に1年が終わってしまいました。なので1日1日を大切にしたいと思います。
今年の抱負ですが、箱根駅伝に出れるような実力をつけることです。今年は実力不足で箱根駅伝を走ることができず悔しい思いをしたのでそれをバネにして強くなります。たくさん食べることも頑張ります。あと応援、サポートをしてくれる家族、友人、様々な方のおかげで競技を続けることができているので結果で恩返しができるように頑張ります。
そして、2日3日と本戦の応援ありがとうございました。私も2区の大エース國安君の給水をして、より一層箱根駅伝を走りたい気持ちが大きくなりました。
最後になりましたが、立教大学をいつも支えてくれている皆様ありがとうます。これからも応援よろしくお願いします。
次回は、1月9日月曜日、加藤駆(コミュニティ福祉・3年)のブログです。来週も是非お読みください。
2022/12/26
今回は、中西洸貴(経営・2年)のブログです。とにかく優しく、周りへの気遣いを忘れない彼はユニークで唯一無二の存在です。集団の中でも一際目立つ彼の走りに今後も注目です。
こんにちは、経営学部経営学科2年の中西洸貴です。
いつも立教大学陸上部競技部男子長距離ブロックの応援をして下さりありがとうございます。年に一度のブログなので今回で2回目になります。拙い文章ではありますが、読んで頂けると幸いです。
今回のブログでは、自分が大学の半分を過ごしてきて意識してきた「継続」のこと。そして、立教大学陸上部競技部男子長距離ブロックのチームの雰囲気の 2つを記していこうと思います。
まず1つ目の、自分のここまでの2年間です。ずっと暗いトンネルを走ってきました。と言っても良いくらいに自分の納得のいく競技実績を残せていません。
高校時代のタイムにすら置いていかれている現状ではありますが、自分は腐ることなくここまで練習に励んでくることができました。悪かった試合の結果で心が折れても次の日からはまた悪かったところを考えて、走ってきました。
なぜそこまでしてきたのか、それは自分の強みは継続することだと考えているためです。
例えば、長距離選手の練習は、年の約3分の2ジョギングです。そのジョギングの練習で「ほかのチームメイトより1km多く走ろう」それを毎回継続したとして、結果何百kmの差になることはわかると思います。そのため、いつもジョギングを大事にしろと上野監督にも指導を受けています。
継続することは簡単ではありません。毎日同じことをすることは飽きやマンネリ、心の弱い部分が邪魔をしてきます。しかし簡単では無いだけあって時に大きな結果に結びつくことがあります。それこそが継続の良さです。
美容の為に1日2L水を飲めるかどうか、プレイスキルを上げるために1つのゲームをやり込めるかどうか、良い人間関係を築くために日頃から人の為に動けるかどうか。色々な継続が日常にはあると思うので、是非日常に落とし込んでチャレンジしてみてください。
2つ目は、チームの雰囲気です。
これを記そうと思った理由は、最近チームが強くなってきてInstagramのDM等、色々の場面で立教に行きたい、様子を知りたいと言って貰える場面が多くなっていると感じたからです。
単刀直入に言って、自分の目から見るこのチームは箱根駅伝に出る大学駅伝チームの中で一番楽しく陸上生活を送れる仲のいいチームだと思います。適度な上下関係。楽しい時と真剣な時のメリハリのあるこのチームの雰囲気。これは上野監督の作るチームならではだと思います。
買ったぬいぐるみが大きすぎて邪魔になり押しつけてくる人や、先輩の部屋のベットに勝手に寝ている後輩はいますが、試合の結果で落ち込んでいる自分と一緒に悩み考えてくれる先輩や同期が沢山いる良いチームです。
このチームに自分も学生のうちに恩返ししたいといつも感じています。
このようなチームで臨む、立教大学55年振りの箱根駅伝が来年の1月2~3日に渡って開催されます。立教大学は55年振りではありますが、シード権獲得という大きな目標を掲げて、監督、選手、マネージャー一丸になって正月の箱根路を駆け抜けます。是非ご覧ください。
立教大学の応援よろしくお願いします。
次回は1月4日、吉屋佑晟(経営・1年)のブログです。次回もぜひお読みください。
2022/12/19
今回は、山口史朗選手(コミュニティ福祉・2年)のブログです。入学後、学科のクラスで自己紹介をしたとき「目標は箱根で走ること」と語っていた彼ですが、約二年が経とうとしている今、有言実行の如く箱根駅伝のエントリーメンバーに選出されました。日頃から黙々と練習に取り組み、着実に力をつけてきた選手です。そんな彼のブログを是非お楽しみください。
こんにちは、コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科2年の山口史朗です。 皆さんはクリスマスシーズンだと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。私は今沖縄県にいて、箱根駅伝に向け頑張って走っています。今日は灼熱の中、練習を終え、12月なのに日焼けしました。意味わかんないです。身体的に疲弊しているので拙い文章になってしまっていると思いますが大目に見てください。 さて今回は、このブログが載る頃にはおそらく箱根駅伝本戦直前ということで立教大学駅伝チームをもっと知り、応援してくれるようなことについて書こうと思います。今までのブログと内容が被るものが多いのでかなり悩みましたが、マネージャーの方々の活躍について書こうと思います。 マネージャーの主な仕事は練習での給水やタイムの読み上げ、記録などです。ロードでの練習では自転車に乗って頑張ってついてきてくれます。上り坂では走っている選手よりきつそうにしている時もあります。電動自転車を部で購入してあげたいです。また、雨が降っていて寒い中でも片付けやタイムまとめなど、私たち選手一人一人のために文句一つ言わず、夜遅くまで動いてくれています。このように練習でのサポートがメインですが、立教大学のマネージャーはもっと沢山の仕事をしてくれています。試合では申し込みから当日の荷物の準備、車での送迎、選手のサポート、公式戦では補助員などまでしてくれます。また、私が今書いているブログやSNSの管理、取材関係の連絡、部費の管理などもしてくれています。個人的に嬉しかったのは箱根駅伝予選会前に部員全員に応援メッセージを書いてくれたことです。本当に勇気づけられるのでもっと書いてほしいです。他にもまだまだ私が知らないだけで、様々な仕事をしてくれていると思います。本当に大変なことばかりです。 話は変わりますが、私も高校時代、合宿で走りながらマネージャーを何度も経験したことがあるので、当時の自分を振り返りながらマネージャーを通して学んだことを書きたいと思います。私の高校の合宿では練習よりもミーティングを重要視しており、次の日の流れを起床から就寝までこと細かく決めたり、チームのことについて深く考えたりするなど、マネージャーを中心に話し合います。夜に先生を含めたミーティングをするのですが、その準備段階でマネージャーに尋問が始まります。先生は非常に予定やそれぞれの行動の意味に厳しく、ちょっとでも隙があったら指摘されてボコボコに言われます。そしてまた自分達で考え直しを繰り返します。ミーティングによってお風呂に入る時間さえなく、ものすごく寒い中、外の水道で体を洗ったりしていた時もありました。今の大学での合宿を考えると本当に頭がおかしかったなと思いますが、みんなで本気で頑張っていた当時は唯一楽しめた瞬間で青春でした。自然と洗脳されていたのかもしれませんが。このようなにチームのために動くというマネージャーの大変さを知りました。またこの時、自己の利益よりも、他者の利益を優先する「利他心」という言葉を教えていただきました。どんなに疲れていても、眠たくても、自らチームのために考え行動することで、普段は気づくことができないような部分が見え、沢山の人に支えられていることを実感しました。本当にめんどくさいようなことばかりですが、必ずこれから生きていく上で必要なことだと学びました。 今の立教大学のマネージャーとは少し仕事内容は違いましたが、この「利他心」という考え方は通ずるものがあると思います。自分のためではなく、私たち選手のために時間を割くことができるのは本当に素晴らしいことです。選手の中でマネージャーに対する不満の声がごくたまにありますが、それ以上のことを本当に一生懸命してくれていると私は思います。マネージャーの方々がいるからこそ成り立っているチームであり、のびのびと競技に集中できています。本当に感謝しています。そして、マネージャーにやりがいや意味を与えてあげるのは私たち選手だと思います。卒業する時にやってきて良かったと笑えるように、最高な結果を出して恩返ししなければなりません。このことを再確認し、今一度感謝の気持ちを持って走りたいと思います。 最後になりましたが、箱根駅伝や記録会等では立教大学の選手はもちろんですが、裏方として活躍するマネージャーにもぜひ注目してみてください。そして、箱根駅伝では選手や今回紹介したマネージャーだけでなく、監督や立教OBの方々など、沢山の想いの籠った襷を繋ぎ、シード権獲得を目指します。これからも立教大学のご声援、ご支援の程よろしくお願いします。 最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は、中西洸貴(経営・2年)のブログです。来週も是非お読みください。
2022/12/12
今回は大塚直哉選手(コミュニティ福祉・1年)のブログです。1年生ながらも1500mで関東インカレ2部決勝進出、U18の日本代表に選ばれるなど1年目から大きく飛躍している選手です。学校生活でも練習でも淡々となんでも黙々と取り組む姿勢を見せるそんな彼の今後に注目です。
こんにちは。コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科1年の大塚直哉です。
日頃から、立教大学男子駅伝チームへのご支援、ご声援ありがとうございます。今年も残すところ後少しとなりましたが、皆さまはどのようにお過ごしでしょうか。私はと言いますと先日、友人と一緒に映画館で、新海誠監督の新作劇場版アニメ「スズメの戸締まり」を見に行きました。映画公開から17日間で興行収入が62億6000万円、観客動員数は460万人を突破するなど、大ヒットしており、もう見に行ったという人も多いのではないでしょうか。まだ見ていない人のネタバレになるかもしれませんので、多くのことは言えませんが、音楽・映像のクオリティが高く、映画全体を通して、とても楽しめる作品になっています。印象的だったのは、作品中に私が通っている病院であったり、登場人物の一人が持っていた立教大学の学生証が描かれている描写があり、同じ立教大学生だったということで親近感を感じたことです。そして、今回一番良かったと感じたのは、この作品を映画館で見れたことです。最近では、動画配信サービスで、ネット環境さえあればどこにいても、多くの動画をオンラインで視聴することができ、とても便利になりました。しかし、映画には映画館のスクリーンで見ることでしか味わうことのできない、雰囲気や迫力があります。
同じことが、陸上競技にも当てはまります。それは、競技会の現地観戦です。現地観戦は、タイムや順位だけではわからない臨場感があります。臨場感から得ることができる陸上競技の迫力、緊張、感動、競技場の雰囲気といった様々な体験が現地観戦の魅力です。コロナウイルスの影響で、多くの試合が無観客試合となり、現地観戦できる機会が減ってしまっていましたが、徐々にコロナウイルスによる制限が緩和されてきており、有観客で行う試合が増えてきました。立教大学が55年ぶりに出場する、来年の第99回箱根駅伝も沿道での応援、観戦ができるようになりました。正月に家でリラックスしながらテレビで見るのもいいですが、現地でリアルな箱根駅伝を体感してみてはいかがでしょうか。
次回は、山口史朗(コミュニティ福祉・2年)のブログです。来週も是非お読みください。
2022/12/05
今回は新井悠悟選手(経営・2年)です。
新井選手は話しかけると優しく答えてくれて、とてもおおらかな選手です。ゲームや絵を描くことが好きという一面も持っています。
こんにちは経営学部経営学科二年の新井悠悟です。
チームは箱根駅伝本戦に向けて一人一人が気持ちを高めています。このブログを書いているときから数えて残り1か月ほどですがメンバー外である私も主将のミラー先輩が常々仰っているメンバー外の人たちがどれだけ真剣に取り組めるのかが重要だという言葉を胸に刻み、できることをやっていこうと思います。
以前、私がブログを書いてから1年以上経ちました。今回は二年生になり後輩を持つ立場になって感じたことを書こうと思います。
今年度はチームとして箱根駅伝予選会突破を目標にして取り組んできた一年でした。その中で感じたのはチーム作りにおいてコミュニケーションが大切だということです。そんなことはチームで活動しているのだから当たり前のことだろうと思いますが、私自身が後輩を持つ学年になったこと、そして四年生の姿を見て改めてそう感じました。今年度の四年生の先輩は五人いるのですが、他の学年に比べて人数が少ないです。この状況で寮の規則に関する問題について考えて解決したり、目標の共有のやり方について模索したりと少ない人数でもチームを統制していました。うまくチームをコントロールできたのはやはり責任感と後輩とのコミュニケーションがあったからだと私は思いました。責任感についてはチームの全体ミーティングではみなさん何かしらチームに向けて話をしてくれるのですが毎回その眼は真っすぐでチームのためになる言葉がすらすらと出てくるので普段からチームのことを考えていて責任感があるからこそこちらに伝わるのだなと私は感じます。後輩とのコミュニケーションに関してはみなさん誰とでも話をしています。食事や入浴の時には四年生の声が聞こえてくることがよくあります。私自身も相談することがあり、その際にはやさしさあり厳しさありで非常に助かっています。そのような姿勢が後輩の「この人たちがいれば、この人たちについていけば安心だ」という気持ちを高めてチームに一体感が生まれるのだと思います。箱根駅伝予選会の前のミーティングでは出走するメンバーから四年生を箱根駅伝本戦に連れていくという意気込みが数多く聞こえました。私はそのメンバーではありませんでしたが間違いなくそのように思うことのできる四年生であると思います。いずれ四年生となりチームを統制する立場になる上で後輩に安心感を与えられるチームの土台になるためにコミュニケーションは取らなくてはいけないと思います。私はまだコミュニケーションの点において欠けているところがあります。中学生のころからコミュニケーションに苦手意識があるのですが改善しなければならないなと四年生の姿を見てひしひしと感じます。四年生になるまでには、と甘えずに早めに徐々に改善していこうと思います。大学の授業で人は潜在的に他人に興味がないという話を聞きました。同じチームで活動している部員たちにもっと興味をもって接して頼れる先輩になりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は、大塚直哉(コミュニティ福祉・1年)のブログです。来週も是非お読みください。
2022/11/28
今回は丸山龍之介選手(理学部・3年)のブログです。目標に向かっても、練習に対しても、勉強に対しても何一つとして手を抜かず直向きに努力をしています。一歩一歩自分の力で、自分なりの方法で成長していく選手です。
こんにちは。理学部生命理学科3年の丸山龍之介です。
今回で3回目のブログとなります。理学部で体育会に所属している私ならではの視点で学生生活について書いていこうと思います。高校生の時の私は大学で理学部に進み部活に所属することは可能なのかと不安がありました。当時の私と同じように不安や迷いがある人にとって、一つの考える材料になれば幸いです。
初めに高校生の時の私の不安に回答すると、理系で部活に所属しスポーツに打ち込むことは可能です。私はまだ3年で来年一年残っていますが今の時点で高校生の時にこの選択をしてよかったと感じています。全く忙しくないといったらさすがに噓になりますが、練習時間や個人の時間をしっかり確保できており、充実した学生生活を送れています。
ここからは大学での理学部の授業について書いていきます。特徴としてはテストが多いこと、実験があることが挙げられます。まずテストについてです。理学部の授業はほとんどが講義形式の授業で、学期末に行うテストの結果で成績が決まります。他学部では学期末テストの代わりにレポートを課すもの、通常授業時に何度かレポートを課すものが多いです。私は色々と考えて文字を書いていくことがあまり得意ではないので、テストが多くレポートが少ないことに救われています。また、テストもレポートも課さず、グループワークなどを行う授業も存在します。特に経営学部の学生は寮内で夜遅くまでオンラインでグループワークをしている姿をよく見かけます。正直理系よりもよっぽど忙しいのではないかと感じています。次に実験についてです。私の所属する生命理学科の場合は2年の秋学期から実験が始まりました。週2回3〜5限で学期ごとに3回ほどレポートを作成しています。3~5限と書きましたがその日の実験内容が完了し次第各自終了となります。実験を失敗してやり直しになると練習時間が削れてしまうためいつも気合いを入れて実験に臨んでいます。2年の秋学期の実験はポイント練習の日と重なっていたためその日の朝や次の日に一人で練習していました。きついときに他の選手と助け合ったりできず練習の流れも変わるため大変でしたが、監督が練習メニューを自分に合うように一緒に考えてくださったり、共に走り前で引っ張ってくださるなど沢山支えていただき何とか乗り越えることができました。この時期は少し理系にいることの大変さを実感しましたが、自分に必要な練習を考える力や、みんなとの練習では身につかない力をつけることができ、良い経験になりました。授業、実験に取り組み、テスト勉強、実験レポートの提出という理系特有の忙しさはありますが、他学部にもそれぞれの忙しさがあります。時間をうまくやりくりすればなんとかできると思います。しかし、私は現在3年でまだ研究が始まっていません。来年には研究室に配属され、卒業研究に取り組みます。他学部では卒業論文を書く学生もいますが必須ではないことも多いです。そのため理系の本当の忙しさはここから始まると考えています。この卒業研究の忙しさについては来年のブログで書くことができればと思います。
ここまでだらだらと理学部の授業について書いてきました。読みにくい文章になってしまったかと思いますがお読みいただいた方、ありがとうございます。これを読んで下さった方の中に1人でも高校生の時の私と同じように大学生活を不安に思っている方がいて、その方の夢や目標に向かう後押しができていたら幸いです。
最後に、現在一人暮らしではなく私が入学時に出来たばかりの素晴らしい寮で生活をさせていただいています。また、授業で練習に参加できない時でも監督やマネージャーが真摯にサポートしてくださります。さらに寮生活をしていることからバイトをしていないのですが、家族が生活できるように支えてくれ、どんな時も応援してくれています。まだまだ沢山ありますが、私は今周りの環境に恵まれ多くの力に支えられてこうして理学部での学習と陸上に取り組めています。本当に感謝してもしきれません。ありがとうございます。これからもこの恵まれた環境で夢に挑戦できることの喜びを噛み締め自分に出来ること全てに全力で取り組んでいきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後とも立教大学男子駅伝チームへのご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。
次回は、新井悠悟(経営・2年)のブログです。来週も是非お読みください。
2022/11/21
今回は永井駿選手(コミュニティ福祉・1年)です。明るい性格でチームのムードメーカーですが、走るとその表情は一変します。1年生ながら全日本駅伝予選会、箱根駅伝予選会と様々な経験を積んだ彼の今後の走りに期待が高まります。
こんにちは。コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科一年の永井駿です。
私はこのブログに何を書こうかと悩んだ時に、ふと思った私が箱根駅伝を目指すきっかけについて書こうと思います。文章が書くのが苦手で読みづらい文になっていると思いますが、最後まで読んでいただけたら幸いです。
はじめに、皆さんは今やっている部活動や趣味にどうやって出会いましたか?
私が駅伝に出会ったのは6か7歳の頃だったと思います。何気なく正月に家族で見ていた箱根駅伝にはとこが走っていたのが駅伝を知るきっかけになりました。まだ箱根駅伝がどんな競技なのか、どんなところに日本中が熱狂するのか分からなかったのですが、10区を走っているはとこがカッコよく輝いて見え、大手町でゴールして箱根路に深く一礼していた姿は今でも鮮明に覚えています。その時から輝いて見えた箱根駅伝をいつかは自分も走ってみたいと思うようになりました。これが箱根駅伝を目指すきっかけになります。
そういっても少年の時の私は野球に夢中でした。ずっと野球をしていこうと考えていたくらいです。しかし、中学に上がってすぐに自転車で事故ってしまって利き手を怪我してしまい競技転向をして陸上を始めました。高校は九州学院から声をかけて頂いて進学したのですが、中学までは好きなように走っていただけなのでアップだけでもきつく、練習についていけるのか不安だったのを覚えています。しかし、本格的に陸上に触れるのが初めてで毎日の練習が楽しくて、禿先生の指導のおかげで順調に力をつけることができ、2年生からメンバーで走らせていただき、都大路も経験することができました。その経験もあって最終学年の時には自分がチームを引っ張って全国で結果を残したいと思い主将を引き受けました。しかし、インターハイは予選落ち、全国高校駅伝の時は二週間前くらいに腓骨の方を怪我してしまって思うような走りができずにラストイヤーは悔しい思いをしました。インターハイでの雪辱を晴らして有終の美を飾りたいと意気込んでいたので走り終わったあとは虚無感しかなかったです。気持ちを切り替えるのにかなりの時間がかかりましたが、大学に行く前に恩師である禿先生とお話しした際に「高校で悔しかった分、大学で頑張れ」と一言声をかけられたのが切り替えるきっかけになりました。何気ない一言なのかもしれなかったのですが、あの時の私には本当に大きな一言だったのを覚えています。この時からより一層結果を出して先生や支えてくださる方々に恩返しをと改めて思うようになりました。
大学に入学してからは、絶対に春先から結果を残すと意気込んで入学したものの冬の怪我が長引いて春のシーズンは思うような結果を残すことができずにもどかしい気持ちが募る一方でした。しかし、陸上を本格的に始めて4年目にして初めて夏合宿を怪我なしで終えることができ、ようやく軌道に乗り始めた気がします。箱根駅伝予選会にも走らせていただいて多く課題も見つかったレースでしたが二桁順位でまとめることができ、チームも総合6位で箱根駅伝本戦を勝ち取ることができました。ようやく大学のスタイルに慣れてはきたものの、まだまだ私は強さも速さも無いのですが本戦ではチームに貢献できるように、上野監督、先輩や同期たちの背中を追いかけながらまずは5000mでは13分台、10000mでは28分台という結果を出して箱根駅伝に繋げられたらと思っています。憧れだった舞台が手の届くところまで近づいていて、憧れから目標に変わり、チームでこんなにも早く走れるのが不思議な感覚ではあるのですが、残り約2ヶ月の日数をやれることは全てやって万全の状態でスタートラインに立ち、今シーズン最大の目標のレースを悔いのないように全力で楽しみたいと思っています。
最後になりましたが予選会の応援やサポートありがとうございました。予選会を突破できたのも監督をはじめマネージャーやOBの方々、支えてくださる方々のおかげだと思っています。私たちがなに不自由なく学業と陸上に打ち込めるのも地域の方々や学校関係の方々、たくさんの差し入れをしてくださる方々のおかげだと思っています。本当にありがとうございました。これからも箱根駅伝に出るのに満足するのではなくしっかりと結果を出して恩返しをしたいと思っています。また、箱根駅伝がゴールではないのでこれからも上野監督のご指導のもと選手としても人としてももっと上のレベルに行けるように精進したいと思います。
まとまりがなく読みづらい文章だったと思うのですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。これからも立教大学の応援よろしくお願いします。
次回は丸山龍之介(理・3年)のブログです。次回も是非お読みください。
2022/11/14
今回は、服部凱杏選手(経営・3年)のブログです。服部選手は、確固たる実力に、直向きに練習に向き合う姿で常にチームを引っ張る存在です。
力強い走りからは想像できない不思議な雰囲気も魅力の一つです。
こんにちは。3年の服部凱杏です。
箱根駅伝予選会の感謝の思いを残そうと思います。
箱根駅伝予選会の応援ありがとうございました。差し入れや、練習・生活環境の整備など日頃からのご支援のおかげで箱根駅伝をつかみ取ってもらうことができたのだと思います。
箱根駅伝予選会で自分はゴールタイムがチーム内11番目でした。箱根駅伝予選会はチーム10人の合計タイムによって争われるため、チームに貢献することはなく、レースの行方を傍観していただけでした。チームが箱根駅伝出場権を勝ち取ってきてくれたことには本当に感謝しかありません。
結果発表時は、とても驚きました。正直、自分自身は予選会を迎えるにあたって、今年予選会突破は絶対に無理だと思っていました。本当に申し訳なく思います。そして、ただただチームのすごさを感じています。
レース後は、自分が思うように走れなかったことについてぼんやりと考えていたのでチームの結果に対して、嬉しさもなければ、レースに向けてやれることは、すべてやり切った分、レース結果に対しての悔しさもなく、ほんとうに“無”の感情でした。
時間が経つにつれて、テレビでの報道映像などをみて、ようやく実感がわきました。成し遂げたことは、歴史を大きく動かすことで、本当にすごいことをしてくれたのだと感じました。監督のインタビューは見て泣きそうになりました。陸上競技で最高峰まで上り詰められてこれ以上ないほどの数々の輝かしい賞を受賞されてきた方が、ましてや箱根駅伝で活躍されていた方が、箱根駅伝の出場権獲得で涙流せるって、、、と思いました。どこかのメディアで “レース中に監督が選手たちに「頼む!」と言っていたこと” について話題に出されていて、そこで改めて監督の選手に向き合う姿勢の凄さを再認識しました。本当にありがたく思います。
予選会突破を経て周りの人が自分たちを見る目が変わったことをとても感じています。地域住民の方や学校関係者の方に練習で迷惑をかける場面が多い中、快く後押してくださり感謝しています。
正直なところ箱根駅伝は、出場権を勝ち取ってきてくれたメンバー10人に走ってほしい思いと、自分が走りたい思いが混在しています。どのような形であれ必ず恩返したいと思っています。
媚び売っただけです。
次回は永井駿(コミュニティ福祉・1年)のブログです。来週も是非お読みください。
2022/11/07
今回は小倉史也選手(経営・1年)です。小倉選手は選手、マネージャー共に愛されている選手で練習では学年問わず食らいつく姿が印象に残ります。
大学に入り5000mのベストを更新するなど少しずつ力をつけつつある選手です。
こんにちは。経営学部経営学科1年の小倉史也です。
食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋。どんな秋をお過ごしですか?ちなみに私は相変わらず走っています。当たり前ですが。
初めてのブログとなりますが、このような文章を書くとなると中学時代の生徒会活動を思い出します。全校生徒の前や保護者の方の前で話す文章を書いてまとめるのにとても苦労しました。人前で話すことには良い経験になり慣れましたが、文章力は付きませんでした。ですから拙い文章になると思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
私は小学3年生から陸上を始めました。ただ走ることが楽しく、レース後に鬼ごっこや、かくれんぼなどをしていたことが懐かしく感じます。まだ友達と集まってかけっこをただ楽しんでいた幼少期です。この頃の自分にはまだ今の陸上道をひたすらに必死に頑張っている姿、人生など考えもしていなかったでしょう。長距離、駅伝に興味を持ったのは小学5年生でした。私の地元、三重県では毎年2月に美し国駅伝(うましくに)という市町対抗の駅伝があります。その駅伝に出場したいと思い、長距離に専念しました。小学5年生の時はまだ体力がなく出場できませんでしたが、小学6年生の時に代表として出場できました。そこで駅伝の楽しさ、良さを知り箱根駅伝を走りたいという大きな夢ができました。そして小学生の卒論に箱根駅伝を走ると宣言し、中学生になり、陸上すると思いきや、バスケしていました。理由は自分の中学校に陸上部がなかったからです。バスケがしたかったのではなく、体力がつくだろうと思いバスケ部に入部しました。ですからあまりバスケ部の思い出はありません。チームのみんなごめんなさい。少し陸上の話とは一旦離れますが、冒頭で話した通り私は中学生の頃、生徒会長を務めていました。意外ですよね。自分でも今思います。なぜ、生徒会長になったかというと、生徒会の役員を決める投票で一番自分が多かったからです。すごくないですか?ありがとうございます。生徒会長になったからには、生徒代表として、いろいろ校則や伝統を変えてやりました。任されたことを精一杯やり遂げなければいけないという経験が今の陸上生活においてもつながっています。話を戻しますが、バスケ部を引退し本格的にまた陸上を始めました。陸上クラブに通い、そこで恩師でもあるコーチに出会い、強くしていただいて、三重県の強豪校、伊賀白鳳高校に入学しました。本気で陸上に向き合うようになりました。スタートは良かったのですが陸上の道を進めば進むほど、思っていた以上に辛いことやこれまでのようにただ走ることが楽しいだけでは通用せず、陸上競技の難しさを実感しました。でも節目節目で叱咤激励していただける恩師や良きライバル、目標となる友に出会うことができ、壁にぶち当たる、立ちはだかる度に負けそうになる弱い自分もいましたがそれを乗り越える目標があったからこそ頑張ってこれたのだと思います。
そして今、立教大学に入学し、早々に箱根駅伝という大きな目標が目の前にあります。こんなにも早くずっと抱いてきた夢が目の前になるとは正直思っていませんでした。予選会では私は走れず、悔しい思いをしました。実際に私はまだまだ力は劣っていますが、強い思い、行動を起こせば変わらないような事でも変えられると信じています。最後になりますが、小学6年生からずっと変わらず抱いてきた「箱根駅伝を走る」という夢、必ず4年間の中で達成します。今後とも立教大学駅伝部の応援よろしくお願いします。
次回は、服部凱杏(経営・3年)のブログです。来週も是非お読みください。
2022/10/31
今回は、市川大輝選手(コミュニティ福祉・3年)のブログです。
市川選手はクールで真面目な印象が強く、何事にも冷静かつ沈着な佇まいから、他の選手やマネージャーから一目置かれている選手です。怪我からの復帰後、今まで以上の走りを見せてくれるであろう市川選手に是非ご期待ください!
こんにちは。 3年の市川大輝です。
先日、箱根駅伝予選会が終わりました。立教大学は6位という結果で、第99回箱根駅伝本戦への切符を掴むことができました。これは選手の頑張りだけでなく、監督、マネージャーをはじめ、OBの皆様など応援してくださる方々の力が形となって現れたものだと感じています。私からお礼を言うのは少し生意気かもしれませんが、本当にありがとうございました。そして、これからも応援していただけるように精進していきます。
こんなことを言っていますが、今回、私は選手として出走することはできず、寮のテレビからレースを見ていました。昨年の予選会はチーム内最下位でチームに貢献することができませんでした。絶対リベンジすると思っていたあの瞬間からあっという間に1年が経ってしまいました。今シーズン、結果を残そうと思っていたものの結局、リハビリと疲労骨折の繰り返しで、未だレースに出場することすらできていません。チームがどんどん良い状態になっていく中、自分は衰えていくようなもどかしい気持ちで過ごしていました。陸上や駅伝の映像を見ることも嫌で、今年の予選会まで全く見ていませんでした。久しぶりの映像、箱根駅伝出場が決まった瞬間を目にして、自分自身の気持ちが高まるのを感じ、これまで抱えていたもどかしさが一気に晴れたような気がしました。怪我だったり、辛いことがある分、喜びは倍以上になるんじゃないかと最近は思えるようになりました。
55年ぶりの出場が決まった瞬間、上野監督がインタビューで泣いている様子が映っていましたね。もらい泣きしかけましたが、耐えました(笑)選手と一緒に泣いてくれる、喜んでくれる監督です。怪我で辛い時にも声をかけていただき、ここまで陸上を辞めずに続けられているのかなと思ったりします。2024年に向けたプロジェクトでしたが、1年フライングという形になった以上ここから連続出場をすることは当然だと思ってやっていかなければいけません。監督にはぜひ、2060年くらいまで走りながら指導していただきたいです。(笑)選手として活動できる残りの期間を大切に、応援してくださる皆様に走りで恩返しできるように頑張ります。これからも立教大学の応援よろしくお願いします。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回は小倉史也(経営・1年)のブログです。来週も是非お読みください。
2022/10/24
今回は林虎大朗選手(コミュニティ福祉•2年)のブログです。
林選手は夏合宿を経て確実に力をつけ、箱根駅伝予選会においてメンバーの1人として力強い走りを見せてくれました。今後の走りにも期待が高まる選手です。
こんにちは。コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科2年の林虎大朗です。
今回2回目のブログとなりますが、試合前のモチベーションについて自分なりに書こうかと思いますので、最後まで見ていただけると幸いです。
皆さんは大事なプレゼンや試合前など緊張をしますか?する人としない人いると思いますが、私は中学生の時や高校生の最初の方はかなり緊張をするタイプでした。人前で話すのが苦手で発表をしたくない陰キャです。しかし、何事にも経験って大事なんだなと思わせられました。大学に入って人前で話す機会は減りましたが、立教箱根駅伝2024プロジェクトが注目されるようになってインタビューをしていただくことが多くなりました。そのおかげかは分かりませんがあまり緊張もしなくなって冷静に受けごたえ出来るようになっていたと感じています。何事にも経験というのは大事だと思っていて、大学1年目は関東に初めて来て慣れない環境で上手くいかないことだらけでした。その悔しかった経験を活かして2年目は1年目より大きく飛躍できた年になったのではないかなと思います。もちろん現状に満足していませんし、これからも上を目指して立教大学で頑張っていきたいと思います。皆さんの応援が本当に力になっていますし、立教頑張れと言ってくれるとすごくモチベーション向上に繋がります。試合前はなるべくポジティブな思考で臨んだ方がパフォーマンスも上がると思うので、モチベーションの上がるスポーツアニメの熱いシーンなどを見てモチベーション向上に繋げているのでぜひ参考程度に。試合前に劇的にパフォーマンス向上ということはありませんが、最大限のパフォーマンスを発揮するために最大限のことをやって信じてやるのみだと思います。皆さんのパフォーマンスが最大限発揮できることを私も願っています。
ここまで見てくださった皆さんありがとうございます。
箱根駅伝予選会では55年ぶりの箱根駅伝本戦出場を果たすことができました。皆様の応援のおかげです。本当にありがとうございました。本戦の応援もどうぞ応援よろしくお願いします。
次回は市川大輝(コミュニティ福祉・3年)のブログです。来週も是非お読みください。
2022/10/17
今回は関口絢太選手(経営・3年)です。昨年のMARCH対抗戦で一気にチームトップに躍り出た関口選手。優しい人柄も相まって公私共にチームにとって頼れるエースです。そんな関口選手の活躍から目が離せません。
おはようございます。こんにちは。こんばんは。3年の関口絢太です。箱根駅伝予選会が2日前に終わり立教大学駅伝部は本選出場への切符を無事つかんだでしょうか。なぜこのように言うかというとこのブログが掲載されるのは10月17日であり、提出期限は10月10日だからです。このブログを今書いている関口は箱根駅伝予選会が終わって一発目のブログにも関わらず結果がわからないという何とも難しい状況でブログを書いています。そのためこのブログのお題をどうしようかすごく迷いましたが、先ほどもあった通り予選会終わって一発目のブログということで予選会のことに関して触れた内容が良いと思い、今回のお題は
「去年の予選会から今年の予選会までの1年間で変わったことと変わらないこと」
について書きたいと思います。このようなブログを書くと毎回5歳年下の妹に笑われるくらい書くのは苦手ですが最後までお読みいただけると嬉しいです。
まず本題に入る前に立教大学駅伝チームとはどのようなチームなのか簡単に説明したいと思います。立教大学駅伝を一言で表すと
「めっちゃ、仲の良いチーム」
です。
言葉では伝わりにくいと思うので証拠写真を持ってきました。下の写真をご覧ください。
この写真は2022年9月15日(夏合宿中)に撮影されたものです。青い服を着ている3年生のT君が、黄色い服を着ている1年生のN君にチョークスリーパーをかけられ喜んでいることがわかります(※2人から許可はもらっています)。ここで「ん?」と思った人がいると思います。その疑問の正体は、なぜか先輩が後輩にかわいがられていることです。
この写真からも分かる通り私生活では学年の垣根を越えて仲が良く、練習でもよいコミュニケーションが取れています。このほかにもエピソードはたくさんありますが横のつながりだけでなく縦の繋がりも強いのは立教大学の良いところだと思います。
立教大学駅伝部がどのようなチームか簡単にわかってもらったと思うので本題の「去年の予選会からの1年で変わったことと変わらないこと」についてそれぞれ3つずつ書きたいと思います。
変わったこと1つ目は「単純に実力が付いたこと」です。わかりやすく全日本駅伝予選会を見てみると16位から12位に順位を上げました。本選出場を目指していたため悔しい結果となりましたが、そこから去年よりも質も量も高い夏合宿をこなしてきたため実力はかなりアップしていると感じています。
2つ目は「絶対的エースがいなくなりエース格と言われる人が何人もいるチームになったこと」です。去年の予選会を総合19位で走り、関東学生連合で箱根を走り、5000m、10000mの立教記録も更新した斎藤俊輔さんが卒業しました。そんな中1年生で箱根駅伝を走った3年の中山や5000mの立教記録を塗り替えた林、1年生ながらトラックシーズンに10000mで28分台を出した國安などエース格と言える人たちがたくさん育ってきました。
3つ目は「陸上に対する姿勢」です。この「陸上に対する姿勢」には2つあり、1つ目が行動です。自分の足りないところを各自で鍛えたり、怪我をしないようセルフケアをしたりする人数が増えました。入学当初は15人以上が一度に補強ができるくらいの大きさのトレーニングルームに私と同級生の丸山君2人しかケアをしに来てなかったのですが(部屋でしている人もいました)、今ではそのトレーニングルームが埋まる日があるほどケアをしに来る人が増えました。2つ目は気持ちです。去年までのこのチームはできることがあるのに集合後すぐに部屋に戻って寝る人がいるようなチームでした。しかしこの1年で選手一人一人が箱根のことを意識し、特に夏合宿ではどれだけきつくても集団から離れないという強い気持ちを感じることができました。
次に去年の予選会から変わらないことについて書いていきます。変わらないことの1つ目は「チームの雰囲気」です。冒頭でも書いた通り立教大学は学年を超越した仲の良さがあると感じています。今年はありがたいことにたくさんの取材が来ました。某テレビ局の人から「今まで取材してきたチームの中で一番仲がいいチームで取材がしやすい」と言われました。たくさんのチームを取材してきている人からも仲が良いと言われるくらいこのチームは仲が良いです。
2つ目は「選手の自主性」です。他大学や他のスポーツを見てみると「監督のいうことが絶対だ!」というチームもあると感じます。しかしこのチームは選手の自主性を尊重しており、自分の思ったことを伝えられるような環境だと思います。私自身、現状を監督に伝え、今の自分に合ったメニューを一緒に考えたことがあります。
3つ目は「マネージャーからの支援」です。各学年4人、計16人で選手がストレスなく練習や大会に臨めるようにサポートをしてもらっています。給水の準備から大会の送り迎えなど様々な場面でマネージャーは活躍しています。私の母校である国学院久我山高校はマネージャーが一人もいなかったため、大学では陸上競技のことだけに集中できることを強く感じています。またマネージャーだけでなく、監督も普段から寮に住み、選手のサポートをしてくださっています。そして緊急時や重要な時には総監督やコーチも駆けつけてくださります。このように身近な人をはじめ、いろいろな方からの支援があってここまで成長できました。このブログを借りて感謝申し上げます。いつもありがとうございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。このブログを書いている10月6日の関口は予選会がどのような結果になっているかわかりませんが、このチームなら必ず予選会を突破していると信じています。突破していなかったら大いに笑ってください。
こんなチームですがこれからも応援よろしくお願いします。
次回は、林虎大朗(コミュニティ福祉・2年)のブログです。来週も是非お読みください。
2022/10/10
今回はミラー千本真章(コミュニティ福祉・4年)です。この一年、主将として持ち前の優しさと明るさで個性豊かなチームをまとめてくれました。自分の走りにも向き合いながら、部員一人ひとりの話に耳を傾けて、チームのために日々奔走しています。
こんにちは。立教大学4年ミラー千本真章です。
箱根駅伝予選会はもう目の前です。昨年も同じ時期に書かせていただいたので、もう1年が経ってしまったのかとしみじみ感じております。
予選会前にブログが上がるということですので、何を書けばよいのか大変迷いましたが、変にテーマを決めることなく、この1年間の日記として綴りたいと思います。
私は、昨年10月23日に主将に就任いたしました。歴代の先輩方が、力強く献身的にチームを引っ張る姿に憧れを持ち、また自分自身においても、記録的な成長だけではなく、人間的に大きく成長したいという願いがありました。立教陸上歴10年目の最も立教カラーが強いのは私であることに間違いない。非強化と強化の両世代が共に力を合わせて臨む最後の予選会であり、一番良い形で来年のチームに繋ぎたいという思いが強いと当時の日記に書いておりました。
そして次のページには今の自分に足りないものという見出しで、「みんなを安心させる自信」「就寝が遅い」「ハキハキしていない」「メリハリがない」「背中で語れない」…と
こうして昔の日記を読み返してみるのも面白いものですね。足りないものが果たしてこの一年で身についたかどうかは全く分かりませんが、自分自身に点数をつけるなら30点くらいの出来かと思います。
私は昨年の7月に椎間板ヘルニアを患い、怪我で走れないまま主将に就任しました。日々状態が変わらない体、どの医者を信じればよいのかわからず、朝良くなっていてくれと思って起きてみると、状態が変わっていないことに落胆する毎日が続いておりました。
同時にチームとしても予選会後は変化の時期で、新たな取り組みや慣れない部分もあり、失敗や多くの意見を貰い、精神的にタフにならなければいけなかったことを覚えております。常に板挟み状態。過去の主将と毎回比べられ、評価が色々なところから聞こえてくる。自分自身の怪我の状態も良くならず、腐りかけていたこともあり、この時期の日記はマイナスなことばかりが残っています。
しかし4月には新入生という新しい風が吹き込み試合も続いていく中、チームも少しずつ軌道に乗り始めました。ミーティングの内容も、より濃い話し合いが学年毎にでき始め、少しずつ環境が整ってきたのかなと実感してきたのもこの頃です。
それでも、全日本駅伝予選は思うような結果は得られず、チーム内でのハプニング続きとこの予選会のスタートラインに立つまで決して順調であったとは言えなかったかもしれません。
そんな状況下でも、副主将の金城が選抜合宿を引っ張りエントリー入りを果たしました。立教記録を更新するメンバーも出るようになり、一歩一歩着実に前に進み始めています。
私自身は怪我が長引き、選抜合宿にも行けず、チーム運営も失敗ばかりで、今でもあの時こうしていたらと後悔ばかりです。
しかし主将に就任したことを後悔はしていません。もう一度選択を迫られたとしても、このチームの主将になりたいと立候補するでしょう。箱根駅伝プロジェクトの始めの4年に携われ、また主将としての経験は誰にでも回ってくるチャンスではありません。とても価値ある時間を今も貰っていると感謝しています。
後輩の中には「主将の走りを早く見たい」「本戦に連れて行くので、しっかり準備して待っていてください」と温かい声をかけてくれる人もいます。そんな言葉が私の陸上へのモチベーション保たせ、気持ちを奮い立たせてくれていたのだと思います。
私は予選会メンバーにはエントリーされていません。予選会のスタートラインに立つ12人のメンバーに思いを託すことしかできませんが、彼らならきっと、きっとやってくれると心の底から信じています。
最後に立教大学の駅伝部に興味を持ってくださっている方へ
私たちのチームはまだまだ発展途上です。何か問題がある度に、新たにルールも加わっていきます。既にある程度整っている田に行きたい人は立教は合わないでしょう。みんなで一緒に耕し、どんなタイミングでどの苗を植え、どの肥料を混ぜながら、どの土を選べばベストな状態が出来上がるのか。チーム一丸となって共に作り上げていきたい、その一員になりたいと思う方は是非門をたたいてください。充実した4年間が待っている場所であることは間違いありません。私が保証いたします。
第99回東京箱根間往復駅伝競走予選会、立教大学の応援よろしくお願いいたします。
次回は、関口絢太(経営・3年)のブログです。来週も是非お読みください。
2022/10/03
今回は忠内侑士選手(経営・3年)のブログです。毎年ブログの紹介で書かれているとおり、練習に対する直向きさと、朗らかで親しみやすい性格は現在もしっかり継続されています。
それに加え、最近上級生らしさが出てきたと噂の忠内選手のブログを是非ご一読下さい。
お久しぶりです、忠内です。この度は私のブログを開いていただきありがとうございます。早いもので三回目、箱根駅伝予選会が近づいてきてチーム内にも良い雰囲気が漂ってきています。蒸し暑い日々が終わりに近づき、秋の訪れを感じさせる心地よい風が吹く時期になったと思いますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、前回私は人によって役割や雰囲気作りにおいて重要だと考える「キャラ」について記述させていただきました。今回は、「人との繋がり」について書かせていただきたいと思います。拙い文章になりますが、最後まで目を通していただけると幸いです。
早速ですが、私は人に助けてもらわなければ生きていけない人間です。例えば、毎月の生活費は親から送ってもらって日常生活を送れていることや、陸上の環境が整っている立教大学で走らせていただけているのも監督を始めとしたマネージャーさんや個性豊かなチームメイトのおかげで走り続けることができています。どれもすべて一人ではできないことで、ここまで贅沢な環境を提供されていること、また大学生活や陸上競技、またはどこか遊びに行くことも含めて目では見えないサポートをしている方々のおかげで私の人生は成り立っています。この場を借りて感謝いたします、本当にありがとうございます。
上記を例に出して伝えたい理由がひとつあります。それは、自分を支えてくれている人がいることです。何か物事に取り組む際に、自分の活動を支えてくれる人が絶対にいます。それは金銭面であったり環境面であったりします。または、自分に「頑張れ」と一言かけてくれる人もいます。そういった方々に対して私ができることは、結果で恩返しをすることです。そして何より、応援されることが私にとって走るための原動力になっています。
今までに結果を残そうとした人たちのためにも、私はチームメイトと共に箱根駅伝を走って応援してくださったすべての人に結果でありがとうという感謝の気持ちを返したいと強く思います。
このブログが出たころは箱根駅伝予選会まであと数日でしょうか。レースまでにできる最良の準備をしていきながら、恩返しの準備をしていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。結局駄文で終わってしまいましたが、ここまで読んでくださっただけでも感謝しかありません。では、次のブログでお会いしましょう。
次回は、ミラー千本真章(コミュニティ福祉・4年)です。来週も是非お読みください。
2022/09/26
今回は辻京佑(文・4年)です。4年生であり、寮長という立場の彼はいつも周りを見てくれています。
真面目に練習に取り組むだけでなく、選手の寮内での生活などの規律を正してくれます。そんな頼りになる選手です。
こんにちは。文学部教育学科4年の辻京佑と申します。今回のブログは3回目で最後となります。最後のブログということもあり何を書こうか非常に迷いましたが、10年間陸上競技に向き合ってきたので、私が陸上競技を続けてきた理由と思い、そしてそこから学んだことを書きたいと思います。最後まで読んで頂けると幸いです。
10年間陸上競技に打ち込んできましたが、振り返ってみて順風満帆だったかと言われるとそうではありません。上手くいかないことの方が多くて悩みぬいた10年間だったと思います。ただ今となってみると不思議と後悔は全くありません。打てる手は全て打ってきたと思っていますし、常に速く走るために考えてきた10年間は私を大きく成長させてくれたと確信しています。
今になってはっきりと言えることなのですが、私が陸上競技を続けてきた理由は
「自分の人間性を成長させ、人としての魅力をつけたかったから」で、
これ以外にはありませんでした。もちろんより大きな試合に出場してみたい、そしてより速く走りたいという思いがここまで私を奮い立たせてくれたと思います。ただそれ以上に陸上競技に向き合ったことで人としての自分の弱さや自分自身がどのような人間なのかを見つけることが出来ました。初めは誰かに勝つことが自分の喜びだったと思います。ただ今となってみれば、私の場合は他人と争うことよりも過去の自分を超え、昨日の自分よりも今日の自分が人として成長するために毎日練習し、結果を出すために努力することの方が、遥かに価値が高かったと考えています。
陸上競技が私に教えてくれたものは非常に多く、かけがいのないものばかりです。その中でも「自分を信じる」ことの重要性は最も強く教えられたような気がしています。自分がどこへ向かっていてどのような状態になりたいのかを想像し、それに向かって前進するためには自分を信じる必要があります。これは陸上競技だけではなく、普段の日常生活でも同様です。目標を立てそれを叶えるためには「自分ならできる」と決意し、立ち向かう必要があります。どのようなことが起ころうが常に前向きに、自分さえ信じていれば大抵の問題は乗り越えられます。一方で自分を信じられなくなった時が最もつらい状態に陥ります。陸上競技はそのような自分を信じて前へ突き進んでいくことの必要性とその難しさを教えてくれました。この経験は今後も私の中で活かされるものだと思います。
このチームが成長するにつれて、チームとは何か、立教大学陸上競技部男子駅伝チームの良さとは何か考える機会が増えてきました。これまで私の中で明確な答えを出せずにいましたが、今ならはっきりと言えます。私たちのチームの良さは「才能や能力に限らずに、努力して結果を出すことに価値があり、周りがそれを認めていくこと」です。私がこの4年間で最も頭の中で考えてきたことは結果を残すということです。今までに取り組んできたことで、ここまで結果に拘ってきたものはありませんでした。これまでの私は結果とそれに対するプロセスがあった時、今までの努力してきた気持ちと満足感からかプロセスを少し評価してきました。ただ現在は、プロセスは自分で評価してはいけないものだと思っています。プロセスに逃げることは非常に楽なのです。私は「結果は自分で評価するもの、努力は他人が評価するもの」だと考えています。自分の満足する結果を残して初めて自分が辿ってきたプロセスを評価することが出来るのです。私は理想のチーム像とはこの考え方にあるのではないかと思っています。誰よりも自分の結果を自分自身で追い求めて成長していく。そして周りのメンバーはその姿を見て自分の結果を残すために一生懸命努力をする、この循環が必要なのです。ただ勘違いしてはならないのは、結果は自分が一番追い求め評価することで、他人から評価されるものではありません。他の組織やチームでは結果が一番重要で、それに対して周りが反応し、評価するという構造でしょう。しかしこのチームはその考え方でなくても良いと思っています。それが立教らしさなのです。全員がスポーツ推薦で入部している訳では無く、入部した背景は様々です。それでも自分と向き合い、誰よりも自分の求める結果を残すために努力する。自らの結果は誰よりも求める一方で、結果だけで人を判断しないようなチームが1チームでもあっても良いのではないでしょうか。今のチームは私が入部した時とはまるで違ったものになりつつあります。それでも立教らしさを残しつつ、チームは大きく成長することは可能です。何を残して何を無くしていくのかを私自身も見つめ直していきたいと思います。
最後に私の尊敬する人たちを紹介して本文を締めくくりたいと思います。私の尊敬する人たちとは16人いるマネージャーの皆さんです。私はこの1年間寮長を任せられていたので立場上マネージャーの仕事を選手の中でも一番近いところから見させていただきました。このチームを想って行動している姿は学年関係なく、かっこよく見え尊敬しています。様々なところで板挟みとなり気苦労も多いと思いますが、それでも実直にマネージャー業を全うしています。彼ら、彼女らを見ていると私の人間としての狭さを感じるばかりです(笑)。そのようなマネージャーの皆さんのおかげで自分自身の身が引き締まることも多々ありました。何を期待し、何を考え、何の思いを選手に乗せているかは様々で分かりませんが、少なくても何か期待してくれている。そう思うと期待に応えられるように日々自分の練習に向き合えました。マネージャーのみなさんはプロフェッショナルです。だからこそ私たち選手もプロでなくてはならないと思わせてくれました。
本当にいつもありがとう。これからもよろしくお願いします!
日々立教大学陸上競技部男子駅伝チームを支えてくださっている皆様大変ありがとうございます。「立教箱根駅伝2024」事業を支援していただいている皆様がいらっしゃったので私は何不自由なく練習に取り組めました。私たちのチームは2023年1月2日、3日の箱根駅伝に出場することを目標としてこれまで活動してきました。私は今のチームであれば箱根駅伝に出場できると確信しています。直近の重要な試合である箱根駅伝予選会まであと数日ではございますが、見守って頂けると幸いです。今後とも立教大学陸上競技部男子駅伝チームをよろしくお願いします。
あと少しだけ書かせてください。どうしても感謝を述べなくてはならない人がいます。それは両親です。ブログで書く内容か?とは思いましたが直接言うのは恥ずかしくて言えないと思ったので、本人が見るか見ないか分からないところで書くことをお許しください(笑)。そして両親にはもし見たとしても触れないで頂きたいと思います(笑)。今振り返ってみてもこれまで迷惑しかかけていません。イレギュラーに次ぐイレギュラーな進路選択をしてきたので、最終的に寮生活をして陸上競技をしているということは想像しえなかったことでしょう。本当であれば大学に入学したらバイトをして自分の生活費ぐらいは自分で稼ぐということが一般的にも関わらず、今は陸上競技にだけ打ち込むことが出来ています。この生活が出来るのは当たり前ではないと思ってきましたが、客観的に見ればまだまだ甘い考えで行動していると思います。何から返していけば良いのかもう分からないので、ひとまず私は信念を持って生きていくことにします。そしていつでも私を誇ってもらえるような人間になりたいと思います。
ここまで長々と私の思いを書き連ねてきました。読んで頂いた皆様ありがとうございました。おそらく部員史上最も長いブログだったと思います(笑)。全体的に真面目で暗くて硬めの文章だったので最後ぐらいは明るい雰囲気で終わりたいと思います。
菅平合宿最終日の写真です。体の限界を迎えたにも関わらず、そんな感情を心の中にしまい充実感からかみなさん良い表情です。支えてくださっている皆様のおかげで充実した毎日を過ごせています。本当にいつもありがとうございます。これからもどうぞ立教大学陸上競技部男子駅伝チームをよろしくお願い申し上げます。
次回は、忠内侑士(経営・3年)です。来週も是非お読みください。
2022/09/19
今回は村上心優(文・2年)のブログです。
村上選手は普段はとてもクールで練習でも自分のペースで黙々と走っている姿が印象的ですが、誰に対しても丁寧に接してくれるなど優しい面もあります。そんな村上選手の今後の走りに是非注目してください。
こんにちは。文学部教育学科2年の村上心優です。
8月は走行距離が伸び、周囲の先輩後輩のストレッチやケアを参考にして、身体への負担を最小限に抑えようと必死でした。そんな8月も終わり、気が付けば秋学期がすぐそこまで来ています。そして先日、春学期の単位発表がありました。必修授業を乗り越えて、取り敢えず一安心しています。
上記の通り、私は文学部教育学科に所属しています。今回は教育学科の講義で学んだ知識を一つ、部活動の内容に絡めながら紹介したいと思います。
人間は知識を学ぶために「認知」を行なっています。そして、この認知には「中央制御型」と「分散認知型」の二つが存在します。中央制御型は、一方通行で情報が伝達される方法です。例えるならオンデマンド授業のような状況です。一方の分散認知型は、相互に情報を対等に持ち合うもので、前者よりも効率が良い方法です。私は、この駅伝部には分散認知型に近い雰囲気があるように思います。先輩後輩、そして指導者が良い関係を保ちながら、意見交換が出来る環境が築かれています。私は先日初めての合宿を経験したのですが、様々な知識を周囲から吸収できたと実感しています。これは分散認知型による恩恵ではないでしょうか。この知識を情報で留めておくのではなく、日々の練習、そして秋学期に行われる記録会に活かしていきたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今後とも、立教大学体育会陸上競技部男子駅伝チームのご支援、宜しくお願いいたします。
次回は、辻京佑(文・4年)です。来週も是非お読みください。
2022/09/12
今回は峯本幸樹選手(コミュニティ福祉・3年)のブログです。峯本選手の陸上に直向きな姿勢は多くの人の手本となります。私生活では多くの人から愛され、素敵な笑顔を絶やしません。夏を経て、秋、冬の彼の走りに注目です。
コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科3年の峯本幸樹です。今回ブログを書くにあたり、ずっと何について書くのかを考えていましたが、せっかくなら読みながら楽しんでもらえるような内容が良いなと思い、私の同期3年生の他己紹介をしたいと思います。あくまでも私の主観での他己紹介になるので、「ふーん、そうなんだ。」くらいの感覚で読んで貰えればと思います。
市川大輝君 とにかくイケメンです。クールですが、笑いへの姿勢は貪欲です。私は彼とよく一緒に生活しています。怖いイメージを持たれがちですが、スルメイカのように話せば話すほど良さが出てきます。
内田賢利君3000mSCのスペシャリストですね。彼は走りも顔もかっこいいです。とってもクールそうに見えますが、本当に子供っぽい姿を仲が良い人には見せてくれます。このギャップが、また溜まりませんね。沼です。
加藤駆君スピードスターです。フォームからは想像できない程スピードがあります。個人的に部内で1、2を争う笑いのセンスの持ち主です。ワンピースネタを彼に振れば全て面白く返してくれます。語尾に「じょ。」と付けて話す癖があります。
岸本健太郎君走りを表現すると、「安定感の鬼」です。どんな時でも最低限でまとめてくるだろうと思わせる走りをします。関西人ということもあり、マシンガントークで部員の皆と話しているイメージです。そんな彼ですが、競技に対するこだわりは人一倍あります。
小池耀大君彼を嫌う人はいるのでしょうか。皆から愛されるキャラです。学校ではあまり話さないそうですが、寮では大きな声で楽しそうに誰かとディスカッションしています。彼が同じ空間にいるとどうしても話しかけたくなるそんな存在です。
権守遼大君口数は少ないですが、練習に対する姿勢は本当に尊敬します。どんな時でもしっかり距離を踏むイメージで、精神的にタフだなと感じます。彼を笑わせた時は、個人的に相当嬉しく思います。
白瀬賢也君間違いなく、各学年の橋渡し役でチームの雰囲気を作ってくれている存在です。皆からいじられ、それを全力で、ボケで返す。面白くないのが面白いことが彼の強みです。彼には、何回も笑顔にさせられています。名前に「賢い」という字が入っていることだけが謎です。
関口絢太君チームの柱です。スタートラインに立てば必ず走ってくれます。「いつそんな練習した?」そう言いたくなる選手です。走りからは想像できない優しさと包容力を持っていて、いつもニコニコしています。スタイルも抜群で正直穴が無いです。
忠内侑士君職人のような走りをします。ひたむきに練習し、3年の中で一番伸びた選手です。練習でもきつそうだなと思ってからの粘りが凄まじいです。普段はしっかり者の、いじられ役で、先輩からも後輩からも頼られ、一言声を掛けると鋭いツッコミが飛んできます。
武田拓樹君知能派ランナーです。全てを容量良くこなします。日々の練習で確実に強くなるイメージで、走りがかっこいいです。個人的に彼と話すのが好きで、どんな分野の話でも楽しく話すことができます。兵庫出身の武田から放たれる愛のあるツッコミを定期的に貰いたいです。
中村大毅君彼は完璧男子です。何か困ったことがあるとすぐに頼りたくなる存在です。何でも教えてくれて、やるべきことは確実にこなします。スピードの爆発力はかなり凄まじいです。人をいじるのがうまく、話した人とすぐ仲良くなっているイメージです。
中山凜斗君箱根ランナーで長い距離にめっぽう強いです。競技に対してストイックで練習を見れば強い理由が分かります。自分のこだわりは貫き通すタイプで、THE九州男児です。彼とは、趣味から私生活、競技の話まで腹を割って話しますが、熱い男の一面、ふんわり柔らかい一面もあります。ギャップが一番あります。
服部凱杏君知る人ぞ知るランナーです。才能だけではなく、練習に裏付けされた実績だと思うような練習をします。個人的に加藤駆君と1、2を争う面白さです。選ぶ言葉のセンスが凄いです。食欲も凄いです。筋肉も凄いです。走りも凄いです。全部凄かったです。
丸山龍之介君競技に対する姿勢が手本のような選手です。間違いなくケアに対する意識や掛けている時間はチーム1です。本当に走るのが好きなのだろうなと思わせられます。理学部ということもあり学業も大変な中、部員に大変そうな姿は一切見せないクール男子です。
宮澤徹君彼の脚はいつも筋肉が浮き上がり、血管が浮き出ていて、つい見入ってしまいます。部内1のスマイルの持ち主で、優しい一面もありつつ、練習への準備や、取り組みは誰よりも入念です。いっぱい食べて、いっぱい走っています。
以上で他己紹介を終わります。少しでも同期のことを知っていただければ、楽しく読んでいただけたなら幸いです。3年生は全員が個性豊かな学年です。今回は、自分ではなく、同期にベクトルを向けて文章を書きましたが、その人の良いところを再確認することができました。何となく日々一緒に生活を送り、頑張っているメンバーですが、来年は私達が最上級生です。互いの良いところを引き出しながら、誰からも応援される最高のチームにしたいと考えています。まずは、今年の予選会をしっかりと闘い、目標の箱根駅伝を掴みにチーム一丸となって残りの期間を凡事徹底で過ごしたいと思います。他の学年にも最高の部員が沢山います。全員で力を合わせながら、練習、生活を送っていきますので、これからも立教大学駅伝部の応援をしていただけると嬉しいです。読んでいただきありがとうございました。
次回は、村上心優(文・2年)のブログです。来週も是非お読みください。
2022/08/01
今回は櫻井駿祐選手(異文化コミュニケーション・2年)のブログです。
櫻井選手は普段の練習から試合まで、積極的に前で勝負する選手です。
ストイックな姿勢とマイペースな性格で、今年はチームに結果で貢献していきます。
こんにちは。
異文化コミュニケーション学部2年の櫻井駿祐と申します。前回のブログでは私が立教大学の男子駅伝チームに入部した動機、また陸上、勉学に対する意気込みなどを書かせて頂きました。今回のブログでは、私の所属する異文化コミュニケーション学部について言及していこうと思います。
突然ですが、皆さんは立教大学の異文化コミュニケーション学部についてどんな印象をお持ちですか? 立教生でさえ、学部の名前は知っているけど、実態は知らない人が多いのではないでしょうか。異文化コミュニケーション学部では、日本語、英語と第二外国語を実践的に学び、運用能力を身につけるとともに、様々な領域や分野に関して、授業内のディスカッションやプレゼンテーションを通して学習しています。具体的には、言語学、教育学、通訳翻訳、コミュニケーションやグローバル・スタディーズなどの専門領域や、難民問題、人種差別、ジェンダーといった社会問題など学習範囲は多岐に渡ります。一部学習内容が重かったり偏ったりするものもありますが、これらの学習を通して様々な知見を得るだけでなく、複雑な現象やトピックを体系的に理解し、解決する能力が育まれていることを実感しています。
留学生や帰国子女など海外経験に富んだ学生がとても高い割合で在籍していることも異文化コミュニケーション学部の大きな特徴です。英語だけで展開される授業があり、クラスメイトの英語力やパーソナリティに脱帽しました。面白い人や個性の強い人も多く、留学生と友達になれたり、日々の学校生活において留学しているような雰囲気を味わうことができます。
私は普段人見知りでシャイな性格なので、このような活発に意見や会話が飛び交う環境は苦手でした。しかし、英語で自分の意見を主張しなければいけない環境から逃げずに自分のコンフォートゾーンを抜け出さなければいけない重要性に気づきました。陸上でも、勝負に勝つことやタイムを出すために、試合では自分の性格を消して別人のメンタリティで試合に臨むことを意識しています。勉学や陸上もまだまだ実力不足ですが、確実に成長を実感できているので、引き続き継続して頑張っていきたいです。
私事ですが、秋学期は学部の海外留学研修のため、一時的にチームを離れます。留学先は高地トレーニングで知られるアメリカのコロラド州を選びました。留学先のアメリカでも練習を継続するので、勉学、陸上ともに多くの学びを吸収して持ち帰っていきたいです。
最後までお目通し頂きありがとうございました。
今後ともご支援、ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
次のブログは、峯本幸樹(コミュニティ福祉・3年)です。また、次回は9月12日(月)に更新します。
2022/07/25
今回は宮澤徹選手(現代心理・3年)です。
最近メキメキと実力を伸ばしている宮澤選手。練習には誰よりも真面目にひたむきに取り組み、私生活では可愛い顔して意外と毒舌なところも彼の魅力です。夏の練習を超えて、より成長したこれからの宮澤選手の走りにも注目です。
こんにちは。現代心理学部映像身体学科3年の宮澤徹です。安倍晋三元首相の銃撃事件やコロナ感染者の増加など暗いニュースばかりの世の中ですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
時の流れというのは早いもので気づけば大学生活も折り返し、このブログの執筆も3度目、そしていよいよ就職活動に頭を悩まされる日々が始まり、気の休まらない日々を過ごしています。
そんなことはさておき、今回のブログでは私が目指す人間像について書かせていただきます。拙い文章になるかと思いますが、是非最後まで読んでいただければと思います。
単刀直入に言うと私が目指す人間像は「魅力的な人」になることです。皆さんの周りに魅力的な人はいますか?顔立ちやスタイルなどルックスのよさで魅力を放つ人もいれば、洗練された立ち振る舞いによって魅力を放つ人など魅力的な人というのは多種多様です。しかし、魅力的な人というのは共通して周囲を惹きつける力を持っています。
ここで私が魅力的だと思う人物を紹介したいと思います。それはプロ野球の北海道日本ハムファイターズに所属する伊藤大海選手です。2020年のドラフト1位でファイターズに入団し、新人ながらも東京五輪の日本代表として金メダル獲得に貢献するなど日本トップクラスのピッチャーである伊藤選手ですが、私が彼に惹かれる理由は彼の精神面にあります。ガッツポーズなどマウンド上で魅せる派手な振る舞いや彼の代名詞である追いロジンのもととなった東京オリンピック準決勝の韓国戦で相手ベンチからロジンに関する指摘を受けた直後に相手からの抗議に対して全く動じず再びロジンをつける姿など、ブレない自分の軸を持った選手であるという印象を持っています。また、彼のTwitterの固定ツイートには『誰よりもひたむきで一生懸命である事。』という言葉が載っています。この言葉を胸に刻みひたむきに努力をしてきた過程があるからこそ、マウンド上で感情が剥き出しになる姿や、ちょっとしたことでは動じない強いメンタルを目の当たりにしたときに私が彼に惹かれるのではないかと思っています。ここまで私が魅力的だと思う人物について紹介しましたが、まだまだ紹介しきれなかった彼の魅力もあるので、伊藤選手を知らないという人は是非一度ネットで調べて彼の姿を見てほしいと思います。きっと何か惹かれる部分があると思います。
上記のことを踏まえて、果たして今の私は「魅力的な人」になれているでしょうか?答えはNoだと思います。比較するのも変な話ですが、私は伊藤選手のようなブレない自分軸を持てていないように感じます。陸上でもプライベートでも努力はするものの人に流される、誘惑に負ける、だからこそ目標に届かずともあっさりとその結果を受け入れられてしまうなど、とてもひたむきとはかけ離れた生活をここまで送ってきてしまったと感じます。これを機に陸上はもちろんのこと、多方面で目標に向かいひたむきで一生懸命な努力を重ね、ブレない自分を持った魅力的な人になれるように精進したいと思います。
まとまりのない文章となりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
チームとしては「箱根駅伝出場」に向けた重要な夏季練習に取り組んでいるところです。皆さんの応援が間違いなくチームの力となるので今後とも立教大学男子駅伝チームへのご支援、ご声援のほどよろしくお願い致します。
次回は、8月1日櫻井駿祐(異文化コミュニケーション・2年)のブログです。来週も是非お読みください。
2022/07/18
今回は加藤広人選手(コミュニティ福祉・2年)です。
どんな練習にもしっかり目標をもって取り組める選手です。先輩からは可愛がられ、料理上手というギャップもあり、彼の周りにはいつも人がたくさんいます。
夏のどんな練習も乗り越えて、1歩成長した姿を見せてくれると思います!
こんにちは。
コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科2年の加藤広人です。
こんなにも早く梅雨が明けてしまい本格的な夏の暑さが始まっていますね。私事ながら先日コロナワクチンの3回目接種に行ってきました。そして40度近い高熱で寝込み、ようやく38度を下回るところまで回復しました。正常な状態でないため拙い文章となってしまうかもしれませんが最後まで読んでいただけると幸いです。
今回は価値観の違いについて話していきたいと思います。
生きていく中で私たちは数多くの人たちと関わることとなります。そんな中で様々な価値観の人がいます。では、どんな価値観の差があるでしょうか。私が陸上を行っていくうえでシューズの選択は非常に重要になってきますが、「シューズ」いや靴でも一般の人と価値観はわかれるでしょう。ナイキの厚底シューズのように3万円近いものもあり、実際私も購入して使用しています。しかし一般の人からしたら「1万円を切るようなシューズはいくらでもあるのになぜそんな高いシューズを履くのか」と感じる人もいるでしょう。
次に、私の同期の中でも考えてみましょう。私たちはアルバイトができないため、冬の帰省でお年玉をもらえる人は、貴重なお金を得る機会の一つです。そのお年玉一つを何に使うかでも、人それぞれの価値観が現れます。私のように服に使う人もいれば、ゲームに課金する人、ユーフォーキャッチャーに使う人、遊びに行くのに使う人、貯金する人など様々いるわけです。
そんな「価値観の違い」から私は、学ぶべきことも多いと感じています。自分と異なる価値観を持っている人は、自分とは異なる考え方を持っています。そうした考え方を吸収することで、これまでの自分をアップデートすることができ、より自分の引き出しを増やすことに繋がると思っています。
皆さんも多くの人と関わる中で自分自身の価値観を磨いてみてはいかがでしょうか。
最後に、現在チームとしては夏合宿にむけた準備期という位置づけで練習に取り組んでいます。トラックシーズンの関東インカレ、全日本大学駅伝予選会では結果を示すことはできませんでしたが、最大の目標である箱根駅伝予選会突破という結果をチームとして示すことができるよう取り組んでいきます。これからも立教大学男子駅伝チームへのご支援、ご声援のほどよろしくお願いします。
次回は、宮澤徹(心理・3年)のブログです。来週も是非お読みください。
2022/07/11
今回は、山本羅生(経営・2年)のブログです。
フレンドリーで優しい山本選手は、選手マネージャー共に部のみんなから愛されています。練習も淡々とこなし、全日本大学駅伝選考会のメンバーにも選ばれました。これからの山本選手の走りにも注目です。
こんにちは。
経営学部経営学科2年の山本羅生です。
夏といえば鱸や鱧などの魚が美味しくなる季節ですよね。こんなことを書いていたら地元に帰って釣りたての魚が食べたくなります。そんなことを言いながらもまだ大学に入学後1回も実家には帰っておらず今年の夏は帰れそうなので早く帰りたいと願っているところです。
余談はさておき2回目のブログとなり何を書こうか考えていましたが、今回は私が挫折から味わったことについて考えていきたいと思います。拙い文章になりますが最後まで閲覧していただけると幸いです。
今年も早いものでもう7月になりました。皆様はどのような年になっているでしょうか?私は壁に当たるような年になっています。1月と2月は怪我で走ることができず3月でやっと練習ができるようになったと思ったらまた怪我をしてしまいまきた。そこから復帰して練習をできるようになったのは4月末でした。そこから全日本大学駅伝に向けて期間もなく自分なりに必死に練習としましたがその必死さと焦りが裏目に出てしまい練習を自分の容量より多くしてしまい、普段のケアや治療じゃ取れない疲労となってきたい結果としてはオーバーワークになってしまいました。全日本大学駅伝の予選会でも練習が全て完璧にできていたのにも関わらず結果としてはチームの足を引っ張る結果になってしまい陸上をしていて初めて悔しくて泣いてしまいました。また陸上競技をしていて初めての挫折になり自分でもどう立ち直ればいいのかわからないことが多かったです。またその後も体に力が入らなかったりなど体調が悪い日々が続き陸上がきついなと感じる日がずっとありました。
そんな時に感じたことは「できないからと言って腐らずにやれることをやり続け自分を信じる」ということです。例えば怪我をしたり今までやれていたことが急にできなくなったらやる気も無くなってしまい行動を起こす気がなくなってしまうと思います。しかしそんな時でも不安になるかもしれませんが自分を信じて今やれるベストを尽くすことが大切だと今回感じました。できないからと言って何も行動をしないままいくと堕落していく一方でいざ復活したとしても甘えることに慣れてしまい楽な方にしかいかないと思います。だからこそきついかもしれませんがきつい時にこそ自分を信じ、できることを最大限にやり続けてみるということがとても大切だなと今回感じました。私自身できないなりやれることを最大限にやってみて試合に臨んでみると8分24秒96と暑さと自分の体の現状を踏まえると個人的には満足できる走りができました。
私が自分自身を信じてやれたのもNARUTOというアニメでマイト•ガイというキャラクターのセリフにある
「自分を信じないやつに努力する価値がない」
という言葉があったからだと思います。今年は私の中で勝負の1年になると思っているので、今回の挫折で学んだことを忘れず自分を信じてやれることを最大限にやっていきたいと思います。
最後になりますが上野監督に普段から指導していただき、沢山のアドバイスをしてもらっていますが結果を出すことができていたい思うので、主要の大会で結果を出すことや5000mで13分台と10000mで28分台を出そうと思っています。あと1つ自分なりに考えた結果が監督に勝つことが1番の恩返しになるのかなと思ったので監督に勝ちたいなと思っています。どれも簡単なことではないですが頑張りたいと思います。
長い文章になりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
チームとしては「箱根駅伝出場」を目標に今は夏合宿に向けて準備をしています。今後とも立教大学体育会陸上競技部男子駅伝チームのご支援の程宜しくお願いいたします。
次回は、加藤広人(コミュニティ福祉・2年)のブログです。来週も是非お読みください。
2022/07/04
今回は武田拓樹選手(法・3年)のブログです。
落ち着いた物腰と柔らかな言葉遣いからその寛容さが滲み出ている武田選手。話す人に壁をつくらず、気さくに話してくれる笑顔の素敵な選手です。
一歩引いたところから見守り、ちょっとしたことにも気付いて動くその姿はチームにいい影響を与えています。
こんにちは、法学部法学科3年の武田拓樹です。初夏とは思えないほどの蒸し暑い日々が続き、早くもクーラーをフル稼働させているこの頃ですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。くれぐれも熱中症には十分気をつけて、お過ごしください。
私がこのブログを書くのも早3回目ということで、改めて時間が過ぎるのは早いなと感じます。前回は、少しまじめな内容を書いたので、今回は最近気になったことを漫然と書きたいなと思います。最後までお読みいただけたら幸いです。
私は現在、故障明けで徐々に練習を積んでいる段階です。故障明けは身体が重いため、「なぜこんなに重いのだろう。もう少し軽やかに走りたいな、、」と少し疑問に思いました。答えは簡単です、「重力があるから。」ですよね。しかし、意外と重力について考えたことは少ないのではないでしょうか。今回は重力と引力(万有引力)の違い、そのメカニズムなどを簡単に調べてみて、興味深かったものを紹介できればなと思います。
まず、引力とは「物体間で互いに引き合う力」です。それに対して、重力は「地球と地球上の物体間で引き合う力」です。つまり、引力と重力の違いははたらく場所が地球に限定されるか否かということなのです。たとえば、潮の満ち引きは地球と月の間の万有引力によって引き起こされる現象です。重力と引力の関係として、重力=引力+遠心力があります。遠心力は場所によって異なるため、南極、北極付近では弱く、赤道付近では強くなるそうです。日本国内だと、北海道と沖縄では100kgあたり、約140g沖縄の方が軽くなるそうです。
つまり、アスリートが沖縄で合宿をすることは、身体を軽くするという点でも合理的だったのです。(笑)
では、重力はなぜ全ての地球上の物体にはたらくのでしょうか。物を持ち上げたり、投げたりなど力は接触した物体にのみはたらくイメージが強いですよね。ただ、磁力などは接触していませんが、離れた物体間にはたらきますよね。これは、磁力を媒介する素粒子というものが存在しているからだそうです。簡単にいうと、マラリアなどの感染症が人間の間で感染が広がるとき、マラリアを媒介する蚊がいます。この場合の素粒子は蚊のような役割だということです。しかし、重力の最大の謎はこの重力を媒介する素粒子が見つかっていないにも関わらず、地球上のすべての物体に力を及ぼしていることです。したがって、重力がはたらく仕組みは素粒子によるものなのか、全く別の原因なのかがわかっていないのです。つまり、私達が普段身体が重いと感じる理由はまだ解明されていないのです。まとめると、身体が重いときは沖縄に行くとよいということ、なぜ身体が重いかは現代の科学技術では解明できていないということです。
私達が普段あたりまえに感じていることでも、実はそれはとんでもない奇跡やメカニズムによって成り立っていることはたくさんあります。そのようなことを少し調べてみると意外とおもしろいかもしれません。
最後になりましたが、先日の全日本大学駅伝関東地区予選会の応援ありがとうございました。目標としていた本戦出場とはなりませんでしたが、来る箱根駅伝予選会に向けてのチームの実力を測る貴重な機会となりました。現在駅伝チームは夏合宿に向けて準備をしており、箱根駅伝予選会を突破することを目標として日々練習に励んでおります。これからも立教大学陸上競技部男子駅伝チームへの温かいご声援をいただけると幸いです。
次回は山本羅生(経営・2年)のブログです。来週も是非お読みください。
2022/06/27
今回は、黒田航世選手(コミュニティ福祉・4年)のブログです。黒田選手は裏表が無く人当たりが良い人間で、いつも彼の周りには人が集まっています。
自分の軸を持ちつつも、色眼鏡を持たず「物事」に向き合える彼は、
大好きな陸上でも自分なりに結果を出そうと努力を行っています。
今年がラストイヤーの黒田選手。彼の走りに注目です。
こんにちは。
コミュニテイ福祉学部スポーツウエルネス学科4年の黒田航世です。
2022年も気付けば折り返しをむかえようとしています。私は昨年末から続く怪我が一向に完治せず、この半年間はまともに走れない日々を送ってきました。これまで怪我をすることが全くなく、故障者の生活は未知の領域でしたが、今は復帰することの難しさをひしひしと感じているところです。以前、小池君のブログで「想像することの限界」について述べられていましたが、これまでの私自身が想像する故障者の生活は甘かったと今まさに思い知らされています。残された時間は少ないので、一刻も早い復帰に向けて努めて行きたいと思います。
今回は、そんな長い故障期間の中で感じたことについて綴ろうと思います。最後まで読んでいただけると幸いです。
長い故障期間の中で感じたこと、それは、「日常の当たり前は当たり前ではない」ということです。
私は脚を痛めた当初、長くても1週間程度で治る怪我だろうと思っていました。それまで怪我で練習を中断することがなかった私にとってはむしろ良い休養だろうと思い、怪我をプラスに捉えていました。しかし、状態は良くならず時間だけが過ぎ去っていき、おまけに当初痛めていた箇所とは違う箇所も痛めてしまいました。悠々と走る仲間を見ることしかできない日々の中で、試合で結果を出すライバルに対しての焦りが募るばかりでした。
その時、心の底から「走りたい」と思っている自分がいることに気づきました。故障する前までの私は惰性で練習に取り組んでいることが多く、走ることに対しての喜びを感じることはほとんどありませんでした。そう、練習をやらされていたのです。それまで怪我をほとんどせずに走れていたことは、怪我が多い選手から見れば当たり前のことではない、とても幸せなことなのだと感じました。
人は、何かを失って初めてその大切さに気づくものです。しかし、その大切さに気づけたのなら、何かを失った経験は決して無駄にはならないはずです。今回、予想以上に怪我が長引き、走れない辛さを嫌というほど味わってきましたが、この経験は無駄ではないと信じて、復帰に向けて尽力していきたいと思います。
最後に、私の好きなとある特撮作品に出てくる台詞を紹介して終えようと思います。
「生きるとは、欲することだ。」
なりたい自分になろうとする、叶えたい夢を叶えようとするその欲望こそが、人間を突き動かす最大のエネルギーになると言います。
この故障期間で味わった「走りたい」という欲望を糧に、残りの競技生活の一瞬一瞬を噛み締めていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今後とも、立教大学体育会陸上競技部男子駅伝チームのご支援、宜しくお願いいたします。
次回は武田拓樹(法・3年)のブログです。来週も是非お読みください。
2022/06/20
今回は中村大毅選手(コミュニティ福祉・3年)のブログです。前主将を目標に、日々自分の走りに向き合いひたむきに練習を重ねています。面倒見の良さから後輩からも慕われ、個性溢れるチームをまとめるのに一役買っています。
こんにちは。コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科3年中村大毅です。
今年も梅雨の時期が訪れ、うっとうしい雨が続いておりますが、皆さまはどうお過ごしでしょうか?洗濯物が乾きにくく生乾き臭が漂うこの季節を早く終われと願うばかりです。
このブログも3年目を迎え書く内容に困っていましたが、今年度からの私の生活に大きな変化があったため、そのことについて書こうと思います。
その変化とは今年に入ってから「1人暮らし」を始めたことです。昨年までは寮で生活していましたが、来年から寮にはアスリート選抜しか住めなくなってしまい、今年から少しずつあふれてしまうため、一足先に退寮しました。
今、このタイミングで1人暮らしを始めることができて良かったと思う反面、寮での生活は楽しかったため少し寂しくもありましたが、自分自身「1人暮らし」に憧れがあり、このタイミングで始められるのも何かの縁。自立するきっかけにもなると思い、とても前向きな思いで始めることができました。
1人暮らしを始めて“よかった”と感じたことがありましたので紹介したいと思います。
そのよかったこととは金銭の管理ができるようになったこと・時間を自由に使えるようになったこと・家事のスキルが身についたこと・親のありがたみを知れたことが主に挙げられます。
寮とは違い光熱費・食費・家賃など多くのお金を1人で管理しなければならないため金銭の管理は自然とできるようになりました。また、スーパーに行けばグラム当たりの値段やこの商品はどこが安く、この商品はこっちの方が高いなどを比べ把握ができるようになりました。時間については1人の時間が好きな私にとっては誰にも邪魔されずに生活でき、私だけの空間を私1人で楽しむことができています。しかし、無駄な時間を過ごせば過ごすだけ自分に返ってきてしまい、掃除や洗濯などの家事はどんどん溜まってしまいます。家事はやらなければ生活できなくなり、実家暮らしや寮では料理や洗い物を誰かが済ませてくれますが、1人暮らしではすべて自分になりました。以前までは何も感じていなかった親の事を、今では偉大な存在だったことに気づかされ、毎日家事を平気でこなしていた親には感謝しています。
1人暮らしをしたことで実家や寮では考えもしなかった金銭面、時間になれば出てきていた食事、どんな時も人がいる温かみなど当たり前だと思っていたことが当たり前でなくなり、今まで以上に寮でのありがたみや両親のありがたみを日々感じながら生活しています。
1人暮らしを始め、今月で4か月目を迎えました。生活の変化というものには慣れましたが、競技の結果はまだ残せていません。好調からの怪我や復帰戦を経ましたが、結果はボロボロで過去最低のタイムをたたき出しました。これが1人暮らしのせいだとは思われたくはないし、昨年タイムを競って今年寮に残った同じ立場の人たちには絶対に負けたくない。寮外で頑張っている後輩もいる中で自分も負けられないと思いながら日々精進します。悔しさや劣等感を感じても言葉や表情に出すことは少なく伝わり辛いと思いますが、今はどん底だということ認識し、これからの練習や行動で示していこうと思います。
前半のトラックシーズンももう終わりに近づいて参りました。先日の日本選手権で同学年の内田が8位入賞を成し遂げ、その他にもGPシリーズや関東インカレでユニフォームを観る機会も増え、立教大学としての注目度が上がってきたのではないでしょうか。
その一方で、まだまだ上野監督のほうが注目される機会のほうが多いのが現状です。1つ前の記録会でもラスト1周を53秒で周り、他の選手を圧倒する走りで見ている人を驚愕させていました。本当にすごいの一言に尽きます。レース後、上野監督は「ラスト1周はあれくらい切り替えられないとね」と笑顔でおっしゃっていましたが、本当にその通りです。どれだけタイムが悪くても、どれだけ練習ができなくても私に怒ったことはほぼなく、見放されているのか気にしていただいてるのかはわかりませんが、私はいつも背中で魅せてくださる上野監督を尊敬しています。これが尊敬だけに終わらず、いつか「よくやった」と言って頂けるように個人だけではなくチームとして1日1日を大切に過ごそうと思います。今年で3年生、そして上級生となりあと2年の大学生活しか残っていません。全員にそれぞれ役割があることを理解させ、自分自身も役割に全うする事が目標達成の近道だと信じ、これからも挑戦していきます。
拙い文章となりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからもチーム一丸となって「箱根駅伝出場」に向け努力してまいりますので立教大学男子駅伝チームのご支援、ご声援をよろしくお願いします。
次回は黒田航世(コミュニティ福祉・4年)のブログです。来週も是非お読みください。
2022/06/13
今回は白瀬賢也選手(コミュニティ福祉・3年)です。
笑顔とどんな練習にも前向きに励む姿がとても素敵です。マネージャー含む先輩から可愛がられ、後輩とも仲良しな白瀬選手です。
素敵なところがたくさんな白瀬選手の今後に注目です!
こんにちは。
コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科三年、スポーツジェンダーゼミ、ゼミ長の白瀬賢也です。
今回は私がゼミで専攻している「ジェンダー」について書いていきたいと思います。
みなさん、「ジェンダー」と言われたらなにを思い浮かべますか?また、初めて聞いた方もいると思います。ジェンダーとは、生物学的な性別に対して、社会的・文化的につくられる性別のことを指し、世の中の男性と女性の役割の違いによって生まれる性別のことです。ジェンダーは一定の背景において女性・または男性として期待され、許容され、評価されることを決定します。ほとんどの社会では、課せられる責任や負うべき活動、資金・資源へのアクセスと支配、意思決定の機会において、女性と男性の間には違いや不平等が存在しています。「男性だから仕事をしなければいけない。」「女性だから子供を産んで育て、家事全般をしなければいけない。」などといったことが問題視されているということです。ジェンダーには、女性、男性の二つの性だけではなく、女性にも男性にも部類されない、もしくはどちらにも部類されるなど、多様なセクシャリティへの固定概念も含まれます。多様なセクシャリティとは「LGBT」のことを指します。「LGBT」とは、生まれつきの性別ではなく、身体と心の性が異なる人や恋愛対象が同性である人を指します。レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーがあり、これらの頭文字を取ってLGBTといいます。ジェンダーによる男女差別をなくして、ひとりひとりの実力がいかされていく世の中を作るためにはどうしたらいいのか。などを考えていくのが私のゼミの課題です。
近年では、教育やビジネス、政治などのあらゆる分野において男女の区別が緩和されてきました。様々な分野で男女の区別がされている中で、どうしても解決しきれない分野があります。それが、スポーツです。「男性の方が女性より、体力がある」そのようなことを背景にスポーツ界では男性優位で考えられ、今現在も性の偏見は根強いと言えるでしょう。私たちが行なっている長距離種目で言えばもっとも男女の差がはっきり出てしまう種目です。
みなさんは、トランスジェンダー女性がオリンピックなどの大きい舞台に女性として、女性競技に出場することに対してどう思いますか?出場するためには、テストステロン値を一定以下にするなどといった条件があります。私はそこまで努力をしている選手なら出場させてもいいと思います。スポーツ界で「努力」というものは認められるものだと考えているので、トランスジェンダー女性がテストステロン値を下げるという努力を全世界の人が認め、本人に気持ちよく挑んでもらいたいです。また、世界大会などで優勝することによって、批判の声が上がるかもしれませんが、そこで有名になって自分から声を上げることによって、「性は、男性・女性だけではない」ということを全世界の人々にアピールすることができるチャンスの場でもあるので、トランスジェンダーの選手にはこれからも頑張ってもらいたいです。
まだ、ジェンダーについて学び始めたばかりで、「これが自分なりの正解だ」というところまではたどり着いていないので、残りの2年間をかけて、スポーツにおけるジェンダーの平等を実現させるために、平等とは何か・どのようなルールが良いのかを考え、自分なりの正解を出したいです。もし、来年のブログを書くときに自分なりの答えが出せていたら、またここに書かせていただきます。その時には今よりももっと文章力が上がっていることも期待していてください。
興味のない内容だったかもしれませんが、こうして少しでもジェンダーに関する知識が広まればいいなと思っています。最後までお付き合いいただきありがとうございます。また、引き続き立教大学男子長距離チームの応援をよろしくお願いします。
次回は中村大毅(コミュニティ福祉・3年)のブログです。来週も是非お読みください。
2022/06/06
今回は、マッキャーン将人選手(コミュニティ福祉・1年)のブログです。
マッキャーン選手は入学して1ヶ月後に行われた記録会でベスト更新をするなど、今勢いのある選手です。また、高いコミュニケーション力から先輩達とも仲が良く、ダウン中は楽しそうに話しているのをよく見かけます。
アメリカ出身かと思いきや、愛知県生まれというギャップを持った彼の今後に是非ご注目ください!
こんにちは
コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科1年のマッキャーン将人です。文章を書くことがあまり得意ではありませんが、最後まで読んでいただけたら幸いです。
今回は私が陸上を始めたきっかけと大学での目標を書きたいと思います。
私が陸上を始めたきっかけとしては、中学の時に走った駅伝大会にあります。私は元々サッカーをしていて、駅伝には体力トレーニングの一環として参加していました。そこで中京大中京の監督に目をつけていただいて、陸上を始めることとなりました。高校1年目の陸上を始めたばかりの頃は慣れないことも多く、陸上をやめたいとまで考えていましたが、長距離ブロックからミドルブロックに移り主戦場を、1500mとしたところで転機が訪れました。そこからなんとか結果を残すことができ、今に至ります。
大学での1年目の目標は2つあります。一つ目は1年を通して怪我をしないことです。高校時代のミドルの練習に比べ、だいぶjogの量が増え、怪我のリスクが高まりました。なので、栄養面と普段のケアをしっかりして対策していきたいです。
二つ目の目標はトラックでタイムを出すことです。今年は、トラックをメインとしてやっていきたいと思っています。
具体的な目標は、
1500mで3分44秒50と
5000mで13分台を出すことです。
この目標を達成するには、まだまだ練習が足りないと思うので、チームメイトと切磋琢磨しながら力をつけていきたいです。
拙い文章でしたが、最後まで読んでいただいきありがとうございます。これからも応援よろしくお願いします。
次回は白瀬賢也(コミュニティ福祉・3年)のブログです。来週も是非お読みください。
2022/05/30
今回は、岸本健太郎(経営・3年)のブログです。
いかなる局面においても、自分の役割、周りに求められていることを考え、行動に移すことのできる選手です。また、誰に対しても心配りを忘れず、なかなか口に出すことのできないようなことも、はっきりと伝えられる強さを兼ね備えた選手です。
こんにちは。あるいはこんばんは。今流行りのアニメ「SPY×FAMILY」風の挨拶をしてみました。経営学部3年の岸本健太郎です。
日頃より、ご支援ご鞭撻いただき有難うございます。
二十歳になってから一年以上が過ぎ、ケガが治りにくかったり、疲労が抜けにくくなったりと何かにつけて「もうあかん、もう歳や!」と言い訳をしたくなる今日この頃。「二十歳そこそこの若造が何をぬかしとるんや」と思う人が居るかもしれません。それでも中学の自分と比べると回復力が全く違うのです。そう考えるとこれから歳を重ねることが恐ろしくてたまりません…。と小池風の前口上もこの辺にして。
さて今回は日本と韓国のアイドル(女性アイドル)の戦略の違いについて書いていこうと思います。なぜこれを書こうかと思ったのかといいますと、この一年で櫻坂46と日向坂46のライブを観に行ったからです。(関東に居るとライブ沢山あって嬉しい( ^ω^)・・・)
もともとは日本のアイドルについては全く詳しくなく、高校卒業するまでは周りにそういったファンもいなかったために情報もなく、全員が同じ顔に見えるほどでした。しかし、流石は関東の大学。入学するや否や様々なオタクに巡り合いました。数百ある乃木坂の曲をイントロで当てる先輩が居たり、欅坂から櫻坂までの流れを事細かに教えてくれる同期が居たりと、まあそれはそれはバラエティに富んだオタクたちが居たのです。そんな環境で過ごすうちにいつしか坂道グループのメンバーの顔と名前をすべて覚えてしまいました。そしてそんなオタクたちとライブに行くようになり、もともと好きだったK-popとの違いを感じるようになりました。それではそれぞれについて見ていきましょう。
まずメンバー構成について。日本のアイドルといえば48とか46とかを最初に思い浮かべるかと思います。これらのグループは○○期といったように当初のメンバーから、さらにオーディションを経て人員補充をされていきます。AKB48や乃木坂46など歴史の長いグループでは、卒業・加入が繰り返され、もはやテセウスの船状態。それほどに多勢で構成されています。そのためグループによっては、表題曲(活動の中心となる曲)に参加するメンバーが選抜といったかたちで絞られることがあります。一方。K-popアイドルは少なければ3人、多くても10人ちょっとでひとつのグループになり、メンバーの脱退があっても補充することはめったにありません。少数でそれぞれのメンバーにフォーカスが当たりやすいようになっています。曲もユニットでない限り全員が参加します。
続いて曲やダンスについて。日本は比較的全員で歌うことが多くソロパートはそれほど多くありません。しかし、韓国はほとんどがソロパートで進行されていきます。おまけにほぼすべての曲にラップパートがあり、グループに必ず一人はラップを歌えるメンバーが居ます。またダンスにおいて日本はスキルよりも表現力で魅せることが多いように感じます。一方韓国は一糸乱れぬダンスでファンを魅了します。
次にアルバムの販売の仕方について。私自身正直この点において差があることに少々驚いています。日本では、アルバムを通常盤、A盤、B盤…といったように何種類かに分けられ、収録曲はすべて異なっています。例えば表題曲などメインの何曲かを共通収録曲とし、カップリング曲をそれぞれのタイプごとに振り分けて収録するといった感じです。対して韓国は全ての曲がひとつのアルバムに収録されています。
さてこれまで3つの観点から、その違いについて見てきました。アイドルはメンバーが少数で固定していた方が良いのか。はたまた大勢で入れ替わりがあり、新しい力とのシナジー効果があったほうが良いのか。曲やダンスはスキルが大切なのか、魅せることが大切なのか。アルバムは一つで完結させた方が売れるのか、ばらした方が売れるのか。楽しみ方は人それぞれです。私であれば経営学部の授業を通して、どの市場においてもマーケティング・顧客(ファン)のターゲティングに意図があることを学んだため、そういった経営学的な観点からも見るようになりました。お陰で楽しみの幅が増えております。
皆さんもぜひいろいろなものを対比してみてください。きっと面白いはずです。
関東IC終了後、疲れ切った体と、糖分の足りていない頭でこの文をしたためているため、構成・内容など引っかかるところがあるかもしれませんがご容赦くださいw<(_ _)>
季節は梅雨へと移り変わりました。高温多湿で非常に過ごしにくい日々が待ち受けていることでしょう。体調管理も難しくなってきます。一方で、屋外で密を避けられる状態の時であれば必ずしもマスクをすることを強要しないと政府からの発表がありました。少しずつではありますが、数年前の日常が戻りつつあります。感染症対策はもちろん大切。しかし、物事は何においてもケースバイケース、臨機応変が一番です。その時々で最善の行動ができれば良いものですね。
これからもご支援のほど宜しくお願い申し上げます。
次回はマッキャーン将人(コミュニティ福祉・1年)のブログです。是非来週もお読みください。
2022/05/23
今回は、馬場賢人(コミュニティ福祉・1年)選手のブログです。
チームみんなから愛されている馬場選手ですが、走り出すとその力強さや迫力に圧倒されます。立教大学を引っ張っていく存在になるでしょう。彼の4年間の活躍にぜひご注目ください。
こんにちは。
コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科一年の馬場賢人です。
今回が初めてのブログとなります。拙い文章になると思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
私が陸上競技を始めたきっかけは、中学校の部活動を決める時に友達と違う部活がいやだからという理由です。はじめはチームの中でも一番足が遅く、毎日の練習がきつくて早く辞めたいと思っていました。しかし、初めて出場した夏の大会で今まで負けていた友達に勝ったことで私の心に火がつきました。それから毎日の練習が楽しくなり記録も少しずつ伸び始めました。そして、中学三年の春に大幅に自己ベストを更新したことで、高校でも本格的に陸上をしたいと思うようになりました。
高校では大牟田の厳しい環境の中で競技をさせてもらいましした。一、二年の時はタイムも結果もあまり出すことができず、チームに貢献する走りはできませんでした。三年になり副主将という形でチームを引っ張っていましたが、集団をまとめていく大変さと自分自身の競技のレベルを上げていくことの二つの両立の難しさを感じました。秋の県駅伝では優勝することができず都大路への切符を逃した時には、自分の無力さを大きく感じました。しかし、チームでつなぐ最後の駅伝に向けてチーム全体がもう一度活気づいたことで九州駅伝では優勝をすることができました。
中学、高校と競技を振り返ると、様々な人と出会ってきた中で、学校の学費などいろいろな金銭面でのサポートをしてくれている両親、様々な指導をしてくれた先生方、同じチームで苦楽を共にしたチームメイトなど、そのすべての方がいてくれたからこそ私はこうして何不自由なく競技を続けることができていると実感しています。
さて、大学に入学し約一か月が経ちました。大学では、今までと違い直接的な厳しさは減ってきます。そこで、より自分自身を律して過ごしていくか、それともその部分に甘えて緩く過ごしてしまうかでは先々の結果が大きく異なってきます。だからこそより一層自分に厳しく何事にも全力で取り組んでいかなければなりません。大学では常に高い志を持って競技に取り組んでいけるように、そしてチームとしての目標を達成するために少しでも貢献できるように頑張っていきます。
まとまりのない文章でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。立教大学男子駅伝チームの応援を今後ともよろしくお願いします。
次回は、岸本健太郎(経営・3年)のブログです。是非来週もお読みください。
2022/05/16
今回は、中田紫音(コミュニティ福祉・2年)のブログです。
中田選手は、優しくて周りに気配りができるので選手にもマネージャーにも愛されています。陸上に対して真剣で誠実な中田選手。2年目となる中田選手の走りに注目です。
こんにちは。
コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科2年の中田紫音です。
文章を書くのが苦手なので拙い文章になると思いますが、気にしないでもらえると助かります。
今回は私が漫画から学んだことについて書きたいと思います。
今回紹介する漫画は「あひるの空」というバスケットボールを題材にした、笑いあり涙ありの青春バスケ漫画です。
主人公は149cmと小柄ながら、強いバスケへの情熱を持った車谷空がバスケ部に入ったことをきっかけに物語が動き始めます。
弱小チームが主人公の働きで変わっていく姿や、部活への熱意だけでなく、高校生活のリアルな空気感も感じることのできる魅力的な作品です。
背が低い事がハンデなんじゃないのよ。
背が低いのを“弱い“と思う事がハンデになるの。
これは、プレーでの失敗を身長のせいにした空に言った母のセリフです。
空の母は元日本代表のバスケ選手で、彼女もまた、身長が周りの選手と比べて遥かに低かった。そんな母に、空は3Pシュートの存在を教えられる。身長差がハンデにならない武器を手にしたことで、空は身長が低いことプレイヤーでもコート上で戦えるようになった。
確かにバスケにおいて、身長は大きな武器になります。しかし「自分が不利である」と思い込んでしまうと、「自分は身長が低いから仕方ない」と、上手くいかない理由を身長のせいにしてしまいます。
大切なのは、現実を受け入れた上で「どうすればいいのか」を考えること。
できない理由を挙げるのは、その方法を見つけるためのもので、失敗をした時の言い訳を用意するためのものではないということです。
私は失敗した時や、上手くいかなかった時に言い訳を考えてしまいます。例えば、日本史や世界史のテストで低い点数を取った時に「自分は理系だから」と何かとできない理由を探し、失敗した時の言い訳を考えてしまう事がありました。
みなさんはそんな経験はありませんか?
誰にでも、苦手なことやコンプレックスはあります。
しかし、それを言い訳しているだけでは何も変われない。できない理由を探すだけでなく、常に「じゃあどうすればいいのか」を考えるようにしようということをこの漫画から学びました。
結局何が言いたいかというと、何事もすぐに諦めるのではなく、別の方法を見つけ頑張りましょうということです。
まとまりのない文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただき有難うございました。
あひるの空に興味のある方は、ぜひ読んでみてください。
3回目のブログは内容の詰まった文章が書ける様に頑張ります。
次回は5月23日、馬場賢人(コミュニティ福祉・1年)のブログです。来週も是非お読みください。
2022/05/09
小池選手は様々なことに関心を持ち博識な一面を持ちます。生物学や戦闘機などのマニアックな情報を知っているため話していて新しい発見をすることができます。3年目の小池選手の走りに注目です。
こんにちは。
経営学部経営学科3年の小池耀大です。
近頃は木々もすっかり青々とし、晴れた昼間などは早くもほんのりと夏の気配が...
と当初序盤はこんな感じで進行する予定でした。実際これを書き始めた時は部屋で半裸になるほど暑かったため、夏来るのちょっと早いよ的なニュアンスの前口上をぐだぐだと述べ、そのままでは薄味ヘルシーで物足りない本文の内容を少しでも水増しし、薄味ボリューミーでお腹いっぱいな文章を目論んで、もとい目指していました。
ところが、推敲に推敲を重ねようよう500文字は書いた所で、数日雨が降って気温が落ちやがりまして、夏の気配などどこ吹く風、私の2時間ほどの労力と浅はかな企みは五月雨(梅雨じゃないけど)が集めてテレポート、山形県は最上川へと流れていってしまいました。とは言いつつ書いている途中にまた気温が上がってきたので、今からでも稲舟に乗って追いかけたいところですが時すでに遅し、今頃は日本海で魚の餌でしょう。もうどうしたって追いつきそうにありません。嗚呼、早いぜ最上川。
とまあ、冗談と水増しはこのくらいにしまして、ここからようやく本題です。
さて、この冬に私は右足の甲を骨折し、人生初の松葉杖を一か月半ほど経験したのですが、その中である事を実感しました。
ご存知の方もたくさんいらっしゃると思いますが、松葉杖での生活というのは中々に大変でしんどいものです。数分も歩けば体重に耐えかねて痛み出す腕、滑るわギブスが蒸れるわで散々な風呂はまだいい方で、壁の如く眼前にそそり立つ階段、360度全方位から迫りくる容赦ない人混み、心と心の距離より遠く感じるホームと電車の隙間等々、数々のトラップを擁する駅などは魔境も魔境、勇者が挑むダンジョンも斯くやといった有り様でした。
たかが片足の、それも幅一センチにも満たないような骨が真っ二つになっただけで、人間こうも弱るものかと、実家で母に介護されながら私は逆に感心しました。ホモ・サピエンスに社会性が無ければとっくに野垂れ死んでいたでしょう。ご先祖猿たちの進化の方向性に感謝です。国立博物館の人類コーナーの方にでも手を合わせておきましょう。ウホウホ。
この様なそこそこ不便な生活を送る中で私が実感したこと、それは想像することの限界です。
飲酒解禁間もない若輩ながら、これまで人生の半分以上はスポーツをしていますから、身近に松葉杖を突いている人がいたこともありました。そのため実際に体験する前から、松葉杖での生活がどのようなものか、想像くらいは出来ていると思っていました。しかし、その認識が全くもって甘かった事を私はこの冬しかと思い知らされ、先述の通り要介護者となって遠い昔の類人猿に頭を垂れることとなりました。そう、私は想像が足りていなかった、いや出来ていなかったのです。不便さの具体的な場面を、その大変さの程度を。
そろそろ、「たかが骨が一本折れたくらいで、何を長々と語っとるんだ。要約をしろ、要約を。」という声が聞こえてきそうなので結論を申しますと、何事も実際に体験しないと分からない事が多いよね、ということです。昨今は不用意な発言、発信による炎上が珍しくありません。私にとっての松葉杖生活の様に、知っているつもり、分かっているつもりが、実は本当の意味では全く理解できていないということは、世の中たくさんあるのではないでしょうか。
とは言え、全てを自分で体験することは到底不可能です。また、想像すること自体は悪という訳ではなく、むしろ体験することができない事柄について、理解できなくとも思いを巡らせることができるのは、身体能力を低下させてまで獲得した巨大な脳を持つ人間の特権と言えます。私の主張は想像することの否定ではなく、想像の結果については一定の謙虚さを持つべきだということです。古の賢者が言うところの、無知の知というやつです(ズレてたらごめんなさい)。
至極当然当たり前、この上ない周知の事実をドヤ顔で滔々と語る、なんだか痛くて偉そうな仕上りになっておりますが、推敲ではなく酔狂、入れる必要のない修飾・形容を思いつくままに放り込み、迷走に迷走を重ねた挙句に出来上がってしまったネット?リテラシー説教モドキですので、カルシウム不足の戯言と思って大きな心でにこやかにご容赦下さい。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は中田紫音(コミュニティ福祉・2年)のブログです。来週も是非お読みください。
2022/05/02
今回は、安藤圭佑(コミュニティ福祉・2年)選手です。
昨年、箱根駅伝予選会で1年生ながらも1時間3分台という素晴らしいタイムを出した安藤選手。
その裏には直向きに陸上競技に向き合い、コツコツと努力を重ねた過程がありました。
今も未来を見据えて、ブレずに練習を重ねる安藤選手は、今後立教大学を支える大黒柱になります。
皆さんこんにちは。
コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科2年の安藤圭佑です。
本日5月2日はゴールデンウィークの4日目ですね。皆さんいかがお過ごしですか?充実した連休を過ごせていますでしょうか?休日は自分の趣味にいつもより多く時間を費やせますよね。私も休みの日には、趣味の「音楽を聴くこと」に時間を費やしています。音楽は気軽に聴けて、時には人の心の支えにもなる素晴らしいアイテムですよね。このブログを読んでいる皆さんも好きな曲があるはずです。そこで今回は、私が最近聴いている曲を紹介したいと思います。陸上とは何も関係ありませんが、もし今回紹介する曲に興味が湧けば、時間のあるこの連休中に調べることもできると思いますので、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。
まず1曲目は「クリープハイプ」というバンドの「キケンナアソビ」という曲を紹介します。
この楽曲は、「クリープハイプ」のシングル「愛す」のカップリング曲であり、昨年リリースされた最新アルバムにも収録されています。この曲は、ロックでありながら和楽器やエフェクターを使った「クリープハイプ」としてはめずらしいサウンドであり、なおかつリズムも良く、まさしく「キケン」な雰囲気があふれた曲となっています。大学の友達にこの楽曲を聴かせたところ、すっかりハマってよく口ずさむようになってしまいました(笑)。しかし、この曲は歌詞とMVが過激で、YouTubeにあるMVには年齢制限がかけられるほどです。なので、初めて聞く方は少し驚くかもしれません(笑)。
次に紹介するのは、「SUPER BEAVER」というバンドの「27」という曲です。
この楽曲は、2016年に発売された「27」というアルバムに収録されています。この曲の良さは何といっても歌詞でしょう。「SUPER BEABER」はストレートな歌詞を書くことが多いですが、この楽曲もストレートな歌詞が書かれています。私は特にサビの歌詞が好きで、この曲のサビを聴くと自分に自信が持てます。また、途中で転調して曲調が少し明るくなるところもかっこいいので、皆さんもぜひ一度聴いてみてください。
そして次は最後の紹介です。
最後は「にしな」というシンガーソングライターの「真白」という曲を紹介したいと思います。
この楽曲は2021年に発売されたにしなのアルバム「odds and ends」に収録されています。ついにバンドではないアーティストの曲が来ましたね。しかし、「にしな」というシンガーをご存じの方は少ないのではないかと思います。「にしな」は昨年メジャーデビューを果たした、私が今一番推している若手のアーティストです。そして、「にしな」の中で私が最も好きなのが「真白」という曲なのですが、この曲はかっこよくてなおかつとても美しいのが特徴です。イントロからドラムやエレキギターが鳴ってロックな始まり方をするのですが、歌が始まるとロックの中に切なく繊細な歌詞とメロディー、そしてピアノの音色があり、唯一無二のサウンドを提供してくれます。「にしな」は他にはない独特なサウンドを提供してくれるので、興味を持った方はぜひ一度調べてみてください。
今回は邦楽ロックに寄ったかなりクセの強い選曲になったと思いますが、3曲とも良い曲ですので、もし興味のある曲がありましたら、ぜひ一度聴いてみてください。それでは、お体に気をつけて、楽しいゴールデンウィークを過ごしてください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
次回は5月9日、小池耀大(経営・3年)のブログです。来週も是非、お読みください。
2022/04/25
今回は後藤瞭太選手(文・4年)のブログです。
後藤選手は、楽観的な一面と冷静な一面を兼ね備えた選手です。また、誰とでもフランクに話す後藤選手は同期の交流の場を提案するなど、【繋ぐ】存在でもあります。
後藤選手の学生生活ラストイヤーの走りに注目です。
こんにちは。文学部文学科4年の後藤瞭太です。
時が経つのは早いもので私ももう4年生になってしまい、残された時間は有限であることをひしひしと感じております。また新しく新入生も入ってきましたが、私はまだ名前すら覚えてもらっていないと思うので、積極的にコミュニケーションを取っていこうと思います。
さて、話は変わりますが私は現在、就職活動中ということで人生の岐路に立たされています。今回はその中で感じた私の価値観について話させていただきたいと思います。拙い文章になると思いますが、読んでくださる方が途中でプラウザバックをすることないよう精一杯書きますので、ぜひ最後までお付き合い下さい。
突然ですが、皆さんは2012年に出版された朝井リョウ著書の「何者」という作品はご存じでしょうか。2016年には佐藤健主演で映画化もされており、名前を聞いたことがあるという方もいるのではないでしょうか。この作品は、5人の大学生が就職活動に奮闘しながら自分自身が何者であるのか葛藤しながら模索する内容の作品となっており、当時中学生であった私は深く理解することができず、大人になることは大変なのだと感じたのを覚えています。そんな私も作品に登場する彼らと同じ歳になってしまい、改めて読むと先の見えない将来への不安や、自分を上手く見せようと「何者」かになろうとする姿が嫌でも自分と重なる部分がありました。
小説の中にこんな台詞が出てきます。
「十点でも二十点でもいいから、自分の中から出しなよ。自分の中から出さないと、点数さえつかないんだから」
人生の中で、就職活動の中で外側ばかり取り繕いがちになってしまう私にとって強く胸に刺さりました。じゃあ今まで自分が生きてきた中で、3年間の部活動の中で生み出してきた価値、点数が果たしてどのくらいあるのでしょうか。
同期で主将を務めているミラーのようなチームをまとめ上げる包容力、カリスマ性や、昨年箱根駅伝を走って卒業された斎藤さんのような絶対的な走力があるわけでもありません。強いて言うのなら、ふざけた後輩に付きまとわれることくらいしか思い当たりません。そうすると私は一体チームの中で「何者」なのでしょうか。私がいることがプラスなのかマイナスなのか正直、答えはわかりません。ちょっとネガティブ思考すぎないか?と思う方もいると思いますし、このブログを書いていて私自身も少しだけそう感じていますが、そんな自分でもチームに貢献できるなにかを最大限活かして模索していくべきだとだと、就職活動を通じて改めて感じ、これから行動で示していけたらと思います。
話が長くなりましたが、まだまだ大学4年生として始まったばかりです。最後の競技人生の集大成として駆け抜けたその先に自分自身が誇れるような「何者」かになれるよう、悔いのないようひたすら前に進み続けたいと思います!!
少しまとまりのない文章になってしまったかと思いますが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。これからも立教大学の応援をぜひよろしくお願いします。
次回は5月2日、安藤圭佑(コミュニティ福祉・2年)のブログです。是非お読みください。
2022/04/18
今回は、髙木晃瑠選手(コミュニティ福祉・2年)のブログです。部員皆から愛されるその人柄と、練習に対するひたむきさでチームの雰囲気作りに貢献している髙木選手。入部から1年経ち、ついに先輩となった髙木選手はどんな姿を見せてくれるのか、注目です。
こんにちは。
コミュニティ福祉学部スポーツウェルネス学科二年の髙木晃瑠です。今回で二回目のブログとなります。今回は僕の好きな言葉について書かせていただきたいと思います。拙い文章になると思いますが最後まで読んでいただけると嬉しいです。
行きなさい、シンジ君。
誰かの為じゃない、あなた自身の願いの為に
これは私の好きなアニメである新世紀エヴァンゲリオンに登場する葛城ミサトさんが碇シンジ君に放った言葉です。またエヴァのことかと思った方もいると思いますがはい、またエヴァです。
私は小学校4年生の時から陸上をやっています。これだけ長くやっているとたまに何のためにやっているんだろう、だれのためにやっているんだろうと思う時があります。
特に結果が出なくて迷ったり不安になったりするときによく思います。親の為なのか、はたまた部活動の監督のために頑張っているのか。頑張るベクトルはどこに向ければいいのかわからないことがありました。
ですが、この言葉を知って思うことがありました。それは結局みんな自分のために頑張って何かを残そうとしているということです。なおさら陸上なんて自分のために頑張っている競技だと思います。
自分のために練習しているし、自分が有名になるため、強い、速いと言われるために結果を残します。それがなんだかダメなことなんじゃないかと小さい頃は思っていましたがいろんなことを経験して、挫折しそうになったりもしてやっと、自分の為だけに頑張るだけでもいいと気づけました。
僕は速くなって有名になりたいです。
その願いを叶えるため、自分のために頑張りたいと思います。
最後になりましたがこうやって何不自由なく競技に打ち込ませていただいているのも支えてくださっているたくさんの方々のおかげです。トラックシーズンも本格的に始まりだしています。支えてくださる方々にいい報告ができるよう努力していきたいと思いますので今後もご支援、ご協力の程よろしくお願いします。
次回は4月25日、後藤瞭太(文・4年)のブログです。来週も是非お読みください。
2022/04/11
今回は、中山凜斗選手(コミュニティ福祉・3年)のブログです。中山選手は、部活の中心的存在として部を牽引しているだけではなく、私生活では愛嬌もあり後輩や先輩からも好かれています。ついに大学生活が中盤に差し掛かり3年生になった中山選手は、より強くなり今年のチームに勢いを伸ばしてくれるでしょう。
こんにちは。
コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科三年の中山凜斗です。三度目の執筆となりますが、本当にもうネタ切れで何を書こうかと迷ったすえ、面白みに欠けますが今年の目標について短くまとめてみたいと思います。拙い文章になると思いますが、最後まで目を通していただけると幸いです。
昨年度の私は、何一つ結果を残すことが出来ず悔しい思いばかりの年でした。トラックでもロードでも、自分の思うような走りができないことが続き、予選会後からは故障の連続で全く走ることができない状況でした。3月にやっと走り始めて、現在はポイント練習にも復帰しているのですが、気づけば大学三年目ということでそろそろ記録を残さなくてはいけないという気持ちに駆られております。
今年の目標としてあげられるもの。
一つ、10000mで28分30秒
二つ、箱根予選会で日本人先頭集団の中で勝負
三つ、上野裕一郎監督に勝つ
この三つを今年の目標として取り組んでいきたいと考えています。私は、ロードを得意としており、トラックレースには正直苦手意識があります。同じところをぐるぐると回り続けるというのもそうなのですが、1周ごとにあと何周というのが目に入ってくることが苦手です。しかし、今年はこの苦手意識を克服するためにも高い目標を立ててトラックでのレースでも戦えるような選手になれるよう努力します。
また、昨年度の箱根予選会では斎藤さんが日本人先頭集団で走られて、そこに自分がついていけなかったことが本当に悔しかったです。斎藤さんにリベンジすることはもう叶わないことなので、日本人先頭集団で勝負して斎藤さんよりもいい順位を取ることでリベンジという形にしたいと思っています。
三つ目の目標として、監督に勝つことをあげたのですが立教大学は監督によって注目を浴びることが多々あります。本来であれば、私たち選手の力で注目を浴びることが普通だと思うのですが、監督に本気の勝負で勝利した選手が、いまだに一人もいません。そろそろ勝たないと「監督が一番速いチーム」と言われ続けてしまうので、とりあえず1勝したいと思っています。
立教大学としては、今年箱根駅伝出場という目標を掲げており年々順調に順位も上げてきています。箱根プロジェクトとして2024年と言われていますが、それよりも早く、そして継続して『R』の文字が箱根路を駆けていけるようにしたいと思います。
私も三年目となり上級学年となります。私は、周りに気遣いながら引っ張っていくような器用なことは出来ないので、練習面で先頭に立って自分がチームを強くするのだという意志をもって日々精進していきたいと思います。応援の程よろしくお願いいたします。
まとまりのない文章になりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
2022/04/04
今年度初のブログは、1回目に相応しいこの男、金城快選手(コミュニティ福祉・4年)です。金城選手は副将として、チームを時に盛り上げ、時に厳しく律することのできる選手です。広い視点で常に周囲を気遣う彼だからこそ、多くの同期・後輩から信頼されています。ラスト一年、今まで以上に力強い背中を見せてくれるでしょう。
お久しぶりです。コミュニティ福祉学部4年の金城快と申します。
最近、街の満開の桜や、センバツ高校野球、プロ野球開幕を通して春の訪れをひしひしを感じております。春は出会いと別れの季節。つい先日も四年生が卒業式の後、寮を訪れる機会があり、それを実感させられました。改めてご卒業おめでとうございます。明日からの社会人生活、頑張ってください!(このブログは3/31に書いております。)
さて、本題に移りたいと思います。今回のブログでは「夢」について綴らせていただきます。拙い文章になると思いますが、どうぞ最後までお付き合い下さい。
皆さんはどんな「夢」をもっていますか?もっていましたか?
先日、第一生命保険株式会社が第33回「大人になったらなりたいもの」の調査結果を発表し、小中高生男子のランキング1位が「会社員」だったことがちょっとした話題になっていました。(子供の割に現実的な思考だな、とネガティブに思う方もいらっしゃると思いますが、具体的なイメージをもった上で会社員と回答する人も多かったみたいなので、是非ニュースリリースをご覧ください。)
ここで私自身の夢の変遷を紹介したいと思います。
私が最初に抱いた夢は「プロ野球選手」でした。きっかけは2006年のWBC(ワールドベースボールクラシック)準決勝での福留孝介選手が放ったホームランをテレビで観たことでした。それから程なくして野球を始めたのをよく覚えています。
ただ、あまり背も大きくなく、プロ野球選手のようにボールを遠くへ飛ばせる術もなかった私は徐々にその夢への想いが薄れていってしまいました。
次に抱いたのが「箱根駅伝を走る」ことでした。これは小学五年生時に観た箱根駅伝で、当時早稲田大学一年生だった大迫傑選手の1区独走での区間賞を獲る姿に衝撃を受けたのがきっかけでした。当時、校内の持久走大会で1位を獲得するなど走ることがそこそこ得意だった私は「自分もこのくらい速く、美しく走りたい!」と思った記憶があります。
ただ、この夢についても想いが薄れそうになる出来事が多くありました。
本格的に陸上を始めた高校時代では、徐々にタイムが伸び悩んでいき、挙句には受験に失敗して浪人もしました。さらに、大学入学後には、一個下の学年からスカウティングをした選手が入部してきてくれたこともあり、彼らの才能を目の当たりにすることになりました。
しかし、こうした経験をしてもまだ「箱根駅伝を走りたい」と本気で思っています。一体なぜなのでしょうか。他にこれより叶えたいことがないのか、長らく志してきたことで後戻りが出来ないのか、はたまた夢の実現を目指している自分に満足しているだけなのか、正直なところよく分かっていません。
ただ、四月からは大学四年生として競技人生集大成のシーズンが始まります。立ち止まってはいられません。夢が叶う、叶わないかは先のことなので、今は無我夢中にそれを追いかけたいと思います。
The easy way has no meaning.
困難な道のりかもしれませんが、頑張ります!!!
終盤にかけまとまりのない文章となりましたが、私の熱量が伝わっていると幸いです。
他にも熱い想いや高い目標を持った選手たちがこのチームにいるので、これからも立教大学男子駅伝チームの応援をよろしくお願い致します。
次回は4月11日、中山凜斗(コミュニティ福祉・3年)のブログです。来週も是非、お読みください。
2022/3/28
今回は山本羅生選手(経営・1年)のブログです。昨年は一年生ながら全日本大学駅伝予選会や箱根駅伝予選会などに出場、5000mや10000mでも自己ベストを更新しチームの中心として活躍した山本選手。普段は明るく面白い選手です。今年もチームに勢いをもたらす走りをしてくれるでしょう。是非ご注目ください。
こんにちは。経営学部経営学科1年の山本羅生です。今年度の締めのブログとなり、今回何を書こうかと考えた結果、私なりの大会やレース等の考え方について書きたいと思います。初めてのブログで拙い文章になりますが、最後まで読んでいただけると幸いです。 突然ですが、皆さんは試合前や大事なイベントの際はどんなことを考えているでしょうか。そこで今回は私なりの考えを3つ書きたいと思います。 1つ目はどんな時でも「自分を持つ」ことです。環境が変わるとその環境に流されたり、その場の雰囲気に吞まれやすいのが人間だと思います。しかしそんな時に「自分を持つ」ことが大切なのではないかと思います。場の雰囲気に呑まれ練習の時には行わないことをやってしまうと良い結果が得られなかったことを経験したことがある方はいるかもしれません。試合は自分の120%の力を出すよりも自分の100%を出す努力は簡単です。なぜかというと、どんな環境下でも周りに左右されず「自分を持ち」普段通りのことを行うことをすればいいだけだからです。そうすると案外緊張せずに試合に臨むことができ、自分の力を最大限発揮できるのではないかと私は考えています。 2つ目は今年の1月に亡くなられた長崎総合科学大学付属高校のサッカー部の監督をされていた小嶺忠敏さんがおっしゃられていた「自信と過信は紙一重」という言葉です。皆さんも経験したことがあるかもしれませんが、良い結果が出せる時というのは自分の中に何か確信が持てている時だと思います。しかしその自信は過信にもなってしまいます。自信がありすぎるがため、自分の力量を見誤ってしまい普段しないようなことをやってしまうと良い結果が出せる訳もなく空回りしてしまい、結果として悪い結果に結びつきます。私自身も大学に入ってから自分の力量を見誤ってしまい、結果が全く出せないことが多々ありました。そんな時にこの言葉を思い出すことで初心に帰り、この経験を踏まえて次は自分の力を最大限に発揮できると私は考えています。
3つ目は思い切ってやってみることです。映画タイタニックでレオナルド・ディカプリオが役を務めているジャックのセリフである「When you got nothing, you got nothing to lose」という言葉があります。日本語に翻訳すると「何もない時は失うものがない時」という感じです。また、高校の先生から「スタートラインにつくまでは慎重に、スタートしてからは大胆に」と言われてきました。私で例えると自分よりも持ちタイムが上の人と走る際は、この言葉を肝に銘じてレースに臨んでいます。というのも私は記録会等は順位を狙うよりも良い記録を出すことに挑戦するものだと考えています。だからこそ消極的にレースに臨むのではなく、思い切ってレースに臨むべきなのではないかと考えています。思い切ってレースに臨めば自分が持つ力を最大限に発揮し、良い結果が出せると私は考えています。
私はこの3つを考えながら普段試合に臨んでいます。客観的な視点で見ると独特な考え方になってしまうのかもしれませんが、昨年は全種目で自己ベストが更新できたことを考えると私には合った考え方なのかもしれません。この考え方は陸上だけではなく様々な時に活かせると思います。このブログを読んだことを機に、何かしらの時に思い出し、活用してくれると幸いです。
今年は昨年不甲斐ない結果で終わってしまった箱根駅伝予選会で結果を出し、今年のチーム目標である「箱根駅伝出場」に向けて頑張っていくので応援の程よろしくお願いします。ここからトラックシーズンが始まるので個人としても満足のいく結果を出して、チームに貢献していけるように精進していきます。
最後になりますが今年度のブログは私が最後となります。本ブログを1年間ご愛読していただきありがとうございました。本ブログを通して少しでも立教大学男子駅伝チームに興味を持ってくれる方、応援をしてくれる方が増えていると幸いです。また来年度も沢山の応援の程よろしくお願い致します。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
今年度のブログは以上となります。1年間読んでいただきましてありがとうございました。
マネージャー 原杏菜
2022/3/21
今回は山口史朗(コミュニティ福祉・1年)のブログです。
その穏やかな人となりで相手を受け入れる優しさを持った山口選手。陸上面では予選会にも出場し、着々とベストを更新して成長していく彼の今後の活躍から目が離せません。
こんにちは!コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科1年の山口史朗と申します。新入生が入寮し、いよいよ新チームが始動しました。1年があっという間に過ぎて焦っていますが、初心を思い出し、ハーフマラソンに向けて練習に励んでいます。今回が初めてのブログとなりますが、最後まで読んで頂けると嬉しいです。
今回は私が好きな名言を過去の経験を踏まえて紹介したいと思います。 不可能とは、自らの力で世界を切り開くことを放棄した臆病者の言葉だ。
不可能とは、現状に甘んじるための言い訳にすぎない。
不可能とは、事実ですらなく、単なる先入観だ。
不可能とは、誰かに決めつけられることではない。
不可能とは、可能性だ。
不可能とは、通過点だ。
不可能なんて、ありえない。
蝶のように舞い、蜂のように刺すのボクシングスタイルで有名なボクサーのモハメド・アリさんの名言です。多くの人が自分自身の先入観や他者からの言葉で不可能だと決めつけてしまっていることがあるのではないでしょうか。私もこういった文章を書くことなど、苦手で不可能だと決めつけていることがあります。しかし、それは楽をして考えることを放棄しているだけで不可能なんてありえないのです。この言葉に私は勇気をもらいました。
高校3年に入ってからどこも痛くないのに足に力が入らず、練習を積めない時期が続きました。高校最後の集大成である都大路でも思うように走れず、もう陸上を諦めようとしていました。しかし、この言葉を見てなんとか可能性を信じ、動き作りや補強など試行錯誤を繰り返しました。始めは上手くいかないことばかりでしたが、高校の先生や上野監督、治療院の方々のおかげで今では少しずつではありますが走れてきています。不可能だと決めつけていたことは、全て今の私までの通過点だったのだと思い知りました。まだ大きな結果を出せず、苦しい時もありますが走れない時に比べれば全然ましなので、諦めなくて本当に良かったです。
私のように人は壁にぶつかることがよくあります。特に陸上長距離は地道な練習、生活の繰り返しで結果を出すのは大変です。そこで不可能だと諦めるのか、成功するための通過点だと前に進むのか、限界を決めるのは自分であり、行動するのも自分です。長い人生においてたった4年間という短い大学生活に悔いが残らないように、これからもこの名言を心に刻み、励んでいきたいと思います。
最後になりましたが、今、私が自由に陸上をすることができているのは家族をはじめ、ご支援してくださる沢山の方々のおかげで成り立っています。心から感謝しています。私が恩返しできることは結果で返すことなので、より一層気を引き締め、箱根駅伝出場に向け努力していきます。これからも立教大学男子駅伝チームのご支援、ご声援の程よろしくお願いします。まとまりのない内容でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は3月28日、山本羅生選手(経営・1年)のブログです。来週も是非、ご覧下さい。マネージャー 葛西綾華
2022/3/14
今回は村上心優選手(文・1年)のブログです。
村上選手は同期たちからも練習以外で姿を見かけられないほど、私生活が謎に包まれている面白い選手です。しかし、名前の通り心優しい人物であり、マネージャーに対して律儀に接してくれるところからも村上選手の人柄が垣間見えます。そんな彼の今後に是非ご注目ください。
失礼します。文学部教育学科1年の村上心優と申します。旅立ちの春を迎え、日に日に暖かさを感じています。私は特に、朝練習の集合で空が白んでいる様子を見たときに春の気配を感じます。この時期は、季節の変わり目や生活環境の変化、花粉症などで体調を崩す方が多いと思います。このブログを読んでくださっている皆様も、体調には気をつけてお過ごしください。
さて、本題に入りましょう。少し前の時期から頭の片隅にブログのことがあり、そろそろ自分にお鉢が回って来るのではないかと思っていました。前々から身構えてはいたのですが、いざ手元に来ると何について話すべきなのか結局考え込んでしまいました。その結果、難しいことに手を出すと取り繕いきれないため、一番話しやすい自己紹介的なもの、そしてトラックシーズン間近の現在の近況について綴りたいと思います。
私の出身は栃木県の那須塩原市で、自然豊かな地域です。そして、同県出身には新4年生である金城さんがいます。私が陸上競技に身を投じたのは中学生のときです。それも、とても軽い気持ちで身を投じてしまいました。私は中学校で友人たちと野球部に入部する予定でした。しかし、入部希望者が21人いることを直前で知り、私は「ベンチに入れるのが20人、先輩やこれから加わる後輩のことも考えたらとても狭き門だな。」と思いました。また、坊主にするのが少し嫌だった私は「最終入部希望の第一候補に、野球部と陸上競技部の両方を書いて先に声がかかった方に入部しよう!」という作戦に出ました。そのとき先に声をかけてくれたのが陸上競技部、そして長距離ブロックの顧問でした。この経験が元となって現在の私がいます。このような生半可な気持ちで競技を始めたため、辞めたいと考えたことが何度もありました。しかし、今も真剣に陸上競技に取り組めているのは、今日までの環境に恵まれてきたとしか言いようがありません。立教大学の選手たちは勿論のこと、上野監督、マネージャーさんたち、そして陰ながらサポートして下さっている方々に感謝申し上げます。
次に立教大学男子駅伝チームの近況について話したいと思います。最近の大きな変化としては、新入生が入寮したことです。私は新入生の陸上競技に対する熱量に圧倒されています。また、金属の熱伝導のように、彼らからバイタリティを得ているのも事実です。チーム全体もトラックシーズンを直前に控えて、雰囲気がより良いものになっている気がします。私自身昨年は、怪我や今までのブランクの影響で思うような走りをすることが出来ませんでした。しかし、今年は満足のいく走りが出来るように1歩1歩、時には先輩後輩の力を惜しみなく借りて、精進していきたいと思います。
最後になりますが、今後も立教大学陸上競技部の応援をよろしくお願いします。私の拙い文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
次回は3月21日、山口史朗選手(コミュニティ福祉・1年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 山﨑菜緒
2022/3/7
今回は林虎大朗(コミュニティ福祉・1年)のブログです。林選手はチームの皆から愛される人柄と安定感のある力強い走りが魅力の選手です。林選手の今後の活躍に期待です。
こんにちは。コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科1年の林虎大朗と申します。今回何を書こうかと考えた結果、私が陸上競技を始めた経緯を話していこうと思います。初めてのブログではありますが、最後まで読んでいただければ幸いです。
私が陸上競技を始めたきっかけは、従兄弟の父親から誘われた地域のマラソン大会がきっかけです。マラソン大会に誘われたのは小学5年生の時で、当時は硬式のテニスをしていました。走るのは好きだったので誘われた時は運動会感覚で走ったのを覚えています。従兄弟は私より1つ年上で、前回大会も走って上位の成績を残していました。
陸上の知識が全くなかったのでどれくらいのペースで走ればいいのかと考えることなくスタートしました。1.5kmのロードコースを走るのですが、こんなに長いものなのかと当初はびっくりしましたが、後ろからどんどん抜いていく走りをしたので人を抜いて走るのが楽しくなっていました。その結果、初めてのロードレースは6位入賞だったと思います。この達成感と喜びが嬉しくて、来年も出たいと思うようになりました。そして、その翌年も走り3位になって陸上を本格的に視野に入れ始めました。それから中学生になってテニスはもう辞めてしまい、部活に入ろうと思っていたので部活動体験で陸上部長距離に体験に行きました。その時の先輩方が優しく接してくれて、走りに自信を持てるようになり、陸上を本格的に始めようと思いました。
今まで私の陸上の経緯について話してきました。私は自分が本当に何がしたいのか、どの道が正解なのかは正直わかりません。ですが、陸上という競技を選んだのには悔いはありません。苦しい時の思い出の方がたくさんありますが、達成した時の喜びは苦しいことも忘れるくらい心に残るものです。そして、始めようとした当初の気持ちと変わらないものだと思います。このブログを書いてみて、初心に戻ってあの頃の気持ちで競技を続けていくことが競技者として大切なのではないかと感じます。悩んだ時には1回初心に戻ってみるのもいいかもしれません。
昨年は箱根駅伝予選会に出場させていただきましたが、不甲斐ない結果となってしまいました。今年は昨年悔しさをバネにチーム一丸となって「箱根駅伝出場」に向けて全身全霊頑張っていきますので応援の程よろしくお願いします。これからトラックシーズンが始まり、結果で示せるよう個人としても精進していきます。
まとまりのない文章でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。立教大学男子駅伝チームの応援を今後ともよろしくお願いします。
次回は3月7日、村上心優選手(文・1年)のブログです。来週も是非、お読みください。
マネージャー 松本健生
2022/2/28
今回は権守遼大選手(理・2年)のブログです。
淡々と練習をこなし、着実に強くなっている選手です。真摯に陸上競技に向き合う姿を通じて、部に良い影響を与えています。今後彼の成長に注目です。
こんにちは。理学部物理学科2年の権守遼大です。2月下旬に差し掛かり、いよいよ春のトラックシーズンが近づいてきました。チームはシーズンインに向けて冬期練習に励んでおりますが、朝練習では気温が0℃を下回ることもあり、早く暖かくなる日が来ることを心待ちにしています。
さて、つい先日まで北京オリンピックが開催されていましたが、テレビなどでご覧になられていたでしょうか。私は、冬のスポーツにはなかなか触れる機会がないので、新鮮な気持ちで楽しむことができました。様々な記録が打ち立てられた今大会ですが、スピードスケートの男子10000mで世界記録が誕生しました。スウェーデンのニルスファンデルプール選手は、自身が持つ世界記録を更新して優勝を果たしました。ファンデルプール選手は試合後のインタビューで、長距離を滑ることは苦しくないのかと尋ねられると、「スピードスケートは苦しくない。苦しさを乗り越えることが魅力だ。」と答えていました。苦しさを乗り越え、目標に到達し、大きな達成感を得られることは長距離種目の魅力の一つだと思います。長距離種目の中でも、駅伝は団体種目に含まれますが、1区間に1チーム1人しか走ることができないので、チームの仲間と同時に走ることはありません。しかし、選手一人一人にスポットライトが当たりやすくなるというメリットもあります。その区間を走っている選手が主役となり、それぞれの思いを胸に、一緒に走ることはなくともチームのために必死で襷をつなぐ姿を見て、心を動かされる人もいます。これは他の団体種目にはない駅伝ならではの魅力です。たまに、どうして駅伝みたいな苦しい競技をわざわざやっているのかと聞かれることがありますが、そのときは、駅伝はチームで苦しさを乗り越えることが魅力だ、と答えようと思います。
今回は、駅伝の魅力について書かせていただきました。少しでも駅伝の良いところが伝わり、立教大学男子駅伝チームの応援をしていただけたら幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は3月7日、林虎大朗選手(コミュニティ福祉・1年)のブログです。来週も是非、お読みください。
マネージャー 福井優斗
2022/2/21
今回は武田拓樹選手(法・2年)です。気さくで誰にでも優しい武田選手は、練習にも一生懸命で真面目に取り組む姿が印象的です。彼のこれからの活躍にも注目です。
こんにちは。法学部法学科2年の武田拓樹と申します。
私は怒涛のテストとレポートの日々が終わったのもつかの間、ブログの締切に追われており、非常に焦っている今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
そんな2回目のブログになる今回は、テストやレポートにつきものである「評価」について書いていきたいと思います。拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
突然ですが、皆さんは「評価」ときいてどんなことをイメージするでしょうか。私は「評価」というのは、自己を形成する大きな要素の1つだなと最近よく感じます。日常生活の中で私達は多くの「評価」の上に成り立っています。そして、その多くは他者からの「評価」です。たとえば、先程述べたようなテストやレポート、学校内や職場内の人間関係などの多くは他者からの「評価」の上で成立します。たとえ、自分がよくできたと思っても、先生からの評価が低ければ単位はもらえませんし、自分が相手と仲良くなりたいと思っても、相手が同様の評価を自分に下しているとは限りません。つまり、私達は日常生活において、無意識のうちに他者からの「評価」の方を優先し、自己評価や主観を往々にして蔑ろにしています。そうした他者からの「評価」に私達は少なからず影響され、自然とその「評価」に合わせた行動をとるようになります。とくに、それを顕著に感じるのが「就活」です。就活セミナーなどを受けると必ず、「自己分析をして、自分に合った会社を探しましょう!」とか、「志望動機は自分がこの会社に貢献できる理由を書きましょう!」と言われます。でも、そんなの実際に働いてみないと合っているか、貢献できるかなんてわからないですよね。(笑)でも、それをいってしまうと元も子もないので、とりあえず必死に理由を考えて内定が貰えるように行動するわけです。まさしく、自己を抑えて、他者の「評価」の下に行動するのです。こうして考えると、生きていくのって大変だなあとつくづく感じます。
私はまだ本格的に就活を始めてはいませんが、このように他者からの「評価」を気にしながら行動することはよくあります。その際、もちろん一番良いのは、自己評価と他者評価が一致することです。しかし、実際は自己評価と他者評価の乖離に苦しむことも多くあります。もちろん、他者評価は自分に対する客観的な評価なので大事にする必要はありますが、それに捉われすぎると、自分を見失ってしまいます。私はそんな時、自分を褒めてあげるようにしています。自分を一番大切にできるのは、自分です。皆さんはどうでしょうか。周りを気にしすぎて、自分を見失うことはないでしょうか。時には、自分を褒めてあげることも大切です。自己肯定感を上げることは気持ちの切り替えを早くすることにも繋がります。このような姿勢は競技においても大切です。過去の試合を引きずりすぎると、次の試合に向けて気持ちを切り替えることが難しくなります。練習が自分の思ったような結果に結び付かず、苦しいこともたくさんありますが、自分に自信をもって日々練習に取り組んでいきたいと思います。
頼りがいのある4年生の先輩方が引退され、チームは新体制になり、早4か月が経とうとしています。「箱根駅伝出場」に向けてチーム一丸となって精進して参りますので今後とも多大なるご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。また、「箱根駅伝出場」の他にも、個人の目標のために、大小様々な大会に向かって選手たちは日々鍛錬を積んでいます。そのような大会にも少しでも興味を持っていただければ幸いです。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は2月28日、権守遼大選手(理・2年)のブログです。来週も是非、お読みください。
マネージャー 前田萌衣
2022/2/14
今回は西田泰希選手(コミュニティ福祉・1年)のブログです。普段は人懐っこい性格で誰にでも分け隔てなく接してくれる西田選手。しかし練習での真剣な表情や自分の走りに向き合う姿とのギャップが魅力的な選手です。彼の今後の活躍にご注目ください。
こんにちは。コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科1年の西田泰希と申します。ブログというものに触れてこなかったため、何を書けば良いか悩みましたが今回は睡眠について話したいなと思います。
私は、時間があればよく寝ています。趣味は何?と聞かれても寝ることかなと答えるくらい頭の中は睡眠でいっぱいです。寮で相部屋にも寝すぎだろ、というわれる事もよくあるくらいです。睡眠はたくさんのメリットがあります。まず、当たり前のことですが疲れが取れます。また、夜遅くまでテスト勉強をした時になんか落ち着かないことがあると思います。その時、思い切って寝てみると次の日の朝スッキリして勉強に取り組むことができると思います。このように、集中力も高まります。他に調べたところによると、ストレス解消、肥満予防、健康維持、美容効果などたくさんのメリットがあるそうです。もちろん、寝すぎやタイミングによってのデメリットもあるとは思いますがこう見るだけでもたくさんのメリットがあります。皆さんも体の調子が良くない、 お肌の調子が良くないという時はたくさん寝てみてください。 ここまで、たくさん寝ることによってのメリットを話してきましたが寝てばかりではいれません。昨年は1年間ベストも更新することができず、故障もしてしまいました。これは、自分の意識の甘さが招いた結果だと思っています。今日話した睡眠はとても大切ですが、陸上競技を行なっている自分たちからしたらケアや補強、練習も大切です。今年1年、今までの自分を見直し高い意識を持って普段の生活から取り組んでいきたいと思います。 短く、薄い内容のものとなってしまいましたが読んでいただきありがとうございました。今後も立教大学陸上競技部の応援よろしくお願いします。
次回は2月21日、武田拓樹選手(法・2年)のブログです。来週も是非、お読みください。マネージャー 原杏菜
2022/2/7
今回は中村大毅選手(コミュニティ福祉・2年)のブログです。笑顔がチャーミングな中村選手は昨年12月に5000mで自己ベストを更新し、勢いにのる選手です。中村選手の練習に真剣に取り組む姿は周りに良い影響を与えてくれます。今後の活躍に注目です。
こんにちは。コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科2年中村大毅です。今年無事成人式を迎え、新成人として新たな気持ちで競技生活・大学生活を送りたいと思っております。個人だけではなく、チーム全体を暖かく見守って頂けると幸いです。 昨年は私が生きてきたうえで大切にしていることを述べさせていただきました。昨年のブログはすらすらと言葉が出てきたのですが、今年はレポートと退寮にあたっての引っ越しに追われているからか、全く良い内容が浮かばず、期限ぎりぎりになってしまっており、とても拙い文章になると思いますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。 では、本題に入ろうと思います。一昨年の結果に引き続き、昨年もこれといった結果を残すことはできませんでしたが、唯一記録を残せたといえば、高校3年の引退レースで出したタイムを昨年の最後のレースで更新することができたくらいです。私はそれ以前までこれといった目標がありませんでしたが、あることをきっかけに目標が生まれました。今回はその背景とこれからについて簡単ですが募ろうと思います。 まず、今年一年を振り返ると夏合宿前は調子が上がらず、夏合宿の期間は故障、昨年初めての5000mのレースは4年生の引退レースの時でした。そのレースは故障明けで、全く練習が詰めていなかったことから、タイムは悪く練習では勝っていた先輩にも負けてしまうような結果でした。正直その時はやめたいと思っていました(笑)
しかし、違う組に出場していた尊敬する先輩のレースを見てからその気持ちから一変し、謎のやる気と目標が生まれました。意外に単純でした、自分。(笑) その尊敬する先輩とは前主将の石鍋拓海さんです。自分の2個上の先輩になりますが、親しみやすい人柄で他の部員からも慕われ、私もとても仲良くしてもらい、お兄ちゃんのような存在です。4年生が退寮されてから、寮が少し寂しくなったのは今の4年生がいなくなったからでしょうか。個性豊かな4年生でしたが、とても充実した日々を送れました。この場をお借りしてお礼させていただきます。ありがとうございました。 話を戻します。その石鍋さんのレースは自分にとってとても刺激的で、久しぶりにレースを見て感動しました。石鍋さんは私が1年時の主将であった増井さんのタイムを抜いて引退したいとずっと言っており、予選会前ということもあってその達成に至るまで主将としてのたくさんの責任とプレッシャーがあり、自分だけではなくチームの事を考えなければならない状態にありました。ラスト1周の時点では少し危ないタイムで通過しましたが、ラスト1周で渾身のスパートを見せ、増井さんのタイムを抜く14‘43’‘89というタイムでした。石鍋さんの入学時は箱根プロジェクトが始動しておらず、14分台も持っていなかったですが、4年間をかけて陸上と向き合い結果を残した姿は私が見習う姿であり、目標にすべき人だと思いました。 今は4年生が抜け、3年生も少ないため、時に自分がグループを引っ張る立場になりました。最近練習もこなせるようになってきており、浮き沈みなく練習が行えています。あのラストスパートを見てから、明確ではないですが自分の中で意識が変わり、陸上に真剣に取り組めています。今の自分のタイムと比べ石鍋さんのタイムを抜くことは簡単なことではないと分かっていますが、私の今の目標であり、私にとっての通過点です。私も石鍋さんのような誰からも慕われ、尊敬される強くて速い先輩となれるよう努力していきます。この意識の変化と目標ができたことをきっかけに昨年最後のレースで少しだけベストを更新でき、新たな目標の達成に向け日々精進して参ります。自分の中で何かが変わるときというのは何がきっかけになるかはわかりません。しかし、きっかけ1つで意識や考えを変えることができ、なりたい自分になることができるのではないでしょうか。 まとまりはなく、よくわからない石鍋さんをほめちぎる内容になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。これからもチーム一丸となって箱根駅伝出場に向け努力してまいりますので立教大学男子駅伝チームのご支援、ご声援をよろしくお願いします。
次回は2月14日、西田泰希選手(コミュニティ福祉・1年)のブログです。来週も是非、お読みください。マネージャー 水取一樹
2022/1/31
今回は中西洸貴選手(経営・1年)のブログです。同期にも上級生にも愛されるその人柄でチームの雰囲気を明るくしてくれる中西選手。一見お調子者に見える彼ですが、陸上に真摯に向き合う姿はもちろん、ミーティングでは同期の意見をまとめるなど練習外で垣間見える真面目さは部内に良い影響を与えています。
こんにちは。経営学部経営学科1年の中西洸貴と申します。毎週、立教大学体育会陸上競技部男子駅伝チームのブログを読んでくださっている皆様ありがとうございます。自分はこのチームに所属して1年目ということで、ブログを書くのは初めてですが、少しでも楽しんで頂ければ幸いです。
私事にはなりますが、昨年の3月からこのチームで箱根駅伝を目指しています。自分は寮生活が初めてで、慣れないことが多かったです。そのような生活の中でもこの寮で生活して1ヶ月が経ったある記録会で、5000mのPBを出すことが出来ました。それからの昨年1年間は納得のいく結果も、周りの応援してくれている方々の期待にも答えることができない、辛い1年となりました。今回はこの1年間、自分が大きく感じてきた、「自信」について記していこうと思います。
私が思う「自信」には2つの種類があります。それは、自分の内側から発生するものと外側から発生するものです。内的自信、そして外的自信と名を付けて記そうとおもいます。そして、今回私が強く伝えたいのは外的自信の重要さです。
まず内的自信というものは、日々走り込み、練習を重ねて自分の中で形成されていく自信です。これは例えるのであれば、週に2~3回あるポイント練習で過去に達成することの出来なかった練習が、達成できた時。または試合に近い形の練習で自己記録を上回った練習ができた時に蓄積されていく自信です。この自信は、スポーツ以外で例えるのであれば、勉学の模擬試験などが該当すると思います。
そして外的自信は、周りの結果などから影響を受けて生まれてくる自信のことを指します。例えるなら、長距離をする選手なら誰でもわかる日体大記録会などです。日体大記録会は持ちタイムが速い程遅い時間帯の組になります。前の組で走る選手が、好走をするとその後ろの組の実力が更に上の選手は、「前の選手がこの記録で走ったのであれば、自分はこの記録を上回る好走ができる」と自分に暗示がかかります。自分はこのことを外的自信と考えています。更に、陸上の古い歴史の中にも外的自信にまつわる話があります。
アメリカの著名な雑誌、ライフ・マガジンのエディターたちが1999年に選んだ、この1000年の間で最も重要な人物トップ100ランキングのリストで、アスリートで唯一選ばれたロジャーバニスター選手のお話です。欧州で主流であった1マイル走という競技において人類が到達不可能とされていた、1マイル4分の壁を初めて破った方です。エベレスト登頂より難しいとされていた4分切りは素晴らしい記録ですが、他にも色々なアスリートの偉大な記録がある中で、なぜこの方が選ばれたのかには理由があります。それはこの記録が出来た後の話です。実は3分59秒が出た後の1年間で23人もの選手が4分の壁を破りました。壁を1人が超えた瞬間多くの人が超え始めた。不可能という思い込みが人間の限界を作り可能だと言う信念が限界を押し広げる、という意味を込めて、現代ではロジャーバニスター効果と呼ばれています。この事例を知った時やはり自分の外で起きたことに影響されて生みだされる、外的自信の重要さを改めて理解しました。
自分の2021年は内的自信も蓄積できず、良い外的自信の影響も受けることが出来ませんでした。2022年は良い年にする為にも、2つの自信を上手く使い精進していこうと思います。
拙く、長い文章になりましたが読んでいただきありがとうございました。今後とも立教大学体育会陸上競技部男子駅伝チームの応援の程よろしくお願いいたします。
次回は2月7日、中村大毅選手(コミュニティ福祉・2年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。マネージャー 葛西綾華
2022/1/24
今回は丸山龍之介選手(理学部・2年)のブログです。努力を惜しまず、陸上に向き合う丸山選手。持ち前のマイペースさを持って、今年も自分らしく駆け上がっていきます。
こんにちは。
理学部生命理学科2年の丸山龍之介です。現在テスト期間真っ只中で必死に勉強しております。勉強中にふと思いついたことを書いていこうと思います。内容は薄く拙い文章になっているかと思いますが読んでいただければ幸いです。
突然ですが、みなさんは独り言を言いますか。私は独り言を言う方です。しかし現在寮生活をしているため独り言をあまり言うことができません。二人部屋なため、独り言をべらべら喋っていては迷惑になってしまいます。寮生活でつらいことの1、2を争うのは独り言を言えないことかもしれません。しかし最近は寮生活に慣れ、独り言を言っては迷惑になるというブレーキの利きが弱くなってきています。もし迷惑に感じている方がいたらごめんなさい。今回はこの独り言を言うことのメリットについて書いていこうと思います。
独り言を言うことのメリットとして、記憶や集中がしやすいことがあげられます。私は一人で勉強してるときや頭の中の物事を整理したいときなどはぶつぶつ呟いています。声に出すことで記憶しやすくなったり、文章を理解しやすくなるように感じます。先日共通テストも終わり受験シーズン真っ只中ということで、独り言を言いながらの勉強をお勧めします。ただテスト本番で声を出さないように注意が必要です。他にも独り言には精神を集中させる効果があります。大事な試合前や試験前に自己暗示のような形で呟く人もいるのではないでしょうか。また勉強の話になりますが、私はテストで最初にすべての問題に軽く目を通して解けると頭の中でつぶやいてから解き始めていました。テスト前の不安がなくなるような気がしてこれもまたお勧めです。さらに精神を安定させる効果もあります。心に思っていることや愚痴などを声に出すことで自分の中にため込まずに発散できます。ストレスのたまりやすいご時世なので、独り言で愚痴をはいてストレスを発散するのもお勧めです。
さてここまで独り言のメリットについて書いてきました。ここまで書いていて案外独り言にメリットはあるものだと感じました。特に試合前に自分に対して言葉をかけて奮い立たせるのは個人スポーツである陸上競技においてかなり重要なのではないかと考えられます。またコロナ禍ということで家で一人でずっと生活していたり、人と関わる機会が減っている人が増えていると思います。そのような時に独り言をつぶやいて寂しさやストレスを紛らわしてみてはいかがでしょうか。ただ独り言は周りの人が、話しかけられたり愚痴を言われていると感じたり、ただただうるさいなどの迷惑をかける可能性が大きいです。場所やタイミングに注意して独り言をつぶやいてもらえればと思います。
読みづらくまとまりのない文章になってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。今後とも立教大学男子駅伝チームの応援の程よろしくお願いいたします。
次回は1月31日、中西洸貴選手のブログです。来週も是非、お読み下さい。マネージャー福井優斗
2022/1/17
今回は中田紫音選手(コミュニティ福祉・1年)のブログです。いつも笑顔でムードメーカー的存在の中田選手。しかし、私生活とは打って変わって練習中に垣間見れる、彼のひたむきな姿からは、これからの活躍を示唆しているようにも思われます。今後の彼の走りにご注目ください。
こんにちは。コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科1年の中田紫音です。急ですが、皆さんはMBTI診断というのを知っていますか?性格診断のようなものです。ちなみに私はISFPーTです。この性格の人の特徴は、外や周りに左右されず、自分の価値観・考えを基準に、物事をありのままにとらえ、人間関係をどのように感じるかに基づいて判断し、計画的に実行するのではなく、臨機応変に対応する。らしいです。(笑)簡単に言うとマイペースで、自分が楽しくなると思う方を選択する的な感じだと思います。結構当てはまると思うので、みなさんもやってみて下さい。
これまでの担当の人は長い文章でしたが、私が長い文章を書いてしまうと馬鹿がバレてしまいそうなので短く簡潔に書きたいと思います。(笑)
今回、私目線の寮生活を通して感じる、各学年の今の印象を書きたいと思います。
まず1年生は、まとめるのが大変なくらい、一人一人の個性が豊かだと思います。10人いたら10通りの考えがあるとよく言いますが、本当にその通りだなと思うくらいみんなの個性が豊かな印象です。
次に2年生は、全員が箱根駅伝を意識して練習や生活をしている印象です。食事の前後に、2年生がトレーニングルームでケアをしているのをよく見ます。2年生から学ぶことは生活面・競技面含め多くあります。
そして3年生は、チームの皆に気を配って生活している印象です。全員とコミュニケーションを取り、皆の意見を取り入れチームをまとめています。また、練習などで3年生の後ろを走るととても安心感があります。
拙い文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。来年の箱根駅伝に向け、全力で頑張っていきます。今後とも立教大学体育会陸上競技部男子駅伝チームの応援のほどよろしくお願いいたします。
次回は1月24日、丸山龍之介選手(理・2年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。マネージャー 山﨑菜緒
2022/1/10
今回は峯本幸樹選手(コミュニティ福祉・2年)のブログです。峯本選手は部内1の気配り上手であるとともに、練習にひたむきに取り組む様子が印象的な選手です。昨年最後の記録会では自己ベストも更新した峯本選手の今後の活躍に目が離せません。
こんにちは。コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科2年の峯本幸樹です。昨年は自分のことに関して綴らせていただいた為、今年は「チーム」について綴らせていただきたいと思います。文を書いている本人は堅い人間ではないので、ゆるく読んでいただけると嬉しいです。
まず初めに、1月2日に4年生の斎藤さんが学生連合として3区を出走しました。4年生としてチームを引っ張ってくださり、結果で示して下さった先輩でした。メディアでは、走ることへのネガティブな発言が多いですが、ここぞという時の集中力と、負けず嫌いさから来る、陸上への姿勢は後輩から見ても学ぶことが多くあったと思います。Rを背負って箱根路を走って下さったことは、立教の力を再確認するとともに、これまでの練習の証明になったのではないでしょうか。斎藤さんを始め、4年生の先輩方には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
さて、箱根駅伝が終わり、全ての大学が新体制に変わり99回の箱根駅伝に向けてスタートを切ったタイミングだと思います。立教大学は昨年の10月の箱根予選会を機に新体制がスタートしました。ネガティブに捉えると、箱根駅伝出場が叶わなかったということ。ポジティブに捉えると、箱根駅伝を出走した大学より2ヶ月半程早く新体制に切り替わり、チームの色付けを開始できる。ということになります。
チームには、それぞれ役職が基本的に定められており、キャプテン、副キャプテンなど、チームによっては寮長であったり主務であったり、様々な役職が存在します。 私には、印象的なイチローさんの言葉があります。
「キャプテンがどんなに優れていても、周りが付いてこないと良いチームにはならない」という言葉です。 これは要するに、役職に就いている人達が、どれだけ頑張っても周りが付いてこないと意味がないということです。
この言葉を聞いたときに、強い衝撃を受けたと同時にチームの形を深く考えさせられました。キャプテン、副キャプテンの役割は何なのか。部員の立ち位置や立ち回りはどうすれば良いのか。 しかし、イチローさんの言葉を聞いたと同時に明確になっていることは分かっていました。それは、周りがしっかりしていれば良いチームになるということでした。 もちろんキャプテンや副キャプテンのような役職が、どのようなチームにしていくのか、レールを敷いて先導していくことは必要ですが、それ以上に土台となる部員がどれだけ大きく頑丈な地面を作りあげられるかが重要です。
私を含め私の同期は来年度から3年生となり、上級生としてのポジションに着くことになります。チームを作り上げていくうえで、4年生任せにしないこと。4年生がレールを敷くとするのであれば、私達3年生が、土台を作り上げるリーダーになる必要があります。 箱根駅伝予選会まであと10ヶ月となりました。残り10ヶ月で胸を張って箱根駅伝予選会で勝負できるチームになるように、部員全員で良いチームを作り上げたいと思います。今年の箱根駅伝予選会を楽しみにしていてください。 応援は本当に嬉しいです。選手の心に響きます。これからも立教大学男子駅伝チームの応援の程よろしくお願い致します。熱い、いや、熱すぎる応援よろしくお願い致します。
次回は1月17日、中田紫音選手(コミュニティ福祉・1年)のブログです。来週も是非、お読みください。マネージャー 奥田陽花
2022/1/3
今回は富田翔選手(現代心理・1年)のブログです。富田選手はマネージャーにも分け隔てなく接してくれる優しい人柄で、走りの調子も右肩上がりの選手です。今後の富田選手の活躍に注目です。
明けましておめでとうございます。2022年最初のブログの担当になりました現代心理学部映像身体学科1年の富田翔です。
昨年の締めは宮澤先輩、今年の初めが自分で共に久我山出身、同じ学科と背中を追いかける身としては嬉しい順番です。今回初めてのブログということで1年の振り返り的なことを言うのもありですが、ありきたりかと思うので少し違うことを書いてみますので是非最後まで読んで頂けたら幸いです。
さて、ようやく本題に入ります。今回のテーマは「コミュニケーション」についてです。私は入寮時、同じ高校の仲間や先輩はいたものの多くは初対面でありその人達と同じ寮で過ごすとなるといかに同期と早く仲良くなり、先輩に覚えてもらうというのが大事になってくると思いました。そんな時に話す機会を増やすのが1番の近道だと思い、あることを実践してみました。それは目を合わせることです。これをすると自然と笑ってくれたり、話しかけてくれたり、コミュニケーションを取る機会が格段に増えたと実感しています。部員全員と話せるようになった今でもこれは続けていて、人と話し始めるきっかけ作りや話を振ってほしい時などにもかなり有効でより、話が円滑に進んだり、気持ちが伝わったりすると感じます。しかし、これだけの人数で住んでいると人間関係が上手くいかないこともあります。それは当然のことであり、全員と仲良く、全員からよく思われるというのは厳しいところもあると思います。なので、自分のことをよく思ってくれている人をより大切に、そうでない人ともコミュニケーションを上手く取り良いチームになるような関係性を作っていこうと思います。
ここまでコミュニケーションや人間関係について書いてきましたが、決して私が人間関係で悩んでいる訳ではありません。反対に人間関係は良好です。人はそれぞれ個性があり、合う合わない人がいるのは当然です。幸せなことに、より自分の人生をプラスの方向に向かわせてくれるような人が周りに多くいるのでそのような人との縁は一生ものだと思うので今後も大切にしていこうと思います。最後になりますが、初めに書いたコミュニケーションの取り方の目を合わせるはとても簡単ですぐに実践できるので良ければ意識してみてください。
拙い文章になってしまいましたがこの辺りで終わりにしようと思います。最後まで読んでいただきありがとうございます。今後とも立教大学男子駅伝チームのご支援のほどよろしくお願い致します。
次回のブログは峯本幸樹選手(コミュニティ福祉・2年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。マネージャー 松本健生
2021/12/27
今回のブログは宮澤徹(心理・2年)選手です。
笑顔が素敵な宮澤選手。はっきりと意見を言える姿はこれからの部活を引っ張る存在になると思います。
前回のブログでは、陸上をはじめたきっかけとこれからのことについて書いてくれました。そのブログから約1年、今回はどんな内容なのか注目です。
こんにちは。
2021年最後のブログの担当になりました現代心理学部映像身体学科2年の宮澤徹です。
このブログを書いているのは12月26日、クリスマスの翌日なわけですがクリスマスを共に過ごす可愛い彼女などいるはずもなく昨日は年内最後のレースを走り、そして撃沈し、とても苦いクリスマスプレゼントを受け取ったところです。過ぎてしまったことをいくら悔やんでも仕方ないので、今回の失敗を機に来年のクリスマスは公私ともに充実した日にできるように多方面でまた1年頑張ろうと思います。 そんなことはさておき、今回は「挨拶」について書いていきます。僕の中では今、2度目の元気な挨拶をするというブームがきています。
1度目は高校時代です。部室に入るときには挨拶するというルールがあったのですが、当時の僕はかなりふざけるタイプだったのでその挨拶の中でいかに元気な挨拶をできるかを意識して部室に入る前に準備するなどしていました。僕が元気な挨拶をすることで少しはチームの雰囲気が良くなっていたのではないかと思います。
そして、2度目のブームが今きています。なぜ、2度目のブームがきたのかというと今年の夏合宿が大きな要因となっています。僕は夏の3、4次の選抜合宿に行くことが出来ず寮合宿という形で埼玉に居残って練習していました。寮合宿のメンバーは故障している選手や思うように走れずに苦しんでいる選手が多かったので、元気がなく暗い雰囲気になっていました。そこで高校時代を思い出して少しでも雰囲気を良くしたいと思って意識的に元気な挨拶をするようになりました。当時はちょっとしたおふざけ感覚も込めてしていたのですが、いつの間にかそれがデフォルトになって今も続いています。
夏から4か月ほど元気な挨拶を続けるうちにいくつか気づいたことがあります。
1つは何となく元気になり活力が湧いてくるということです。人は知らず知らずのうちに様々なストレスを自分の中に抱えています。元気な挨拶をすることでため込んだストレスを開放してすっきりした気分になるため何となく元気になり、活力が湧くのだと思います。
2つ目はコミュニケーションが生まれやすくなるということです。元気な挨拶をすることで相手に対して心を開いているという意思表示ができ、それに引き込まれるように相手も心を開いてたくさんのコミュニケーションが生まれ、楽しい会話ができると感じています。
そして、最後に笑顔が増えるということです。元気な挨拶をすると相手が笑顔で挨拶を返してくれることが多いと感じています。たとえ相手が誰であろうと、人の笑顔を見ることができるというのはとても嬉しいことで、しかもそれが自分の挨拶によって笑顔にできたとなると自分自身もとても良い気分になり笑顔になれると思います。 ここまで長々と挨拶について書いてきましたが、皆さんはしっかりと挨拶をできているでしょうか。小さい頃から「挨拶は良いこと」という教育を受けて「挨拶していればいいのでしょ」となんとなく挨拶をしているという人も多いのではと思います。中にはボソッとした挨拶をしているなと感じる人もいるかもしれません。しかし、それでは本当に勿体ない。せっかく挨拶をするのであれば元気に挨拶をしてほしいと思います。そうすればきっと皆さんも今の生活にプラスして充実感が得られるはずです。 拙い文章となりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。今後とも立教大学体育会陸上競技部男子駅伝チームの応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは、皆さん良いお年を。
次回のブログは富田翔選手(心理・1年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。マネージャー 松本安里奈
2021/12/20
今回は髙木晃瑠選手(コミュニティ福祉・1年)のブログです。髙木選手は親しみやすい性格でチームを明るくしてくれる存在です。練習では一つ一つのメニューに真面目に向き合い、取り組む姿が印象的です。彼の今後の走りにご注目ください!
こんにちは。
コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科1年の髙木晃瑠です。ちなみにはしご高での方の髙で「たかぎ」ではなく「たかき」です。(笑)初めてブログを書かせていただくので拙い文章となりますが、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
今回は私の好きなアニメについて書きたいと思います。なぜこのテーマを選んだのかというと一番楽に早くかけるのがこのテーマだったからです。(笑)
皆さんは新世紀エヴァンゲリオンという神アニメをご存じでしょうか。見たことはないものの名前だけ知っているという人は多いのではないでしょうか。私はこのアニメがとても大好きで、どれくらい大好きかというと秋葉原のエヴァ展に先輩と行った時にアニメの登場キャラである綾波レイの缶バッチのために7000円分くらいガチャガチャを回しました。缶バッチのために、アホですね。
それはさておき、新世紀エヴァンゲリオンを少し説明すると主人公の碇シンジや綾波レイといった14歳の少年少女たちが汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」に乗り、第3新東京市に謎の敵「使徒」との戦いを描いた物語です。
私が初めてこのアニメを見たのが中学校の時でした。名前は知っていたものの見たことはなく中学生になってようやく見始めました。そうするとなんということでしょう、とても面白いではありませんか。その時の私が内容を理解していたかはわかりませんがとりあえず面白かったことだけは覚えています。映画もしっかり全部見て考察など読み漁りました。そして今年、エヴァンゲリオン劇場版最終作であるシン・エヴァンゲリオン:||劇場版が公開されました。すぐにミラーさんと見に行き最後のエヴァンゲリオンを見届けました。終わった後は本当に終わったのか、、、という少し寂しい気持ちになりました。そのあと何日かはロスが激しかったですが二回目を見に行き落ち着かせた覚えがあります。
ここまで長々と訳の分からないことを書いてきて何を伝えたかったのかというと、出会いがあれば別れがある、だからその時を全力で楽しもうということです!楽しい時間でも絶対終わりが来ますよね。それと同じで今という環境は絶対終わりが来ます。だから何事にも悔いを残さないようにしてほしいです。自分もこの前入寮したのにもうすぐ二年生になり、後輩が入ってきます。めちゃくちゃ早いです。だからこそ今しかできないこと、勉強や部活や恋愛、なんでも全力でやってほしいと思います。
さて、今のその環境はいつまで続くでしょうか?
ここまで読んでくださりありがとうございました。私といたしましても箱根を目標にし全力で進んでいきますので応援のほどよろしくお願いいたします。最後まで読んでくださりありがとうございました。
次回のブログは宮澤徹選手(現代心理・2年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。マネージャー 原杏菜
2021/12/13
今回は忠内侑士選手(経営・2年)のブログです。日々の練習に対する直向きさに加え、今年の全日本大学駅伝予選会、箱根駅伝予選会ではともに自己ベストを更新するなど勝負強さも持ち合わせている忠内選手。競技面以外では、部内随一の親しみやすさと優しさでチームのみんなに慕われています。
お久しぶりです、経営学部経営学科2年の忠内侑士です。早いものでもう2年目、と書こうと思ったのですがもう少しで今年も佳境に入って3年目に突入しようとしています。時の流れが早く感じる程、物事に没頭できていると言いますが皆様いかがお過ごしでしょうか。ご覧の通り拙い文章になっていますが、最後までとは言わず途中まででも目を通していただけると幸いです。
突然ですが、みなさんは人間関係においてのキャラについて考えたことはありますでしょうか。ここの場においての「キャラ」というものは特別なものではなく、例を挙げるといじられキャラや真面目キャラ、といった軽いものです。私は生まれてこの方二十年間、記憶のある限りではいじられキャラとして生きてきました。小学校から中学校、中学校から高等学校と環境が変わる時に、「今回こそはいじられキャラから脱却していくぞ!」と意気込んでいましたが、その目標が達成されたことは一度もありませんでした。だからといって、このキャラが嫌いなわけではありません。分け隔てなく、同学年限らず先輩後輩と話すことができるのはこのキャラのおかげであるかなと思っています。(逆に常識外れないじり?を受けたことも過去にありますが、大学生活は今の所みんな暖かいいじりをしてくれます、皆様感謝です。)
さて、先ほどの話を挙げたのは「組織としての人の在り方」に直結していると考えます。私は、個人につけられているキャラというものが組織において良い働きを起こすと考えます。よく周りの人でも、「この人がいると周りの雰囲気が和むなぁ。」となることってありませんか?それと同じで、組織の中でもいろんなキャラがいて、その人のキャラが組織を盛り上げることがあると考えます。沈んでいる雰囲気になっている中でも、ある程度空気が読めていろんな人とわけ隔てなく喋れる人がいたら、きっと雰囲気はガラリと良い方向に変わるでしょう。時には厄介なものになることもありますが、そういったものも組織には必要であると私は考えます。
私が所属している陸上部長距離パートも、さまざまなキャラの人がいます。(一人一人紹介したいのですが、長いので割愛させていただきます。)みんながみんな、個々でチームを盛り上げて活動していき、箱根駅伝出場を目指して全員が自分の持ち味であるキャラを出していきながらも日々生活しています。これからも、立教大学駅伝部の応援のほどよろしくお願いします。そして、今年の箱根駅伝では4年生の斎藤先輩が力走を見せてくださると思います。応援のほど、よろしくお願いします!
という終わり方でいいのでしょうか。終始まとまっていなくて読みづらいもので申し訳ありません。次書くときにはもっと読みやすいものにできるよう精進していきます。では、次のブログでお会いしましょう。
次回は12月20日、髙木晃瑠選手(コミュニティ福祉・1年)のブログです。来週も是非、お読みください。 マネージャー 奥田陽花
2021/12/6
今回は櫻井駿祐選手(異文化コミュニケーション・1年)のブログです。
櫻井選手は普段の練習から積極的な走りで集団の先頭を引っ張る意欲的な選手です。今季の大会では5000mのベスト記録も出し、これからの活躍が楽しみです。
こんにちは。
異文化コミュニケーション学部1年の櫻井駿祐と申します。今回のブログでは、私が立教大学の男子駅伝チームに入部した動機を簡単に記していきたいと思います。
1つ目の動機は、「立教箱根駅伝2024」事業がとても魅力的に感じたからです。私は立教新座高校出身なのですが、同じトラック内で練習している男子駅伝チームがもの凄い勢いで強くなっていく姿を間近で見て、自分もこのプロジェクトの一員として夢を追いかけたいと思うようになりました。現在、自分もそのチームの勢いに身を任せ、少しずつ強くなっている実感があります。
2つ目の動機は、高校時代の挫折です。私は高校から陸上を始め、途中まで順調に記録が伸びていきました。しかし、怪我を負ってしまい、長期間の離脱を余儀なくされました。怪我とコロナ禍が続き、レースの復帰は約1年程かかってしまいました。結果的に高校時代は不完全燃焼に終わってしまいましたが、このまま陸上を辞めたくありませんでした。高校時代の悔しさが、今の自分の陸上を続ける原動力となっています。
3つ目の動機は、レベルの高い環境で上を目指したかったからです。私は今までの自分の人生において、その与えられた環境下で平均以上の結果を求めて生きていきましたが、何かを極めようとはせず、また突出した能力を持つことはありませんでした。現在、陸上と勉学共に自分にとってレベルの高い環境に身を置いています。日々少しずつ成長し、最終的には一流を体現することが目標です。現在の自分のレベルは依然として高くないですが、レベルの低い状態から一流を目指す上での過程、考え方、そして成し遂げた成果は大学卒業後も自分の財産になると信じています。
最後に、実戦から遠ざかっており、状態も本調子とは程遠かった私の入部を許可して頂いた上野監督にとても感謝しています。
最後までお目通し頂きありがとうございました。
今後ともご支援、ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
次回は忠内侑士選手(経営・2年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 葛西綾華
2021/11/29
今回は中山凜斗選手(コミュニティ福祉・2年)のブログです。陸上競技に対しての意識が高く、練習ではもちろん、私生活でもチームを引っ張る中山選手。普段はおっとりとしていて優しい中山選手ですが、レースになると一変するギャップが魅力の選手です。
こんにちは。
コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科二年の中山凜斗です。二度目の執筆となり、何について書こうかと数日考えましたが、特にこれといったものがなかったためルーティンについて書いていこうと思います。拙い文章になると思いますが、最後まで目を通していただけると幸いです。
皆さんには、試合前や大事なイベント前のルーティンはありますか?私には特に決まったルーティンはなく、大体レース前に調子はどうかと聞かれたときボチボチと答えるぐらいが試合前のお決まりのような気がします。
私の住む寮内では、いくつかのルーティンを実践する姿が見られます。大事な試合になると前日の夜に鰻を食べる、何週間も前からカーボローディングを行うなど様々です。
ルーティンは、精神状態を落ち着かせたり集中力を高める効果があると言われています。しかし私の場合は高校時代、ルーティンを行うことにより「試合に近づいている」という緊張感から夜に十分な睡眠をとることが出来ないことがありました。そのため大学に入ってからはルーティンという考えを捨て試合前も日常とさほど変わらない生活を送るようにしています。
先日、ゼミの面接を受ける機会がありそこで面接官の先生と会話をする中でサッカーの本田圭佑選手は試合の2日ほど前からは人とのコミュニケーションをシャットアウトして自分の世界に入り試合を迎えるという話を聞きました。逆に、水泳の北島康介選手は私と同じく試合までの流れというのは決まっていないということも聞きました。
大学でも、ルーティンについての学習をしたのですが、ルーティンというのは結局は気の持ちようなのかなと思います。私自身、絶対的に気持ちが乗っている時には積極的なレース展開を行えますし、結果を残すことが出来ます。
ルーティンは、こうすれば試合でうまく走れると自分に信じ込ませモチベーションを上げる手段で、自己暗示のようなものだと思います。
結局のところ、ルーティンがあろうとなかろうと試合に向けて自分をの気持ちをどう上げて行くか?が重要だと思います。人によって、調整の仕方も違えば気持ちのあげ方も違います。ルーティンも同じで、ルーティンを決めて行う方がうまくいく人とない方がうまくいく人もいると思います。試合で結果が出ないという時には、あまりルーティンにこだわり過ぎず、思い切っていつものルーティンをなくしてみたり、新たに何か見つけてみるのもいいのではないかと思います。
まとまりのない文章になりましたが、ここまで目を通していただきありがとうございました。
最後にはなりますが、4年生の斎藤さんが今年学連選抜に2番目で選出され箱根を走るチャンスを得られました。陸上競技人生としては最後のRUNになります。箱根を走られる際には斎藤さんの応援をよろしくお願いいたします!!
次回は櫻井駿祐選手(異文化コミュニケーション・1年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。マネージャー 土田菜里香
2021/11/22
今回は後藤瞭太選手(文・3年)のブログです。普段はあまりしっかりしているようには見えない後藤選手ですが、大事な練習はきちんとこなす実力を持った選手です。最高学年としてチームに良い影響を与えてくれるでしょう。
こんにちは。2度目の登場となりました、文学部文学科文芸・思想専修3年の後藤瞭太です。選手ブログに関して、文学部でありながら書くことはあまり得意ではなく、考えることを避けてきました。しかし、とうとうブログ掲載の前日になってしまったため、懸命に取り組んでいる状況です。途方もないことを書くかもしれませんが、ここで目を通したのも何かの縁と思い、最後までお付き合い頂けると幸いです。
突然ですが、皆さんは悩んでいるとき、困難にぶつかっているとき、その上で決断を迫られたときに誰かに相談しますか?
親、兄弟、友達、親友、先輩、後輩、恩師、もしかするとネットで相談した上で決断するという人もいるかもしれません。
肝心の私自身はというと、いつも「自分自身」に相談しています。
「いや、お前何が言いたいの?」
そんな声も聞こえてきそうですが、結論から述べるのならば、「結局、最後に選択するのは誰でもなく自分自身である」ということです。
私は過去に様々な人生の選択を迫られてきました。
高校や大学の選択、大学で陸上を続けるかどうかの選択、他にも事あるごとに人生の岐路に立たされてきました。そうした時に、親や友人に悩みを打ち明け、親身になって話を聞いてもらってきましたが、最終的に選択するのは自分です。誰の為でもない、自分自身のために選択をするべきです。
私は現在、寮ではなく実家から電車で練習に通っております。そのため、コロナの影響もありますが、週に3回のポイント練習しか全体の練習に参加できておらず、それ以外のジョグや、補強といった練習は自分一人で練習しなければいけません。そこで、聞こえてくるのが、
「ちゃんと朝練と補強やってんの?(笑)」
という声です。もちろん言いたいことはわかります。こういった地味な練習は誰しも辛いものです。私自身も今日まで一回も手を抜いたことがないと言えば正直嘘になります。
しかし、結局やるもやらないも返ってくるのは自分自身です。やる選択、やらない選択をした上に今の自分があります。他人の評価は自分の成長とは一切関係ありません。
私は、「箱根駅伝予選会を走ってチームに貢献する」という目標のもと、そのためには「朝練や補強を人並み以上に努力する」というプロセスが必要であると考えています。そこでしっかり有言実行する選択をすれば箱根駅伝に近づくことができますし、できなければ走ることのできない自分がいるだけです。よく他人からの言動に振り回されてしまう人がいますが、それは行動する上での判断材料にしかなりません。
話が長くなりましたが、つまりは誰からも「無理」だと思われようが、自分だけでも自分を「信じて」選択しなければ人生つまらないということです。(この考えは、あくまで私個人の考えになるため参考程度にして頂けると幸いです。)
まとまりのない文章となってしまいましたが、今回のブログはここで締めたいと思います。最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。今後とも立教大学の応援のほど宜しくお願い致します。
p.s.部員の人たちがこれを読んでいたら、先ほど言っていた朝練、補強やってないイジリは私自身のやる気にも繋がるのでこれからも是非よろしくお願いします。(白瀬以外)
次回は11月29日、中山凜斗選手(コミュニティ福祉・2年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 豊田彩華
2021/11/15
今回は後藤謙昌選手(経営・1年)のブログです。自由奔放な性格と面白さを持ち合わせた後藤選手。それとは反対に真面目な面も多くあり、1年生ながら、今年の箱根駅伝予選会を走り抜きました。彼のこれからの成長に是非ご注目ください!
今回初めてブログを書かせてもらう経営学部経営学科1年の後藤謙昌です。
突然ですが、皆さんに質問です。
皆さん趣味はありますか?
僕はこれと言った趣味がなく趣味を見つけようとしています。そして、僕の相棒である「服部凱杏」も同じことを思っていて、2人で日々何を趣味にするのかを模索しています。今までに趣味にしようと取り組んだものは、ギター、ピアノ、けん玉、料理、写真、(相棒は折り紙も)などいろいろとやって来ましたがどれも長く続かず、「とにかく何か趣味見つけましょ〜」って永遠に二人で話しています。笑
このブログは学園祭休みの最終日に書いています。学園祭休みは、学園祭の行われる4日間と、日曜日、休校日を合わせた、計1週間の秋休みとなっています。貴重な休みにもかかわらず1週間何もしてこなかった僕は、最終日である今日、相棒と共に「料理男子はモテる」と言いながら、趣味探しを兼ねて餃子150個チャレンジを実施しました。材料や作り方の手順はかなり雑なものですが、半分はノーマルな餃子、もう半分はチーズ入りのニンニクマシマシ餃子を作りました。
150個となると焼くのにも時間がかかり、食べては焼き、食べては焼きを4回繰り返していました。初めのうちは、美味しく楽しく進めていくことができていましたが4回目を焼くときにはかなり限界レベルまで達していて、美味しく食べ進めることもできなくなり、会話も少なくなってきて、地獄の雰囲気になってしまいました。( 写真は150個分の餃子 )
しかしここで、地獄を天国に変える救世主が現れます。それは皆さんもよくご存じの上野裕一郎監督です。お昼ご飯の買い出しから帰ってきた監督に約1皿分も食べるのを手伝ってもらいました。監督がこれからのレースで快走するようなことがあればそれは僕と相棒のおかげということで間違いないでしょう。
今回の150個チャレンジは、全ての餃子を2人で食べきることができなかったという理由で失敗に終わってしまいましたが、楽しく作ることができたので、そこはとても良かったのではないかと思っています。
そして、餃子の他にもっと簡単に作れる料理がありましたらぜひ僕たちに教えてください!
最後まで読んでくれた皆さん!今日の晩ご飯に餃子はいかかがですか?
次回は10月22日、後藤瞭太選手(文・3年)のブログです。来週も是非、お読みください。マネージャー 山﨑菜緒
2021/11/8
今回は内田賢利選手(コミュニティ福祉・2年)のブログです。マネージャーにも優しく話しかけてくれる内田選手ですが、練習は人一倍真面目に淡々とこなし、一意専心で日々の練習に取り組んでいます。
こんにちは。
コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科2年の内田賢利と申します。2度目の執筆となりますが、相変わらず拙い文章になると思います。(笑)最後まで読んでいただけると幸いです。
さて、今回は私が今書けることは何か考えた結果、私の大切にしている言葉について書くことにしました。
皆さんは何か大切にしている言葉や好きな言葉はありますか?私は「昨日を守って明日何になれる」という言葉を大切にしています。この言葉は、あるスポーツ漫画から学んだものです。
普段ベンチの選手が、試合に出場した時に失敗しないことだけを考えて弱気なプレーをし、結局上手くいきませんでした。その際に監督がその選手に言ったのです。「世界一のやつらかて同じことずっとやっとったらすぐ世界一から引きずり下ろされる。日本一にもなってへん俺らが、昨日を守って明日何になれる。何か1つでいい、今日挑戦しいや。」と。この言葉を聴いた時、私はこの言葉の意味の深さに気がつきました。
昨日までの自分を今日の自分が守って、明日どんな自分になれるのか。果たして、それで昨日よりも今日よりも明日、成長した自分になれるのか。陸上競技に言い換えてみましょう。昨日質の高い練習ができたとして、昨日質の高い練習ができたからと今日を休んで、明日は昨日、今日より成長できているのか。もちろん、休息を取ることは大切です。しかし、できることを何もやらずにただ休む。それは成長する歩みを止め、昨日の自分を守っていることになると私は思っています。
成長とは、日々上達すること。昨日、今日より明日上達していることです。現状維持は成長ではありません。時は進んでいるのに自分は成長せず、現状維持であったならそれは退化です。
私は、苦しくなった時やキツくなった時、今日を頑張れなければ明日は今日より成長できていないと考えるようにしています。これは、陸上競技だけに言えることではありません。他のスポーツはもちろん、勉強や趣味にだって言えることです。昨日まで築き上げてきた自分を失うことを恐れずに明日のために今日を頑張ることが大切だと思います。どんな小さなことでも、なにか1つでも挑戦することが、努力をすることが明日の自分をつくるのです。
このブログを読んで下さったことを機に、「昨日を守って明日何になれる」という言葉を心の片隅に置いていただけると私も嬉しいです。そして、この言葉を信じて今日何か1つでも挑戦していただけるとより嬉しいです。欲を言えば、チームメイトがこれを読んで考え方の1つとして成長の糧にしてくれればとても嬉しいです。(笑)
まとまりのない文章となりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
次回は、11月15日、後藤謙昌選手(経営・1年)のブログです。来週も是非、お読みください。マネージャー 前田萌衣
2021/11/1
今回は茅野友翔選手(経済・1年)のブログです。茅野選手はクールな見た目と冷静な走りが特徴の選手ですが、周囲への気遣いを忘れない優しい人です。
初めまして。
経済学部経済学科一年の茅野友翔と申します。
早いもので、私が立教大学に入学して七か月が経とうとしています。ついひと月前まではもう9月も終わるのに、と思えるような残暑が残っていましたが、10日ほど前から秋を感じる涼しさを通り過ぎて、もはや冬なのではと思うような寒さになりました。急激な気温の変化に体調は崩されてはいないでしょうか。私は先日自身の不注意で右足を疲労骨折してしまい、現在は12月の記録会に向けて日々トレーニングに励んでいるところです。皆様も体調のいい時ほど周りには十分気をつけてお過ごしください。 立教大学に入学してから今現在までの振り返りを軽くすると、まず、入学して初めの一か月は練習についていくのに精いっぱいでした。周りの一年生はみんな私よりも速いタイムの持ち主ばかりで、なかなか新しい環境に慣れられなかったり、高校の時は朝練がなかったので、大学に入って朝練のために毎朝5時半に起きなきゃいけないことがしんどかったりと、本当に4年間やっていけるのだろうかと思ってしまうほどきつかったのを覚えています。一か月がたつ頃には新しい環境にも慣れて、そのあたりから何度かレースに出ましたが、ベストどころか3000mでは自身が中学時代に出した記録すら更新できないようなひどい走りばかりでした。ただ、入学してから今現在までずっといい走りができていないというわけではなく、8月の初めからの第一、第二合宿では普段と違う環境での練習だったということもあり、自分の中ではかなり自信をつけられて良い合宿にできました。しかし、夏が明けて最初の記録会で、調子が良かったにもかかわらずベストも出せず、まとめて走ることもできずで改めて長距離の厳しさを思い知りました。でも、そこであきらめず、自分を信じて
努力を続ければいつか必ず伸びると信じて、焦らず一つ一つのことを確実に丁寧にやっていきたいと思います。
全体的に拙い文章となってしまいましたが最後までお読みいただきありがとうございます。
今後ともご支援、ご指導のほどよろしくお願いいたします。
次回は11月8日、内田賢利選手(コミュニティ福祉・2年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。マネージャー 松本健生
2021/10/25
今回は小池耀大選手(経営・2年)のブログです。様々なことに興味を示し、豊富な知識を持つ小池選手。好きなことに対しては話が止まらなくなる一面を持ちます。走りになると冷静で状況判断能力の高い彼の走りに注目です。
こんにちは。
経営学部経営学科2年の小池耀大です。
最近はワクチン普及のおかげか、新型コロナの流行もようやく収まりつつあるように見受けられます。元来ネガティブな私は、新内閣の印象操作と衆議院選挙に向けたプロパガンダなのでは、などと陰謀論に囚われ一人勝手に先行きを悲観視しておりますが、目に見えないウイルスが相手である以上、油断大敵であることは確かです。これをお読みの方もくれぐれもご自愛ください。
さて、異常に長い前置きに辟易しながらここまでお読み頂いた方に、私は謝罪しなければならないことがあります。実を言うと、私のような引きこもり体質の者がコロナ禍で過ごす日々には、笑ってしまうほどに変化がありません。よって、一年目のブログで過去を洗いざらい書いてしまった今の私は特筆すべきネタが無い状態、早い話がネタ切れでありまして、つまりここまでに350字以上を費やしているこの駄文には、恐ろしいことにテーマが存在しません。なんだそれは、時間を返せとお怒りの画面の目の前の方、ごもっともです。誠に申し訳ございません。冒頭、皆様の健康をお祈り申し上げることができた時点で、私は本懐を遂げておりますので、まだ読んで頂ける心の広い方がいらっしゃいましたら、ここから先はお時間のある時にでも読み飛ばして頂けると幸いです。
ということでようやく本題らしきものに入る訳ですが、どの道テーマもないのでここはひとつ、僭越ながら彼の有名な徒然草の方向性を志向したいと思います(庵中の世捨て人が徒然なるままに、日常の中で浮かんでは消える思考の泡を書き留めた文章とは、私のテーマ無しのブログにぴったりではありますまいか)。
先にも書きました様に、私の日常には変化がありません。これは授業のない長期休暇期間に顕著で、繰り返し訪れる朝、昼、晩のあまりの平坦さに今年の夏には曜日感覚が消失しました。対策として海上自衛隊に倣って金曜日にカレーを食べようかとも思いましたが、曜日感覚が既に機能していないのに自作は無意味だと悟り、やめました。
日差し照りつける灼熱の中、蒸し暑い曇天の中、雷鳴轟くスコールの中、天気は変われど寝て走って食べてまた寝てを延々と繰り返す日々。これではいつしか心は閉じ思考は鈍化し、人間ではなく無感動な機械になり果てるのも致し方なしといった具合ですが、幸いにも歩くたびにモーター音が響くような事態には至っておりません。これは偏にチームの仲間のお陰です。食堂や廊下、グランドからの帰り道や風呂場で交わす何気なく、そしてどうしようもない内容の会話。授業や課題の愚痴、なぜ欧米人を美人・イケメンと思うのか、疲れた、腹減った等の、何の発展性も生産性もない話を時にダルそうに、時に無駄に熱くハイテンションに話すのです。一見全く無意味に思えるこの行為ですが、私はこれによって機械化を免れました。会話は内容の質に関係なく、他者がいなければ成立しません。というより、そもそも発生しようがありません。他者は自分とは異質であり、変化の源です。関係すれば否応なしに自分に変化が起きます。それが自分にとって好ましいものではなかったとしても。ですが、変化無き日常はつまらないものです。仲間との些細な会話は、私の平坦な日々にとって一人では発生しえない重要な変化であり、不確定要素であり、貴重な面白味であります。世間でよく言われるように、恐らくこれが青春とやらの一面なのでしょう。人間は失うまでそれの大切さに気づかないそうで、私も全くもって実感はなく、冷うどんをすするが如く毎日を過ごしていますが、たまにはその貴重さを意識し、スルメとはいかずとも白米くらいには嚙み締めて生きたいものです。
徒然し過ぎて何を言いたいのか自分でも分からなくなってきましたので、この辺りで筆もとい指をキーボードから離したいと思います。ここまで駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
次回は11月1日、茅野友翔選手(経済・1年)のブログです。来週も是非、お読みください。マネージャー 水取一樹
2021/10/18
今回は頼れる我らが主将、石鍋拓海選手(法・4年)のブログです。人当たりの良さはピカイチで、風通しの良いチームを作った立役者です。どんな時もチームのことを一番に考えて行動する姿は、多くの部員に影響を与えています。
こんにちは。
法学部法学科4年の石鍋拓海と申します。
立教大学体育会陸上競技部男子駅伝主将を務めさせていただいています。
平素より、多大なるご支援やご声援を賜り誠にありがとうございます。「立教箱根駅伝2024」が始動し3年を迎えますが、改めて陸上競技に打ち込む環境として大いに恵まれていることを実感する毎日です。
今後ともチーム一同精進して参りますので、温かく見守っていただけると幸いです。
今回は、駅伝主将を一年務めさせていただいた身として、個人、チームのこの一年間の振り返り、そして駅伝主将から見えた景色についてお話しさせていただきます。
「ナベ(チームでのあだ名)、主将やってみない?」
昨年の夏頃、その一言を同期の仲間から告げられたとき、正直最初は焦りと不安しかありませんでした。高校時代までの5000mのベストは16分台、大学入学後も特にこれといった輝かしい実績が無かったごく普通の私にとって、これは荷が重すぎるのではないか。果たして、チームを一つにまとめられるのか。「立教箱根駅伝2024」3年目を迎える年であることは、同時にチームとしての結果や責任も求められてくる。何度考えても、駅伝主将に就くことは不安な要素しかありませんでした。
それでも、幾度となく助け合ってきた同期や後輩、熱心にご指導いただいている監督やコーチ、信頼できるマネージャーの存在もあって、駅伝主将の重役を引き受ける決断をしました。昨年度の箱根駅伝予選会は28位という悔しい結果に終わりました。この結果を受けて、私自身が中心としてチームを大きく変えなければならない。強いチームを目指す中で一人の選手、人間として大きく成長すること、そして自分らしくチームを引っ張っていこうと強く決心しました。
私がチーム作りで一番意識したのは、「全員が主役であるチーム」です。
現在のチームは、選手の中で一般入学組とアスリート選抜組が半々で分かれている状況です。やはり、多少は実力差が生まれてしまう部分があります。そして、これまでの環境の違いから当然陸上競技に対する価値観の違いなどもあります。
箱根駅伝予選会は個々のタイムの合計で競われますが、それ以上にチームが組織として一つになることが一番大切だと感じます。
「俺はアスリート選抜じゃないから、そこまで頑張らなくていいや。」
そういった想いを持った選手が一人でもいるのならば、チームとしての一体感は生まれず、結果もついてこないと考えます。走りでの結果が全てではありません。選手一人一人にそれぞれの役割があり、それを全うしてチーム全体に貢献すること。一人一人がチームを作る主役である。この大切さを、駅伝主将としてチーム全体に強く共有するように今まで意識してきました。
走りでの結果で引っ張る選手。練習に対する姿勢や努力で魅せる選手。チームを明るくする選手。
私はどの役割も大切だと感じていますし、立教チームの誰一人と欠かすことはできないと考えています。一人一人がその責任と自覚を持って日々の練習や生活を送ることが、何よりも良いチームになる近道なのではないかと考えます。
大学入学時は、まさか自分が箱根駅伝を目標とするチームの駅伝主将になるとは思ってもいませんでした。そしてこの一年間も、正直苦しいことばかりでチームにもどれだけ迷惑をかけてしまったかわからないですし、チームの仲間からみたら、理想の駅伝主将ではなかったかもしれません。しかし、常に誰よりもチームを第一に考えて努力することだけは大切に守ってきました。特に私自身の中では、今年の6月の5000mのレースで14分台のベストを更新できたときは、初めて駅伝主将としての役割をほんの少し果たせた、そう思えた忘れられない瞬間でした。ここまで私を成長させてくれた上野監督には感謝しかありません。これまでの自分たち四年生の背中で、少しでも後輩達の心に変化をもたらすことが出来ていたのならば、とても嬉しく思います。
今はこのチームで駅伝主将に就けたことを心から誇りに思います。
四年間苦楽を共にし、一番近くで私自身を支えてくれた同期の仲間。
こんな頼りない私でも信じて着いてきてくれた可愛い後輩達。
選手をサポートし、どんなときでも共に戦ってくれるマネージャー。
チームを一番に考えてご指導くださる監督、コーチやトレーナーの方々。
日々支援してくださる関係者の皆様、家族。
この四年間で出会った全ての人に感謝しています。
そして、何よりも私はこのチーム全員が大好きです。
「ナベ(さん)が駅伝主将のチームで良かった。」
引退時に一人でも多くの仲間に言ってもらえるような、そんな誇らしい駅伝主将として、四年生の同期の仲間と共に最後までチームを引っ張っていきます。
今年度のチームは、中山の学連選抜としての箱根駅伝出走、立教大学初の全日本大学駅伝関東予選出場、日本選手権出場など、数々の新しい景色を見てきました。ただ、チームとしてここで満足する気は一切ありません。四年生、そして駅伝主将として最後の箱根駅伝予選会の舞台を走れないことは情けなく、とても悔しい気持ちでいっぱいです。しかし、その分、エースとしてチームの先頭をずっと走ってきてくれた信頼できる同期の斎藤をはじめ、自慢の後輩達がいます。彼らにはチームの代表として、チーム全員の想いを背負い、当日は思いきり走ってほしいです。
かつての遠い夢から現在の大きな目標になった「箱根駅伝出場」に向かい、チーム一丸となって精進して参りますので、くり返しにはなりますが、今後とも多大なるご支援、ご声援の程よろしくお願いいたします。
長文にはなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回は10月25日、小池耀大選手(経営・2年)のブログです。来週も是非、お読みください。マネージャー 豊田桃華
2021/10/11
今回はミラー千本真章選手(コミュニティ福祉・3年)のブログです。ミラー選手は1500mで日本選手権出場と立教が誇るスピードランナー。人柄が良く「周囲を巻き込む力」があるミラー選手は、立教をより良いチームへと変えるキーマンとなります。
こんにちは。
今回2度目のブログ執筆になります。コミュニティ福祉学部スポーツウェルネス学科3年のミラー千本真章です。このタイミングで一年間を私なりに振り返ってみたいと思います。
この一年は選手として、成功と挫折を経験しました。冬の地道な練習を経て、春からのトラック競技において、4月の東海大記録会3000mでは自己ベストを1分以上更新して、興奮の中気持ちが昂るようないいスタートを切ることができました。その後の1500mでも目標にしていた自己ベストを更新、5000mでも内容は悪くとも自己ベスト、そして関東インカレ2部では1500mで優勝し、自分としては初めてのタイトルもとることができました。思っている以上のタイムが次々と出て、良い流れに乗っかって勝負に勝ち、自己ベストを更新してきました。
しかし、関東インカレ後に私の不注意で膝を打撲してしまい、そこから次は腰を痛めてしまい、未だに腰の痛みは完治せず4ヶ月が経とうとしています。個人選手権をはじめ、日本選手権やホクレンディスタンス、夏の合宿は一つも参加できず、全日本インカレは選手ではなく補助員として参加するなど、調子のよかった春から考えると想像もできない状態に今置かれています。自分がトラック競技の目標としていた日本選手権には万全の状態で望めず、1500mの日本記録が出たあのレースも走ることができませんでした。また仲間が夏合宿の猛練習で汗を流す中、自分で何をすることが怪我を治すことにつながるのかを模索するも、あやふやなまま時が経ってしまい、夜中は腰のことばかり考えて眠れない日々が続きました。チームメイトが強くなっていく姿をみて、置いて行かれることが怖くなり、補強や体のケアを徹底して行っている時期もありましたが、腰の状態が変わらないので、今度は逆に開き直って休む時期もあったりするなど、専門のドクターたちにいろいろな意見があるように、私もどうしたらいいのかわからず迷走している時期が続きました。今は思うようにいかずに腐る選手の気持ちが理解でき、難病や大怪我から復帰する選手たちは、想像を絶するほど凄い努力をしてはじめて表舞台に返り咲いているのだなと改めて尊敬しました。
このように3月から10月の半年の間で、成功と挫折を体験することになりました。学生として競技に打ち込める時間はもう残り少ないです。このままで終わっていいのか、このままで終わることは私にとって最高にダサいです。私にはまだ、日本選手権で優勝することと、箱根予選会でチームを引っ張る走りをするという2つの目標があります。勿論今のままでは達成できませんし、それを達成するためには、並々ならぬ努力と精神力が必要です。本当に復帰できるのかなと不安にはなるときもありますが、同期の頑張りが今の僕にとってのモチベーションになっています。
必ず完全復帰し、立教大学のエースの前に、みんなから信頼される立教大学のエースになれるように、そして目標を達成させることをここで宣言します。どうか皆様、心温かく見守っていただければ幸いです。ご拝読感謝いたします。ありがとうございました。
次回は10月18日、石鍋拓海選手(法・4年)のブログです。来週も是非、お読みください。
マネージャー 福井優斗
2021/10/4
今回は加藤大輔( 経済・4年)選手です。副将として選手の見本となる姿が多くあり、仲間想いの選手です。今年が大学生活最後の予選会をむかえます。そんな加藤選手の内容に注目です。
こんにちは。
経済学部 経済政策学科 4年の加藤大輔です。
最終学年となりあっという間に半年が過ぎ去りました。この半年間、いや、昨年の予選会後からほぼほぼ1年間、私にとっては苦悩の日々でした。今回はそんな私の潰れかけた心を何とかつなぎとめてくれた考え方(理論)についてご紹介しようと思います。(そこまでたいそうな理論ではありませんが、考え方ひとつで心が軽くなります)私と同様に何かに悩んでいる方がいらっしゃいましたら是非、ご一読ください。
また、最後のブログということで、超大作となっておりますのでご注意ください。
(※個人的な解釈、意見、考え、感想が含まれています、お許しください。)
私の苦悩の原因は2つあります。1つ目は故障です。競技生活の集大成となる年にもかかわらず、昨年11月からレースに1本も出場できていません。最終学年、副主将という立場でありながら、全くもってチームを引っ張ることが出来ず、申し訳なさと不甲斐なさを感じる毎日です。2つ目は就職活動です。これまで箱根駅伝を目指して陸上競技に没頭しすぎた私にとって、「やりたいこと」など全く思いつかず、悩み続ける日々が続いていました。(これまでも進路選択の際は、長距離をやるならどこの中学がいいか?どこの高校がいいか?どこの大学がいいか?を一番の判断基準にしていたので、、、)
そんな時に、「キャリアデザイン論・キャリアコンサルティング論」という授業(経済学部、教職課程の授業ですが、他学部の学生も履修できます、というかほとんどが他学部履修者です、ちなみに今期は私もSAとして参加しておりますので興味がある方は是非。)で、「プランドハップンスタンス理論」という考え方に出会いました。(キャリア形成における理論です)
「Planned Happenstance Theory」
いや英語で言われてもわかんねーよ!という声が聞こえてきそうですね。日本語に訳しますと、、、「計画された偶発性理論」、、、いや日本語でもわかんねーよ!
これは1990年代にアメリカの教育学・心理学者によって唱えられたキャリア理論で、簡単にいうと「偶然がその人のキャリアのほとんどを形成しているから、偶然を最大限に活かそうよ」という考え方です。
もう少し詳しく説明しますと、1990年代のアメリカの調査では18歳時点でなりたいと思っていた職業に、その後、就けた人はわずか2%しかおらず、キャリアの8割は偶然の出来事によって形成されていたそうです。つまり、基本的にこの世に自分の思い通りにいくことなど殆どなく、誰しもが予期しない状況に対応していく中で自分のキャリアを築いているということです。
これは、キャリア(仕事の経歴)にのみ当てはまる話ではなく、例えばこれまでの私自身のキャリア(学生生活の経歴)においても同じことが言えます。私は中学・高校は神奈川の超スポーツ学校の桐蔭学園中学・高校出身なのですが、実は中学受験に失敗しています。第1志望は、東京の駅伝強豪校の国学院久我山でした。(父が長距離経験者だったこともあり長距離なら久我山でしょと、同期の4年生 馬場選手の母校でもありますね)
また、高校進学の際も、中学校の県駅伝で好走したことで、神奈川の強豪校の藤沢翔陵にいかないか?(父が藤沢翔陵の出身だったことから)という話も出ていました。
結果としては、桐蔭学園高校へ内部進学しましたが、もしもあの時に、中学受験に成功していたら?高校進学で違う選択をしていたら?間違えなく立教大学には進学していないと思います。
極めつきに、立教大学進学後にも箱根駅伝プロジェクトが始まり、これまで以上に予期せぬ出来事に見舞われる毎日です。(いい意味でですよ?笑)
話がかなり飛躍しましたが、つまり「人生は不確実なことばかり」ということです。
そして不確実だからこそ、「偶発性(思い通りにいかないこと)を受け入れると同時に、自ら偶然の出来事を引き寄せるアプローチ(自らをプラスの方向へと向かわせる行動)」が大切だと学びました。私てきにはもっと簡単に、「今自分が置かれている状況を受け止め、自分の出来ることを前向きに、全力で取り組むことで、未来が開ける」だと解釈しています。(勝手に解釈してます笑)
最初の議題に戻りますが、この理論を頭の片隅に置いてからは、
・長期間の故障で走れない日々(思い通りにいかないこと)でも、私にとっては何かを学び取る大きな機会だと捉え、今後の為にも今できることを前向きに全力で取り組もう・就職活動でやりたいことが見つからず悩んだ時も、今自分が考え得る範囲内で出来る限りの情報収集や対策を行おう
と考え、何とか気持ちをつないできました。勿論、故障はしないに越したことはありませんし、就職活動もやりたい道に突き進めれば1番良いのかもしれません。ただし、私のように気持ちが落ち込み、頑張れなくなったときや、悩みすぎてどう動いてよいかわからず立ち止まってしまったとき、、、少しはこのような「この世の出来事なんてほぼほぼ偶然なんだし、とにかく前向きに、今やれることをやれるだけやってみよう」みたいな考え方もあって良いのではないかなと思います。
少々、話が飛躍したり、個人的な解釈や意見、感想が散見しますが、自分らしい文章は書けたと思いますので、お許しください。3年生の黒田選手のブログの言葉を借りるのであれば、これが今のところの私の中での個人的な正解です。(黒田選手がすごく面白い文章を書いているのでみなさん是非読んでみてください!共感しかありません。)
最後の超大作にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
この文章を読んだ誰かの心が少しでも軽くなり、前向きに進んでくれることを願っております。
そして、私たちの1番のターゲットである箱根駅伝予選会も目前に迫ってきました。皆様のご支援、ご声援が大きな力となりますので、今後とも宜しくお願いいたします。
次回は10月11日、ミラー千本真章選手(コミュニティ福祉・3年)のブログです。来週も是非、お読みください。マネージャー 松本安里奈
2021/9/27
今回は渡部剛士選手(理・4年)のブログです。渡部選手は競技面はもちろん学業にも直向きに向き合っており多くの後輩の刺激になっています。また、穏やかで優しい性格の渡部選手はチームの誰からも慕われている先輩です。
こんにちは、理学部生命理学科4年の渡部剛士です。気温が段々と下がって行くにつれて、いよいよ部活動の引退の時期が迫っているのをひしひしと感じています。
私は今回のブログを書く機会が最後になります。その締め括りとして、私が大学生活を通して感じたこと等をまとめて終わりたいと思います。
この大学生活において、箱根駅伝プロジェクトの活動・経験は大きなものとなりました。特に寮生活と全国から来た後輩たちは私の眼には新鮮に映りました。私は高校で不完全燃焼で終わった陸上競技をもっと続けたいと思った、現在でもベストが15分台後半の選手です。そんな私から見た上野監督や後輩たち、そして同期の斎藤の走りはまさに異次元です。箱根駅伝プロジェクトが無ければ出会うはずのなかった人々の姿を見られた経験は、大切な人生の1ページに刻まれました。
そして、寮生活においても以前はテレビ等で他人事のように見ていたことが自分も体感することになるとは思っていませんでした。そんな寮生活も仲間に恵まれて楽しく、陸上競技に取り組める学生時代でしか味わえない経験をすることができました。
大学生活を通して、「環境」が変わればここまで物事に対する見方が変化するものだと痛感しました。これからの人生も、社会や自分を取り巻く環境は変化し続けていきますが、その変化を柔軟に対応して、人生の新しい価値観や経験値を高めるものとしていきたいと感じました。
さて、私は来年から大学院に進学することにしました。大学院に進学しても研究と両立しながら陸上競技は続けたいと思っています。立教大学では私の実力不足で箱根駅伝の予選会の代表として走る機会がありませんでした。しかし、来年度から進学する大学院はチームとして予選会に出場しています。私は来年度こそは箱根予選会を走ってみたいと思っています。そして来年、再来年、私が院生で予選会を走り終わった後に立教大学が箱根駅伝出場を決めている姿を眺めたいと強く感じております。以上となります。最後までお読み頂きありがとうございました。
次回は10月4日、加藤大輔選手(経済・4年)のブログです。来週も是非、お読みください。マネージャー 奥田陽花
2021/8/2
日頃ハードな練習をしながらも、家事全般をしっかりとこなす器用な加藤選手。料理には定評があり、オフの日には部員に手料理を振る舞うなど仲間思いの素晴らしい選手です。
初めまして。
コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科1年の加藤広人と申します。
このような文章を書かせていただくのは初めてですが入学してから現在までの振り返りをしていきたいと思います。最後まで読んでいただけると幸いです。
私は現在寮生活ではなく寮の近くで一人暮らしをしています。というのも中学、高校と全国大会の経験もなく持ちタイムもなかったからです。それでも立教大学で走りたいと思いこのような選択をしました。学生寮でもないので一日三食作らなければならないですし、買い物も行かなければなりませんし、お金の管理もしっかりとしなければなりません。
このような変わり者の自分ですが入学当初は不安なことがありました。まずは人間関係です。同級生含め先輩にも知り合いがおらず0からコミュニティを作らなければなりませんでした。全員が自分よりも力のある人たちでビビっていたところもありました。最初の自己紹介のギャグでインパクトは残せたかと思ったのですがなかなか話しかけることすらできていませんでした。そこで各自jogの時に走るのを誘ったり、寮に行く時間を増やしたりして同期、先輩とのかかわりが徐々に増えていきました。私からしたら全員がタイムや実績をもっていてその人たちの動きや走りを見て競技に取り組むことができているので毎日が刺激的でとても新鮮です。
走りの方はというと最初の試合でPBを出せたのですがそこからが続かず結局そのまま春夏シーズンを終えました。最近は距離も増えてきて熱さも重なりなかなか思うような走りができていません。ただ最近行った動きづくりをきっかけに少し感覚が変わったような感じがあるので些細な練習や気付きを大切にして夏合宿に向けてトレーニングを積んでいきたいと思います。
私は今力がなく自己ベストも学年で一番下です。ですが陸上長距離いつ伸びるかなんてわかりません。そのために今できることを考え、実践し走りにつなげて必ずこの4年間で下剋上をしてみせます。そしてチームとして箱根駅伝に向かっていくところでその波に乗って仲間と切磋琢磨し成長していきたいと思います。
まとまりのない文章となってしまいましたが最後までお読みいただきありがとうございました。
今後ともご指導、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
次回は9月27日、渡部剛士選手(理・4年)のブログです。来週も是非、お読みください。
マネージャー 土田菜里香
2021/7/26
今回は白瀬賢也選手(コミュニティ福祉・2年)のブログです。白瀬選手の陸上に対する取り組み方はもちろん、いつも気遣いの言葉を忘れない姿に人柄の良さが表れています。明るく、一緒に話すと楽しい人です。
こんにちは。コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科二年の白瀬賢也です。先日までは、梅雨の時期により毎日雨で気が晴れない日々が続いていましたが、梅雨が明けたとたんこの猛暑、体調などくずされてはいらっしゃいませんか。私は毎日元気に走っています。今回は、私の好きな映画について紹介していきたいと思います。
私の好きな映画は「グレイテストショーマン」です。皆さんは見たことがありますか。見たことがない人に向けて軽く映画の紹介をさせていただきます。
貧しい家柄で育った主人公のP.T.バーナムは大人になり結婚し、勤めていた会社の倒産を機に博物館の経営を始めますが、徐々にユニークな人たちを集め、サーカス団となります。奇抜な発想と斬新なアイディアでサーカスは大盛況。生まれにコンプレックスがあったバーナムは名誉と成功に目がくらんでしまいます。サーカス小屋は火事になり全てを失いかけます。そこで立ち止まったバーナムはそもそも何のために始めたのかに気づき、初心に帰ることになります。そこから、家族と仲間に囲まれ再出発をするという物語です。
上映時間が105分とミュージカル映画の大作にしては短いと思います。話の展開はとても早いです。ネガティブなシーンや場面も出来るだけ短く簡潔にされており、観客を楽しませることを第一としたバーナムのショーを観ているようでした。ずっと楽しく、あっという間に時間の過ぎる、素敵な作品でした。そしてこのスピード感で駆け抜けることが出来るのはやはり、音楽の力であり、ミュージカル映画ならではだと思いました。
エンドロールの最後に、シンプルかつ真理的な言葉が出てきます。
「THE NOBLEST ART IS THAT OF MAKING OTHERS HAPPY.」
最も崇高な芸術とは 人を幸せにすることだ P.T.BARNUM
この言葉が出てきた時は鳥肌が立ちました。この言葉からは、自分を幸せにしていないと、誰かを幸せにすることはできないというメッセージがあると思う。競技を行っている側の人がその競技を楽しんでいないと、競技を見る側も楽しくならないと思う。なので、この言葉は芸術のみならず、スポーツにも関係してくると思います。だから、私が先か、あなたが先か、ではなく、私も幸せで、あなたも幸せにが、一番理想だと思うし、それこそが、最高のアートなのかもしれない。など様々なことを考えさせ、いろんな意味があるので、私はこの言葉が好きです。
また、作中に流れる「THIS IS ME」という曲も心に響きます。落ち込んでいる人の心に響く歌詞で、人生に迷いを感じている人に勇気を与えてくれる力強い歌声は、誰もが一度聞いたらその曲の虜になってしまうことは間違いないでしょう。映画は見なくてもこの曲は一度聞いてもらいたいです。
憂鬱な感情などは吹き飛ばしてくれるミュージカル映画です。家族とでも恋人とでもひとりぼっちでも感動し、勇気づけられること間違いなしなので、ぜひ見てみてください!!
次回は8月2日、加藤広人選手(コミュニティ福祉・1年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 豊田彩華
2021/7/19
今回は黒田航世選手(コミュニティ福祉・3年)のブログです。黒田選手は、辛いメニューでもきちんと最後まで取り組み、一生懸命走っている姿が素敵です。私生活では部活のみんなから慕われています。
こんにちは。
2度目の登場となりました、コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科3年の黒田航世です。コロナウイルスの影響で新しい生活様式を強いられて早1年。それまでの生活に比べて人と関わることが減り、外部からの刺激が少なくなった為、退屈な1年であったように思います。しかし同時に、自分自身と向き合う時間が増え、改めて自分について見つめ直すこともできました。そこで今回は、この1年で私が自分自身の過去を振り返る中で考えるようになったことについて書いていこうと思います。まとまりのない文章ですので、「学生がなんか独り言を言ってるな」ぐらいの軽い気持ちで読んで頂ければ幸いです。
突然ですが皆さん、自分の中に「これだ!」という「正解」はありますか?
なんでも良いです。
目玉焼きにかけるのはやっぱり醤油だろ!とか、
きのこの山とたけのこの里だったらどう考えてもきのこの山だろ!とか。
こうやって少し例えを出して考えてみるだけでも、人それぞれで考えが分かれ、人それぞれの「正解」があることが分かるのではないでしょうか。これらの例はもちろんほんの一部で、人によって考えが分かれることなんて、規模が大きいものから小さいものまでこの世には無数に存在します。
このように、「正解」は人それぞれ違って当たり前で、万人に共通する絶対的な正解など存在しないのです。
人それぞれにそれぞれの考えがあることを理解することができれば、自分なりの正解があって良いと思えると同時に、逆に自分の考えが絶対ではないのだとも思えるようになり、対人関係において相手を受け入れられるようになります。自分の考えは7割ぐらいに保ち、残りの3割程を相手の考えを受け入れる容量に使うことで、相手と考えが分かれた時も「自分には理解できない所があるけど、ちょっとは頷けるかもな。」と新しい発見をすることができるのです。
もっと規模を大きくして、人生についても考えてみます。
人生の中には、幾つもの選択肢があります。様々な局面で岐路に立たされた時、その時々の、色んな情報を基に考え、未来を選択します。もちろん絶対的に正しいと言える選択なんてないので、判断の段階ではその先の未来が正解かどうかは確実には分かりません。だとすれば、後で振り返った時にその時々の点と点がつながり、「やっぱりこの選択で正解だったな」と言えるようになれば良いだけのことなのです。
ちなみに私はこれまで、自分が好きなことに取り組めるかどうかで進路を選択してきました。特に高校進学の際はかなり悩みましたが、「都大路を、そして将来的に箱根駅伝を走りたい」という陸上が好きだという気持ちがきっかけで、本格的に陸上の長距離種目に力を注ごうと決めました。しかし、中学生の時の私は大した実績が無かったのにも関わらず、「陸上が人生の全てだ」と勝手に決めつけてそれが正解だと思い込み、視野が狭くなっていました。結果的に、私は高校時代に人生の全てだと思っていた陸上で結果を残すことができず、周りの人間に対して劣等感を感じ、自分の人生を否定するようにもなっていました。
以前はこうして自分の人生を否定的に捉えていた私ですが、色々と考えていく中で、そのような自分の人生を否定的に見る考え方は今では完全に消え去りました。なぜなら、結果を残すことはできなかったものの、自分の人生が最終的に正解だったと思えるようになる為の「経験」という貴重なデータを得ることができたからです。具体的には、「自分の好きなことに100%の力を注いでしまうと、自分にはこれしかない!と視野が狭くなる為、色んなことに目を向ける必要がある」という教訓です。これは、今までの人生を歩んできたからこそ学べたことだと思っています。
人は何かと決めつけたがる生き物ですが、この世にははっきりと白黒つけられることの方が少ない気がします。しかし「経験」だけは、自分の中ではっきりと存在し、決して嘘をつきません。先ほども述べましたが、人生の様々な選択における判断の段階では、その先の未来が正解かどうかは分かりません。もちろん、後先をしっかり考えて決断することは大事ですし、自分の経験ではなくても、他人の経験や考えを参考にして決断することはできます。しかし、私ぐらいの年代の人間はまだ生まれて20年ほどしか経っておらず、後のことを考えた上で正しい選択をするには、あまりにも判断材料が少なすぎます。また、同じ経験でも人それぞれで感じ方は異なる為、自分で経験することに勝ることはありません。それならば、自分自身の「経験」という、後の判断材料になるであろう揺るぎない情報を収集する段階が今であると考え、その時々の感情に素直に従って判断することも時には大事なのではないでしょうか。
その点では、私が高校進学時に、陸上が好きだという気持ちに素直に従って自分で選択した進路は、決して間違っていなかったのだと今になって思います。むしろ、自分の好きなことにとことん取り組むことができた環境に、本当に感謝です。
ここまで長々と私の考えを述べてきましたが、要点をまとめるとこんな感じです。
・人それぞれに、それぞれの「正解」がある。万人に共通する「正解」はない。
・少ない情報を基に色々と理屈を並べて決めつける前に、まずは「経験」してみる。
・もし失敗したら、「経験」というデータを得られたと捉えれば良い。
・様々な事を経験して、最終的に自分の人生を自分で正解だと思えるようになればそれで良い。
どんな偉人の人生から学んだって、どんな自己啓発本を読んだって、それらは参考程度にしかなりません。人生は成功と失敗の連続で、失敗する事の方が圧倒的に多いです。結局は、無数にある選択肢の中から自分で選択して経験し、それを自分の力で、自分にとっての正解にしていくしかないのです。
かなり長くなってしまいましたが、最後まで学生の独り言に付き合っていただき、ありがとうございました。
これからも、立教大学体育会陸上競技部男子駅伝チームのご支援、よろしくお願いいたします。
次回は7月26日、白瀬賢也選手(コミュニティー福祉・2年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 前田萌衣
2021/7/12
今回は山中崚選手(経済・4年)のブログです。補強の際はどこに効いているのか確認するなど陸上競技に真面目に取り組む姿勢は選手のお手本となります。復帰後の彼の走りに注目です。
こんにちは。
経済学部経済学科4年の山中崚です。早いものでもう4年生になり、大学生活も残り僅かとなりました。前回のブログでは大学生活を通して経験した挫折とそれを経て得た教訓を話させていただいたのですが、後日ブログを読んだ実の母親から「内容が真面目すぎて面白くない」という貴重なご意見をLINEにていただきました。悔しいのですべらない話でも披露しようかと思い何個かエピソードを考えていたのですが、面白くなりそうもなかったので今回も大人しく真面目に書こうと思います。 余談はさておき、私は今紫聖寮を離れ、実家で就職活動に本腰を入れています。実家に戻って思ったのは、やはり実家は落ち着くな〜と。就職活動で一日中家にいることもザラではないのですが、何一つ障害も不自由もなく生活ができています。思えば寮を出て家で就職活動に取り組むという話もすごく急でしたし、実家にいるこの期間も寮費は発生していて、家に人間が一人増えてかつ寮費も払わなければいけないので、両親にはすごく負担をかけてしまっていると思います。しかし、両親は私のワガママに何一つ不満を言わず協力し、私の背中を押してくれています。就職活動に限らず、こうして不自由なく自分がやりたいことに対して存分に挑戦できる環境があるのは、当たり前のようで決して当たり前のことではないのだとこの期間に改めて感じさせれられました。 正直なところ今現在、就職活動も陸上競技も双方うまく行かず、厳しい状況が続いています。私は超が付くほどのネガティブ人間なので「満足できる会社に内定を絶対もらう!」だとか「卒業までにベストを更新する!」といったポジティブなイメージは全く出てきませんが、最終学年ももう折り返しに差し掛かっていますし、今の自分の環境や背中を押してくれている周りの人たちへの感謝を胸に、とにかく悔いのないよう一日一日に貪欲に向かっていきたいです。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は7月19日、黒田航世選手(コミュニティー福祉・3年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 水取一樹
2021/7/5
今回は稲塚大祐選手(経営・1年)のブログです。
真面目にコツコツと、自分の走りに向き合っている稲塚選手。
努力を惜しまず、真摯に陸上に取り組む彼は、間違いなく今後の立教を支えていく選手になるでしょう。
はじめまして。
経営学経営学科1年の稲塚大祐です。大学に入学して3か月が経とうとしています。これから夏合宿、その先の駅伝へとより練習がハードになっていくと思います。そこで今回は、入学してから現在までを振り返り、これから強くなり、結果を残すにはどうしたらよいか自分なりに書いてみたいと思います。 私は入学当初、早く記録会に参加して高校2年の冬から更新できていない5000mの自己ベストを更新したいと思っていました。しかし、大学初のレースの3000mでは走らなかった方が良かったのでは?と言える走りをしてしまいました。その後の5000mでも記録を狙うような走りはできませんでした。そのため、まずは練習を確実にこなしていこうと切り替えましたが、5月は足を痛め、より一層走れなくなり辛かったです。現在は少しずつ走れてきています。
この3か月間で多くのことを学べたと思います。大学の練習では各自の部分も多く、自分の状態を正しく把握して取り組んでいく必要があります。しかし、自分は状態を正しく把握できておらず、気づいたときには走れない状態にまでなっていました。また、ここまで悪い状態になった要因は、まだ大丈夫と治療に行っていなかった、勉強に振り回されて睡眠や練習への準備が悪かったことなどが挙げられると思います。だから、治療に定期的に行く、個人的な学習時間を調整することを今は大切にしています。
これから「立教箱根駅伝事業2024」事業が益々進んでいく中で、私自身も含め、チームとして大きく成長していく必要があります。充実した寮生活の日々、そしてコロナ禍で仲間と切磋琢磨できることは決して当たり前のことではありません。ずっと支えてくれている私の家族を含め、多くの方々のご支援あってのことです。まだまだ力がない私ではありますが、そんな支えてくださる方々への、せめてもの感謝、そして責任として精一杯の努力をしていきたいと考えています。入学後の3か月間の失敗を教訓として、今後も精進していきますので、今後ともご支援、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。 拙い文章ではありましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は7月12日、山中崚選手(経済・4年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 福井優斗
2021/6/28
今回は加藤駆選手(コミュニティ福祉・2年)のブログです。私生活では温厚で、笑顔を振りまく加藤選手。レースになると自身のプレッシャーに打ち勝つ強さも持ち合わせています。復帰後の彼の走りにご期待ください!
こんにちは。
2年の加藤駆です。最近、ポケモンの抱き枕を入手しました。抱き枕を使ってからびっくりするくらい寝付きが良くなりました。寝付きが悪いという方は一度抱き枕を使ってみてください。皆さんが毎日、楽しい夢の国を見れることをお祈りしています。
それでは本題に入っていきます。本題に入るといっても特に書くことないんですよね。思ったことを自由に書いていきます。
みなさん、最近調子はどうですか?私は今年度になってめちゃくちゃ右肩上がりになりました。今、色々休憩している部分もあるかもしれないのですが、何をしてもあまり疲れないですし、色々やりたいことが浮かんできます。時には外に出たい、遊びたいと思うのですがこのご時世なのでやりたい事ができなくてとても寂しいです。目が覚めたらコロナウイルスが消えていたなんてこと起きないですかね。
また、コロナウイルスの影響で外出をする際はマスクをしないといけないですよね。最近は暑くなりだしてマスクなんてすると顔がめちゃくちゃムシムシしますし、ランニングの時になんてマスクをつけると苦しくて走るのやめたくなります。私の友達もマスクによる肌荒れがなんちゃらかんちゃらとか言っていました。そのくらいシンドいです。マスクすることは良いことですが、いつまでこのご時世は続くんでしょうね。早くコロナウイルスがなくなり息苦しい生活が終わってほしいです。
書きながら思ったのですが最近調子が良く感じるのは、考える機会を減らしたからだと思いました。昔から私は考え過ぎと言われ、考え過ぎについて考えていました。しかし、答えがでないので諦めて最近は考えることをやめました。選択に直面した時は直感で選ぶようにするようにしていました。そのような生活を続けていたら変にストレスが溜まらなくなり心に余裕ができ、すっきりするような感覚になりました。例えるとスーパースターを取ったマリオみたいな感じです。スーパースターみたいに長くは続かないと思うのですが調子が良いうちにできることをやっておきたいと思いました。以前、考え過ぎて身体中に穴が開いたり、蕁麻疹が止まらないということがありました。あれには二度となりたくないです。色々含めて、そういうのは私にとって大事だなって思いました。
最後に私の好きな曲を何個か書いて終わりたいと思います。何個かあるのですが、ひとつめはExpressの「もぐらの唄」です。これは頑張りたいかもと思った時によく聞きます。あと、twiceの「Cry For Me」とJustin Bieberの「Love yourself」が好きです。どちらも雰囲気が好きです。因みに私の勝負曲は清水翔太の「花束の代わりにメロディーを」です。是非聴いたり歌ったりしてみてください。あと、私と歌唱勝負したい方募集しています。いつでもかかってきてください。
また次もあるみたいなので、ネタが切れる前に終わらせようと思います。それではさようなら。最後まで読んでいただきありがとうございました。これからも立教大学陸上競技部の応援をよろしくお願い致します!
次回は7月5日、稲塚大祐(経営・1年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。マネージャー 豊田桃華
2021/6/21
今回は、安藤圭佑(コミュニティ福祉・1年)選手です。
どんな練習でも表情を変えずに、懸命に走っている姿は仲間に良い影響を与えています。また、マネージャーにも感謝を忘れない優しさも持ち合わせてます。
そんな彼の今後の記録に期待です!
はじめまして。
コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科1年の安藤圭佑です。私は今回のブログが初登場なので、まずは軽く自分の自己紹介をしようと思います。
出身地は愛知県豊川市です。あまり聞いたことがない地名だと思うので簡単に紹介をすると、豊川稲荷という有名なお寺のある、田舎でとても住みやすいところです。趣味は音楽を聴くことと、車が好きなので、よく車に関する情報をネットで調べたり、車の動画を見たりすることです。ちなみに、好きなミュージシャンはMr.ChildrenとONE OK ROCK。好きな車のメーカーはSUBARUです。出身高校は、豊川高校という自宅から一番近い地元の学校です。そして高校時代も駅伝部に所属していて、3年の時にはキャプテンも務めさせていただいていました。
この自己紹介を見てわかる通り、私は地元が好きで、ずっと家族とともに地元から離れずに暮らしていました。しかし、大学に入って地元から離れ、環境が大きく変わったことで、苦労したこともありました。なので、今回は、地元を離れて気づいたことや感じたことを紹介したいと思います。
引っ越してきてすぐは、地域の環境に慣れるのが大変でした。どこに何があるのかわからないし、文化やルール、習慣が自分の地元と全く違うことがたくさんあり、戸惑ったり、不安に襲われたりしていました。環境の変化によって、ここまでストレスを感じるとは思っていなかったので、正直びっくりしました。
また、今までそばで支えてきてくれた家族や地元の友人、地域の方々のありがたさに気が付くことができました。地元では、いろんな人たちが私のことを見守ってくれていて、常に応援してくれていました。正直、地元にいたときは、そのありがたみをよく分かっていなかったと思います。しかし、地元を離れてみて、いろんな方々の支えが、私にとって本当に強い励みになっていたことがよくわかりました。また、高校までに出会った友人や仲間たちにも、今ものすごく助けられています。みんな私のことをよく理解してくれていて、連絡を取ったときには、応援してくれたり、励ましてくれたりして、さまざまな面で私を助けてくれます。自分は本当に良い仲間と出会うことができたと感じるし、みんなには感謝しかありません。そして何より、家族への感謝の気持ちが一番強く芽生えました。食事や洗濯などの家事でのサポートや、悩みや相談を面と向かって聞いたり、治療や部活の送迎をしてくれたりなど、ここには書ききれないぐらい、いろんなサポートをしてくれていたことに改めて気が付きました。一人でこれらのことを対処しようとすると大変なことばかりで、本当に一生懸命私を支えてくれていたことがすごくよく分かりました。また、連絡を取った際にも、温かい言葉で応援してくれたり、仕送りをしてくれたりと、今でもいちばん私を支えてくれていることに強く感謝しています。
このように、地元から離れたことで、大切なことに気付くことができたと思っています。そして今は、自分のことを応援してくれている人たちを裏切らないためにも、大学で結果を残したいと強く思っています。自分たちを支えてくれている人への感謝の気持ちを忘れず、日々努力していきますので、今後とも応援をよろしくお願いいたします。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
次回は6月28日、加藤駆(コミュニティ福祉・2年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 松本安里奈
今回のブログは野村一志選手(理・4年)のブログです。野村選手はそのユーモアと優しさでチームの誰からも慕われている選手です。また、チームのためにいつも動いて下さる頼りになる先輩で、チームに欠かせない存在です。
こんにちは。二回目の登場となりました。理学部物理学科4年の野村一志と申します。
早いものでもう四年生です。
研究室に配属されまして、一生懸命に天体の研究をしております。とっても楽しいです。本当です。
今回は私が最近ハマっていることについて紹介させて頂きます。
1.スマートフォンで調べた面白画像を、同学年の石鍋君(普段はたくみ君と呼んでいますが)に見せて、彼の喜んでいる様子を観察すること。
これでもかというくらいの弾ける笑顔を見せてくれるので、私まで幸せな気持ちになります。
2.ドラクエ5
楽しいです。近くのリサイクルショップで100円で購入したDSを使って遊んでいます。
もう少しで全クリできそうなので頑張ります。
とりあえずここまでで300文字です。字数制限などは特にないのですが、短すぎると怒られそうなのでもう少し書きます。
この選手ブログを執筆させて頂くのは今回でラストとなります。
ということで最後に、このブログを見てくださっている入部予定の、またはどこの大学で競技を続けるか迷っている高校生そしてその関係者の方々に、一応4年間この部活に在籍していた身として立教駅伝部のいいところをお伝えして、消え去りたいと思います。
それは、、、、
みんないい人! 過ごしやすい環境!
ということです。部員たちと一つ屋根の下の生活を送るうえで、そこにいる人、または環境ってとても大事な要素だと思います。
その点立教駅伝部には(言葉を選ばず言いますが)性格に難ありの人であったり、理不尽な上下関係など一切ございません。寮もキレイですヨ。
ストレスを感じることなく競技に没頭し、楽しい大学生活が送れる環境があります。
その辺に関しては皆さん安心して入部してください。
ということで、最後になりましたが全二回、私のブログに目を通してくださった方々、心より感謝申し上げます。大好きです。
ではそろそろ100円で買えるファンタジーの世界に戻ろうと思います。
失礼いたします。
次回は6月21日、安藤圭佑選手(コミュニティ福祉・1年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 奥田陽花
2021/6/7
今回は新井悠悟選手(経営・1年)です。新井選手は黙々と自分のやるべきことに集中して努力を重ねられる選手です。また、立教の看板学部でもある経営学部で、学業との両立のできる選手でもあります。
はじめまして。経営学部経営学科1年の新井悠悟です。今回、「継続すること」についてと練習に参加し始めてから3か月が経った現在の気持ちを綴ろうと思います。最後まで読んでいただけると幸いです。
唐突ですが私は現在、思うように走れていません。きっかけは些細なことでしたがある部位の痛みが取れるとまた違う部位が痛くなるというサイクルにはまってしまいました。これは中学から陸上競技を始めてバランスの悪いフォームで走り続けたつけが回ってきたのだと考えています。僅かなバランスの崩れでも何年も重なれば相応のバランスの悪い体になります。まさに積み重ねによる負の側面だと思います。怪我をせず練習を継続することが一番です。そのために日々の体のケアやその日の練習内容の記録や食生活などすべて継続によって成り立っていることを競技に向き合っている中で痛感しています。
この3か月で私は立教大学駅伝部で練習に励むことができるこの環境は本当に恵まれていることなのだと改めて感じています。些細なことでも気にかけて下さったり、様々なアドバイスを下さる先輩方や怪我をしたときに走れない分の筋力や心肺機能を補える豊富な器具が揃っていたりと、その恵まれた環境を実感しています。立教大学で競技を続ける機会を与えて下さったすべての方に対して感謝の気持ちを忘れずまた、このような環境の中での出会いを大切にして地道に競技に取り組みます。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
次回は6月14日、野村一志選手(理・4年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。マネージャー 土田菜里香
2021/5/31
今回は関口絢太選手(経営・1年)です。
関口選手といえば、モデルといっても過言ではない抜群のスタイルです。しかしそれ以上に、誰のことも決して否定せず、どんなことも優しい笑顔で受け止めてくれる素敵な人です。彼の存在はチーム全体に癒しと、安心感を与えてくれます。
こんにちは。経営学部経営学科2年の関口絢太です。大学生になり、一年が過ぎました。授業はすべてオンラインになり、この一年間は今までで一番実りの少ない一年となってしまいました。陸上の面でも苦しい一年となりました。私は今まで怪我などをあまりせず、継続的に練習ができていたため、毎年ベストを更新していました。しかし大学生になってから怪我などで満足に練習をすることができずベストを更新することができませんでした。今回のブログでは私が経験した一年間について書いていきたいと思います。拙い文章ですが最後まで読んでくださるとうれしいです。
私は大学に入学する前から怪我をしてしまい、同期からは少し遅れて練習をスタートしました。怪我が治ってからしばらくは順調に練習をすることができ、ベストではないものの満足のいくレースができていました。3回目の夏合宿(9月上旬)は、怪我でほぼ走ることができなかったのですが、10月の箱根駅伝予選会には間に合う怪我でした。その後、怪我は治ったものの原因不明の首の痛みにより、結局箱根駅伝予選会に出場することができませんでした。この痛みは2か月ほど続きました。予選会の給水担当として会場に行って、「絶対に来年は走る」と心に誓い、今までよりも心を引き締めて陸上に取り組もうと思いました。12月あたりからポイント練習を開始することができ、1年生が終わるまで順調に練習ができました。
2年生になり、関東インカレという大きな大会に出場できることになりました。しかし本番一週間前に気胸という病気と診断され関東インカレも箱根駅伝予選会同様出場することができませんでした。 この一年間の経験を通して感じたことは「どんなことがあっても目標を見失わない」ということです。前述した通り、この一年大きな試合に出場することができなかったり、今まで毎年更新していた5000mの自己記録を更新することができなかったりと苦しい一年となりました。しかしめげずに頑張ってこれたのは箱根駅伝に出場したいという目標を見失わなかったからだと思います。また仲間が頑張っているのに自分は楽をしていていいのかと思ったからです。気胸と診断されたときに監督から「関口に与えられた試練だと思い、強くなりたいなら夢を持って前向きに」とメッセージが来ました。このブログが出される時にもまだ練習はできていないと思います。これから大きな病気や怪我をする可能性はありますがそうなっても、目標(夢)を見失わず頑張っていきたいと思います。
最後になりますが、今年の1月に恩師の国学院久我山高校陸上部の有坂監督が亡くなりました。高校3年間毎日のように顔を合わせ、常に元気で明るい人であったため訃報をきいた時は信じられませんでした。高校を卒業した後も気にかけてくださり「期待している」とのメッセージもいただきました。そんな期待に応えられるよう、また恥じないような結果を出すことが恩返しだと思っています。自身の目標である箱根駅伝に出場するため、これからも頑張っていきたいと思います。
長々とまとまりのない文章となってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回は6月7日、新井悠悟選手(経営・1年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。マネージャー 豊田彩華
2021/5/24
今回は、辻京佑選手(文学部教育学科・3年)のブログです。
自分の走りに真剣に取り組んでいる姿が印象的な辻選手。大学生活の半分が過ぎ、これからのチームを引っ張ってくれる優しくて頼りになる辻選手の走りに注目です。
こんにちは。文学部教育学科3年の辻京佑です。今回のブログでは私が今までで一番苦しい経験で、その上濃い時間だった受験生の頃を振り返って書きたいと思います。文才が無いので分かりにくい部分が多々あると思いますが、最後まで読んで頂けると幸いです。
なぜ私が今回のブログで受験生の頃について書くのかということですが、大学2年生の冬休みに自身の中で時間にゆとりを持つことが出来たので、パラパラと受験生の頃のノートを見返した時、あの一年のハードさを思い出し自分の分岐点だと感じたからです。ここで軽く受験生の頃のエピソードを紹介します。私が一番印象に残っている科目は世界史です。私が世界史を好きだったということもありますが、とにかく世界史の授業では非常に集中力を求められたために今でも鮮明に覚えているのだと思います。集中力を求められたと書きましたが、具体的に授業風景を記します。まず先生が教室に入ってきた時、教室内の雰囲気は一変します。「ガヤガヤ」している雰囲気から「シーン」とした雰囲気に変わるのです。この理由は簡単ですが、先生が非常に怖いからです。どれくらい怖いかと言いますと、ホラー映画でお化けが出てきて鳥肌が立つ瞬間と同じくらいの怖さです(ちなみに授業は3時間あったので、ホラー映画を2本一気に見た時の怖さだと同じだと勝手に感じています笑)。その先生も「適度な緊張感が集中力を作り、記憶を定着させることが出来る」と仰っていたので、何にでもすがろうとしていた私にはもはや教祖のように感じ、その緊張感にのめり込んでいました(ただあの授業に緊張感を抱いていたのか、恐怖を抱いていたのかはわかりません……笑)。しかし授業中眠くなってしまう人も中にはいて、そのような時には先生から「寝るな!!」と恐ろしい勢いで言われるので当事者のような気持ちになり、私は「ひぇぇぇーーー」と思いながらも流行りの鬼滅の刃に例えるならば、「全集中」して乗り切っていました。
そのような出来事を振り返りながら、大学2年生の冬休みパラパラと世界史のノートを見返していた訳ですが、その中で自分の書いたメモの中に
「才能とは?→与えられた能力を伸ばすこと」
と書いてありました。はっきり言うと、この文が試験に出ることは無いと思います。しかし目に留まる場所に書いてありました。どうして書いたのかは覚えていませんが、この言葉を書いておいて、そして見つけることが出来て良かったと感じています。このように感じるのも、現在自分が打ち込んでいる陸上競技に対しての考え方を変えたと考えているからです。
多くの人が自分の成績に納得しない時、他人と比較し「あの人は才能があるから良いな…」とネガティブに考えがちです。私もその内の一人だったのですが、この言葉から分かるのは、才能は全員持つチャンスがあるということです。あとは与えられた能力をどこまで伸ばすかということなのです。
陸上競技に限ったことで言うと、「自分はスピードの才能が無いから厳しい」といった発言や「長い距離を走る才能が無いから」と言うような発言がよくあります。上野監督はこのようなネガティブな発言があると、「やっていないだけだから」と仰います。非常に簡単な言葉のように思えますが、私もまさにこの通りだと思うのです。練習をすれば自分の持つ能力を引き出すことに繋がり、最終的にはスピード向上に繋がり才能を手に入れることが出来、また実直に長距離を走る練習をすれば長距離を走る才能が身についてくるのです。与えられた能力がどれくらいあるのかは誰にも分からない以上、少しでも眠っている才能を伸ばすために努力をする必要があるのではないでしょうか。これは今ネガティブに考えている人だけに当てはまる訳ではありません。一般的に才能があると言われる人でも与えられた能力を最大限伸ばすために努力をしないのは非常に勿体無いように思います。浪人していた時の先生の才能の解説からは、「全ての人が現状に甘んじず、ひたむきに努力し続けなさい」といったような意味が含まれているように感じるのです。
ここまで受験生の頃の話、そしてその時のメモ、さらには才能について書きました。以上を踏まえた上で私は先程書いた定義で言う「才能を持つ」人間になりたいと考えています。これは陸上競技だけではなく、自身が取り組む学習でもそのようにあるべきだと考えています。私は最初から何でも出来るような人間ではありませんし、自分が与えられた能力を伸ばすためには何をするにしてもひたむきに努力を積み重ねていくしかありません。私が与えられた能力を出来る限り伸ばして自分自身が少しでも才能を持てたと納得できるように現状に満足することなく、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。
これで自分のブログは書き終わりますが、最後に立教大学陸上競技部男子駅伝チームを支えてくれている方々に感謝申し上げます。私が上記で記述致しました、「才能とは与えられた能力を伸ばすこと」の「与えられる」という部分はチャンスを頂くということに繋がるため、支援してくださる方がいらっしゃらなければ成立致しません。自由に取り組むことの出来る環境の貴重さを噛みしめながら練習していきたいと思います。チャンスを頂いている以上、チームとして個人としても皆様に還元しなければならないことが多くあります。私たちはプロではありませんが、支援してくださり立教大学の箱根駅伝出場を心待ちにされている方々のためにも、プロでは無い私たち大学生が出来るせめてもの礼儀として、責任として、ひたむきに努力して行く姿を見せていきたいと考えております。これからも引き続き私たちのチームを見守って頂けると幸いです。大変長い文章となってしまいました。これまで私のブログを見て頂いた皆様ありがとうございました。
次回は5月31日、関口絢太選手(経営・2年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。マネージャー 前田萌衣
2021/5/17
今回は佐藤優太選手(コミュニティ福祉・4年)のブログです。佐藤さんは私たちの頼れる寮長です。責任感があり、チームをまとめる一方、ユーモアも持ち合わせています。チームの誰からも愛される佐藤さんの大学ラストイヤーの走りに注目です。
こんにちは。
コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科4年の佐藤優太です。今回は私自身の現状について書いていきたいと思います。最後までお付き合い頂けると幸いです。
私は今、猛烈に焦っております。
理由は2つあります。1つ目は就職活動です。私は保健体育の教員を志望していて、今は教員採用試験の勉強をしています。教員採用試験は7月に迫っていて、勉強の進み具合はあまり良くありません。また、同期で次々と内定をもらっている人が増えていく中、勉強に勤しむ毎日は私に「謎の焦り」を感じさせてきます。全く異なる進路のため、比較するべきではないと分かっていますが、どうしても笑。2つ目は陸上競技です。3月下旬に怪我から復帰し、最近になってポイント練習をこなせるようになってきました。よく考えてみれば、私はもう大学4年生です。大学1年の12月から自己ベストを更新していません。卒業までに最低でも自己ベストは更新したいですが、かなりまずい状態です。焦っています。
少し誇張しましたが、要は最後の1年悔いのないように精一杯頑張りたいということです。どちらも毎日少しずつ地道に積み重ねていくしかありません。胸を張って卒業できるよう1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は5月17日、辻京佑選手(文・3年)のブログです。来週も是非、お読みください。
マネージャー 水取一樹
2021/5/10
今回は、市川大輝選手(コミュニティ福祉・2年)のブログです。
昨年の日体大記録会では5000mの自己ベストを更新するなど、着々と力をつけている市川選手。
持ち前の真面目さと、陸上に対する直向きな気持ちを持って、今年もチームを引っ張ります。
こんにちは。
コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科2年の市川大輝と申します。入学したことがつい最近のように感じますが、あっという間に1年が経ってしまいました。そこで大学生活を1年間送ってみて感じたことを自分なりに文章にしてみたいと思います。拙い文章ではありますが最後までお付き合い頂けると幸いです。
今回、私は「自分を信じる」というテーマで書いていきたいと思います。これは人との関わりが少なく、先の見えない情勢の中で1年を過ごしてみて大切だと感じたことです。まず、この1年はコロナウイルスの感染拡大が続き、大変な状況でした。私自身も授業が全てオンラインとなり部屋でパソコンに向き合う日々がとても退屈でした。モチベーションにも波ができ憂鬱な気持ちで過ごすこともありました。学校生活における目標というのは薄れてしまい、惰性で過ごしてしまったような気がしてとても反省しています。その一方で競技面は箱根駅伝予選会で結果を出すという明確な目標を持って取り組めたと思います。かなり良い状態で練習を積むことができ充実していました。しかし、少し空回りしてしまった部分もあり、夏合宿前にアキレス腱を痛めてしまい、走り込みの大切なシーズンに2ヶ月ほど全く走ることができませんでした。その時点で予選会メンバーを外れることを覚悟しました。結果的にもメンバーに入れず、TVの前で応援することとなり、かなり悔しい思いをしました。そんな状況でも補強やリハビリ、ウォーキングなど復帰に向けてできることを精一杯やれた期間は良い勉強となりました。そして9月頃ようやく少しずつ復帰をすることが出来ました。2ヶ月全く走らなければ体は重く、フォームなど感覚の部分は全てリセットされたと言っても良いほどの状態でした。今までできていたスピードでの練習ができなくなった自分にかなり失望して気持ち的にも下がることが多く悩むことも多かったです。そんな中でも多くの方のサポートもあり12月には5000mで自己ベストの更新をするところまで何とかたどり着けました。しかし、その後大腿骨の疲労骨折が見つかり1ヶ月半ほどまた走れない日々が続きました。次復帰してもまた故障するのではないかという不安もありモチベーションの維持が難しい状態にもなりましたが、とにかく自分は復帰できると信じて取り組んできたことで現在、2回目の復帰をすることが出来ました。しかし結果的には1年のほとんどを故障とリハビリで使い切ってしまいました。
そんな生活を送り、「自分を信じる」ことが私の中で大切なこととなりました。先が見えず苦しい状況であっても、他人から何を言われても自分を評価するのは自分だと思います。周りからできないと言われても自分が自分自身を信じて努力すればきっと望んだ結果が得られるのではないかと思います。1年目には自分が望んだ結果を出すことはできませんでしたが、その期間で学んだことはとても多くありました。普通に走れること、整った練習環境や監督とのコミュニケーション、マネージャーさんのサポートなど当たり前のように感じることも当たり前ではないです。一つ一つに感謝をして、今年こそ箱根駅伝予選会で良い報告ができるようにしたいと思います。この先もまだ見えず、苦しいこともあるかもしれませんが、多くの方のサポートがあることを忘れず「自分を信じて」初心を大切に覚悟を持って頑張っていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。今年度も立教大学への変わらぬ応援をよろしくお願いします。
次回は5月17日、佐藤優太選手(コミュニティ福祉・4年)のブログです。来週も是非、お読みください。
マネージャー 福井優斗
2021/5/3
今回は、岸本健太郎選手(経営・2年)のブログです。
誰に対しても臆せず自分の意見を伝えることができる岸本選手。その存在がチームにメリハリをもたらしています。2年生になり早1ヶ月、面倒見のいい岸本選手が新入生をチームへと引っ張ってくれています。
こんにちは。経営学部経営学科2年の岸本健太郎です。
立教に入学し、早一年が経ちました。昨年度は授業もすべてオンラインで、一回もキャンパスに行くことなく1年生を終え、練習や治療、合宿以外は寮で過ごすという変化を感じることができない生活でした。今では日常になってしまいましたが、コロナ禍の非日常の生活を続けてきた中で感じたことを書いていこうと思います。 この一年で一番感じたことは人と直接会うことの有難みです。近年はLINEやInstagramなどのSNSでのやりとり、zoomでのリモートワークなどで人と会うことなくコミュニケーションをとることができるようになりました。確かにこういった手段は非常に便利だと思います。しかし、昨年一年間人と会うことを制限されたなかで感じたことは、万能ではないということです。SNSは基本文字でのやり取りのため、そこから微妙なニュアンスを汲み取ることが難しいことは誰もが承知のはずです。また、Zoomはオンラインで顔を合わせながら会話することができますが、タイムラグや微妙な表情を読み取ることは難しかったりします。コミュニケーションには直接人と会話することでしかできないことがあると感じました。非日常が続く中で当たり前だったことが当たり前でなくなったりと、ライフスタイルが変化してきています。私たちも変化に対応していきながら学びを続けていく必要があります。
現在、東京、大阪、兵庫、京都に三回目の緊急事態宣言が発令され、さらに緊張感を持って生活をしなければならなくなっています。大学も一部対面授業がありましたが、またオンラインに切り替わります。いち早く第四波が収束することを待ちながら、今できることをひとつずつやっていこうと思います。これを読まれている皆さんも大変な状況かと思いますがともに踏ん張っていきましょう。
まとまりのない文章になりましたが、最後までお付き合い頂き有難うございました。
次回は5月10日、市川大輝選手(コミュニティ福祉・2年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。マネージャー 豊田桃華
2021/4/26
今回は、服部凱杏選手(経営・2年)のブログです。服部選手は常に練習に対して積極的に、ストイックに取り組んでいる印象です。また、マネージャーへの気遣いを忘れない、優しい一面も持ち合わせています。
こんにちは。経営学部経営学科2年の服部凱杏です。
文章を書くことが苦手なので温かい目で見てもらえると嬉しいです。大学生になって1年がたったので、一年を通して感じたことを書き記したいと思います。
まず、コロナウイルスによる影響で、一度も通学をすることなく、授業はすべてオンラインで行っていました。ずっと部屋にこもって授業を受ける生活をしていたので、曜日感覚が薄れ、平日と休日の差はほとんどなく、変化のない毎日がとても退屈でした。しかし毎日が休日のようなもので、陸上競技にはとても集中できたのではないかと思います。 高校や、中学と比べると、大学は、自由な部分や楽しめるところ、楽できる場面が多く、進学するごとにつれて忙しくなることが当然だと思っていたので、ふとした時に我に返り、「こんなにも何もやってなくていいのか」と不安に感じることも多くありました。
正直、昨年中で学び得たものはほとんどなく、自分の成長を実感することもなかったので、今年は、授業や大学生活での学びを定着させたいです。今のところ、何のとりえもない人になってしまっているので、何かの分野において特出した能力を発揮できるようにしたいと思います。
話は変わりますが、今年度の初めにブログを書かせていただけるということで今年度の目標を書き残しておきたいと思います。今年度の目標は、「一年を通して怪我無く、練習を積むこと」です。昨年度は、故障続きで練習を継続して行うことができず、結果を出すことができませんでした。高校の同期の活躍や、新記録の続出を見ていてとても悔しく、また自分が情けなく感じました。また、今まで陸上競技をやってきて毎年自己ベストを更新してきていたので、その流れが崩れてしまったのも含め、とても悔しく、苦しい一年となりましたが、陸上競技に対する熱意が自分の中にあることを再認識することができたのと、練習面では基礎作りができたので結果的には、良い一年だったのではないかと思いました。
2021年になってからは、故障もなく順調に練習ができているので、このまま油断せずに継続していくことと、しっかりと結果に結び付けたいと思います。
最後まで見ていただきありがとうございました。今年度も立教大学陸上競技部の応援よろしくお願いします。
次回は5月3日、岸本健太郎選手(経営・2年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 奥田陽花
2021/4/19
今回は馬場勇希選手(心理・4年)です。馬場選手は、持ち前の優しさと親しみやすさでチームの誰からも慕われる存在です。また、抜群の面白さでチームのムードメーカーでもあります。
今年が大学ラストイヤーとなる馬場選手の走りに注目です。
こんにちは。現代心理学部 映像身体学科4年の馬場勇希です。4月から4年生となり大学生活も残り僅かとなりました。一日一日を大切に生活を送っています。今回のブログは私生活のなかで、私が感じたことを手短に言語化したいと思います。今回も最後までお付き合い頂けると幸いです。
4年生となり改めて最近強く感じることは「感謝」です。私が1年生の頃は、体育会で少し長距離を走っている状況で、このような環境になるとは誰一人想像していませんでした。今現在、練習は辛く、寮生活も決して楽ではありません。しかし、上野監督が立教に来られなかったら、自分自身の可能性も狭まり、「箱根駅伝」を身近に感じることもありませんでした。さらにスポーツ推薦で入学して来てくれた1、2年生や、監督の存在を知って入学した3年生に出会うこともなかったかも知れません。大学4年間でしか挑戦出来なきことや、学べないことに対して取り組ませていただいてると強く感じました。
スポーツ推薦ではない4年生をご指導して下さる監督と、寮に送り込んでくれた両親への「感謝」を忘れず、就職活動だけでなく陸上競技も最後までやり抜きたいと思います。
拙い文章となりましたが、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
次回は4月26日、服部凱杏選手(経営・2年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 奥田陽花
2021/4/12
今回は金城快選手(コミュニティ福祉・3年)です。
金城選手は先輩、同期、後輩からの人望が厚い選手です。状況に応じて柔軟に対応できるだけでなく、芯のある人間性は素晴らしいです。
前回は自粛期間が続く中で自分自身のすべきことについて書いていただきました。それから1年経った今回の内容にも注目です。
こんにちは。
コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科3年の金城です。4月から3年生。大学生活も折り返し、一日一日を大切に過ごさないといけないと思う今日この頃。今回も最後までお付き合い頂けると幸いです。
今回は、私の大切にしている言葉の一つを紹介したいと思います。
それは、「考えて動け」です。これは、高校1年次の担任の先生が日々仰っていた言葉でした。当時は、自分の置かれた状況を考えて勉学に励め、先生やクラスメイトのことを考えて行動し、良い人間関係を築け、という様なメッセージが込められていたと解釈しています。(一丁前に述べておりますが、当時は職員室に呼び出され指導を受けたり、大学受験への考えの甘さ故に、息抜きも大切と謳って勉強の合間にクラスメイトと草野球に興じた挙げ句、浪人してしまう有り様でした、ごめんなさい。)
現在の生活においても、「考える」そして「動く」シーンが数多くあります。例えば、我々の大きな目標である「箱根駅伝出場」を如何にして果たすか、を考えた場合
・練習やレースの要点を押さえ、目的意識をもって日々取り組む。
・個人がチーム内で課されている役割を果たす。
・箱根駅伝という目標をチームで共有し続ける。
などの行動が求められ、また、これらを遂行するにはどうすればいいのかを考えて実行に移す必要があると私は思います。考える⇔動く、これを繰り返し又は並行的に行なえる組織・個人は必ず強くなることでしょう。
かの有名な哲学者パスカルも次の言葉を残しています。
『人間は考える葦である』
人間は一本の葦の様にか弱い生物であるが、「考える」という大きな武器を持っている点では偉大だ、という意味が込められています。私も一人の人間、一競技者であることを自覚して、考えて動ける「考える葦」並びに「考える脚」で在り続けるよう努めていきたいと思います。
今回のブログは以上となります。今年度も立教大学体育会陸上競技部男子駅伝チームの応援のほどよろしくお願い致します。
次回は4月19日、馬場勇希選手(現代心理・4年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 松本安里奈
2021/4/5
今回は斎藤俊輔選手(観光・4年)のブログです。斎藤選手は昨年末に立教大学初の5000m13分台を出すなど、エースとしてチームを牽引しています。練習中はもちろん練習以外でもチーム全体に気を配り、抜群の明るさでチームを照らす頼れる先輩です。
こんにちは。観光学部観光学科4年の斎藤俊輔と申します。
まずは、日頃から立教大学長距離ブロックをご支援いただきまして、ありがとうございます。先日、部内のオンライン式典に参加した際にサポートしてくださっている人たちの多さを改めて実感致しました。
今年度のトップバッターということですが、特に面白いことも思いつかないので、私自身の陸上に対する考えを残したいと思います。現在、就職活動中のため、自己分析の一貫として言語化してみますので、興味本位で読んで頂けると幸いです。
私が陸上競技に取り組む中で意識していることは「結果にこだわる」ことです。競技の特性上、数字としてはっきり白黒ついてしまうため、結果にはこだわりたいと思っています。その中で結果を出すためにも日頃から考えていることが2つあります。 1つ目は「日常生活とレースを分離する」ことです。私の考えとして、本番は「日常生活とは違うもの」と認識しています。具体的には、練習とレースで履くシューズを変える、着るウェアを変えるなどです。普段の練習では一番戦闘力の弱いシューズを履き、レースでは一番戦闘力の高いシューズを履くことで普段の練習以上の力を発揮してきました。レースが「普段通り」ではなく、自分の中における「最高の状態」を目指して、練習に取り組み、レースに臨んでいました。
2つ目は「考えうる最大限の失敗をあらかじめ想定する」ことです。本番の前にあらかじめ、最悪のパターンを想定しておくことのメリットは2つあります。1つ目は対策ができること。2つ目は気持ちに余裕ができることです。陸上では気持ちに余裕のある方が勝てる可能性が高いと思っています。最悪のパターンを想定しながら対策をしつつ、レースでは少しでも最悪の状況から上振れすることで気持ちに余裕を持ち、より良い結果に繋がると考えています。 以上のことを意識して、結果に拘って取り組んできました。陸上界の常識ではあまり受け入れられない思考だとは思いますが、人の意見に左右されることなく、自分の意見に自信を持って取り組むことは、個人種目である陸上競技においては必要な要素だと考えています。
ある程度自分の考えがまとまりましたので、引き続き就職活動だけでなく、最終学年として陸上競技も最後まで後悔なく頑張りたいと思います。
拙い文章となりましたが、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。また、今回のブログで私の考えを公にできるのも最後となります。この場を借りて、陸上を通じて関わってくださった方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。
次回は4月12日、金城快選手(コミュニティ福祉・3年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 奥田陽花
2021/2/22
今回は権守遼大選手(理・1年)のブログです。
昨年1年生ながら箱根駅伝予選会を走った選手の1人です。周りの環境に左右されることなく、寡黙に練習に打ち込み自らを追い込みます。その姿は、今後もチームに多くの気づきを与えてくれることでしょう。
初めまして。
理学部物理学科1年の権守遼大です。
今回は自己紹介も兼ねて、私自身が陸上競技にどのように向き合ってきたかについて書かせていただきます。
私が陸上競技、というより長距離走を始めたきっかけは、父と祖父の存在でした。二人とも趣味でランニングをしていて、小学生のときは父とよく一緒に走っていました。そのときはただ後ろにくっついて走るだけで、走る楽しさよりもきつい、つまらない、眠いといった感情の方が勝っていました。しかし、ちょっとずつ体力がついているような気がして、それがうれしくて、何だかんだ継続していました。
その影響もあってか、中学校では、陸上部に入部しました。決して強豪校ではない普通の陸上部でしたが、雰囲気がよく、少人数ながらもみんなで練習をすることは楽しかったです。特に秋の駅伝大会は1年で1番の楽しみでした。普段の大会とは違った独特の雰囲気や、初めて沿道の歓声の中を駆け抜けたときの感覚は今でも鮮明に覚えています。私はこの3年間で走ることが好きになりました。
中学校ではなんとなく陸上部に入部し、なんとなく陸上に取り組んでいましたが、高校では自分の意志で陸上を続けることを決めました。中学の練習よりも走る距離が増え、ペースも早くなり、最初は慣れることに苦労しました。記録が伸びなかったり、貧血になってしまったりと思うように走れない時期もありました。それでも、顧問の先生のご指導のもと、少しずつ記録が伸び、2年生の新人戦で自身初の地方大会出場を決めることができました。初めて県外に遠征し、レベルの高い選手と一緒に走れることがうれしく、胸が高鳴りました。大会に向け、いつも以上に一生懸命に練習に取り組みました。しかし、結果は予選落ちで自己ベストにも程遠く、不甲斐ないものでした。自分もこの中で勝負できるようになりたいと強く思い、純粋な走る楽しさとは違った、競技としての楽しさを感じるきっかけとなった大会でした。その日から少しずつ、卒業後も陸上を続けたいという思いが強くなっていきました。3年生になり、卒業後の進路を考えていくときに、大学生活4年間をかけて陸上競技に本気で向き合いたいと思うようになりました。一般受験生でも入部可能で、理系の学部に所属していても勉強と両立して練習が継続できる学校を探していたところ、立教大学が上野監督のもと強化を行っていることを知りました。そして、ここで自分がどれだけやれるか試してやるという意気込みで受験を決意しました。
大学に入学してもう1年が経過しますが、この1年間を振り返ると、貴重な経験をたくさんさせていただきました。特に秋には箱根予選会に出走する機会を与えていただき、箱根駅伝を間近に感じることができました。応援してくださる方々や家族の支援、監督やチームメイトの支えがあったおかげです。そんな恵まれた環境でいろいろなことを吸収し、自分なりに考え、多くのことを学びました。走るためにたくさんのことを犠牲にし、数えきれないほどの時間を費やしていますが、それだけの価値があると信じています。まだまだ未熟で力不足ですが、少しでもチームに貢献し、人に勇気を与えられるような走りができるように努力していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
マネージャー 豊田桃華
今回のブログまでで、今年度の立教大学体育会陸上部男子駅伝チーム全員がブログを書かせて頂きました。1年間お読み頂きありがとうございました。次回は4月の第1月曜日より再び始めさせていただきます。今後とも立教大学体育会陸上部男子駅伝チームの応援をよろしくお願いいたします。
2021/2/15
今回は武田拓樹(法・1年)選手です。
練習に真面目に取り組むことはもちろん、勉強面でも手を抜くことのない姿は尊敬します。
これからの成長に期待です!
はじめまして。法学部法学科1年の武田と申します。
このような機会ですので今回は私が立教大学陸上競技部に入部した経緯と私の「覚悟」について書かせていただきます。
突然ですが、みなさんは「覚悟」をいつしますか。おそらく進学、就職、結婚など人生の分岐点でする人が多いのではないでしょうか。私はこの立教大学陸上競技部に入る際、大きな「覚悟」を決めて入部しました。私は1年生の中では実績もタイムも特筆するようなものはなく、入部する前は本当にここで自分がやっていけるのかという不安しかありませんでした。それでも、ここで頑張ると決めたのには大きな理由があります。それは「箱根駅伝に出場したい。」と思ったからです。今から10年ほど前、当時小学4年生だった私は当時早稲田大学1年生だった大迫傑選手(現:ナイキ)が1区で独走し区間賞を獲得したのをテレビで見て幼心ながらに感動し、「いつか自分もこんな風に走りたいなあ。」と思うようになりました。そして、箱根駅伝に憧れて毎年箱根駅伝は必ずみるようになりました。その影響で中学から陸上を始めました。当時は練習すればするほどタイムが伸びていき、成長が目に見えて実感できたのでますます長距離の虜になっていきました。当時の私は「練習すれば必ず記録は出る」と思い込み、高校でも陸上部に入りました。私の高校は朝練も無く、練習量も他の高校と比べれば圧倒的に少なく、1人で練習することもありました。今思い返せば自主性を重んじるあまり、やや自分に甘くなってしまっていたのかなとも思います。それでも当時の私は練習していれば自ずと結果はついてくると思い、漫然と走っていました。しかし、現実はそう甘くなく、練習してもタイムが伸びず、また度重なる故障により自分を見失い、いつしか陸上への熱意も薄れていました。それでも故障も癒えた最後の夏では運よく近畿インターハイまで進むことができました。しかし、漫然と競技してきた自分に近畿の壁を突破できるはずもなく、惨憺たる結果で私の夏は終わりました。その時、あまりの悔しさと不甲斐なさから大学でも箱根を目指して競技を続けようと決めました。当然推薦がかかるような実力ではなかったので、一般生でも入部可能な関東の大学を探して必死に勉強して、なんとか立教大学陸上競技部に入部させてもらうことができました。今までとは全く異なる環境で練習の質も量も格段に高くなり、最初は非常に苦労しました。それでも、今の自分があるのは家族、監督、先輩方、マネージャーの方々、同期など沢山の人の支えがあったからこそです。当初は全く練習についていけなかった私を辛抱強く支えてくださった上野監督、気さくに話しかけてくれた先輩方には本当に感謝しかありません。そして、1年目から大きな大会で結果を出す同期には刺激を受けながら充実した日々を過ごせています。この感謝の気持ちを結果という形で返すことができるように1日1日を大切にしていきます。様々なバックグラウンドをもった人々が一つの大きな目標に向かって努力しているここでの活動は私にとって非常に新鮮であると同時にとても気が引き締まります。だからこそ、一度やると決めたからには最後まで必ずやりきって、この立教大学で過ごす4年間を有意義なものにし、最後は笑って終われるように日々頑張ります。
拙い文章でしたが最後までお読みいただきありがとうございました。これからも立教大学陸上競技部の活動を温かい目で見守っていただければ幸いです。
次回は2月22日、権守遼大(理・1年)のブログです。来週も是非、お読みください。
マネージャー 松本安里奈
2021/2/8
今回は中村大毅選手(コミュニティ福祉・1年)
のブログです。中村選手は1500mや3000mといった中距離にも精力的に取り組んでいます。
いつも落ち着いて、丁寧に練習に励む中村選手の走りに今後も注目です。
こんにちは。ウエルネス福祉学部スポーツウエルネス学科1年中村大毅です。今回は私がこれまで生きてきて感じてきた‘’人生の選択の大切さ‘’について書いていこうと思います。初めてのブログで拙い文章になるとは思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
皆さんは普段、何かの‘’選択‘’を迫られた時自分で選択していますか?それとも、ほかの人に任せることが多いですか?友達と予定を立てる時「どこ行こう?」の問いに対してなんと答えていますか?
私がこの‘’選択‘’について考えたのは夏合宿前のことでした。私は入寮後から夏合宿までの間、痛いところはないのにポイント練習がこなせない、自粛生活中の1人での練習は中学生ができる練習もできない、800mのT.Tと1500mの記録会を行っても女子並みのタイムでしか走れない。そんな日々を送っていました。そして迎えた夏合宿前。再び1人で走る時間が増えきたジョグ中にふと思った「なんで今走っているのだろうか?」という1つの疑問がこの‘’選択‘’について考えるきっかけです。コロナウイルスの影響で次の大会もわからず、目標も不透明、それなのになぜここで走っているのだろうか、そう感じることが多くなりました。
これまで私の両親は進路や部活動については自分が決めた道や正しいと思った道を選択させてもらい、恵まれた環境や人間関係を築いてきました。両親には私の人生の選択を自由にさせてもらったことに本当に感謝しています。しかし、この時だけは選択を間違えたと思ってしまいました。
そしてある日の朝のポイント練習で離れてしまった時のことです。下を向いて歩いていると上野監督に呼ばれ、お話した時に「自分で覚悟を決めて入ってきたんだから一緒に頑張ろう」と言って頂きました。私はこれまで自分で選択して生きてきました。大学で陸上を続け箱根駅伝を目指すと決めたのも自分です。自分自身がした選択には責任を持ち、言い訳をすることはできません。私はこの言葉を言ってもらった時、何もかも自分で決めてきたからこそ大学卒業をするときは後悔しないように頑張ろうと思え、複雑だった気持ちが晴れていきました。
今思い返すと私の人生は結果的に良い選択だったと感じることが多かったように思えます。例えば、中学校の部活で初めは嫌だった陸上部に決めた時、高校で陸上を続ける選択をした時、大学を立教大学に決めた時。私はこれらの選択をしたことによってたくさんのことを学び、数多くの事経験をしました。また、強くて個性的な同期や頼りになる優しい先輩方、中学・高校の顧問の先生、上野裕一郎監督をはじめとするサポートしてくださっている方たちなどに出会うことができ、私は私にとっての一生の財産を手に入れることができました。以前まではこの‘’選択‘’は間違っていたと思っていましたが、今生活していると正しい選択をしたと感じることが多くなっています。そもそも人生において決まった選択肢や正解はありません。だからこそ自分の選択に責任を持ち、自分の選択に納得のいく結果になるようにすればよいのではないでしょうか。
以上が ‘’人生の選択の大切さ‘’について私が思うことです。緊急事態宣言の延長も決定し、ますます先が読めない状況となってしまいました。そんな時でも今の自分に何ができるかを考え、後悔のないように今後の陸上生活で成長できるように日々努力してまいります。また、自分の‘’選択‘’に責任を持ち、環境や両親に感謝しながら生きていこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。今後とも立教大学陸上部の応援よろしくお願いします。
次回は2月15日、武田拓樹選手(法・1年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 奥田陽花
2021/2/1
今回は丸山龍之介選手(理・1年)のブログです。陸上競技に対して直向きな努力を惜しまずすることのできる選手です。体のケアなどを怠らず真摯に陸上競技に取り組んでいる彼は今後、間違いなく活躍する選手です。
はじめまして。
理学部生命理学科1年生の丸山龍之介と申します。
小さいころからの私の夢は箱根駅伝に出場することです。今回は私がどのようにこの夢と出会いここまで目指してきたのか、そして今後の目標について書いていこうと思います。最後まで読んでいただけると幸いです。
箱根駅伝との出会いは小学1年生の時です。当時東洋大学1年生だった柏原竜二選手の走りをテレビで見ました。「新・山の神」と呼ばれたその走りは私を強烈に魅了し、箱根駅伝が好きになり、憧れとなりました。
中学生になり陸上部に入り本格的に陸上を始めました。私の母校にはコーチがいてくださり素晴らしい指導をして下さいました。私はどんどんタイムが伸びて、憧れのものだった箱根駅伝が出場したいという夢へと変化しました。
そんな中、高校の進学先を考える時期がやってきました。私は、箱根駅伝に出場するためには私立の強豪校に入り、大学から推薦をもらい大学の陸上部に入るという方法しか知りませんでした。そんな私にコーチはある話をしてくださいました。それは一般受験で入学しても陸上部に入ることができ箱根駅伝を目指せる大学があるという話でした。私はそれなりに勉強ができる方でした。そのため私はその話がとても魅力的に感じました。
その結果私は家から近い公立高校に通い、陸上を続けながら勉強をして大学に入ることを目指し始めました。ここで重要になったことは2つありました。一つは一般入試でも陸上部に入れる大学を見つけそこに合格すること。もう一つは入学後、陸上部に入部できるような実力をつけること。この二つが高校生活での目標でした。
高校の部活動ではどうすれば自分が強くなれるのか考える日々が続きました。一人で走ることやメニューを考えることもあり、考えて走るということが身についた三年間だったと感じています。また駅伝での長距離区間やハーフマラソンに挑戦することもでき、公立高校ならではの陸上への向き合い方ができたと感じています。
そして縁あって立教大学の指定校推薦に合格し、陸上競技部に入部することができました。さらに入寮まですることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。
同期には素晴らしい実力を持った選手がたくさんいます。彼らに引けを取らないような選手に成長し箱根駅伝に出場すること。そして公立高校でも箱根駅伝出場を目指している選手に勇気を与えられる選手になることが大学生活での目標です。
長くなってしまいましたが最後までお付き合いいただきありがとうございました。
次回は2月8日、中村大毅選手(コミュニティ福祉・1年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 水取一樹
2021/1/25
今回はわずか一年目にして箱根駅伝を疾走した中山凜斗(コミュニティ福祉・1年)選手です。自分の成長のみならずチーム全体のスキルアップを図る彼ですが、私生活では天然な一面もあり誰からも愛される存在です。実力を過信することなく、努力を惜しまない彼は今後ますます強くなる選手です。
こんにちは。コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科一年の中山凜斗です。今回は、私が箱根駅伝を目指すようになったきっかけと個人的な意見として箱根駅伝をチームとして走るため、ということで書いていこうと思います。拙い文章ですが最後まで読んでいただければ幸いです。私は、小中とサッカー部に所属していました。そんな私に陸上と出会うきっかけを作ってくださったのが中学校の恩師です。最初は陸上長距離強化メンバーという形で声をかけてくださいました。サッカー部には朝練がありましたが、その前に学校に来て、まだ真っ暗な中で陸上の朝練を見てくださいました。この恩師に3年間指導していただき3年目には個人でも駅伝チームとしても全国を経験することができました。しかし、結果としては個人では予選落ち、駅伝チームとしては9位と、どちらも入賞することは出来ませんでした。この悔しさもありましたが、恩師が大の陸上好きで毎年箱根駅伝を応援に行っていたことから、私は高校でも陸上を続け、大学では箱根駅伝を走り恩師に恩返しをするという目標を持ちました。 高校では九州学院の厳しい練習環境の中で育てていただき、大学ではコロナというまた違う意味で厳しい環境の中で上野監督にご指導いただいております。今回の箱根予選会ではチームで出場とはなりませんでしたが個人で学生連合チームに12番目として入ることができました。しかし、箱根に走れるのは10人です。予選会から箱根本戦までの3か月弱、箱根を走りたいという一心で練習やレースに取り組み、モチベーションとしても常に高いところで維持できたと思います。その間、苦しいと感じることが多かったのですが、今までで一番個人として成長できたのではないかなと思います。また、学生連合チームとして箱根本戦に向かう間に感じたことが多くあります。良かった点として、他大学の強い選手と合宿などを行い、いい緊張感の中で意欲的に練習が出来たこと、そして生活面においても学ぶ機会になりました。ポイント練習では、普段の生活からは想像もつかないような選手の集中力に驚き、強い人たちは本当にオンとオフの使い分けがはっきりしているのだと思いました。オンとオフの切り替えというのは私自身が現在出来ていないことであり、これに気づけたことは一つ収穫だと思いました。ただ、学生連合として動くことは良いことばかりでもありませんでした。コロナ禍で、学生連合チームとして集まっての練習は限られ、チームとしての意識を持つことが困難でした。また、立教では周囲と別での調整となり、オフの日がずれ、一人でポイント練習を行いました。年末になると周りはフリー期間に入ったのでモチベーションを維持して行くことが難しいと感じることもありました。これらのこともあり、次は立教大学のチームとして全員で箱根駅伝に挑みたいという気持ちが強くなりました。箱根駅伝本戦出場。私がこの目標達成のため立教大学に必要なことは部員全員の目標の一致と、その目標への取り組みだと思います。現段階では、チームとして部員全員が同じ目標を持ち取り組むことができていないように思います。チーム全体として何を目指すのか?自分は関係のないことだと考えていないか?練習に対する意欲もそうですし、生活面でも当たり前のことができていないと思います。これをチームで改善していくことが予選会10位以内に近づくための最低限の条件だと思います。チーム自体は、学年を通して雰囲気がとてもいいのでこれはどの大学にも劣らない立教大学男子長距離としての武器だと思います。これから互いが切磋琢磨し、箱根駅伝出場を目指して行きたいと思います。最後になりますが、箱根駅伝の応援ありがとうございました。多くの人に支えられていると今回改めて感じることが出来ました。ふがいない走りになってしまいましたが、この経験を糧に、今後、チームとして箱根駅伝に出場できるように日々精進していこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は2月1日、丸山龍之介選手(理・1年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 豊田彩華
2021/1/18
今回は粘り強さが魅力の宮澤徹(現代心理学部・1年)選手のブログです。宮澤選手は緩急自在で、どんな時でも冷静に物事を見ることができます。ひたむきに練習に取り組む彼の今後の走りにも注目です。
こんにちは。現代心理学部映像身体学科1年の宮澤徹です。
今回は自分が陸上を始めたきっかけとここまでの大学生活から学んだことについて書こうと思います。
私が陸上を始めたのは小学校6年生のときです。私は父親の仕事の関係で小1~小4までの約3年間をサッカー大国ブラジルで過ごし、当然のようにサッカーに触れる機会が多かったので、日本に帰ってきてからもなんとなくその流れでサッカーを続けていました。しかし、サッカーの技術は大して向上しませんでした。その一方で、市内のマラソン大会のタイムは年々向上していき、サッカーを続けるよりも陸上をやった方が高いレベルまでいけるかもしれないと思い、6年生のときに市内のクラブチームに入り、本格的に陸上を始めることになりました。そこから中学校では個人では全国大会、駅伝では様々な部活の寄せ集めチームながらも3年連続で関東大会まで進むことができました。高校へは中学で2学年上だった先輩がいたおかげもあり、希望した進路に進むことができました。その先輩は今年箱根駅伝を走りました。中学時代から敵わない存在ですが、先輩が大学を卒業するまでに抜かしてやりたいというのが密かな野望です。話を戻します。高校時代は上手くいかないことが多く、特に3年目はインターハイに進みながらも全くいい走りができず、駅伝では一度も全国の舞台で走ることができずに終わってしまいました。しかし、素晴らしいチームメイト、監督、クラスメイト、先生方に恵まれ競技面でも人間的な面でも成長できました。このように振り返ると、ここまで私に関わってくださった人々が素晴らしい人々だったおかげで今、自分が陸上を続けられていると考えると人生なんて色々な要素の巡り合わせなのだなと思うと同時に、人との出会いはすごいのだなと思います。人のために走るというのはあまり好きな考えではないのですが、自分が箱根駅伝を走る姿を見せることで喜んでくれる人は少なからずいると思うので応援してくれている先生方や友人、そして家族の期待を裏切らないように頑張ろうと思います。 ここまでの大学生活を振り返ると、噛み合ってこないなと感じています。練習は出来ているのに大事な場面で大きく外してしまうことが多く、良い循環を作れなかったと感じます。年も変わったので自分なりに分析したところ、一喜一憂しやすい自分自身の性格が原因の一つとしてあるのあではないかと思いました。大事なポイント練習でしっかり走れたからと調子に乗ったり、逆に全く走れずに投げやりな気持ちになったりと感情の起伏が大き過ぎるために走りの面でも波があるのではないかと思います。自分の性格を今から変えることは難しいですが、一喜一憂し過ぎないようにどこかで歯止めをかけられるようにしていきたいと思います。
最後に、コロナの影響で緊急事態宣言が再度発令されたりと苦しい世の中ですが、今できることを精一杯行い、チーム目標である箱根駅伝出場に走りで貢献できる選手になりたいと思います。今後ともご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。
次回は1月25日、中山凜斗選手(コミュニティ福祉・1年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 前田萌衣
2021/1/11
今回は忠内侑士選手(経営・1年)です。
朗らかでマイペースな忠内選手、直向きにコツコツと目の前の練習をこなしていっています。今年、大注目の選手です。
こんにちは。経営学部経営学科1年生の忠内侑士です。このようにブログを書くのは初めてですので、拙く読みにくい文章になると思いますが最後まで目を通して頂くと幸いです。今回は、大学生に至るまでの陸上人生について述べさせていただきます。
私の陸上人生の始まりは、いつも最下位からのスタートでした。
私は、中学校の頃はソフトテニス部に所属していました。当時仲の良かった友達に誘われて一緒に入部しましたが、冬に、私の中学校は男子だけ放課後に走り込みの練習がありました。そして、ふざけて友達と一緒に一番きついAチームに入ることにしました。そこでの練習は恐ろしく大変でした。必死になってその日に出される練習についていくことが精一杯でした。校内でタイムトライアルを行った際、駅伝部顧問の先生が私の走りを評価してくださり、駅伝部に勧誘してくださりました。走ることに、抵抗があった私は少し悩みましたが、テニス以外にもできることがあると思い、駅伝部に入ることにしました。
チームメイトは、県内でも優勝していたり、記録を残していたりと、質の高い選手がいました。当たり前ではありますが、チーム内で一番下からのスタートでした。
その時はどういうふうに練習をするべきなのかなど考えていなく、楽しんで走っていました。しかし、結果を出さなければ選手になれませんので、自分なりに考えて練習をしてみた際に、顧問の先生から「色々試して、考えて走ってみなさい」といわれ、練習の意図を考えて工夫して走るようになりました。中学の最後には、チーム内でトップになる程になっていました。
高校は先生の紹介で、専修大松戸高校に入学しました。そこでも、入学時のタイムは1番遅かったです。周りは全国や関東以上を経験している選手が多く、練習する内容も厳しくなり、環境に慣れるまで時間がかかりました。頑張った甲斐があったからか、高校二年生と三年生では県駅伝と関東駅伝の選手として走らさせていただけました。
一番下から始まっても、私は速くなるための努力をし続けました。周りから馬鹿にされても、色々な方法を試すことを継続し続けました。そして、大学に入学した時も私は一番下からの始まりです。今も、走りながら沢山悩んで、試しながら自分に合うやり方を見つけて陸上競技を続けています。
今はまだまだ進化途中だと自分は信じていますが、これからも沢山考えて、自分なりに速くなっていこうと思います。
とても読みにくい文章で申し訳ありません、ここまで読んでくださりありがとうございます。
次回は1月18日、宮澤徹選手(現代心理・1年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 福井優斗
2021/1/4
今回は長距離男子1の気遣い上手、峯本幸樹(コミュニティ福祉・1年)のブログです。どんな状態でも、自分が今できる練習を考え日々継続できる忍耐力を持ち合わせています。思いやりに長けた彼は、今後ますます縦と横を繋ぐ強いパイプ役を担ってくれるでしょう。
新年明けましておめでとうございます。こんにちは。コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科1年の峯本幸樹です。新年最初のブログということで、身が引き締まる思いです。
年末年始にかけていくつもの駅伝が行われ、駅伝が好きな方々からすると、ようやくひと段落したように感じているのではないでしょうか。立教大学からは同期の中山凜斗が12年ぶりに箱根駅伝の4区に出走してくれました。そんな中、今回は私の「陸上競技」に対する考えについて書きたいと思います。私は、小学1年生から陸上競技を始め、小さい頃から走ることの楽しさを感じて育ちました。中学からは、本格的に長距離を始めその中で駅伝の楽しさに気づくことができ、高校では古豪、小林高校で3年間ひたむきに競技にうち込みました。現在もご縁があり、立教大学でも競技に取り組ませていただいていますが、そんな陸上人生を送ってきた中で私は山あり谷ありの競技人生を送ってきました。小学、中学とありがたいことに全国大会を経験させていただくことができ、私が思い描くような陸上人生を送ることができていました。しかし、高校に入学してからは、1年目の5月に膝の疲労骨折と診断され、そこからは度重なる疲労骨折によって高校3年間の中で、全力で走ったレースは片手で収まる程度でした。しかし、3年間のうち2年半くらいを故障していた中で得られたものはとても大きいものでした。ありがたいことに、高校では2年間副将を務めさせていただき、本来ならば、心が折れて腐りそうになった時も踏みとどまることができ、目の前のことにひたむきになって取り組むことや、自分だけではなく誰かの為に動くこと、チームの為に動くことの必要性を学ぶことができました。高校の恩師の言葉に「競技力の前に、人間力。」という言葉があります。苦しかった高校3年間のおかげで競技力に対する土台を少しは作ることができたと思っています。
私は周りからよく「そんなに故障をして、よく競技を続けようと思うよな(笑)」と冗談半分に言われることがあります。そう言われる度に、私も自分自身に「お前よく続けているな(笑)」と心の中で言っています。それくらい辛い思いをしてきたのも確かなのですが、私にはどうしてもやめられない理由がありました。それは、走るのが心の底から好き、そして箱根駅伝を走りたいという想いです。私の今の実力は、箱根駅伝の「は」の字も出せないくらい程遠いものです。しかし、自分自身のポテンシャルを一番自分が信じたいし、家族や恩師にどうにかして恩返しがしたいと思っています。今回の箱根駅伝では、同期の中山をはじめ、私に身近な存在が多く出走しました。だからこそ、刺激を貰うと同時に、かっこよく、誇らしかったです。しかし、チーム内では絶対的な中山が箱根では苦しむ姿を見て、現実を突き付けられた気持ちにもなりました。たとえ、箱根駅伝に手が届かなかったとしても、箱根駅伝を目指して全力で取り組んだという事実は消えません。だからこそ、実力は下からでも全力で箱根駅伝を目指して取り組んでいきたいと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は1月11日、忠内侑士選手(経営・1年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 豊田桃華
2020/12/28
今回は内田賢利(コミュニティ福祉・1年)選手です。3000mSCの立教記録を保持する内田選手。鎧袖一触のように見えて、影では努力を惜しまないです。来年、絶対いい先輩になると思います。
はじめまして。スポーツウエルネス学科1年の内田賢利と申します。ブログを書くことは初めてなので拙い文章になりますが、最後まで読んでいただけると幸いです。今年も残すところわずかとなりました。今年の1年はどうでしたでしょうか。私にとっては初めての大学生活、コロナウイルスと内容の濃い年だったと思います。
さて、今回はブログが私の番になり何を書こうか1週間悩んだ末、今年最後のブログということもあり私の今年1年を振り返らせていただきたいと思います。
春。同期には全国高校駅伝で区間上位をとる強力な1年生が集まり立教大学に入学しました。5000mのタイムを見ると私は同期の中では後ろの方で、はじめての寮生活ということもあり期待よりも不安の方が大きかったことを覚えています。そしてこれらかという時に新型コロナウイルスが流行し、全体練習ができず各自でメニューをこなすような状態でした。このような状況下でもある程度質の高い練習をこなせていたことが春先のレースにつながります。7月に行われた東京選手権では、3000mSCで2位になり、ベストを10秒以上更新して8分台を出すことができました。
夏といえば合宿での走り込みです。箱根駅伝ではハーフ程の距離を走ります。箱根や全日本、出雲の駅伝で戦うにはハーフも走れなければいけません。そのため、インターバルの本数や今まで苦手意識を持っていた距離走が増え、25km走、30km走と距離を踏むようになります。案の定距離走には苦しみ、熱中症にもなりかけました。(笑)しかし、大きな怪我をすることなく練習を継続することができたので、箱根駅伝予選会に向けて自信がついたと同時に走力が上がったことも感じました。大学1年目の夏は私にとって強くなるための1番重要な時期だったと思います。
秋。私は全カレに3000mSCで出場しました。全国のトップクラスの選手たちと競える貴重な大会であり夏の走り込みの成果を出す良い機会でした。私は状態も良く、6位入賞することができました。もっと上位を取りたかったという気持ちもありましたが、高校時代全国で入賞もしていない私にとっては飛躍的な進歩を遂げることができたと思います。そしていよいよ、駅伝シーズンになりロードでの練習やレースに近いペースでの練習が増えます。この頃には、私の中の距離走への苦手意識はほとんどなく、自分でもいつからこんなに走れるようになったのか不思議なくらいでした。予選会が近づくにつれて期待と不安が高まり、初めてのハーフだからかイメージもできず、どんな調整をしていけばいいのかもわからないこともありました。ただ、自分のベストの走りをすることだけを考えました。そして予選会当日になり、この日は気温が低く小雨が降っていて寒かったことを覚えています。結果はチームとしては目標を達成することはできませんでしたが、個人としては目標に近い走りができました。コロナウイルスの影響によるコース変更、応援の禁止、シューズの進歩と色々な要因がある中、決して速いタイムとは言えませんが、自分が3分05秒/kmでハーフを走ることができたことは今までの自分からは想像もできませんでした。そのくらいこのレースは私に衝撃を与え、今後の私の躍進の糧になります。
冬になると段々と記録会が開催され、トラックでのレースに数本出場しました。久しぶりの5000mでは酷いタイムを叩き出し、今シーズン初めてレースで外したということもあり、かなり落ち込みました。(笑) 次の日からは切り替えて2週間後に行われた記録会では、5000mでベストを大幅に更新することができました。このレースでの記録は、3000mSCでのタイム向上の可能性を広げたと思います。今年のシーズンも終わり、春先にタイムを出すために冬季練習が始まります。
こうして振り返ってみると、今年は私にとって飛躍できた年と言えます。来年は、5000mで13分台、そして3000mSCでは日本選手権に出場を目標とし、より一層の飛躍ができるよう頑張りたいと思います。
このブログを読んで下さったことを機に今年を振り返り、何か来年の目標を立てて新年を迎えていただけると私も嬉しいです。長々とまとまりのない文章となりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
次回は1月4日、峯本幸樹選手(コミュニティ福祉・1年)のブログです。来週も是非お読み下さい。
マネージャー 松本安里奈
2020/12/21
今回は渡部剛士(理・3年)選手のブログです。渡部選手は自分の目標に向かってひとつひとつ努力を重ねられる選手です。また、上級生として頼りがいがあり、誰からも慕われるチームには欠かせない存在です。
はじめまして、こんにちは。理学部生命理学科3年の渡部剛士と申します。
この時期になると朝が寒く、朝練に行くことがきつい時期になってきましたが、走りながら見える明けの明星と日の出を眺めるのが最近の楽しみです。是非ご覧になって下さい。
さて、私は最近、料理という新しい趣味に目覚めました。
料理に目覚めたきっかけはサバ缶でした。私はサバ缶の味噌煮が大好きで、部屋に常時10個ほど備蓄しています。
ある時、サバ缶を買いにスーパーに行ったとき、生鮮コーナーで生のサバを見て、自分で作った方が安いし、美味しいのではないかと感じ、そのまま購入し寮に持ち帰りました。そして作ってみて美味しく感動しました。そこから別の料理にも、どんどん手を出し始め、これまでハンバーグ、唐揚げ、煮物、チキンカツ、ティラミス、ケーキなど作ってきて、現在もネットやレシピ本を参考にして新しい料理を開拓しています。
何か料理のエピソードを書いていて、昔も少し似たような経験があると感じました。
それこそが陸上競技との出会いでした。
私は仰天チェンジに募集をしようと考えたほど太っており、小学6年でmax80.6kgをマークし、体脂肪率は40%を超えていました。(現在は小学校4年の時と同じ体重です)そんな私が何故走り始めたのか。あまりにも動かない私を母がコンビニ弁当を餌に、ジョギングの並走に誘ったのがきっかけでした(並走と言っても自転車で)。そこから母を見て、自分でも走ってみたくなり走って見ましたが、100mも走り続けられませんでした。一旦面倒くさくなってやめたのですが、偶々1週間続けられた時、明らかに走れる距離が伸びて嬉しくなり、その時から走ることに興味を持ち、上手く継続することができました。
今思うと、8年後に大学で体育会の陸上競技部に入って、しかも寮生活をしていることは全く想像していませんでした。こうして見ると、何かのきっかけで、それまで考えてもいなかった方向に自分が進むと、どこか自分の人生って先が見えませんが、それこそが人生の醍醐味なのかなと思ってしまいます。
陸上競技と出会ったことで、私は今まで知らなかった世界や色々な方との出会いを生み出してくれた原動力となりました。残り1年、寮生活をして陸上競技をすることができるのは今後の人生で経験できない貴重な経験なので、このような経験をさせてくれる環境、応援してくれる両親に感謝し、部の活動に少しでも貢献して日々過ごしていきます。
次回は12月28日、内田賢利選手(コミュニティ福祉・1年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 土田菜里香
2020/12/14
今回は、小池耀大選手(経営・1年)のブログです。練習中は落ち着いて、コツコツ練習を積み重ねている印象の小池選手。おしゃべりな一面もあるようで、持ち前の明るい性格でチームを明るくしています。
はじめまして。経営学部経営学科1年の小池耀大です。
今回は、私が陸上競技(以下、陸上と表記)を始めたきっかけをご紹介できればと思います。こういった事には不慣れなため、大変稚拙で面白味に欠ける文章となっていますが、もしよろしければご笑覧ください。
さて、時は私が小学生三年生であった時分まで遡ります。当時の私は、何かある度に両親と練習を行っていました。具体的には習い事の水泳や野球の自主練習は勿論のこと、学校の体力測定や体育、果ては縄跳びに至るまで練習していました。何故かと言えば、私の運動神経が非常に鈍かったためで(今もそうですが)、基本的に何をやっても人並みに出来ず、動作は常にワンテンポ遅く、加えて当の本人はそのことを自覚していませんでした。そのあまりの鈍さ故に、両親はいずれいじめに遭うのではと危惧していたそうで、実際に幼い頃、大縄跳びでよく引っかかるため同い年の女の子に「あなたがいるとつまらない」と、見学を言い渡されたこともありました。
そんな状態だったため、何とか私にまともな学校生活を送らせようと必死だった両親、特に母は、三年生から参加する小学校の持久走大会に目を付けました。足が速ければ取り敢えず小学校は何とかなる、どうせやるなら目指せ優勝、そんな母の理屈に従って半ば強制的に私は持久走大会で1位を目指すことになったのでした。
元来動作が鈍いのですから、走ることだけが速いはずもなく、二年生まではクラスの真ん中にいれば良い方でした。ところが、置いていかれそうになりながら母の漕ぐ自転車に追いすがるようにして走り、辛さから半ベソをかきつつ朝夕とタイムトライアルを繰り返すうちに、意外にも順調に走力は伸びていきました。そうして迎えた持久走大会本番、努力は報われ私は1位になることが出来ました。またそのおかげなのか、幸いにも私の学校生活における両親の危惧は杞憂に終わりました。以降私は小学校卒業まで持久走で負けることはなく、六年生の時には市でも1番となりました。
結果的に、上記の一連の成功体験がきっかけとなって私は中学校で陸上部に入部し、本格的に陸上を始めました。尤も、成功体験と呼べるようなものは全くもってこれっきりで、中学高校時代は目標を一切達成できず、周りとの実力差をひしひしと実感しました。
以上が私の陸上を始めたきっかけと簡単なその後です。当初はここで筆をおく予定だったのですが、現状あまり後味が良いとは言えないので、手前勝手ながら最後にできる限りポジティブに私のきっかけを解釈したメッセージをもって、結びとさせていただきます。「何がきっかけになるか分からないのだから、何事にもチャレンジしよう!」
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回は12月21日渡部剛士選手(理・3年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 奥田陽花
2020/12/7
今回のブログは野村一志選手(理・3年)のブログです。野村選手は明るく楽しい一面と冷静な一面を兼ね備えた選手です。また、寮でもチームのために積極的に動いて下さる頼もしい先輩です。
初めまして。理学部物理学科3年、野村一志と申します。
立教大学では圧倒的少数派である理系学部の所属であり、真剣に、ひたむきに物理と向き合う日々を送っております。好きな元素はMo(モリブデン)です。好きな駅伝部員はBABA(馬場勇希)です。
さて、今回は自分が、一年ほど前に受けた手術のお話をさせていただこうと思います。
大した病気ではなかったのですが体を悪くしており、何事も経験! ということでおなかを掻っ捌くことを決断いたしました。
地元大阪の病院へ向かい、手術当日です。朝病室で目が覚めて、数時間後に切り開かれることになる今はまだ綺麗なおなかにサヨナラを告げます。
皆さん。手術と聞くと点滴に繋がれて酸素マスクをして手術室までストレッチャーにのせられて…。 のような状況を想像しませんか?
私はそう思っていました。しかし現実は違いました。
自分の足で手術棟に入り、自分の足で自分の解剖が行なわれる手術室まで歩いていくのです。自分の手術部屋は手術棟の一番奥だったので、道中脇に目をやると、全身麻酔で眠らされ今まさにオペが行なわれている患者の姿が目に入ります。こんなに恐ろしい光景は滅多にに見れるものではないでしょう。
手術台に横たわり、本人確認のため名前と手術する部位等を手術室の看護師さんに伝ます。そして全身麻酔が点滴を通じて体内に入っていきます。「あっ、こんな感じで頭ぼーっとしていくのね」と感じた瞬間意識が飛びました。おやすみなさい。
おはよう。目が覚めました。いつもとは違う目覚めです。異様に右下腹部が痛いのです。
ここから術後の痛みとの戦いが始まります。
自分は痛みに強い方だと自負しておりました。それでも医師も驚くほど何日も何日も痛いのです。本当に痛いのです。術後4日目の歩行練習の際に、痛みで気絶してぶっ倒れたほどです。目が覚めると号泣してました。20を超えた青年のガチ泣きです。そこからも予想外の出来事の連続で、病院で過ごした一か月間は本当に辛く苦しいものでした。それと同時に、この苦痛の最中、何不自由なく暮らしている普段の生活がいかに恵まれていたのか、文字通り痛いほど体感することができました。手術をする以前は、どこも痛くない体での生活を当たり前だと思い、それを嬉しいと思ったことは一度たりともありませんでした。しかしあの入院期間中、今まで当たり前だと感じていた普通の生活をどれだけ望んだことでしょうか。
これから生きていくうえで悩むこともあるでしょう。落ち込むこともあるでしょう。しかし、そんな時にはあの忌まわしい経験を思い出し、今当時と比べるとどれだけ幸せな状態でいるのかを考え、当たり前の日常に感謝しながら生きていこうと思うようになりました。
人間とは欲深い生き物で、満足することを知りません。だからこそ悩みを抱えるのでしょう。
しかしそんな時にも、一度立ち止まって今置かれた状況がいかに恵まれているのかを考えてみてはどうでしょうか。
五体満足で生まれ、毎日おなか一杯ご飯を食べることができて…などなど、今まで目を向けてもこなかったことは、当たり前なんかじゃない、とても素晴らしいことなのではないかと思います。
現在自分はまだ手術の傷が癒えておらず満足に走ることができない生活を送っていますが、
自分にないものにばかり気をとられることなく、当たり前だと見落としがちなことに幸せを見出し感謝しながら、この寮生活を通じ様々なことを学ばせていただこうと思っております。
この入院生活では本当にいろいろなことがあったので、次のブログではここでは書ききれんかった入院中の面白エピソード等、書かせて頂こうかなと思います。
最後まで目を通していただきありがとうございました。
次回は12月14日、小池耀大選手(経営・1年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 奥田陽花
2020/11/30
今回は白瀬賢也選手(コミュニティ福祉・1年)のブログです。ひたむきに陸上に取り組み、自分に何が足りないか常に考えています。明るくいつも人の輪の中心にいる彼は、いなくてはならない存在です。
こんにちは。コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科一年の白瀬賢也です。ブログなどで私自身のことを発信することは初めてなので拙い文章ですが最後まで読んでいただけると幸いです。
今回のブログでは、私の初めての寮生活で気づいたことについて書かせていただきます。
一年生のほとんどは高校時代、駅伝強豪校に所属をしていたため寮生活をしていました。それに比べて私は寮生活をしたこともなく、実家通いで高校生活を送っていました。また、長期の合宿も経験をしたことがないため、身の回りのことを私一人ですべてこなすという機会が少なかったです。そのため、寮生活を始めたころは洗濯物を洗い忘れ洗濯物をため込んでしまったり、洗濯物を取り忘れるなど、普段毎日自分がやらないことをやり忘れてしまう機会が多かったです。実家にいたころは、洗濯物は親がやってくれるのが当たり前の環境でした。そのため、寮生活を始めてからは親のありがたみをすごく感じました。当たり前のことを当たり前と思うのではなくしっかりと感謝していくことが大切だなと感じました。また、ほかの一年生は高校生の頃から自分の身の回りのことは自分でやっていたのでしっかりしているのだなと思いました。
二つ目は、集団生活の大変さです。実家にいれば必ず自分一人の時間を作ることができ、リラックスすることができました。だが、寮生活では必ず誰かしらといるので初めの頃は気を使っていて少し大変でした。また、集団生活をしているため、一人のミスが多くの人に迷惑が掛かります。自分勝手の行動があまりできません。ただし、このような寮生活というのは普通では味わえない経験です。上手に共同生活を送ることができたら、その後の人生でも大きな財産になると思っています。大変な面もありますが、仲がいい同期、優しい先輩たちに恵まれているので寮生活はとっても楽しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。これからも立教大学陸上部として頑張っていくので応援よろしくお願いします!!
次回は12月7日、野村一志選手(理・3年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 水取一樹
2020/11/23
今回は山中崚(経済・3年)選手のブログです。慎重に物事を考え、自分が直向きな努力をすることでチームに潜在効果を生み出してくれます。マネージャーに対しても優しく接してくれる素敵な先輩です。
こんにちは。経済学部経済学科3年の山中崚です。今回のブログでは陸上競技において私が3年の大学生活の中で経験した大きな挫折とその経験から学んだことについて話したいと思います。
私は小学生の頃陸上競技に出会い、そこから高校卒業までは競技力が低いながらもなに一つ不自由なく楽しく競技に取り組めてきました。そんな私は大学の陸上部に入り大きな挫折を経験しました。2年の春、私は練習中に左足指の中足骨を疲労骨折、その後も度重なる骨折やトラブルで結果的に一年を棒に振り、年間通してまともに走れませんでした。1回目の骨折の時の私は辛い気持ちは当然ありつつも、自分に不足しているフィジカル面を補い、また再発しないためにキツい補強トレーニングも頑張れました。しかし故障が重なるにつれて走れない悔しさよりも他の人が走れている中で自分だけが蚊帳の外にいるという劣等感が強くなり、私の自信やモチベーションはこうした日々の劣等感で徐々に削られていきました。今年の春、そんな私に追い討ちをかけるように紫聖寮への入寮日が近づいてきました。私は入寮の日時が迫るごとに「本当にこれでいいのかな」という迷いが強くなり、競技を辞めるという選択肢も正直考え始めていました。結局、私は決断することができず、入寮直前に母に相談しました。母は入寮直前にも関わらず真剣に自分の話を聞いてくれて、辞めてもいいと言った上で私にこう話してくれました。「結局は自分がどうしたいかだからね。人のために走っているの?」と。私はこの言葉にハッとさせられました。思えば私は自分の意思よりも他人の目線ばかり気にして、結局自分がどうしたいかを考えていませんでした。その後、一人で一晩中自分がやりたいことは何かを悩みに悩んだ末、やはり走り続けていたいという思いが強く、寮に入って競技を続けることを決意しました。
寮生活が始まってからの私は傷心と勉強の毎日でした。今まで家族以外の人間との共同生活すら初めてなのに、自分よりも実力の高い選手や継続的に走れている選手との共同生活で競技面・生活面双方での意識や考え方の違いが明確に見えてきて、いかに自分が目の前ことしか見えていなかったのかを痛感させられました。私はそんな己の未熟さに悔しさや憤りを感じると共にやることをやらずに後悔だけはしたくないという思いが強くなり、陸上に対してやってやろうと前向きな気持ちで取り組めるようになりました。
私が大変敬愛している歌の歌詞にこんな言葉があります。
「綺麗ごとばっか言ったってしょうもない かっこ悪い あんま言わない言葉さ 僕は僕だ」
人の顔色ばかり伺って言われたことをただこなすのは確かに楽かもしれません。ただ走るのは自分だしトレーニングするのも自分。昨日今日明日の自分も全部が自分。痛い思いを避けて楽な方に進むか、痛みを全身で受け止めてそこから逃げずに次のステージに行くための「成長痛」に変えるかもまた自分次第なのです。そこでたとえどんな選択をしようとも物怖じせず「僕は僕だ」と自分の信念を貫ける人間が「かっこ良い」人間なのだということを私は寮生活を通じて学びました。私は今もなお故障続きで苦しいリハビリ生活が続いています。言うならば、七転んで八も起きれずといったところが今の私であると思います。でも、今の私は色々な人や環境に恵まれて、たとえ100回転んでも101回目に起き上がれるチャンスをもらっています。私はそういった方々や環境への感謝の気持ちを忘れずにそういったチャンスに自分を信じて何度でも挑み続けられる「かっこ良い」人間でありたいと思います。そして自分の選択に後悔することなく、最後にこの痛みや苦しみが陸上のみならず一人間として成長するための「成長痛」であったと自身に胸を張って言えるようなラスト1年間にしたいと思います。長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は11月30日、白瀬賢也選手(コミュニティ福祉・1年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 土田菜里香
2020/11/16
今回は加藤駆選手(コミュニティ福祉・1年)のブログです。加藤選手は、何事にも真摯に取り組み、自身の競技力向上に努力を惜しみません。また持ち前の笑顔でチームに活気をもたらしてくれる加藤選手は、チームになくてはならない存在です。
こんにちは。コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科1年の加藤駆と申します。ブログを書くという経験は初めてなので拙い文章になると思いますが最後までお読みいただけると嬉しいです。
今回は自己紹介をしながら、私の陸上競技について書かせていただきます。
私は小学生の頃から走ることは得意でしたが、好きではありませんでした。走ることは疲れますし、長距離走に関しては長い時間走るので精神的にも身体的にも疲れる感じがして、本当に嫌いでした。しかし、私は負けることが嫌いな性格でみんなに負けたくないという気持ちと良い結果で走ると喜んでいただける人がいたので、その人たちの喜ぶ姿を見たくて自分のためではなく、喜んでくれる人たちのために走っていました。
中学生になってからは、走ることが好きではないのに陸上競技部に入っても意味がないと思い、仲の良い友達がいるテニス部に入部しました。しかし、陸上競技部の顧問の先生から声が掛かり特設陸上競技部に入り、テニスと陸上競技を並行しながらやっていくことになります。中体連や駅伝大会が近くなるとテニスを中断し、走り込みをさせられました。何度も何度も走るのを辞めたいと思いましたが、大会で走ってみると意外と走れたのでたくさんの人が喜んでくれました。また、期待もしてくれるので辞めることもできませんでした。
そのまま、2つの競技を並行しながら学年が上がり、最後のテニス部の大会に出場しますが、早い段階で負けてしまいます。そこでテニスは辞めて、陸上競技に切り替えてもっと上を目指そうと決断をし、陸上競技に専念をし始めます。そこでは運が良かったのか、全国大会まで駒を進めることができ、初めての全国大会に出場をしました。いつも通り走れば結果がついてくると甘い気持ちで臨んだ全国大会でしたが、結果は予選落ちをしてしまいます。かなりの自信があったので負けという現実を突きつけられて大泣きするほど悔しい思いをしたのを今でも覚えています。その悔しい思いから速く走れるようになりたい、強くなりたいと思うようになりました。また、悔しい思いをしましたが、初めて走る楽しさを学ぶことができた大会でもありました。
その思いから高校には陸上競技で県内でも全国でもトップクラスで活躍をしている学法石川高校に入学をしました。今振り返ると、インターハイ優勝や都大路優勝という目標も掲げていましたが、小学生の頃からあった、走りでたくさんの人に恩返しをしたいという自分のためではなく誰かのために走るという気持ちで陸上競技を行っていたような気がします。そのような気持ちで陸上競技を続けますが怪我で走れない時期が続いたり、体調不良でインターハイ予選を棄権をしてしまったり、目標に届かなかった部分もありました。しかし、最後の都大路では5位でゴールすることができ、県記録を更新するような走りをすることができました。嬉しい部分もありましたが、それでも1位になれなかったという悔しさが残り高校3年間の結果に満足はできませんでした。もっと強くなりたい、次こそ1位になりたいという思いから大学でも陸上競技を継続することになりました。
そのような経験をし、現在は立教大学で陸上競技を継続をしています。環境にも恵まれ楽しく陸上競技を行うことができています。
そこで、大学生活を過ごしていく中で私の陸上競技に対する考え方が変わりました。それは誰かのためではなく自分のために陸上競技をするということです。高校までは自分よりも誰かのために陸上競技をするという考え方が強かったのですが、考え方が変わるきっかけがありました。
それは、今年の箱根駅伝で学法石川出身の先輩方が活躍する姿を見たからです。東洋大学を卒業した相沢晃さんや明治大学を卒業した阿部弘樹さんの走る姿を見てとても刺激を受けました。先輩方の活躍を見て私も箱根の地を走りたいと強く思うようになり、箱根駅伝出場、さらには入賞、優勝をしたいという目標ができました。
また、同期や先輩方など身近な人たちが全カレや日本選手権で活躍をする姿を見て影響された部分もありました。そこから、私も全カレや日本選手権で活躍したい!優勝をしたい!さらに上の世界陸上で走りたい!という高い目標も立てることができました。さらには、私も影響を与えることができる選手になりたいと思った瞬間でもありました。
今回は箱根駅伝予選会を通ることができず、個人種目としても納得いかない結果でしたが、自分の目標を見失わず、日々努力することを忘れずに競技を続けていきたいと思います。中学生の時、陸上競技部の先生に声を掛けられていなかったら私は絶対に陸上競技をしていませんでしたし、ここに来ることも絶対にありませんでした。あの頃は嫌でしたが、今は陸上競技を継続して良かったと思っておりますし、先生には感謝をし切れないほど感謝をしています。
先程、自分のために陸上競技を行うと述べましたが、中学生の時にお世話になった先生をはじめとした恩師や応援をしてくださる方々、サポートをしてくださる方々への感謝の気持ちを忘れずに陸上競技を通して感謝の気持ちを伝えることができるように頑張りたいと思います。
こんなに長文にする予定はなかったのですが、たくさん書いてしまいました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。これからも立教大学陸上競技部の応援よろしくお願いします。少しでも良いと思ったらいいね!をよろしくお願いします。たくさんのいいね!がくることを願っています。
次回は11月23日、山中崚選手(経済・3年)のブログです。来週も是非、お読みください。
マネージャー 前田萌衣
2020/11/9
今回は後藤暸太選手(文・2年)のブログです。良い意味で楽観的であり、現状をきちんと受け止める強さを持っている選手です。また、誰に対しても分け隔てなく接する事が出来るのも持ち味の一つです。
こんにちは。文学部文学科文芸思想専修2年の後藤暸太です。なかなか普段こういった場で文章を書く機会が無いため、拙い文章となってしまうと思いますがぜひ最後まで目を通して頂けると幸いです。今回が初めてのブログということですので、まずは私自身のことを覚えてもらうために、自己紹介も兼ねて私が生活する上で大切にしていることについて書いていこうと思います。
それは人との出会いを大切することです。そう思うようになった背景として、私の中学、高校時代の経験があります。その時の話を長くなりますが、話させていただきます。
私は小学生から中学生までバドミントンを習っており、陸上とは全く無縁の、なんなら体育などの持久走でうまくサボっていた部類の人間でした。しかし、たまたま陸上部中心の寄せ集めの駅伝チームに勧誘を受け、最初は入るつもりは無かったのですが、仲の良い友達がいるというだけの理由でバドミントン部の活動と並行して駅伝の活動も行うことになりました。しかし、なかなか走ることに楽しさを見出すことができず、何度も辞めようと思いましたが、その時一番仲の良かった友達に「一緒に続けようぜ」と言われ、せっかく入ったんだから自分なりに頑張ってみようと続けることを決意したのを覚えています。
仲間の力のおかげでチームは全国まで進むことができ、それに伴い、私自身も仲間と襷を繋ぐ駅伝という競技に次第に惹かれていくようになりました。そして当時、進路を決めなければいけないという時期でもあり、頭の中に駅伝の強い高校で都大路を目指してみたいという想いが芽生えます。当時は山形に住んでいましたが、東京に引っ越すことが決まっていたため東京都で進学する際、強豪校と言えば國學院久我山が真っ先に思い浮かび、ダメ元で監督の下へ直接会いに行き頼み込みに行きました。いま思えばただのやばいやつですね。もちろん、その時すでに推薦枠は埋まっており、こんな何の実績もない自分は門前払いされてもおかしくありませんでした。しかし、その時の高校の監督に「1人返事待ちの人がいるため、その人が来なかった場合、もし縁があったら一緒に頑張りましょう」と言われ感激し、この監督の下で頑張って上を目指したいと思ったのを今でも覚えています。
その後、奇跡的に入学することができましたが、3年間良い結果をのこすことができず、入学させていただいた監督に結果で恩返しすることは叶いませんでした。結果を残すことはできませんでしたが、本気で競技に打ち込ませてもらい切磋琢磨できる仲間に出会わせてもらった高校生活は私のかけがえのない人生の宝物です。
もしあの時、友達に続けてみようと言われなかったら、高校の監督に直接会いに行って話をしなければ、いまの自分は存在せず、180度違った人生を歩んでいたと思います。そんな私の人生を変える出会いをさせてくれた周りの人たちには感謝してもしきれません。
そして、いま現在私は箱根駅伝とは関わることのなかったであろう大学生活から一変して、奇しくも上野裕一郎監督に出会うことにより、箱根駅伝を目指し競技に取り組んでいます。なかなかうまくいかない日々が続いておりますが、このチャンスを無駄にせず、もっと大きくひと回り成長した姿を見せられるように努力していきたいと思います。かなり長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
次回は11月16日、加藤駆選手(コミュニティ福祉・1年)のブログです。来週も是非、お読みください。
マネージャー 豊田彩華
2020/11/2
今回は佐藤優太選手(コミュニティ福祉・3年)です。佐藤選手は、自己の強みと弱みをきちんと理解し日々練習に励んでいます。その傍ら、寮長として選手の生活面でのケアも行ない、チームにとって欠くことはできない存在です。
こんにちは。コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科3年の佐藤優太です。今回は私が寮長になって感じたことについて書きたいと思います。
私が1年生の冬の時に箱根駅伝プロジェクトが始動し、今年の3月から紫聖寮に入寮しました。入寮時、私は寮長になるなんて全く考えていませんでしたが、他薦によって私が寮長に決まりました。寮長の仕事は主に点呼、欠食・外泊管理で4年生が引退してからは、少しチームの裏方の仕事が増えました。そこで、今まで主務やマネージャーがどんな仕事をしていたのかを初めて知ることとなりました。
まず思ったのは、予想よりも仕事が多かったこと。もちろん、主務やマネージャーがいつも裏方でサポートをしてくれていることは選手みんな知っていることだと思いますが、具体的に何をしてくれているのか知らない人は多いと思います。最近では新型コロナウイルスの影響で思うように大学のグラウンドが使えなかったりして、遠いグラウンドに行くことがあり、わざわざ遠くに行くことがめんどくさいと思った選手は私を含め何人もいたと思います。しかし、マネージャーがグラウンドが使えるように交渉してくれていたり、使えるグラウンドがどこか探してくれていたりと毎回の練習場所の確保だけでも大変な作業です。こんな状況の中、グラウンドで練習ができることにきちんと感謝しようと改めて思いましたし、他の選手のみなさんにもそう感じて欲しいです。
周囲への感謝を忘れないようにということはよく言われていることですが、本当に感謝できているかと言われたら私はできていなかったと思います。私の好きな漫画で母の絵を描いた主人公のセリフにこんなのがあります。
「描いているうちに気づいたんだよ。熱いお湯で食器を洗うから母さんの手はささくれてるとか買い物の荷物は重いから意外と腕に筋肉がついてるとか…そうやって描いてるとだんだん思い出してくるんだよ。食事はいつも肉と魚が1日おきだよなあとか1番盛り付けの悪いおかずはいつも母さんが食べてるなあとか。この人本当に家族のことしか考えてないんだって。絵を描いてなかったらこんなことにも気づけなかった。」
当たり前すぎて気づけないことはみなさんの周りにたくさんあると思います。それを当たり前と思うのではなく、しっかりと感謝していくことが大切だと感じさせられました。
箱根駅伝プロジェクトを支えてくれている人、応援してくれている人に結果で恩返しできるように残り1年間ですが頑張っていきます。ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回は11月9日、後藤瞭太選手(文・2年)のブログです。来週も是非、お読みください。
マネージャー 豊田桃華
2020/10/26
今回は関口絢太選手(経営・1年)です。
関口選手は、國學院久我山高校出身の期待の1年生です。
誰に対しても礼儀正しく、マネージャーに対しても感謝を忘れない姿は、チームをより良くしてくれます。
はじめまして。経営学部経営学科1年の関口絢太です。私は小学5年生から中学校を卒業するまで陸上クラブに所属していました。この陸上クラブで学んだことを書いていきたいと思います。ブログを書くことは初めてなので拙い文章ですが最後まで読んでいただけると嬉しいです。
長い距離を速く走るためには、とにかく距離を走ればいいと思っている方もいらっしゃるかと思います。もちろん長い距離を走る練習も必要ですが、ただ長い距離を走るだけの練習では速く強い選手にはなれないと思います。速く強い選手になるために私は「考えて走る」「考えて練習する」ことが必要だと思います。小・中学校の時に通っていた陸上クラブで学んだ経験からそのように思うようになりました。そこで所属していた陸上クラブで学んだことを書きたいと思います。
私が所属していた陸上クラブは、極端に言えば脚よりも頭を使って走るチームでした。
どのような動きをしたら身体が効率よく動くのか、この動きはどこの筋肉・関節を使っているのかなどを考えて走るということです。先生やコーチから言われたことをただやるだけでなく、アップやダウンなども含め、どのような意味があるのかを理解していなければ練習をこなすだけになってしまいます。時々この練習の必要性は何かと問われることもありました。
私は陸上を始める前までは学校の体育の時間と友達と遊ぶ時以外は運動をしていませんでした。そのせいか陸上を始めたころは順調に記録が伸びていきました。しかし中学2年生くらいから記録が中々伸びませんでした。
その原因の一つは走り方が悪かったことです。走っている時、身長が10cmほど低い人と同じ位置に頭がありました。なぜそのような走り方になるのか?それの何が悪いのか?どのようにしたら改善できるのか?改善するためには、どのような練習をすべきなのか?どこを鍛えるべきなのか?などを考えて練習するよう言われました。クラブでの練習は週に1〜2日のため、ほとんどが自主練習です。タイムが伸び悩んでから自主練習の頻度を増やしたこと、自主練習内容を先生や親からアドバイスをもらい試行錯誤したことでタイムも少しずつ伸びていきました。
先生やコーチの存在はもちろんですが、共に考えてくれる、切磋琢磨できる、ライバルでもある仲間がいたということも競技力向上につながったと思っています。このような経験から速く強い選手になる為には「考えて走る」ことが重要だと学びました。
「考えて走る」こととは、良かったこと悪かったことの原因を見極め、改善策を見いだし、次に繋げることを考え練習することだと思います。
私は先日行われた箱根駅伝予選会に出場することができませんでした。その原因は自己管理不足です。来年は今までの反省をいかしてチームに貢献できるような選手になります。支えてくださる方々に感謝し、チームとしても個人としても目標達成できるよう日々努力していきます。これからも立教大学の応援をよろしくお願いします。
長々とまとまりのない文章となりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は11月2日、佐藤優太選手(コミュニティ福祉・3年)のブログです。来週も是非、お読みください。マネージャー 松本安里奈
2020/10/19
今回はミラー千本真章選手(コミュニティ福祉・2年)のブログです。ミラー選手は選手にもマネージャーにも気さくに、そして思いやりを持って話してくれて、周りを明るくしてくれるような選手です。競技に真摯に向き合うミラー選手の走りに今後も注目です。
こんにちは。 私はコミュニティ福祉学部スポーツウェルネス学科2年のミラー千本真章です。皆様に向けてこのようなブログを発信するのは初めてのことで緊張しておりますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
私はラッキーボーイだ!
なんていうフレーズから始まると、少々軽い男だと思われてしまうかもしれない。しかし今までの自分の人生を振り返ってみるとそう思わざるを得ないのだ。
私は中学から立教新座でお世話になっている。第一志望でなかったということでは必ずしもついていたわけではないが、小学校までサッカー少年団で頑張っていた私は、小さい時から走ることが大好きだったので、陸上競技部に一人で早々に入部を決めた。中学時代は県大会に出られる程度で、ずば抜けて早かったわけではなかったが、恵まれたトラックで練習することができ、自分なりに楽しく過ごすことができた。中高一貫校で高校生と練習もさせてもらっていたので、そのまま高校生になっても続けることはできたが、私の学年の殆どはアメフトやラグビーなど他の部活に流れていった。私も陸上部にそれほど執着しているわけではなかった。そんな時、高校の一人の先輩の言葉が私の心に突き刺さった。
「お前は才能があるから絶対に続けろ」
あの時の言葉は今でもはっきりと覚えている。そして心が揺れている私に決定づけたのが、
「一緒に陸上部に残って頑張ろう」
という親友の一言だった。この二人の後押しがなければ、今頃私は全く違った道を歩んでいたかもしれない。
そして高校生になり、1年生からインターハイに出場するような短距離のメンバーがたくさん入部してきた。その人たちから今までにない大きな刺激をもらい、なんとなく目標もなく走っていた中学とは違って、常に目標をもって意欲的に練習に取り組むことができた。それによって、個人では2年生で関東大会、3年生でインターハイと一歩一歩階段を登っていくことができた。また同期みんなでチームをまとめ県大会総合3連覇の目標に向かって頑張ることもできた。長距離においては、1年のときからチームをまとめて引っ張ってくださった増井先輩、いつも相談にのってくださった土屋先輩、この二人の背中を見て練習ができたこと、これは僕にとって大きな財産だ。その頑張りを受け継いで、同期にも恵まれ駅伝では立教記録を塗り替えることができた。
そしてこの後大学に進学することになる。
私は大学で陸上を続けることは決めていた。なぜなら箱根駅伝をどうしても走ってみたいという目標があったからだ。しかし、立大は長年指導者不在であり、自分自身の力が伸びるかどうか不安でもあった。中高着実に伸びたのも、先生方のご指導があったからこそだと思う。そんな矢先、友達から一通のメッセージが届いた。『上野裕一郎選手、立教大学長距離駅伝部監督に就任』私はあの時の驚きと興奮は忘れられない。というのも指導者不在ということで、他大学の進学も考えていたが、それを取りやめた経緯があったからだ。本当に立大に進学を決めていてよかったと心から思えた瞬間だった。上野監督に指導していただけるのは大きな喜びであった。大学に進学してからは、急にきつい練習をするのではなく、一人一人とコミュニケーションをとりながら、今までにないような練習にも取り組んでいる。それによって、昨年は出られなかった全日本インカレにも出場することができ、また一歩一歩自己ベストを更新し続けている。2年生になってからは、新しく入ってきた大勢の強力な新入生たちと切磋琢磨して、負けないようにいい意味での緊張感を持ち、のびのびと練習ができている。初めての寮生活も上級生を中心に和やかな雰囲気を作り出し、和気あいあいと充実した毎日を送っている。だからコロナ禍に於いても刺激のある充実した練習ができた。これは立大生が、自分達で物事を考えて取り組んできた今までの先輩たちの教えによるものだと思う。
私の人生の中でたくさんの分岐点があり、望んでいない方の道を選んだこともあったが、その道での出会いは私にとって幸運そのものだ。こんなラッキーなことってあるだろうか。ただし、幸運な環境を与えられただけではいけない。その環境に甘んじるのではなく、自分自身でしっかり考えながら、今度はその人達に恩返しする番だ。陸上競技は究極のチーム競技であると私は思っている。監督、コーチ、トレーナー、マネージャー、周りの人達みんなに支えられて、苦しい練習に耐え試合に臨むことができる。周りでは非強化、強化と線引きを引き囁かれているが、いかに私達がこの線引きを消し、チーム一丸となって進むことが箱根路に繋がることであろう。私は長距離が苦手だ。少しは走れるようになってきたものの、チームを引っ張る存在ではない。この冬季でしっかり自分と向き合い、来年また新しく後輩が入る頃には、ひと回り大きく成長した自分を見せられるように努力したい。
そんな私がいるこの「チーム立教」をこれからも熱い応援よろしくお願いします。
長々とまとまりのない文章になりましたが、ご一読ありがとうございました。
次回は10月26日、関口絢太選手(経営・1年)のブログです。来週も是非、お読みください。
マネージャー 奥田陽花
2020/10/12
今回は駅伝主務の早田光佑(コミュニティ福祉・4年)です。
チームがより良い方向に進む為に、一歩引いて、大局的な思考を持って考え、行動に移す事が出来ます。
監督からも選手からもマネージャーからも必要とされ、チームにとって無くてはならない駅伝主務です。
こんにちは。昨年1月より駅伝主務を務めさせて頂いております、4年の早田と申します。
日頃より、立教大学陸上競技部への多大なるご支援とご声援を賜りありがとうございます。この様な形で、自らの考えを皆様に向けて発信することは初めてですので、お目汚し失礼いたしますが、せっかくの機会ですので私の考える理想の主務像について綴っていきます。あくまでも一個人の考え方として、ご一読いただければ幸いです。
早速にはなりますが、私の考える理想の主務像とは「気づく力」と「築く力」を持ち合わせた人物です。そう考えるようになった経緯として、恐縮ながら私の高校時代から振り返らせていただきます。
私は、宮崎県の小林高校で3年間を過ごしました。規律ある寮生活に、先生からの厳しくも有難いご指導を沢山いただき、一人の人間としての人格形成の場となりました。歴代の先輩方が築き上げてこられた伝統の重みを感じながら、沢山の方々からのご期待のお声を毎日のように頂戴する日々は、間違いなく一生の財産です。しかし当時の私は、そうした有難い環境になかなか気づくことが出来ず、自分自身の事を考えるのに精いっぱいで、一瞬のうちに過ぎ去っていく1日1日をただただ必死になって過ごしていました。
そんな高校生活から一変して、大学入学と同時にそれまでとは真逆に近い環境下に身を置くこととなります。立教大学の陸上競技部には、上野監督が来られるまでは専任の監督がおらず、それぞれの種目の練習メニューや、部の運営などは最上級生主体となり学生達で作り上げていました。当時の私にとってその光景は衝撃的であったと同時に、4年生方の大人びた姿に憧れを抱いていました。各々でアルバイトをしながら部活動に励むスタイルは決して競技中心の生活ではないものの、その一つ一つが未知のもので、自らの4年間に希望を膨らませていたのを覚えています。
とはいえ、良い意味でも悪い意味でも様々な選択が自由に出来る環境がゆえに、故障を繰り返すうちに気がつけば目標を見失っていました。なんとなく学校に行き、なんとなく部活に行き、なんとなくバイトに行くような日々を半年以上繰り返し2年生も終盤に。そんなタイミングで発足したのが、立教箱根駅伝2024事業です。私は当初、正直な気持ちとしては突然の環境の変化に不安を覚え、決してポジティブにとらえられていたわけではありませんでしたが、その強烈な競技力とは裏腹に、学生1人1人に対して優しく丁寧にお声かけされていた上野監督の姿に気づいたことで、心境に大きな変化が起きました。自分の中で一つ一つの変化を前向きに捉えられるようになったことで、当時まだ不在だった駅伝主務になる事を決意します。
しかし、駅伝主務になったばかりの頃の私は、とにかく監督・選手からの信頼を得るのに必死で、全ての業務を誰からの助けも借りず自分の力でこなし、どんな要求に対してもNOと言わない事を心掛けていました。そんな状態のまま、3年の関東インカレを終えたところで陸上競技部全体の主務と兼任することになったのですが、その仕事量に日々悪戦苦闘し、余計なものを背負い込んだことでただ業務をこなしていくだけのロボットのようになってしまいました。本来であれば、陸上競技部全体と駅伝チームとそれぞれを俯瞰的に見なければいけない立場でしたが、周りを見る事が全く出来ずにいました。感情も何もないロボット状態が数ヶ月続いた3年生も12月に差し掛かったところで、監督方のご提案で駅伝主務に専念することになります。それ以降は、本来チームを支える立場の自分のことすらも、支えてくれる方々がいると気づけたことで冷静になり、見える景色もそれまでと変わっていきました。
私が駅伝主務になった理由として、前述の上野監督の姿に、監督を支えたいという思いが芽生えたのと同じくらい、現長距離総監督の原田昭夫総監督の存在がありました。事業が始まる前から、陸上競技部監督としてお世話になってきた方で、お忙しいお仕事の合間を縫って練習に来られた際は、必ずお声かけ頂きいつも気にかけて下さいました。事業が始まってからは毎日のようにお気遣いの連絡を頂き、「学生主体の立教にあって、この事業を動かすのはお前だ。」と激励のお言葉をもらいました。過去何度かお食事に連れて行って下さり、部の事について沢山相談に乗っていただきましたが、最近は感染症の影響でご一緒するのがかなりお久しぶりになっています。きっとこのブログも見てくださっているはずですので、感染症が落ち着いたら是非ともまたご一緒したいものです。
少し脱線してしまいましたが、まだまだ未熟な私に、皆様に向けて部の情報をお届けするホームページの開設、3月に竣工した紫聖寮の住環境の整備や諸規則の作成などなど、新しく立ち上がった組織としての土台作りを、好きなようにやらせてくださった原田総監督と上野監督には、ただただ感謝しかありません。寛大に私を見守って下さったおかげで、何不自由なく主務業に勤しむことが出来ましたし、普通ではあり得ないことをいくつも経験させていただきました。そして実は、「気づき」と「築き」の話は高校時代に当時の監督から常に説いていただいていた言葉でした。あの頃は理解が追い付かなかった事が、時間を経て身をもって理解できるようになりましたが、高校・大学と本当に周りの方々に恵まれていたなと改めて思います。
ここまで、長々と私のこれまでについて綴ってきましたが、振り返ってみてやはり感じるのは、何かチームにとってプラスになるようなアクションが起こせたときというのは、周りの状況や自らの置かれている立場などに「気づく」ことが出来たときでした。そしてその気づきが正しいものだったかどうかはその後何かを「築き上げた」時にしか分かりませんし、ましてやその気づきを行動に移すのも案外難しいものです。私は未だに誰かの助けを借り、気づかざるを得ない状況にならないと気づけないありさまで、新しい取り組み1つ築くにも抜けが目立ち、理想とする主務像や、入学時に憧れていた4年生方には到底及びません。しかし、そんな私がこの組織に貢献できる時間も残りわずかとなりました。高校時代は自分の事だけを考えて1日1日をただただ必死に過ごしていましたが、今は残り少ない限られた時間の中で自分の出来る事は全て果たせるように1日1日を必死に過ごしています。理想の姿にはほど遠く出来の悪い駅伝主務ですが、次の世代にこの「気づき」をしっかりとバトンタッチ出来るように、私に出来る最後の「築き」に精を出していきたいと思います。
かなり長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。今後とも立教大学陸上競技部へのご支援とご声援をよろしくお願いいたします。
次回は10月19日、ミラー千本真章選手(コミュニティ福祉・2年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 福井優斗
2020/10/5
今回は馬場勇希選手(心理・3年)です。
素直で愉快な選手です。誰に対しても壁がなく、親しみやすい馬場さんは、立教長距離男子全体の親密な関係を築くきっかけとなっています。
こんにちは。現代心理学部映像身体学科3年の馬場勇希と申します。ブログなどで自身のことを発信していく初めての機会ですので、拙い文章ではありますが、最後までお付き合い頂けると幸いです。
今回のブログでは、私が今日までの陸上人生で学べたこと、これからの陸上人生で学びたいことについて書きたいと思います。
私は中学2年生の時に陸上競技に出会い、そこから今日に至るまで約7年間走ってこれました。その中で大会、記録会で結果が出ない時期はありましたが、周囲と比べると怪我も少なく、良い状態で陸上競技に向き合えていたと思います。しかし去年から、怪我の連続で上手く練習が出来ず、周囲の人が走っているのに、自分は走れない初めての状況に上手く、自身の中で整理が出来ませんでした。走れなくなった時に、何が出来るか。リハビリメニューをする、自分に足りない部分を補う、当たり前のことを当たり前に行うことの難しさを感じました。目先で結果が出づらい事を続ける、強さを学べました。
私は今、人生で初めて寮生活を行っています。今まで、親に頼りすぎていたことを痛いほど感じました。陸上競技人生はあと1年弱で終わりますが、私から陸上競技を引いた時に皆さんから頼られる人間になりたいと思いました。今、お世話になっている監督、チームメイト、親にしっかり「恩返し」が出来るよう、今という瞬間を一生懸命当たり前のように頑張っていきたいと思います。
次回は10月12日、主務の早田光佑(コミュニティ福祉・4年)のブログです。来週も是非、お読みください。
マネージャー 松本安里奈
2020/9/28
今回は菅原晋之介選手(コミュニティ福祉・4年)です。菅原選手は持ち前の明るさでチームを活気づける一方で、寮での日常生活やチーム向上のために積極的に意見を出してくれる頼れる4年生のひとりです。また、練習になると自分自身と向き合い、努力を惜しまない選手です。
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
コミュニティ福祉学部福祉学科4年の菅原晋之介です。
「変わったことがしたい」といった奇抜な思考の持ち主なので独創的な記事でも綴ろうかと思いましたが、ごく普通に私自身が陸上を始めた経緯を今に至るまでを思い返していきます。姑く時間を頂戴しますが最後までお付き合いください。
私が走ることに興味を持ち始めたのは高校一年生の冬でした。
高校で帰宅部の私は娯楽に現を抜かし、運動とはかけ離れた生活をしていました。
幼い頃から走ること自体は好きでありましたが、遊びくらいでしか運動をしなかったため授業で行われる持久走でも下から数えた方が早い結果でしたしリレー選手に選ばれることも勿論なかったです。
当時危機感を覚えたほどには運動不足だったので生活習慣を革めようと10分のジョグを始め、毎日の短いジョグを重ねていくうちにタイムを縮めることの喜びを知りました。
この喜びが今に至っても走ることへのモチベーション、楽しさに繋がっています。
その後も走り続けていたとはいえ趣味程度であり、本格的に取り組んでいたわけでもなかったので大学入学時には5000mで20分すら切ることすら出来ませんでした。
時は流れ、一年の浪人を経て立教大学に入学しました。
私が一年生の時の立教大学陸上競技部はどのパートでも未経験で入部可能な部活でした。
とはいえ非強化校ではトップクラスの立教には競技未経験ランナーがいるわけもなく、速い人で5000m14分台、将遅い人でも16分台と強者ばかりで、私からしたら「駿河の富士と一里塚」でした。
勇気を出して部活体験をしてみたものの、烏滸がましいと痛感し陸上サークルに変更しました。迚も斯くても一年の冬に5000m19分台達成、しかし陸上サークルは真面目なアクティブメンバーが全くいなかったので真剣に競技に取り組んでいる陸上部が羨ましいと感じていました。
そして漸く。悩みに悩んだ末に「やるならやってやろう」と、二年次に陸上部への入部を決めました。
どうにかこうにか入部したとはいえ途中入部だったので慣れないコミュニティや実力の差で精神的に辛い時や半年にも及ぶ怪我で辞めたくなる時も頗るありましたが、幾度となく乗り越えてここまで辿り着きました。
これが今に至るまでの経緯です。現在はまだ伸び悩んでいる段階ではありますが、達成したい目標がある限りは前に向かって走り続けられます。
ときに世の中には高校から陸上を始め、すぐさま13分台を出すような擢んでたセンスを持つランナーもいればタイムが中々伸びないランナーもいます。競技レベルは三者三様ですがランナーは共通して走ることを楽しんでいると思います。
試合も練習も辛いことばかりの陸上競技でも目標を達成した時のあの喜びに変えられるものはないでしょうね。
最後になりますが何かを始めるのに遅いということは生きている限りないと考えます。
だとしても新しいことに手を出すのは難しいことです。
例えばドラマやアニメなど見始めれば面白くて一気見してしまうような経験があると思います。しかしお勧めされたとしても、高評価な作品だとしても見るまでの敷居はなんだかんだ高いです。
それを超えて見始めれば「こんなに素晴らしい作品があったんだ」となります。
これは色んな趣味に共通します。私の場合は陸上と出会えたことに幸運を感じますし、他にもまだ見ぬ出会いはこれからもあると想像します。
雑食にでも多分野にわたって手を出してみるのは人生を豊かにすることでしょう。
また、『世界には、君以外には誰も歩むことのできない唯一の道がある。その道はどこに行き着くのか、と問うてはならない。ひたすら進め。』というドイツの哲学者ニーチェの言葉があります。
オリジナルの人生をアレンジしていくのは自分なんですよね。
乱筆乱文かと思われますが最後まで読んでいただきありがとうございます。
文章力、書くのも勿論ですが、先日読売巨人軍通算最多1067勝目を上げた原辰徳監督のスピーチ力に比ぶくらいには話す方も上手くなりたいです。
次回は10月5日、馬場勇希選手(現代心理・3年)のブログです。来週も是非、お読みください。マネージャー 土田菜里香
2020/9/21
今回はマネージャーの土田菜里香(コミュニティ福祉・1年)です。
秀外恵中である彼女は、厳しい練習を行う選手の心のオアシス的存在です。彼女の存在が駅伝チームにより活気をもたらすことは必至でしょう。
初めまして。コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科1年の土田菜里香です。
新型コロナウイルスの影響で、6月の終わり頃から選手の皆さんと一緒に活動させて頂いています。
今回は私がマネージャーになろうと思った経緯について書かせて頂きたいと思います。
駅伝部のマネージャーになりたいと最初に思ったのは小学生の時でした。母が買ってきた箱根駅伝のガイドブックがきっかけで、駅伝に興味を抱き、三大駅伝はもちろん、都大路、ニューイヤー駅伝なども毎年テレビで観戦するようになりました。それぞれの選手、チームにドラマがあり、母校のため、家族のため、チームのために、一生懸命襷を繋ぐ姿に大きな感動を感じました。当時の私は、ただ箱根駅伝を生で、もっと近くで見たいという単純な理由から駅伝部のマネージャーをやりたいとぼんやり思っていました。
中学に入ると、兄が陸上をやっていた影響もあり、流れるように陸上部に入部しました。
テレビで見る長距離選手に憧れ、私もあんな風に走りたいと意気込み、最初は長距離を志望しました。しかし、実際に走ってみると、想像以上に辛いことに気付き、その意思はすぐに砕け散り、結局短距離に移行しました。
その後、幸運にも2年生と3年生の時にリレーで全国大会入賞を経験させて頂きました。中学生ながらも、周りの方々の温かい応援やサポートが大きな力になっていることを実感しました。この時から、競技を辞める時がきたら今度は私が支える側になりたいと本格的に考えるようになりました。
高校では、目標であったインターハイに出場はできたものの、シーズン最低記録で予選敗退という厳しい結果に終わりました。今まで応援してくださった周りの方々に、恩返しをするどころか、不甲斐ない姿しか見せれなかったことがあまりにも情けなくて、涙も出なかったのを覚えています。この時はとにかく早く陸上から離れたくて、マネージャーになりたいと思った気持ちは完全に消えていました。
そして受験生になり、私は立教大学を受験することに決めました。上野監督が就任し、男子長距離を強化していることは既に知っていましたが、まさか自分がこのプロジェクトに関わらせて頂くことになるとは思ってもいませんでした。
しかし、その年の箱根駅伝を見て、自分の中の考えが変わりました。
そこで必死に走る選手を見るとやはり惹きつけられるものがあり、勇気や感動をもらいました。もう関わりたくないと思っていた陸上が、やはりまだ大好きだったことに気付きました。選手としてもう一度競技をしたいという気持ちにはなれなかったのですが、選手じゃなくても陸上競技に携わりたいと思いました。
そして、今度はマネージャーという立場で、サポートがしたいと考え、せっかくなら箱根駅伝出場を目指すチームのマネージャーをしようと思いました。しかし、学生生活の色々なことを犠牲にして、毎日毎日、血の滲むような努力を続ける選手を支えるということは軽い気持ちではできません。私自身の4年間も賭けて、同じ熱量で本当に取り組むことができるのか不安もありました。入学後もしばらく悩みましたが、卒業するときに立教に入って良かった、意義のある4年間だったと振り返ることができる時間にしたいと思い、マネージャーになることを決断しました。
今振り返ると、あの時マネージャーをする決断をして良かったと思っています。まだマネージャーとしての日は浅いですが、同じ目標に向かって切磋琢磨し合いながらお互いを高め合う素敵なチームのサポートが出来る事、嬉しく思います。これからも、チームに貢献できるよう、精一杯頑張ります。
ブログを書かせて頂くのは初めてで、拙い文章だったと思いますが、最後までお読み頂きありがとうございました。
次回は9月28日、菅原晋之介選手(コミュニティ福祉・4年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 豊田彩華
2020/9/14
今回は、マネージャーの奥田陽花(法・2年)です。少し遅れてチームの一員となった彼女ですが、ひたむきな努力でメキメキと計測と給水の腕をあげています。今では、みんなに癒しをも与えるマネージャーです。
こんにちは。法学部国際ビジネス法学科2年の奥田陽花です。私は昨年の11月に大学1年生の途中から入部をしました。今回はその入部のきっかけについて書きました。拙い文章にはなりますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
入部をしたのは11月でしたが、実は4月の新入生歓迎期間に陸上部のチラシをもらい、説明会に参加していました。先輩方のお話を聞いて当時もやってみたいという気持ちを持ちましたが、体育会でしかも自分が経験したことがない陸上部、マネージャーという役割だという事があって、当時の私には入部する勇気が持てませんでした。
大学に入学して、やりたいと思った事はたくさんありましたが、当時私は周りの友達と違う動きをすることに憶病になっていました。「周りの大学生がしているような生活をすれば、楽しい大学生活が送れるんだろう。」と何となく考えて、周りがどうするのかばかりを気にしてしまい、自分の本当にやってみたい事に目が向けられていなかったように思います。そんな気持ちで選択を続けた大学生活は楽しいは楽しいのだけど、自分が本当にやりたいと思った事ではない分、色々な事にどこか本気になりきれなくて、「このまま何となく過ごしてしまっていいのかな?」とも感じていました。
そんな大学生活の転機になったのは昨年の箱根駅伝の予選会でした。高校の時からの友達と遊ぶ約束をしたのがたまたま予選会の日で、その友達が「そういえば明日箱根駅伝の予選会があるんだけど行ってみない?」と声をかけてくれたのがきっかけでした。当日、友達と見る場所を試行錯誤して選手の走っている姿を最前列で見ることが出来ました。初めて立教の選手を見た時、うまく表現できないですが、一生懸命走る姿にすごく感動しました。そして自分が通っている大学にはこんなに頑張っている人達がいるんだと、すごいと感じました。
その後立教大学の駅伝チームを調べてみると、まだマネージャーを募集している事を知りました。途中から入部することに不安はありましたが、「今からでも挑戦できるなら、マネージャーとしてサポートしたい。」という気持ちが勝って入部をしました。
私には今、2つ目標にしている事があります。1つは選手のためになるサポートが出来るようになる事です。
マネージャーとして、私はまだまだ未熟で、陸上の知識不足や経験不足を練習の中で多々感じます。まずは足りない部分をしっかり補っていく事、そして同時に1人ひとりの選手の気持ちをしっかり考える事。この2つをしっかり行って、選手のためになるサポートを出来るようになりたいです。それが1つ目の目標です。
入部したての頃は今よりもっと何も分からず、また緊張して中々誰かに話しかける事も出来ませんでした。しかし、立教大学男子駅伝チームは本当に優しい人が多く、色々な事を教えてくれたり、話しかけたりしてくれました。先輩、同期の優しさに当時は本当に助けられましたし、4月から入った後輩も含め、関われば関わるほどこのチームは優しい人の多い、温かいチームだと今でも感じます。
このチームにはまだまだいい所が沢山あります。マネージャーとして関わる中で感じたチームの良さや選手の頑張っている姿を、広報としてより多くの人に知ってもらえるように積極的に発信していきたいです。それが私のもう1つの目標です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからも立教大学陸上部男子駅伝チームの応援をよろしくお願いします。
次回は9月21日、マネージャーの土田菜里香(コミュニティ福祉・1年)のブログです。来週も是非、お読みください。
マネージャー 豊田桃華
2020/9/7
今回は、マネージャーの前田萌衣です。(コミュニティ福祉・1年)です。前田さんは常に明るく、チームを元気にしてくれます。一方で考えたこと、思ったことをはっきり言ってくれるのでチームの成長に欠かせない存在になるでしょう。
初めまして、コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科1年の前田萌衣です。
いきなりですが、皆さんはこの言葉をご存じでしょうか。
The past can hurt. But the way I see it, you can either run from it or learn from it.
(辛い過去もある。私が思うに、そこから逃げることも出来るがそこから学ぶことも出来る。)
この言葉は私の尊敬するウォルト・ディズニーの言葉であり、私の人生の教訓にしています。
私は中学・高校と陸上競技の中・長距離走を専門に行ってきました。私は特別速くもなく、地域の大会で入賞し、県大会に出場する程度でした。それに、長距離走は辛くて高校ではタイムも伸び悩んでいました。それなのになぜ私は陸上競技を6年も続け、大学ではマネージャーとして陸上競技に関わり続けるのでしょう。それは、私が陸上競技を好きという気持ちもありますが、振り返ると、私が選手の時代にはそばで支えてくれる人が居て、自分を伸ばそうと指導してくれる先生方がいたからだと考えられます。この経験があったからこそ大学では、選手をサポートできるマネージャーになろうと思いました。もちろん、私が走っていた当時はマネージャーになろうなんて考えてもいませんでした。ところが18歳になり大学受験を考えていくうちに、周りの人が私をサポートしてくれたように大学でマネージャーとして選手を支えたいと思うようになりました。そして、マネージャーになった今、陸上競技で得た知識を全て活かせるよう奮闘しています。
辛い過去は、ほとんどの人に何かしらあると思います。しかしそこから逃げるのではなく、学び、自分を伸ばしていくことが大切だと私は考えています。この言葉に出会って、今辛いと思っても将来何かに役に立つと考えることができ、頑張ることが出来ました。これからもこの言葉と共に部活動を頑張りたいと思います。
コロナウイルスの影響でまだまだ練習に本格的に参加はできていませんが、マネージャーとしてできることはたくさんあると思います。いまの自分にしかできないことを精一杯行いたいです。
拙い文章でしたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。これからも立教大学陸上競技部男子駅伝チームの応援をよろしくお願いします。
次回は9月14日、マネージャーの奥田陽花(法・2年)のブログです。来週も是非、お読みください。
マネージャー 水取一樹
2020/8/31
今回はマネージャーの松本安里奈(法・2年)です。松本さんは次に起こる事を冷静に予想しながらサポートをしているイメージがあります。明るく元気な一面と冷静な一面を兼ねそなえる、頼れるマネージャーです。
はじめまして。法学部法学科2年マネージャーの松本安里奈です。拙い文章ですが最後までお読み頂けたらと思います。
みなさんはマネージャーとはどのような存在だと考えますか。計測や給水をしてくれる人、大会にエントリーしてくれる人、などと様々なイメージがあると思います。私は入部する前まではざっくりと「選手のサポートをする人」というイメージでした。今回は、実際にマネージャーを1年やってみた私が理想とするマネージャーについて、お話ししたいと思います。
私が理想とするマネージャーは「選手が安心できる存在」です。これが私の理想のマネージャーになったのには、二つ理由があります。
一つ目は、私の友達の存在です。その友達は元々他の部活のマネージャーをやっていました。「やっていた」と言う表現からわかるように、もう今はやめてしまいました。彼女は責任感が強く、自分の意思を持って新しいことにどんどんと挑戦する子です。したがって、私は彼女がやめてしまったことに驚きを隠せませんでした。なぜやめてしまったのか話をしていると、理由の一つに選手とのコミュニケーション不足があったと言われました。選手とコミュニケーションが上手く取れていなかったことで、選手がマネージャーに対して何を求めているか分からずマネージャーの意義を見つけられなくなったと話をしてくれました。その時、これは私自身にも当てはまることだなと思いました。決して選手とコミュニケーションを取れていないわけではありません。しかし、私は自分の業務だけに集中して選手が実際に求めていることに気づいていなかったのではないかと感じました。この気づきが「選手が安心できる存在」になりたいと思う最初のきっかけとなりました。
二つ目は、選手に恩返しがしたいという思いからです。私は、入学した時はどこかの部活のマネージャーになるということだけ決めており、最初から長距離男子のマネージャーをやろうとは決めていませんでした。したがって、他にも多くの部活見学に行きました。様々な部活をみた私がこの長距離男子のマネージャーをやろうと決めたのは、話しかけてくれる選手みんなが優しく、この人たちと部活がしたいと思ったからです。実際に、入部してみると気の合う同期や優しい先輩、今では面白い後輩などと本当にいい人に恵まれており、私の決断は間違っていなかったと再認識させてくれます。そして、私はこのように思わせてくれる選手が「マネージャーに松本安里奈がいてよかった」と安心してくれる存在になりたいと思いました。この安心できるマネージャーになることが、私がこの部活に決めた時この人たちと部活をやりたいと思わせてくれた選手への恩返しになるのではないかと思っています。
以上の二点により、私の「選手が安心できる存在」という理想のマネージャー像が出来上がりました。まだまだ未熟者の私ですが、少しずつでも着実にできることを増やし、「選手が安心できる存在」になりたいと思います。また、選手だけでなく同じマネージャーからも安心してもらえるように頑張っていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。これからも立教大学長距離男子の応援をよろしくお願いいたします。
次回は9月7日、マネージャーの前田萌衣(コミュニティ福祉・1年)のブログです。来週も是非、お読みください。
マネージャー 奥田陽花
2020/8/24
今回はマネージャーの水取一樹(コミュニティ福祉・1年)です。
周囲への気配りをしつつ、チームの為に思った事を素直に言葉に出せるマネージャーです。
これから駅伝チームがよりよい組織になる為に必要な潤滑油となります。
こんにちは。
立教大学コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科1年の水取一樹です。
ブログを書くという経験が初めてなので拙い文章だと思いますが暖かく見守っていただけると幸いです。今回は自分の生きていく中で大切にしていることについて書こうと思います。
私が大切にしていることは「後悔しない選択をする」ということです。
私はこれまでの人生でさまざまな後悔をしてきました。今、一番後悔していることは高校2年生の2月に怪我をしてしまったことです。よく考えれば防ぐことができた怪我を自分の選択ミスにより引き起こしてしまいました。そこから焦りなどにより無理に練習を継続して、さらに怪我を長引かせてしまいました。
その結果、春の高校伊那駅伝や高校総体にも出場することができませんでした。私は部長を任されていたこともあり、自分が出場できないことがとても情けなく感じました。そこで考えるようになったことが「後悔しない選択をする」ということです。まずは、何事も成り行きで行動するのではなく、よく考えて後悔しない選択をするように心がけるようになりました。ただし、行動せずに後悔するよりは、行動を起こしてみてからどうするか考えてみるにようにしようと思うようになりました。
このことが大学でマネージャーをしてみようと思うようになったきっかけにもなっています。今まで私は様々な人に支えられて陸上競技をしてきました。そして、大学では誰かの競技を支えられるようになりたいと考え、マネージャーになってみようと思うようになりました。今はまだまだ選手たちの役に立つような仕事をすることができていません。少しずつでもいいので選手の役に立てるように視野を広く持ち、行動していけるようになりたいと思います。
今、世界では新型コロナウイルスの流行により様々な制限がかけられたりして、多くの方が苦しい思いをされていると思います。その中で私たちは監督、大学、OBや保護者の方々などの多くの方のサポートをいただき、活動をしていくことができています。このことが当たり前ではないことを改めて考え、サポートしてくださっている方に陸上を通して感謝の気持ちを伝えていくことができたらいいなと思っています。
立教大学陸上競技部男子駅伝チームは選手間の仲が良く、オンオフのはっきりした本当に応援のしたくなるようなチームだと思います。選手たちが箱根駅伝出場に向けて邁進できるようにサポートしていくことが私の役割だと思っています。
拙い文章で読みにくかったかと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。立教大学陸上競技部男子駅伝チームの応援をよろしくお願いいたします。
次回は8月31日、マネージャーの松本安里奈(法・2年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 福井優斗
2020/8/17
今回は豊田彩華(観光・1年)です。
現在、コロナウイルスの影響で本格的に練習に参加することは出来ていませんが、天真爛漫な彼女の性格は今後の部活動に活気をもたらしてくれることでしょう。
こんにちは。
立教大学観光学部交流文化学科一年の豊田彩華です。
この時期なので、あまり部活に行く機会がなくこの部活のことをあまり深く知らないので、今回はなぜ私が陸上部のマネージャーになったのかというお話をしたいと思います。
私は、一歳年上の姉がいるのですが、いつも姉の真似ばかりしていました。挙げ句の果てに、中学生の時はお姉ちゃんがいる高校ならどこでもいいと、私の志望校はお姉ちゃんが受験に合格した時に決まりました。そんな理由で高校に入学したせいか、私は高校生では全く勉強もせず、行事にも消極的で今思うと本当にもったいない学校生活を送っていたと思います。姉と同じ高校に入学することがゴールだと思っていたんですね。そんなことを高校三年生になり受験生になって後悔しました。どうして頑張れなかったのか考えてみると、多分自分はこの学校の中で一番頭が悪いと思っていたり、実力でこの高校に合格した姉と執着と運で合格した私は、さすがに大学は同じところに行けないと思い込んでいたのだと思います。でもまた、今回も執着と運かもしれないけれども、姉と同じ大学に通うことができ、それで私が思ったのは、決して高校時代のように時間を無駄に過ごさないということです。そこで私は、大学生活では何か自分が今まで避けてきたことに挑戦しようと思いました。それがマネージャーという仕事です。私の中でマネージャーという仕事は他人のために働いたり、自分がどんなに頑張っても自分のためにはならないと思っていました。私は今まで、自分の受験のために勉強をして、自分が試合で勝つために部活で練習をしていました。そんな私にとって、人のために何かをするとか、誰かを陰ながらに応援するという経験がありませんでした。それに、自分のミスが選手の足手まといになってしまうことを恐れていました。だけど、ここでまた自分の好きなことばかりして、やりたくないこと、やることが怖いことに目を背ければ、高校時代からなにも変わらないと思いました。だから私はこの部活のマネージャーになり、いつもだったらやらないこと、自分から好んではやりたくないことにも挑戦していきたいです。この挑戦は必ず自分自身のステップアップにつながると思っています。また、第44回大会以降出場さしていない立教大学が駅伝に出場することは、多くの人々を興奮させ、多くの人々の心を動かすものになると確信しています。だから私も選手に負けを取らないよう頑張りたいです。
拙い文章で大変恐縮ですが、これで私の挨拶とさせていただきます。
最後までありがとうございました。
次回は8月24日、マネージャーの水取一樹(コミュニティ福祉・1年)です。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 前田萌衣
2020/8/10
今回は豊田桃華(社会・2年)です。
常に明るい笑顔を振りまく一方で、冷静な一面も持つ頼れるマネージャーです。みんなに安心感を与えるチームの精神的支柱です。
はじめまして。立教大学社会学部メディア社会学科、豊田桃華と申します。今回このような機会をいただき、大変恐縮ではありますが私自身について書かせていただこうと思います。
みなさんは「運命」というものを信じているでしょうか。私はかなり信じています。というのも、偶然と必然は紙一重だと考えるからです。もちろん、たまたま部活や学校が同じになった人は偶然出会った人とも言えるかもしれませんが、これまでの人生の中で自分が「この学校に入る」、「この部活に入る」という決断を繰り返してきた中で得た環境、知り合った人々は決して偶然の出会いとは言い切れないのではないでしょうか。ここまで話すと、「豊田桃華」という人間がややロマンティックな人間に聞こえるかもしれません。しかし、私が立教大学陸上部のマネージャーになったのもやはり「運命」によってだったと感じます。
私は大学で陸上部でマネージャーになると決めるまでは、お恥ずかしながら陸上についての知識は全くありませんでした。大学で陸上部のマネージャーをしているなんて、一年前の私が想像もしていなかったことです。大学生活に期待を抱いてはいたものの具体的にやりたいことを全く決めていませんでした。典型的な、合格がゴールの受験生だったんです。大半の人と同じようになにかしらのサークルに入ってなんとなく4年間を過ごす。それもきっと楽しいだろうと思っていましたが、いざ入学して本当にそれでもいいのかという気持ちがあったことも事実です。部活のような何かに自由に打ち込むことができるのは大学生活最後のように感じました。こうして部活という選択肢が生まれました。
私は部活に入るなら、1.自分が4年間続けられる自信があること、2.雰囲気がいいこと、3.マネージャーができること、でした。3つ目に関しては少し異質に感じるかもしれませんが、私は運動に関してはマネージャーというポジションは最高に楽しいポジションだと考えていました。もちろん、特別得意なスポーツがないからという理由ももちろんありますが、それだけではありません。
少し話は脱線してしまいますが、私は高校の時野球部のマネージャーでした。入部を決めるまでは、正直なところマネージャー=裏方というイメージがありました。私は、生徒会長やミュージカルスクールに通うなど、高校まではどちらかといえば表に立つ環境の方が多かったと思います。誰かに支えられてきた人生でした。そんな私が裏方に徹すると言った時は、母も心配したものです。約3年間マネージャーを続けて、得たものは数えきれませんが、その中で最も大きかったことは、選手一人一人の成長を間近で見、肌で感じれたことです。自分が何かをするときは、目標に近づいているのか成長しているのか分からないという人やそういう状況にいる人は多い気がします。しかし、他人からみるとその人の努力や変化は一目瞭然でその姿に日々わくわくしました。このわくわくを感じられるのはマネージャーだけの特権だと思います。
本題に戻りましょう。このように、もし大学で部活をすることになったならもう一度このわくわくを実感できるようは体験をしたいと考えました。では、なぜそれが陸上だったのか。高校の時に経験した野球ではダメだったのか。大学に入ってなにか新しいことに挑戦したいという気持ちがありました。それと同時に、入学式でたまたま横の席になった子に誘われて説明会に行った時、「箱根駅伝2024」プロジェクトにチーム一丸となっていこうとする雰囲気がとてもよかったというのが主な理由です。元はサークルに入るつもりだった私にとって、部活に入れば4年間部活を中心に生活することになるという覚悟は、容易にできるものではありませんでした。しかし、説明会で同期のマネージャーと出会い、この子と一緒に頑張りたいと思えたことが最終的な決め手になりました。大きな、しかし、確実に後悔のない最善の選択を決意させてくれた彼女には感謝の気持ちでいっぱいです。
ここまで私が立教大学陸上部マネージャーになった経緯をお話しさせていただきました。偶然新歓で陸上部のチラシをもらい、偶然入学式で隣に座った友達に陸上部の説明会に誘われて、偶然気の合う同期と出会ったことで私は今の環境に出会えたのかもしれません。
しかし、私が過去にした選択から大学で部活をするという選択肢を視野に入れ、マネージャーに興味をもち、陸上部のチラシをもらったのが必然で、陸上部の説明会に参加しそこで巡り合った人々は必然的に出会ったのかもしれません。偶然か必然かは今となっては証明する手段がありません。だとしたら、私が過去に行ってきたことの連鎖の結果、マネージャーとして「箱根駅伝2024」プロジェクトに運命的に携われていると考えることはとても素敵に思えます。
マネージャーになって1年経ちますが、まだまだ未熟です。選手一人ひとりに寄り添い、わずかな成長、変化を見逃さないことが私の目の前にある目標であり、課題です。マネージャーだかこそ発見できる選手の成長、チームの良さを様々な形で発信していけたらと思います。これから立教大学陸上部がつくっていく「運命」を一人でも多くの人に見守り、応援していただけたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は8月17日、マネージャーの豊田彩華(観光・1年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 松本安里奈
2020/8/3
今回はマネージャーの福井優斗(観光・2年)です。今年度から生活面でも、選手をサポートしています。興味のあることをとことん突き詰め、日々努力を怠りません。
初めまして、観光学部観光学科2年福井優斗です。夏休み期間はマネージャーがブログを書き記します。
今回私は、「マネージャーから見た立教大学陸上競技部男子駅伝チームの良さ」、「高校の時の自分について」の二つに分けて書いていきます。拙い文章ですが、最後まで読んでいただけたら幸いです。
まず前者についてです。
・先輩後輩含め、全員が分け隔て無く接している
・俯瞰的視点が出来ている
・各々が各々の「正しさ」があるのを理解している
・真面目である
・同期同士で仲が良い
これが、男子駅伝チームの良さであると思っています。
人間関係に関しても、陸上に関しても、「一歩」引いて物事を見ることができる。だからこそ誰とでも分け隔てなく接する事が出来、先を見据え各々が目指す場所へと進めるチームである。それが「立教らしさ」であると。
後、自分が悩んでいる時に「頑張ろうぜ」と一声をかけてくれる同期には本当に感謝しています。
陸上界の最前線でひた走る上野監督の指導を頂きながら、立教らしさを持って、これからもマネージャーとして精進していかなければと思います。
次に後者についてです。
誰かに勝つのが「嬉しい」、負けるのが「悔しい」、それが一つの結果として、積み重ねていったものが陸上競技であり、その歴史が、トップでひた走る人達の凄さを際立たせているのだとそれが陸上における「美しさ」なのであると、高校生の時にふと考えた事がありました。
じゃあ、そうではない人はどうなのか。
自分は高校の時に陸上を始めて、当時は選手として活動していました。最初は、
タイム、ペースなど全く分からなかったのですが、
まずは同期に勝ってやろう。
練習においては先輩や同期がついているから、離れないようにしよう。
そんな風に意気込んでいました。
7月に3000mの試合に出て、9分45秒でした。他の同期は、9分30秒前後が二人、9分一桁が一人でした。正直、一番早い同期には追い付くのは難しいと思っていましたが、ほかの二人なら追い付けると胸に秘めて、夏合宿に向かったのを覚えています。
実際に夏での練習消化率は、大きな差は無かったです、他の三人は、短い期間ですが練習を休む機会もあり、練習量だけでいえば、上回っていたと思います。
そして秋になり、高校駅伝や試合を複数本走る機会が巡ってきました。
蓋を開けてみると、僕以外の三人は高校駅伝に出場。
12月までの5000mの自己ベストは、3人は15分台、僕は16分40秒でした。
丁度、その時期には新人戦などのトラックレースの公式戦もあり、実際に県大会やそれ以上の大会に行く為にはどれくらいのタイムが必要か、肌で感じられる機会もあり、
そこから3人は県大会出場などの明確な形のある目標やチームとしての目標であった
関東高校駅伝出場に向かって、向上心を抱いて練習を行うようになりました。
僕は三人に「置いて行かれた」と感じ、心の何処かで劣等感を持っていました。
そこから2年生では、疲労骨折などの大きな怪我を経験したのもあり、完全に
「停滞」していました。
自分と周りとの相対的な評価がハッキリと出るのが怖かった。
弱い自分と向き合うのがしんどい。
「前向きな自分」より「後ろ向きな自分」が上回っていた一年間でした。
3年生、一番上の代になった時。チームの事を考える立場になり、こんなだらしない自分では後輩達に申し訳ない。結果としてはチームに貢献できないかもしれないけど、やれる事はやろう。
そうやって、気持ちがシフトチェンジしていきました。
キロ4を上手く走れない選手もいればインターハイに出場する選手もいる。それぐらい実力差が開いているチームだったので、自分のように「後ろ向き」が先行している選手に寄り添って、話を聞いてあげよう。
チームの為に選手が一秒でも早いタイムで走れるように応援しよう。
個人の能力を上げるのも、誰かが感化すればと、チームの為だと思って頑張りました。
相対的な評価で常に上にいなかった自分は、
陸上をやる上での素晴らしさ、楽しさをあまり感じずに、何処かに劣等感を抱えて部活動を行っていました。
それでも、「自己肯定感」を持って前に進まなければならない。
最初に陸上における「美しさ」についての持論を述べましたが、トップに行ける選手は一握りであり、上を目指そうとすればするほど、どんな選手であれ、いつかは「劣等感」と戦わなければ行けない時が来ると思います。
それをどんな形であれ、自分の中に消化して「後ろ向き」よりも「前向き」が上回るようにする。
僕は「陸上」によって、大人になる上で大事なモノを現在進行形で受け取っているのだと思います。
そして、自分はマネージャーでもあるので、「劣等感」を抱えてしまった選手に寄り添える人間になりたいです。
次回のブログは8月10日、マネージャーの豊田桃華(社会・2年)のブログです。来週も是非、お読み下さい。
マネージャー 豊田桃華
2020/7/27
今回は山口東夏選手(コミュニティ福祉・4年)のブログです。東夏選手といえば、自分の考えをしっかりと持って練習に取り組み、自分とまわりに妥協しないイメージです。今回はそんな山口選手の「考え方」について書かれたブログになっています。
はじめまして。
立教大学コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科4年、山口東夏です。
「とうか」という名前は非常に珍しく、呼びやすさも相まって名前を覚えてくださる方が多く、私自身とても気に入っています。名前はその人を表すと言われますが、東夏というこの名前、私の人生そのものだという実感があります。
それは、
「山口東夏の『夏』という字のみが半分に折って、重ならない」こと。
「5月生まれでありながら、『夏』が使われている」こと。
つまり、
「Stand Out Fit In」、はみだしてなじんできた人生でした。
実はStand Out Fit InはONE OK ROCKの曲名です。MVをぜひ見てください。
ストーリーとしてはアジア系の男の子が人種や文化の差異からか、いじめを受ける。年齢を重ね、周りに合わせていく。米でなくサンドウィッチを頬張り、酒を飲みながら夜な夜なドライブ(ダメですよ!)。衝突事故にあってしまうが、ぼんやりとする視線の先には(おそらく彼は中国系なのでしょう)「変面師」がパフォーマンスで彼を魅せる。彼は踊りだし、黒髪からゴールドへ、目の色はブルーになる。彼の友達も踊りだす。その踊りは彼だけがはみだしている。最後、友達にもみくちゃにされながら、いじめにあっていたころの彼、偽りのないありのままの自分自身が現れる。
歌詞の「I just wanna be myself」「I am who I am」。
私はこの曲と自らの経験をふまえて感じたのは、コンプレックスが強みになるステージや、自分らしくいることで輝けるステージがどこかに必ずあるはずだということです。
それは職業に限りませんが、「天職」という言葉がしっくりきます。
というのも、私が就職活動をしていたのが関係してるかもしれません。いわゆる「自己分析」みたいなものをする過程で、とにかく私自身を多角的に問い続け、私の人生の方向感というか、渇望みたいなものが何に向くのかを探していきました。
ここで、私のコンプレックスと、根底にあるマインドについてお話します。
私には、「当たり前のことを当たり前にできない」というコンプレックスがありました。過去形なのは、成長するにつれて工夫し、改善し、どうにか人並程度になった(と信じたい)からです。
小学生の頃が最もひどく、宿題をやってくる、連絡帳をつける、お便りを親に渡す、こんなことが満足にできませんでした。給食費を払う封筒をランドセルの奥に押し込んだまま、3ヵ月滞納して特別な通知が家に届いた、なんてこともありました。
根本的に怠惰なのかもしれません。めんどくさいことは後回し。締め切りが迫って危機感が芽生えてやっと重い腰が上がります。それでも集中力は長く続かないし、夜型なのでおひさまが出てる間は何もする気が起きません。今も、締切前日の21時になってようやくこのブログを書き始めたくらいです。
「どうしてできないんだろう?」
小学生からずっと悩んできました。いまでも悩んでいます。
陸上競技でも、やはりそのコンプレックスは私を悩ませます。練習計画を試合から逆算して組んだり、明確な目標を立てて、モチベーションとしたり、毎日意図をもった練習をしたり。こんなことが苦手です。怒られてしまうかもしれませんが、私は走ることに対して「速くなろう」とか、「勝ちたい」とか、目標を設定することは決してありません。それは私にとってモチベーションになりえないからです。
私にとって重要なのは、
「身体を自在に操り、理想とする走りを『体現』すること」、
「走ることによって、五感をもって時々刻々の変化を受け入れる『美的体験』」、
なのです。
身体を自在に操り、理想とする走りを体現するとは、
私自身の身体を支配し、同時に精神にも意識をむけることによって、私が「ある」こと、存在していることを認識し、理想とする走りの身体技法を獲得し、感覚としていつでも引き出せるようにしていくことです。
五感をもって時々刻々の変化を受け入れる美的体験とは、
天候や気温の変化、四季の移り変わりなどを走ることを通して感じとることによって、私自身もまた変化のなかにある存在であり、常に同一ではないこと、私という存在も実は「無」であることを自覚し、変化するからこそ、そこに確かな、またとない「美」を感じ取ることができるということです。唯一性や一回性があるからこそ、我々はスポーツをプレイすること、観ることに面白さを見出すのと同じかもしれません。
そして、私の走ることというのは、私らしさの「表現」あり、他者との「闘争」ではありません。
ただ、私自身との「闘争」は常にあります。
誰に勝ちたいとかはないけれど、私にだけは負けたくない。走っているときだけは、私自身に厳しい目をむけることができる。身体と精神に語りかけ、「俺はまだこんなもんじゃない」と奮い立たせる。並走する他者に勝つために走るのではなく、他者に負ける私を私が許せない。
矛盾しているようにみえて、していないのです。
「当たり前のことができない」コンプレックス。その劣等感への恐怖。それが理想とする走りの体現を害そうとすることが許せないのです。
少し話がそれてしまいました。
結局、私はコンプレックスを覆い隠すようにして、自分自身に固有なマインドを形作ったと解釈してください。あまのじゃくなのかもしれません。できないことを受け入れ、そのなかで自分自身の居場所、役割を探したが故に、無意識のうちからオリジナルであることに価値を見出していた(またはそうするしかなかった)のかもしれません。
ネガティヴなニュアンスとして伝わっているかもしれませんが、むしろ私はこのコンプレックスがあったからこそ、得ることができた能力や経験はとても多いので、感謝しています。
ストレングスファインダーをご存知でしょうか?
端的に言えば、あなたの強みは何かを知ることができるテストです。強みといっても、場合によっては弱みにもなるので、思考や行動の「特徴」というのが適切かもしれません。
私の上位資質は、
上から順に、「内省」「収集心」「戦略性」「指令性」「未来志向」の5つです。
そこに書いてあることを簡単にまとめれば、
好奇心旺盛で、常に知識や情報を収集することに努め、それらを横断的に理解するための知的活動を好む。言語によって落とし込み、熟考によって革新的で斬新な、そして最適なアイデアを生み出す。議論を好み、主張すること、指揮をとることが苦ではなく、存在感や権威を感じさせるので、人を説得することがポテンシャルを最大化する。
と書かれていますが、まるで古代ギリシャのソフィストのような内容です。ソクラテスに論破されてしまいますね…。
指令性以外の4つは「戦略的思考力」に分類されており、さらに上位10の資質のうちでも6つを占めています。また、指令性がカテゴライズされる「影響力」は10分の3と、戦略的思考力と合わせて9つなので、私の特徴は戦略的思考力、影響力と言えます。
私はこれこそが、コンプレックスが強みになることであり、自分らしさであると考えています。この資質によって輝ける仕事を就職活動で探しました。ここでもやはり人気ランキングに載っているような企業は選びませんでした。後輩たちの参考になるようなことはできなかったかもしれません。
けれど、本当に心の奥底から尊敬し、私らしさ、強みが真に発揮され、もたらすことのできる御社と出会うことができました。そして、その仕事は私の幼い頃からの夢である「経営者」に最も近づくことができる最高の会社です。愛が止まらない!!
創業者の書籍を読み、その本からかなり影響を受けたことも深く関係しています。
逆境に立たされ、多くの困難に立ち向かい、それまでの固定観念に囚われない斬新なアイデアと、不屈の実行力によって、成功をたぐり寄せた。
そのようなサクセスストーリーを、自己啓発だ、脚色だと揶揄する人は多くいます。
しかし彼らは、筆舌に尽くしがたいほどの努力と行動を、自分自身の信念に従って、反対されても、侮辱されても、続けてきたからこその成功なのであり、今もその書籍が多くの経営者をはじめとする読者たちの心を動かしているのです。
夢は経営者になることですが、それは決して退職を前提とするような失礼なことではありません。
スティーブ・ジョブズの有名なスピーチを例に説明します。
スタンフォード大学の卒業式辞で「Connecting the dots.」という言葉を贈りました。点と点を繋げるのか!いろんな経験が将来役に立つんだ!ということではく、スピーチの文脈から紐解くと、「目の前のことにどん欲に、熱中する。経験が活かせるかは祈るしかない。偶然得た点も、ある時に振り返れば必然の点である。」と解釈できます。「the」と限定しているのは、それがあなたにとって、あなたにしかない点だからだと考えます。
そして、ヴィクトール・フランクルの「夜と霧」の一節、
「生きることから何かを期待するのではない。生きることが私たちから何を期待しているかだ。生きる意味を問うのではなく、問いの前に立たされている。その問いに正しく答えるには行動や適切な態度を示すこと。」
彼はコペルニクス的転回と表現しました。
つまり、経営者になるために就職するのではなく、経営という方向感はありつつ、自分らしく、また自分の特徴や強みを発揮することに熱中し、行動し続けることによって、会社にとって存在感のあるスペシャリティとして輝くことができ、運が良ければ経営者となれると信じるという仮説を立てたということです。
「○○でなければならない」「○○であるべきだ」
ある人はそれを常識といい、
私は偏見だという。
そんな「固定観念をぶっ壊し、ニュースタンダードを確立する。」
これが私の人生の目的です。
私の好きなOasisのWhateverから、
「I’m free, to be whatever I choose」
何者にだってなれる。何かを始めることに遅いなんてことはない。自分が選んだ選択肢が正しいと信じて、誰のものでもない、「私の人生」を輝かせたい。
ただそれだけが私の願いです。
大変長くなりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回は8月3日、マネージャーの福井優斗(観光・2年)のブログです。来週も是非、お読みください。
マネージャー 奥田陽花
2020/7/20
今回は市川大輝(コミュニティ福祉・1年)選手です。
市川選手は、日々の生活や練習など、淡々と全うしつつ、練習後のケアは毎日欠かさず行うなど、自分自身が今必要な事を遂行できる技量を持ち合わせています。
将来が楽しみな選手の一人です。
こんにちは。コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科1年の市川大輝と申します。今回は、私が競技、生活をする上で大切にしている事を紹介したいと思います。
それは順境の過ごし方です。皆さんは”逆境に打ち勝つ”というような言葉は聞いたことがあるかと思います。それは自分がピンチの状況や苦しい状況に陥った時、どうすればそれが改善されるのか考えて行動し、解決策を見つけることだと思っています。なぜ逆境ではなく順境なのか。このように考えるようになったきっかけを私の高校時代の体験を元に書いていきたいと思います。
私は高校入学時3000mの自己記録が9分18秒でした。入学して1ヶ月で9分6秒、3ヶ月で8分56秒まで自己記録を更新しました。出るレースのほとんどが自己ベストで練習も順調に出来ていました。その事が嬉しかった反面、強くなったと勘違いし過信している自分がいました。
ある日順調にいっていた練習のほとんどをこなせない日々が来ました。普通ならできる練習が全くこなせず苦しい日々でした。何に原因があったのか考えてみると順境の過ごし方でした。私の場合、苦しい時は何とか頑張れても上手くいっている時にこそ落とし穴がありました。基本的な挨拶や練習前の準備や体のケアなどが疎かになっていました。しかし、そのような事が原因だと気付くにはとても時間がかかりました。
どうすれば良いのか必死に考えて行動をしても何も上手くいかない事が続きました。その中でも稀に上手くいくことがありそれでまた天狗になってとその繰り返しでした。高校3年生になり、ようやく原因に気付き、より一層順境の過ごし方に気を使うようになりました。その結果として高校3年目では、中学では届かなかった全国大会に2度出場することができ、大きく成長することができました。
大学に入学し3ヶ月ほど経ちました。毎日学ぶことが多く、成長できるチャンスがそこら中にあると感じています。大学でも、初心を忘れず日々成長していきたいと思います。箱根駅伝を走ることが私の夢です。強化プロジェクトの素晴らしいタイミングで入学できたことに感謝の気持ちで一杯です。夢の実現のためや、周りの方への感謝を走りで体現できるように頑張りますので応援よろしくお願いします。
<最後に>
コロナウイルスの影響で大変な日々が続いていますが、負けずに頑張っていきましょう!最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は7月27日、山口東夏選手(コミュニティ福祉・4年)です。来週も是非、お読みください。
マネージャー 福井優斗
2020/7/13
今回は辻京佑(文・2年)選手です。
毎回の練習に、ひたむきな姿勢で向き合う辻選手。人一倍陸上について考え、常に上を目指そうという強い意志が走りにも表れています。
こんにちは。
文学部教育学科2年生の辻京佑と申します。ブログで自分の話をすることは初めての経験なので、拙い文章になるかもしれませんが、最後まで読んで頂けたら非常に嬉しいです。今回のブログでは、自己紹介を兼ねまして私がこの立教大学男子駅伝チームに所属するまでの過程と、この先このチームで何を成し遂げていきたいかを話したいと思います。
私が陸上競技を始めたのは中学一年生になります。当時は長距離を走ることは無く、走り幅跳びの練習を毎日行っていました。部活動の活動の雰囲気が非常に良く、何よりも楽しんで陸上競技に打ち込んでいたように思います。中学2年生の頃転校することになり、大きく環境が変わりました。転校先の学校でも陸上部に所属したのですが転校前の学校に比べて練習の強度が非常に高く、毎日練習することで一杯一杯でした。転校後も走り幅跳びを続けていましたが、友達が長距離を走っていたのもあって一度3000mを走ってみようと思いました。私の中ではこの時の3000mが現在に繋がっている気がします。このレースは非常に記憶に残っています。元々長距離走は苦手で、このレースでは先頭と周回差をつけられました。周回差をつけられた時、先頭で走る選手の背中を見て「この選手のように速く走ってみたい」と思ったことで走り幅跳びを辞めて、高校に進学したと同時に長距離を走ることに決めました。
高校に進学しましたが、いわゆる強豪校と呼ばれるような高校に進学した訳ではありません。駅伝を走るとしても短距離の選手の力を借りなければ出場できないようなチームでしたが、その環境の中で速く走れるように練習していました。上級生になってからは毎日の練習メニューを私が考えていたのですが、その時に大事にしていたのが目標に近づくように計画し、それを実行し、不具合が生じたら修正していくという考え方なのですが、これは今にも生きているような気がします。高校では中学生の時よりも長距離を得意と言えるところまで来ましたが、全国レベルの試合で走ったことはありませんでした。そして引退することになったのですが、どうしても私の中に悔いがありました。「まだ速く走れた」と思うことがあり、「あの時こうしていれば違う結果になっていた」と考えるなど私の中で不完全燃焼の状態でした。そのような状態だったので自分自身が成長したいという思いで、立教大学に進学したと同時に陸上競技を続けさせて頂いています。
以上が男子駅伝チームに所属するまでですが、ここからこのチームで成し遂げたいことについて話します。先程書いたように私は輝かしい成績を持っているわけではありません。そのような私がチームに貢献し、共通目標そして自身の目標を成し遂げるためには自分がどのように目標を設定しその上で努力し、それをどのように結果に結びつけチームにその姿を見せることが出来るかが重要だと思います。私たちは箱根駅伝出場に向けて練習しています。箱根駅伝に出場するためには予選会を突破しなければなりません。予選会は1年に1回しか来ませんので、この1回のチャンスを物にするために練習していくことになります。私がすべきことは「正しい努力」をすることです。ひたすらに努力をしたとしても、努力した結果成果が出ない方向に向かっていたならば、それは修正しなければなりません。大学の陸上競技生活の中で自分が思い描くようなものにするためにも正しい努力を行い、目標に向かう過程を大事にしていきたいと思います。
今のチームは非常に雰囲気が良く、互いを信頼出来ています。一人一人が自己ベストを目指し練習をしています。誰かが自己ベストを出せば、全員で褒めるようなチームです。そのため今のチームに誇りを持っています。このような状況を守りながら、私がそこに加わり前向きな結果を出して互いに目指す目標に向かえるように練習していきます。まだまだこのチームは成長します。その過程を見て頂ければ幸いです。非常に長い文章となってしまいました。最後まで見て頂いた方ありがとうございました。
次回は7月20日、市川大輝(コミュニティ福祉・1年)選手です。来週も是非、お読みください。
マネージャー 豊田桃華
2020/7/6
今回は石鍋拓海(法・3年)選手です。
石鍋選手は前向きに練習する姿が印象的です。また、思いやりがあり後輩からも親しみやすい選手です。
こんにちは。法学部法学科3年の石鍋拓海です。ブログを書くのは初めての経験なので、拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。今回のブログは、私が小学6年生の時に担任の先生から教えていただいた、一つの言葉について書きたいと思います。この言葉は、私が9年間の陸上競技生活で常に大事にしている言葉です。
私は小学生の時は、ほとんどの時間をサッカーのことしか考えていないような天真爛漫なサッカー少年でした。サッカーの影響もあり、ある程度体力の方には自信がありました。私が通っていた小学校では、毎年12月に校内のマラソン大会があり、私は6年時の最後のマラソン大会前に、当時の担任の先生に最後は優勝しようと言われました。どうしたら優勝できるのだろうか。当時の私なりに考えた結果、その次の日から朝早めに学校に行き、サッカーの朝部活練習の前に自主練をするようになりました。自信を持った状態で大会に臨みましたが、結果的には目標であった優勝することはできず、2位という結果でした。ただ、ここでの優勝できなかった悔しい気持ちが、私が中学から陸上競技を始めるきっかけに繋がりました。
そして、そのレース後に担任の先生から大事な言葉を教えていただきました。それは「継続は力なり」です。地道な努力を継続することで、いつかそれが成果となって現れる。当時の私には、この言葉の意味があまり理解できなかったかもしれません。ただ、私自身9年間陸上競技を続けてきて、今はこの言葉の意味は本当に深いものだと感じています。これはあくまで私自身の考えになりますが、この言葉の本当に大事な意味は、ただ単に何かを継続すること以上に、目指すゴールを明確化することにあると思います。まずは具体的なゴールを定めた後で、そこにたどり着くためにどんな方法で継続するかを考える。それから実際に行動に移して、試行錯誤を繰り返すことで、少しずつゴールに向かっていく。この一連のプロセスは人それぞれで異なってくると思います。ただ、どんな人も共通で、このプロセスを自分なりの考えを持って踏んでいくことで、小さな成功が少しずつ積み重なり、次第に大きな成功に繋がっていくと私は信じています。小学6年生時の担任の先生と出会っていなければ、こうした考えに至ることはなかったと思います。
「立教箱根駅伝2024」事業が始まって以来、環境は大きく変化しました。箱根駅伝出場という大きな目標に向けて、紫聖寮の完成、監督やコーチ、トレーナーによるご指導、主務やマネージャーによるサポートなど、本当に恵まれた環境で陸上競技と日々向き合えていると思います。この環境は決して当たり前に存在するものではありません。これは多くの方々のご支援あってのことであり、感謝の気持ちでいっぱいです。そして、同じチームには頼もしい先輩、同期、後輩がいます。残りの競技生活も、立教らしさを忘れることなく、目標に向かって日々努力していきたいと思います。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
来週は7月13日、辻京佑選手(文・2年)のブログです。来週も是非、お読みください。
マネージャー 松本安里奈
2020/6/29
今回は大槻瑛一選手(法・4年)です。
大変な練習の時も落ち着いて、丁寧に練習に取り組んでいる印象の大槻選手。そんな大槻選手の走りに多くの選手が鼓舞されています。
こんにちは。以前須藤君のブログの中で紹介されました、高校時代は帰宅部で大学より長距離を始めました大槻瑛一です。今回は主になぜ私が長距離を始めたのか、そこに至るまでについて話していこうと思います。
長距離を始めた理由は、「走ることが好きだ」ということ、そして「憧れ」があります。私は幼稚園、小学校では主にサッカーをやっていましたが、その中でも足の速さを買われていたこと、また、運動会ではほぼ負けなしで、次第に走ることが好きになっていきました。中学に上がる時には北京オリンピックでのウサイン・ボルトの走りに衝撃を受け、「あんな風に走れたら」と憧れ、そこからは陸上部で短距離を始めました。この頃は短距離をメインでやっていたので、箱根駅伝どころか長距離そのものにほとんど興味はありませんでした。しかし、中学2年生の時に始めて生で箱根駅伝を見に行き、大きな衝撃を受けました。大歓声の中を疾走する選手を見て純粋に「カッコいい」、「走る姿って美しい」と感じました。また、100mを17、8秒で約20km駆けていく能力にも衝撃を受け、「自分もそんな風に走りたい、大学では長距離をやろう」、と思いました。その後高校では諸事情で部活には入れませんでしたが、自己流で練習をし、ようやく入った立教大学でやりたかった長距離を始め、現在に至ります。
正直、入部当初は持ちタイムもなく、練習にはついていけず、慣れない体育会の環境もあり、辞めるか迷うときもありました。また、強化プロジェクトが始まり今まで以上に練習がハードになったことで、時には憂鬱になることもありますが、それでも続けられるのは「走りたい」という気持ちや「憧れ」があるからだと思います。
4年生となり競技生活も残り少ないですが、大学から始めた叩き上げとしてチームに良い影響を与えられるよう精進していきたいと思います。
次回は7月6日、石鍋拓海選手(法・3年)のブログです。来週も是非、お読みください。
マネージャー 奥田陽花
2020/6/22
今回は岸本健太郎選手(経営・1年)です。
兵庫の須磨学園で主将を務めていた岸本選手。
練習は勿論、日常生活においても責任感が強く、真面目で几帳面な姿が垣間見え、部内に良い影響を与えています。
こんにちは。
経営学部経営学科1年の岸本です。今回は、私がこれまで陸上競技を通して学んだことを書いていこうと思います。
私は、中学・高校と本当に仲間に恵まれました。
中学生の時には、全国大会に出場するチームメイトが複数おり、そのお陰か私の専門である長距離のみならず、投擲や短距離など種目をまたいで切磋琢磨しあえていました。毎日ハードな練習であっても、仲間がいることで乗り越えられその結果、県の総体では総合優勝することができました。中学生の期間では、切磋琢磨できる仲間がいれば練習の質も上がり、自分の求めているものに近づくことができるということを学びました。
高校では、本格的に駅伝というものに取り組みました。高校の顧問の先生は、チームに向かって、よく「駅伝は陸上競技のフェイクだ」と語りかけていたのを今でも覚えています。駅伝はただ個人のスキルをアップさせ、個を寄せ集めればいいものではない。そこに、個人がチームに掛ける想いなどが加わり、その集合がただの足し算ではなく、掛け算となって結果に表れる。そう、常々言われてきました。自分なりに理解はしていたつもりでしたが、本当の意味で理解しきれていませんでした。実体験がなかったからです。そして、理解しきれないまま、2年生になる年の春の高校伊那駅伝に出場し、結果は個人で見ると大崩れした選手はいませんでしたが、チームとしては目標から程遠い順位でした。その時に実感したのは個の寄せ集めではなく、チームとして、束として挑まなければ駅伝では勝つことはできないということで、顧問の先生の言っていることがやっと分かった気がしました。そこから、チームメイトとともに、集団を意識して練習に取り組み、当たり前にできることが増えました。また3年時にキャプテンという役職を任され、同級生の仲間がその役割を分担してくれたことで、よりチームがまとまることができました。その年の都大路では、順位は良くなかったものの、チームの大会におけるベストタイムを出すことができました。高校生の期間では、仲間を思いやることで個人としても、集団としても成長していけることを学びました。
中学・高校を通して仲間の大切さ・ありがたさを学びました。しかし、学んだことの中にも、100%消化しきれていないものもあります。それをこれからの生活の中で消化しきれるよう、学び続けていきたいと考えています。
立教大学に入学し2か月が経ちました。箱根駅伝やインカレといった目標に向けて、今も学び続ける毎日です。結果の最大化を目指して、仲間の存在に感謝し共に成長していけたらと思います。
拙い文章になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は6月29日、大槻瑛一選手(法学部・4年)のブログです。来週も是非、お読みください。マネージャー 福井優斗
2020/6/15
今回は大学に入って次々にPBを更新している、黒田航世選手(コミュニティ福祉・2年)のブログです。黒田選手は、入部したての後輩からも慕われる、みんなから愛される存在です。自己分析を活かして練習の質を高める彼の走りには、今後も注目です。
こんにちは。
コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科2年の黒田航世と申します。このような場で自分の考えを発信することは初めてですので、拙い内容になるとは思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
今回は、私が競技をする上で大切だと思っていることについて書いていこうと思います。
それは、常に平常心でいることです。こう思うようになった背景には、私の高校時代の経験があります。少しその時の話をさせていただきます。
私の出身高校は全国高校駅伝の常連校でした。しかし、私が高校3年の時に21連覇が掛かっていた県高校駅伝で別の高校に負け、私の世代で全国高校駅伝の連続出場を途切れさせてしまいました。それまでの連勝記録の20という数字はとてつもなく大きいものだった故に、負けた時はこれまでにない喪失感を味わったことを今でも鮮明に覚えています。
大会が終わり、私は負けた理由を何度も考え続けました。自問自答を繰り返した結果、「勝たなければ」という重圧に押し潰されて余裕がなく、平常心を失っていた為に負けたのではないかという考えに至りました。
相手に意識が向き、ライバル校の選手が記録会等で好成績を残すたびに焦るばかりで、自分達がやるべきことを見失っていたのではないか?
それによって、「勝つ」ことではなく「負けない」ことばかり考えてしまっていたのではないか?
完全に平常心を失っていた。
競技力以前に気持ちの面で劣っていた。
私はそう強く感じ、平常心でいることがいかに大事なことか身をもって感じさせられました。
競技をしている以上、様々な要因から、ベストなパフォーマンスを発揮することが難しい時が必ずあります。例えば、調子が悪いのに結果が求められるレース。この場合、どうしても不調という余計なことに目が向きがちです。しかし本当に強い選手は、そういった余計なことに翻弄されず、常に冷静沈着でいられる心の強さを持っているのです。
先ほどの例で言うと、
調子が悪くても結果を残さなければならない→それなら不調であることを考えている暇はない→今のベストを尽くすしかない
強い選手はこうやって良い意味で吹っ切れることができるのです。
なにも競技だけに言えることではありません。普段の生活の中でも思い通りにいかないことはあります。そういった時も平常心でいることができれば、落ち着いて考えを巡らすことができます。また、他人の助言を参考にしたり、一旦その物事から離れて何か別のことに取り組むことでそこからヒントを得たりなど、平常心でいることで視野が広がり、様々な方法で課題解決の為に行動することもできます。
現在、コロナウイルスの影響で様々なことに制限が設けられ、まさに思い通りにいかない状況と言えます。このような時こそ平常心を忘れずに冷静に行動すれば、この困難な状況を乗り越えられると思います。
ここまで長々と偉そうなことを書きましたが、私自身、まだまだ精神面で他に劣っています。競技者として、そして1人の人間として成長する為に、平常心でいることを心がけてこれからも努力していきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は6月22日、岸本健太郎選手(経営・1年)のブログです。来週も是非、お読みください。マネージャー 豊田桃華
2020/6/8
今回は、加藤大輔選手(経済・3年)です。加藤選手は、メニューを堅実に行う真面目な選手です。自分自身、そして周りに対してもストイックな選手で、その姿によって部内の規律が正されています。
こんにちは。
経済学部経済政策学科3年の加藤大輔と申します。ブログを書くのが初めてのため、拙い文章ではありますがご一読いただけると幸いです。今回は初めてのブログということで、自己紹介も兼ねて今までの私の競技生活について書こうと思います。
幼少期から父親の仕事の関係上、箱根駅伝を毎年現地で半強制的に観戦させられていました。そんな幼少期を過ごしたため、幼稚園の卒園アルバムには既に、「夢は箱根駅伝に出ること」と書いてしまっていたほどでした。中学1年生の時に競技を始め、中学、高校と練習に明け暮れる日々を過ごしていましたが自分の思いとは裏腹に伸び悩んでいました。駅伝の強豪大学に進学できるレベルでもないのに、それでも箱根駅伝の夢が諦めきれませんでした。そこで、当時は非強化校で実績のない私でも4年間競技を続けられる立教大学への進学を決めました。そんな私にとって、駅伝の強化プロジェクトは願ってもないチャンスとなりました。箱根駅伝出場という明確な目標のもと日本のトップランナーである上野監督からの指導を仰ぎ、専門のトレーナーさんによるフィジカル面の強化、長期の強化合宿、男子長距離専用の選手寮など恵まれた環境を整えて頂きました。強豪校に所属した経験がない私にとっては、このような環境がとても恵まれていて、多くのご支援があってのものだと身に染みて感じられます。このようなチャンスを頂けたことに感謝して、残り1年と数か月の競技生活を後悔なく全力でチャレンジしていこうと思います。
次回は6月15日、黒田航世選手(コミュニティ福祉・2年)のブログです。来週も是非、お読みください。マネージャー 松本安里奈
2020/6/1
今回は須藤健介選手(文・4年)のブログです。
須藤選手といえば抜群の行動力が魅力の1つです。競技はもちろんのこと、何事にも妥協せず取り組む姿は、部員に多くの良い影響を与えています。
先に断わっておきます。今回のブログは「想定外」に長いです。なぜなら、今回は「想定外」について語るからです。「想定外」と聞いて、皆様はどのようなイメージを持ちますか。おそらくアクシデントを思い浮かべ、悪いイメージを抱く方が多数だと思います。ですが、私は「想定外」という言葉に愛着を感じています。なぜなら、私の大学生活は「想定外」の連続だったからです。
想定外な大学生活の始まりは大学受験でした。私は某国立大学を本気で目指していました。出身高校が進学校だったので、国立大学に進学することが勝ち組だと当時は洗脳されていました。しかし、センター試験の国語の試験中、事件が起きました。終了1分前にマークミスが判明したのです。あの時の焦燥感や絶望感は一生忘れないと思います。それまで一回もマークミスをしたことがなかったので、まさに想定外のミスでした。ここから「想定外なキャンパスライフ」が始まりました。
さらに私はアクシデントが多い海外への一人旅にハマりました。限られたオフ期間を使って、インドやラオスに一人旅をしてきました。マイナーな国に行ったのは、頼れる日本人がいない環境でどれだけ生きていけるか自分を試したかったからです。例えば、ラオスでは思いつきで国境越えバスを使ってのタイ入国を試みました。滞在時間3時間、出稼ぎの人たちの中に日本人の青年が紛れている光景は、相当怪しかったと思います。現に最初は不法入国を疑われ、入国を拒まれました。近くのトゥクトゥクの運転手にアドバイスをもらい、なんとか入国できたものの、訪れた地域はタイの中でも田舎の方でWifiも無く、迷子になってしまいました。しかし、困っている様子を見かねた現地の住民が声をかけてくれ、事情を話すと善意でバイクの荷台に私を乗せ、目的地まで運んでくれました。この経験からも、想定外なアクシデントが多発する一人旅の方が、現地の人々との出会いや「旅」をしている感覚を味わうことができ、「生きる力」を養えると思います。
部活でも、想定外な出来事が起きました。「立教箱根駅伝2024」事業が突然始動したことです。私は速くないので部を辞めることも考えましたが、滅多にないチャンスだったので学生生活を賭けてみることにしました。上野監督の個々の選手に寄り添った指導のおかげで、高校時代は県大会に行くので精一杯でしたが、関東インカレに出場するレベルまでタイムを伸ばせました。また昨年の箱根駅伝予選会の結果も周囲から見たら想定外なものだったと思います。なぜなら、10000mの平均タイムでは30位だったチームが本番では23位と他の強化校を一気に抜いてしまったからです。もちろん、チーム目標を達成できなかった悔しさはありますが、それと同時に驚きをひそかに感じていました。このような結果を出せたのも、想定外な仲間に溢れたチームであるからだと思います。仲間の中には、高校時代は帰宅部、2年浪人した後に初めて長距離に取り組み、今ではチームに勢いをもたらす走りをする者もいます。各々の「走りの哲学」を皆が認め、刺激を受け合う文化がこのチームには存在します。現在は長期間部活ができていない状況です。ですが、この想定外の状況から秋以降どのような結果につながるのか、個人的には楽しみです。
現在、私は就活中です。今年の就活はまさに想定外の就活です。現に私も志望業界の企業で採用見送りが相次ぎ、思い描いていた未来のビジョンが崩れました。最初はこの状況を悲観していましたが、冷静に状況を捉えると、むしろ自分には追い風なのではないかと考え始めました。やっと想定内の未来から外れることができたからです。当分の間は「変化が多く、想定外に溢れた環境」に身を置き続けるのではないかと予想しています。
昨今のコロナウイルスの影響で想定外なことが多発し、落ち込む時は誰にでもあると思います。ですが、私は学生生活を通して「想定外な事態には必ず、想定外な結果がついてきて、面白い日々を送ることができる」ことを実感しました。このブログが想定外の日々を生きる皆さまの活力になれれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は6月8日、加藤大輔選手(経済・3年)のブログです。来週も是非、お読みください。マネージャー 奥田陽花
2020/5/25
今回は服部凱杏選手(経営・1年)です。
上野監督の母校、長野の佐久長聖高校出身の服部選手。練習では積極的な姿勢を見せる反面、礼儀正しく親しみやすい人柄で、入学早々チームに溶け込んでいます。
こんにちは。
今年から立教大学に入学させていただきました、経営学部経営学科一年の服部凱杏(はっとりかいしん)です。初めてのブログ担当ということで、今回は自己紹介をさせていただこうと思います。
<基本情報>
誕生日:2001年6月20日
→巳年、ふたご座です。
出身:愛知県名古屋市
→これといって何もないですがいいところです。
好きな食べ物:揚げ物、チョコレート
→食べ物全般好きです。甘党です。
嫌いな食べ物:いもけんぴ、バナナチップス
→大学芋とバナナは好きです。
好きなこと:ゲーム、掃除
→ゲームは暇さえあれば大体ずっとやっています。
ミニマリストになりたいと思っています。
<陸上競技>
競技歴:小学校4年生から
出身校:名古屋市立千代田橋小学校→名古屋市立千種中学校→佐久長聖高校→(現在)
→陸上部がある珍しい小学校で走り幅跳びとハードルをやっていました。
中学校に入ってから長距離を始めました。きっかけは体育の持久走です。
種目:800m・1500m・3000m・5000m
→800mの自己ベスト更新が一番の目標です。ハーフマラソンもやっていきたいと思っています。
自分の強み:中・長距離の種目で幅広く対応できるのが自分の強みだと思っています。
<意気込み>
大学生活では、特に学業に力を入れていきたいです。立教大学で学べるという貴重な機会をいただいたので、4年間を必ず実りあるものにしたいです。
競技面では、楽しむことを忘れないことを第一に考えながらも勢いのあるチームの中で埋もれないよう、様々な人と切磋琢磨してチーム目標を達成したいです。気持ちだけ先走って空回りしたり、故障してしまったりするところがあるので、足元をしっかりと見て取り組んでいきたいと思います。そして、レースでは安定して結果が出せるようになり、信頼される存在になっていきたいと思います。
先輩方に比べブログの質が劣っているので、もっと興味深いことが書けるようになっていきたいです。
<最後に>
応援の時は下の名前で「かいしん」と呼んでいただけるとうれしいです!!
次回は6月1日、須藤健介選手(文・4年)のブログです。来週も是非、お読みください。
マネージャー 福井優斗
2020/5/18
今回は、金城快選手(コミュニティ福祉・2年)です。金城選手は、どんな練習メニューにもストイックに取り組む姿勢が印象的です。練習だけでなく様々なことに対して、マクロな視点で見ている彼の発言には重みを感じます。そんな彼が選手、マネージャーのみならず周りに与える影響は計り知れません。
こんにちは。
コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科2年の金城快と申します。ブログなどで自らの気持ちや考えを発信するのは初めてなので、拙い文章になるかもしれませんが、最後までお付き合い頂けると幸いです。
今回は、自粛期間が続く中、私自身が今すべき事は何かを考えた結果について書きたいと思います。
それは、「この期間が明けた後、やりたい事をリストアップして、計画を立てる」事です。これは、修学旅行等、長いスパンをかけて計画を立てるイベントから着想を得ました。この類いのイベントは計画を立てる時がワクワクして楽しかったり、その日が来るのが待ち遠しくてどこか嬉しい気持ちにもなりますよね。そう、そこでこのどこか退屈な日々の中でワクワク感を味わう為、この考えに至りました。
すると、同時に、計画に対して今、すべき事も浮かんできました。例えば、夏にカッコいいカラダで海に行きたい!って男性がいれば、今から少しずつでもいいので筋トレ、食事管理をした方がいいですよね。その様な形で私も計画を実現させる為に、やるべき事が明確になり、不安定になりがちなモチベーションが保てるようになりました。コツコツと来たる日に備えて準備を進めていきたいと思います。
皆さんも、先の見えない日々ではありますが、もし、「何かモチベーションがない。」「自粛で出来ない事が多くて何もすることなくね?」と思う時がありましたら、是非一度、自粛明けの計画を立ててみて下さい!
次回は5月25日、服部凱杏選手(経営・1年)のブログです。来週も是非、お読みください。 マネージャー 豊田桃華
2020/5/11
今回は立教記録を2つ保有する斎藤俊輔選手(観光・3年)です。斎藤選手は、練習前後には先輩や後輩に声をかけるのはもちろん、マネージャーに対しても常に感謝を伝えてくれる選手です。オンとオフを大切にする上野監督の方針を最も体現し、エースとしてチームを牽引しています。
こんにちは。
観光学部観光学科3年の斎藤です。このようなブログを書くことは初めてなのでしっかりとした文章を書けるかどうか不安ですが、頑張って書いていきたいと思います。今回のブログの内容は上野監督が就任されると決まった時の私の気持ちについて少し書いていきたいと思います。
上野監督が長距離の監督になると正式に発表されるまで私や他の選手は知らなかったので、私含め全員が驚きを隠せないと言う感じでした。特に私は自由に楽しく走りたいという気持ちが強く、当時の立教の長距離は前回の増井さんのブログの内容にある通り各々が自分なりの考えを持って活動しており、私も楽しみつつ、考えて練習をするという環境で走れていたので、監督が来るということはそのような環境がなくなってしまうのではないかと思っていたので正直嫌だなと思っていました。まだ1年生だったので今ここで部活をやめても他のことを新たに始めるには遅くないと思ったので、部活をやめようかとも思いました。しかし、今こうして私が立教の長距離の選手として活動できているのは上野監督が立教のスタイルを崩すことなく、選手とのコミュニケーションを大切にして話しやすい環境を作ってくれたことももちろんですが、一番大きな要因は同期がいたことかなと私は考えています。
私たちの代は監督の就任が発表された時、意見が分かれていて、私のような考えを持つ人と強化されることをチャンスと思う人と大きく分けて2つの意見がありました。私の考えと似たような考えを持つ選手とは帰りの電車の中などでも辞めるか辞めないかの話をよくしていました。それでも誰も辞めることはなかったので、私もそれに引っ張られ、辞めることなくここまで続けられました。あの時に誰か1人でも辞めていたら、私も辞めていたと思います。それぐらい大きな変化であり、周りの同期の判断や意見は重要なものでした。当時を振り返ると今の自分があるのは同期がいたからだなと感じています。ひとりで走ったり、練習したりすることが嫌いなので、誰かと一緒に走るということは私が練習する上で重要であり、特に今の時期はコロナウイルスの影響により個人で練習をしなくてはならないので、より一層仲間の大切さを感じています。また、1人になることで仲間がいるということが当たり前ではなく恵まれているということも感じたので、同じチームの仲間、同期に感謝しながら、競技を一緒に頑張っていきたいと思います。
次回は5月18日、金城快選手(コミュニティ福祉・2年)のブログです。来週も是非、お読みください。マネージャー 松本安里奈
選手ブログの初回は男子駅伝チームの主将、増井大介選手(経営・4年)です。増井選手といえば、普段はとてもスマートで、なんでも完璧にこなしているようなイメージ。主将としても、冷静に部員一人ひとりを見て下さっているような、部員からの信頼も厚い主将です。
こんにちは。
経営学部経営学科4年生の増井です。選手ブログの記念すべきトップを任され、何を書こうか迷ったのですが、せっかくなので強化が始まる前の立教大学駅伝チームについて書こうと思います。拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただければ幸いです。
当時の駅伝チームは男女合わせて40名ほどで週4回の集合、メニューや練習場所、時間は最上級生が決めていました。練習当日の体調や狙う試合に合わせて個人単位で設定や本数の調整を行っていました。試合も個人で出たい試合を探して、マネージャーさんに伝えるのが当たり前でした。また、合宿の準備やメンバー選考も選手で行っていました。自分は当時下級生だったので運営に関わることはなかったのですが、当時の最上級生は選手をやりながらも運営を行う大変さがあったのだと思います。
今思い返すと週4回の集合で暇なようにも感じますが、その分ゼミやアルバイトにも力を注いでいたので当時の方が多忙だった気がします。平日ポイント練習が終わった後に20時からバイトに行ったり、学部の課題が終わらず寝不足で練習を行ったりしていました。別に陸上に対する意識が低かったからこのような生活をしていたわけではなく、バイト代を合宿費や遠征費に充てたり、試合の前に寝不足にならないように前倒しで課題を終わらせたりと陸上をするためにこのような生活をしていました。
このような経験を経たからこそ今、大切にしていることが2つあります。
1つ目は自分の考えをしっかりともつこと。現在はメニューを頂くことができるので、そのメニューを全力で取り組めば足は速くなります。しかし、なぜそのメニューを行い、取り組むのかを考えることを放棄すれば、成長はしません。良くも悪くも昔のチームは自分の考えや意図を持たざるを得ないような環境でした。
2つ目は周囲に感謝をすること。ありきたりの言葉ですが、大切なことだと思います。今は寮で生活して、メニューが出て、合宿に行けて、地方のレベルの高い試合に出場ができて、不自由なく陸上競技に向き合うことができています。様々な経験をした自分だからこそ、今おかれてる状況は当たり前ではなく、本当に多くの人の支えによって成り立っていることが身に染みて感じられます。
自分が大切にしている2つのことを「立教らしさ」として次の世代へ伝えることが自分の役割かなと思っています。
次回は5月11日、斎藤俊輔選手(観光・3年)のブログです。来週も是非、お読みください。マネージャー(広報)奥田陽花